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[2024] 韓国旅行に格安で行ける飛行機の選び方。LCC、フルサービス両方からおすすめの航空会社を紹介

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2024/07/19

[2024] 韓国旅行に格安で行ける飛行機の選び方。LCC、フルサービス両方からおすすめの航空会社を紹介

日本から気軽に行ける海外旅行先である「韓国」。

それゆえに旅行先として高い人気を誇り、グルメやコスメ、K-POPカルチャーなど様々な目的に合った渡航需要が存在します。

韓国までは、東京からソウルまでを例に出すと、飛行機で約2時間ほどでたどり着ける近さも大きな魅力です。

ただ近い場所とはいえ、旅の始まりと終わりを過ごす飛行機選びは重要なポイントとなります。

今回は、価格を配慮しながら日韓路線を運航している航空会社をそれぞれご紹介していきます。

韓国旅行の持ち物韓国旅行の予算の確認と合わせて、航空会社を選びましょう。

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

「レンティオ」のフォトグラファー兼トラベルアドバイザー。各カメラ製品系レビューや持ち前の旅行テクニックを伝授する記事を展開

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韓国旅行における飛行機の選択肢

韓国は隣国であることから、東京から沖縄へ行くよりも短い所要時間で行くことができる場所です。

そのため、飛行機の選択肢も直行便が基本となりますが、非常に多くの航空会社が日本と韓国を結んでいる状況です。

大きく分けてFSC(フルサービスキャリア)LCC(格安航空会社)の2つから選ぶことになります。

FSC(フルサービスキャリア)

フルサービスキャリアとは、主に大手航空会社が該当し、日系の航空会社であればJALやANAとなります。

格安航空会社と比較して金額は高めですが、座席指定や機内食、預け荷物などのオプションが全て標準になっていることが特徴的です。

LCC(格安航空会社)

東京からの場合、飛行時間2時間程度の短距離路線となる韓国では、格安航空会社の利用もおすすめです。

実際に日韓路線においては格安航空会社の方が選択肢が圧倒的に多くなっています。

しかし、フルサービスキャリアとは異なりサービスについても選択式であることが多く、最低価格では受託荷物が含まれていないことや、座席指定の不可機内食なしなど違いが出てきます。

韓国旅行におすすめの航空会社

全日本空輸(ANA)

韓国旅行 ANA

日系の航空会社は、日本語が通じるなどの安心感が得られることで海外旅行にはおすすめの存在です。

しかし韓国路線においては、それほど便数が多くないのが現状で、ANAに関しては羽田=金浦線のみの運航となっています。

金浦空港自体は中心街に近いため、アクセス性には優れているのですが、路線自体がビジネス需要を高く意識していることから、運賃が非常に高く設定されていることが多く、価格を抑えた旅行にはおすすめではありません。

それでも東京側、ソウル側ともに都心の近くの空港であることから、時間の節約に有効な手段となります。

  • 羽田=金浦 毎日3往復運航

日本航空(JAL)

韓国旅行 JAL

JALもANAと同様に、ビジネス需要を中心とする羽田=金浦線のみを運航しています。

そのため、価格が非常に高く設定されていることが多く、低予算で利用することは難しい路線となります。

それでも日系キャリアとして日本語が通じる安心感や、ワンワールドのステータスを保有する方にとって特典を活かすことのできる手段となります。

  • 羽田=金浦 毎日3往復運航

大韓航空

韓国旅行 大韓航空

韓国大手の航空会社となる大韓航空は、韓国において歴史ある伝統の航空会社です。

日本路線の運航実績も豊富で、日本の大都市以外にも青森や新潟、小松、岡山、大分、鹿児島といった地方都市からの路線も展開がされており、東京や大阪まで出る必要のない路線網も魅力的です。

使用される機材も小型から大型まで様々ですが、特に成田線や関西線には長距離路線用の機材が投入されることもあることから、フルサービスキャリアらしい機内設備も充実した快適さを体感することができます。

