[2024] 台湾に格安で行ける飛行機の選び方。LCC、フルサービス両方からおすすめの航空会社を紹介

海外旅行初心者でも近場かつ安心して行くことのできる旅行先として人気の「台湾」。

沖縄から少し足を伸ばしただけの距離で辿り着くことのできることから、気軽に行くことのできる海外旅行先であり、このコロナ明けの旅行先として検討されている方も少なくないのではないでしょうか。

今回は、台湾旅行において往復の手段となる飛行機における各航空会社をそれぞれご紹介していきます。

台湾旅行の持ち物、台湾旅行の予算、台北の観光地の確認と合わせて、航空会社を選びましょう。

　

台湾旅行における飛行機の選択肢

FSC(フルサービスキャリア)

受託荷物、座席指定が無料で(一部例外あり)、機内食も提供されるのがフルサービスキャリアです。

日本では、JALやANAが該当し、台湾系キャリアではチャイナエアライン、エバー航空、スターラックス航空が該当します。

台湾旅行においては、他の国よりもLCCの選択肢が少なく、場合によってはLCCとフルサービスキャリアの価格差もあまり大きくないため、フルサービスキャリアを選びやすい傾向にもあります。

LCC(格安航空会社)

受託荷物や座席指定、機内食、飲料など全てで追加料金がかかるものの、必要最小限で低価格を実現するのがLCCの存在です。

日系でもpeachとジェットスタージャパンが台湾路線を展開している他、台湾系ではタイガーエア台湾が存在します。

韓国と比較すると台湾を拠点とするLCCはタイガーエア台湾に限られており、選択肢が少ないことが特徴的です。

日本、台湾以外の航空会社

日本と台湾を結ぶ路線では、日本、台湾以外の航空会社も就航しています。

いわゆる以遠権路線というもので、台湾を経由して最終目的地まで結ばれる路線のことを指します。

香港のキャセイパシフィック航空や、マレーシアのバティック・エア・マレーシア、タイのタイ・ライオン・エアが以遠権路線を運航しており、先ほどの日系、台湾系の航空会社と合わせて利用を検討したい存在です。

もちろん、日本=台湾間のみでの利用も可能となっています。

台湾旅行におすすめの航空会社

全日本空輸(ANA)

日系のフルサービスキャリアとなるANAでは、羽田=台北(松山)線のみを運航しています。

羽田空港、台北松山空港ともに都市部からのアクセスに優れた空港として、移動時間の節約などを行うことのできる路線です。

そして客室乗務員は日本人が大半であるため、日本語が通じる安心感や、機内食においても日系基準の味で提供されることから、はじめての海外旅行などでも安心できる存在になります。

羽田=松山線は、1日2往復787-8で運航されており、価格こそ他社と比較すると大幅に高いものの、安心できる存在と言えるでしょう。

• 羽田=松山　毎日2往復運航

日本航空(JAL)

ANAと同じ日系のフルサービスキャリアであるJALも台湾路線を展開していますが、ANAよりも積極的な路線展開が特徴的です。

ANAでは、羽田=松山線のみであったことに対して、JALでは、羽田=松山線の他にも成田、関西=桃園線も運航しています。

羽田=松山線に関してはANA同様にアクセス性の良さゆえに航空券も高くなっていますが、桃園発着の路線については、他社と比較できるレベルの価格で販売されており、価格面でも候補に入るほどです。

こちらも日系の航空会社として日本語が通じることなど、安心感を得られるおすすめの航空会社となっています。

• 羽田=松山　毎日2往復運航
• 成田=桃園　毎日2往復運航
• 関西=桃園　週4往復運航

チャイナエアライン

台湾の航空会社の中でも一番歴史を誇るのがチャイナエアラインです。

台北の2空港(桃園、松山)両方から日本路線を運航しており、桃園へは成田、関西、中部、新千歳、福岡、那覇、富山、静岡、広島、高松、熊本、鹿児島と日本各地からの路線が充実しています。

松山には、羽田線のみが就航しており、どちらの空港も中心街からのアクセスに優れていることが特徴的です。

使用機材は、地方路線にはA321neoや737-800といった小型機が就航していますが、成田や関西など大都市路線においては、長距離便で使用されている777-300ERやA350-900といったビジネスクラスで優れた快適性を実現した大型機が投入されています。

• 羽田=松山　毎日2往復運航
• 成田=桃園　毎日4往復運航
• 関西=桃園　毎日3往復運航
• 中部=桃園　毎日2往復運航
• 新千歳=桃園　毎日1往復運航
• 福岡=桃園　毎日2往復+週5往復運航
• 那覇=桃園　毎日1往復+週4往復運航
• 富山=桃園　週4往復運航
• 静岡=桃園　週2往復運航(7/2~)
• 広島=桃園　週5往復運航
• 高松=桃園　週5往復運航
• 熊本=桃園　週5往復運航
• 鹿児島=桃園　週2往復運航
• 成田=高雄　毎日1往復+週3往復運航
• 関西=高雄　毎日1往復+週3往復運航
• 那覇=高雄　週3往復運航

エバー航空

チャイナエアラインに並ぶ台湾の大手キャリアとなるのがエバー航空です。

こちらも路線展開は、チャイナエアラインに似ており、桃園、松山の両方空港から日本路線を展開しており、台北(桃園)からは成田、関西、新千歳、福岡、那覇、仙台、小松、松山から、台北(松山)からは羽田線のみの路線となっています。

投入機材についても地方路線はA321が基本となっており、羽田や成田、関西、福岡などの高需要路線においては、787-10や787-9といった長距離路線機材が投入されています。

また、スターアライアンスに加盟していることから、ANAとのコードシェアも展開されており、乗り継