  • 羽田=仁川 毎日1往復運航
  • 成田=仁川 毎日4往復運航
  • 関西=仁川 毎日3往復運航
  • 中部=仁川 毎日2往復運航
  • 新千歳=仁川 毎日2往復運航
  • 福岡=仁川 毎日3往復運航
  • 那覇=仁川 毎日1往復運航
  • 青森=仁川 週3往復運航
  • 新潟=仁川 週3往復運航
  • 小松=仁川 週3往復運航
  • 岡山=仁川 週3往復運航
  • 鹿児島=仁川 週3往復運航
  • 羽田=金浦 毎日3往復運航
  • 関西=金浦 毎日2往復運航
  • 成田=釜山 毎日2往復運航
  • 中部=釜山 毎日1往復運航
  • 福岡=釜山 毎日2往復運航

アシアナ航空

韓国旅行 アシアナ航空

大韓航空日次ぐ韓国の大手キャリアであるアシアナ航空もフルサービスキャリアとしておすすめの航空会社です。

フルサービスキャリアながら他社と比較して低価格で航空券を販売していることも多く、お得にフルサービスらしい充実感を得ることができます。

また、日本各地から路線を就航させており、仙台や宮崎など都市からの路線が存在することで一度東京や大阪など大都市に出ることなく渡航できるのも魅力です。

  • 羽田=仁川 毎日1往復運航
  • 成田=仁川 毎日4往復運航
  • 関西=仁川 毎日4往復運航
  • 中部=仁川 毎日2往復運航
  • 新千歳=仁川 毎日1往復運航
  • 福岡=仁川 毎日3往復運航
  • 那覇=仁川 毎日1往復運航
  • 仙台=仁川 毎日1往復運航
  • 宮崎=仁川 週3往復運航
  • 羽田=金浦 毎日3往復運航
  • 関西=金浦 毎日2往復運航

エチオピア航空

韓国旅行 エチオピア航空

日韓路線の中でも異色の存在であるのが、アフリカのエチオピア航空です。

なぜアフリカの航空会社が日韓路線を運航しているのかと思われるでしょうが、実はエチオピア航空では東京(成田)=ソウル(仁川)=アディスアベバ線を運航しており、東京=ソウル間だけでも利用することができるのです。

フルサービスキャリアであることから、機内食も提供され、価格に関しても他のフルサービスキャリアよりも安く販売されていることも特徴的です。

また、成田発の便において一番遅くに出発することから、仕事後にそのまま利用する様なシーンでも活用できるスケジュールもおすすめポイントです。

  • 成田=仁川 毎日1往復運航

peach

韓国旅行 peach

価格を抑えながら日系の航空会社を利用するのであればLCCがおすすめです。

peachでは、仁川発着で羽田と関西線を展開しています。

羽田線においては深夜発着であるため、韓国の現地滞在時間を最大限にすることができますが、帰国時に羽田到着が0時55分と終電に間に合わない便となるため注意も必要です。

預け荷物が発生する場合は、追加料金が必要になるため、預け荷物を含めた料金で他の航空会社と比較することがおすすめになります。

  • 羽田=仁川 毎日1往復運航
  • 関西=仁川 毎日4往復運航

ZIPAIR

韓国旅行 ZIPAIR

同じく日系でJAL系列のLCCとなるZIPAIRは、数ある日韓路線に就航する航空会社の中でもLCCながら満足度の高い航空会社としておすすめです。

便数の選択肢こそ限られるものの、LCCで使用される様な小型機よりも大型のボーイング787-8が投入されており、客室の空間にゆとりが感じられます。

また、フルフラットになるビジネスクラス相当のシートも追加料金によって指定できることも魅力的で、日付によっては大手のエコノミークラスと同等の価格でこちらのシートを購入することができることもあります。

更に機内Wi-Fiが完全無料で提供されており、2時間ほどの短い路線とはいえ、暇つぶしも自身のスマホで行うことのできる設備の充実具合がおすすめポイントです。

  • 成田=仁川 毎日1往復運航

Air Japan

韓国旅行 Air Japan

2024年2月に誕生したANA系列の新航空会社であるAir Japanも成田=ソウル(仁川)線を運航しています。

系統としては先ほどのZIPAIRに近く、機体は中型機となる787-8を使用しています。

全席にUSBポートが設置されており、コードを持参することで無料でスマートフォンの充電を行うことが可能です。

ZIPAIRとは異なり、インターネット接続は有料となりますが、機内Wi-Fiに接続することで映画などのコンテンツを無料で楽しむことのできるサービスを展開しています。

ANAよりも低価格で利用することができるメリットがあるなど、韓国旅行における新たな選択肢となりました。

  • 成田=仁川 毎日4往復運航(4/28まで週5便運航)

チェジュ航空

韓国旅行 チェジュ航空

韓国のLCCであるチェジュ航空は、常に低価格の航空券を探した際に登場する韓国旅行にはおなじみの存在です。

路線網の幅広さも圧倒的で、日本の地方都市への路線展開も積極的に行われています。

成田、関西、中部、新千歳、福岡、那覇といった主要都市の他、静岡、広島、松山、大分への路線も運航しており、地方在住の方にとっても利用しやすいLCCとしておすすめです。

また、韓国系のLCCならではとなる15kgまでの受託荷物無料もおすすめポイントで、お土産など多めに購入したい方にとって日系のLCCよりも優れているポイントです。

  • 成田=仁川 毎日5往復以上運航
  • 関西=仁川 毎日3往復以上運航
  • 中部=仁川 毎日2往復運航
  • 新千歳=仁川 毎日1往復運航
  • 福岡=仁川 毎日4往復以上運航
  • 那覇=仁川 毎日1往復運航
  • 静岡=仁川 毎日1往復運航
  • 広島=仁川 毎日2往復運航
  • 松山=仁川 毎日1往復運航
  • 大分=仁川 週5往復運航
  • 関西=金浦 毎日2往復運航
  • 成田=釜山 毎日1往復運航
  • 関西=釜山 毎日2往復運航
  • 福岡=釜山 毎日2往復運航

ジンエアー

韓国旅行 ジンエアー

大韓航空グループのLCCであるジンエアーもおすすめの韓国旅行におすすめの航空会社です。

成田、関西、中部、新千歳、福岡、那覇、北九州への路線が展開されており、便によっては大型機となる777-200が使用されることがあります。

2024年5月29日からは、新路線として韓国系の航空会社として初となる下地島=ソウル(仁川)線へと就航を果たし、日本人の旅行客にとっても宮古島周辺でバカンスを楽しんでそのまま韓国旅行へ向かうなどの選択肢の幅が広がります。

ジンエアーにおいても、15kgまでの受託荷物無料となっているので、荷物が多くなる長期間旅行や大量のお土産にも対応できます。

  • 成田=仁川 毎日5往復運航
  • 関西=仁川 毎日5往復運航
  • 中部=仁川 毎日2往復運航
  • 新千歳=仁川 毎日1往復運航
  • 福岡=仁川 毎日3往復運航
  • 那覇=仁川 毎日1往復運航
  • 北九州=仁川 毎日1往復運航
  • 下地島=仁川 週5往復運航(5/29から)
  • 成田=釜山 毎日1往復運航
  • 関西=釜山 毎日1往復運航
  • 新千歳=釜山 毎日1往復運航
  • 福岡=釜山 毎日1往復運航
  • 那覇=釜山 毎日1往復運航

ティーウェイ航空

韓国旅行 ティーウェイ航空

ティーウェイ航空も韓国のLCCとして人気を誇る航空会社です。

他社同様に地方路線への展開も積極的で、成田、関西、新千歳、福岡、那覇、富山、佐賀、熊本への路線を展開しています。

受託荷物についても他社同様に15kgまで無料となっていますが、運賃によってその数値は変化し、一般運賃では20kg、ビジネス運賃では30kgまで預けることができます。

一方でセールなどのイベント運賃では、無料受託荷物がついていないこともあるため、注意しましょう。

直前での購入においても低価格で販売されていることも多く、ふと韓国へと行きたくなった際に筆者もよく利用する航空会社です。

  • 成田=仁川 毎日3往復運航
  • 関西=仁川 毎日3往復運航
  • 新千歳=仁川 毎日1往復運航
  • 福岡=仁川 毎日3往復運航
  • 那覇=仁川 毎日1往復運航
  • 富山=仁川 週2往復運航
  • 佐賀=仁川 週3往復運航
  • 熊本=仁川 毎日1往復運航
  • 関西=釜山 毎日1往復運航
  • 成田=大邱 毎日1往復運航
  • 関西=大邱 毎日2往復運航
  • 福岡=大邱 毎日1往復運航
  • 関西=清州 毎日1往復運航
  • 福岡=清州 毎日1往復運航
  • 関西=済州 毎日1往復運航

エアソウル

韓国旅行 エアソウル

アシアナ航空グループのLCCであるエアソウルは、LCCながらも快適性に定評のある航空会社です。

というのも機体自体をフルサービスキャリアであるアシアナ航空から譲り受けた機体を使用しており、座席もそのままの状態で運用していることから、シートピッチが広いことやパーソナルモニターが装備されているなどのメリットが存在します。(一部例外あり)

路線網は、他のLCCよりも小規模ですが、成田、関西、福岡といった主要都市の他に米子、高松といった地方都市にも路線を展開しています。

エアソウルでも特別運賃を除いて基本的に15kgまで受託荷物が無料となっており、LCCながらも機内の快適性を求められるおすすめの航空会社です。

  • 成田=仁川 毎日3往復運航
  • 関西=仁川 毎日3往復運航
  • 福岡=仁川 毎日2往復運航
  • 米子=仁川 週3往復運航
  • 高松=仁川 毎日1往復運航

エアプサン

韓国旅行 エアプサン

釜山を拠点にするエアプサンは、航空会社名通り釜山への路線が充実している航空会社です。

成田、関西、新千歳、福岡、松山から釜山までの路線が展開されており、他社よりも充実しています。

また、成田、関西、新千歳、福岡からソウル(仁川)への路線も展開されており、ソウル旅行にもおすすめの存在です。

他の韓国LCC同様に15kgまでの受託荷物が無料でついてくる他、A321neoという最新鋭機を導入していることから、新しい機体で電源付きの座席が特徴の一つとなっています。

  • 成田=仁川 毎日2往復運航
  • 関西=仁川 毎日3往復運航
  • 新千歳=仁川 毎日1往復運航
  • 福岡=仁川 毎日2往復運航
  • 成田=釜山 毎日1往復運航
  • 関西=釜山 毎日3往復以上運航
  • 新千歳=釜山 毎日1往復運航
  • 福岡=釜山 毎日4往復以上運航
  • 松山=釜山 週3往復運航

エアプレミア

韓国旅行 エアプレミア

2021年より運航を開始した、韓国の新興航空会社であり、フルサービスとLCCの中間に位置するハイブリッドキャリアであるエアプレミア

日本路線においては、成田=ソウル(仁川)線のみの運航ですが、中長距離路線を中心に展開する会社であることから機材は長距離路線での運航が想定された大型の787-9を使用しており、シートにもゆとりがあることが特徴的です。

ハイブリッドキャリアであることから、LCCキャリアでは提供されない水やお菓子が無料で提供されます。

金額は、タイミングによってLCCよりも低価格で販売されることもあることから、低価格の場合はお得感の高い航空会社となります。

  • 成田=仁川 週6往復運航

エアロK

清州を拠点にするエアロKは、成田と関西から清州への路線を展開するLCCです。

他のLCC同様にBasic料金以上で15kgの受託荷物が無料となっている他、座席指定の追加購入、機内食の事前購入など、基本的なLCCスタイルとなっています。

清州線は、他社のLCCキャリアと比較すると安定している低価格で提供されていることで、安く韓国へと渡航するのにおすすめの手段となります。

また、5月末からは成田=ソウル(仁川)線への就航が計画されており、今後が期待できる航空会社です。

  • 成田=清州 毎日2往復運航
  • 関西=清州 毎日2往復運航

LCCが一番安いとは限らない

非常に多くの航空会社が路線を展開している日韓路線ですが、決してLCCだから一番安いとな限らないことも事実です。

特に繁忙期になるとLCCの値段も高騰し、大手航空会社とほとんど変わらない金額もしくはオプションを追加するとそれ以上の金額になってしまう恐れもあるため、注意が必要です。

最近では、Air JapanやエアプレミアといったLCCとフルサービスの中間に位置するハイブリッドキャリアも誕生していることでますます選択が難しいところですが、基本的には大手航空会社の価格を基準に、低価格や発着時間帯から航空券を決めるのがベストでしょう。

また、直前になって航空券の価格が下がることも珍しくないため、リスキーではありますが、日程に余裕がある場合は、直前まで待ってみるのも良いでしょう。

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旅行で使うスーツケースやカメラはレンタルできる

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海外での通信手段はWi-Fiもおすすめ

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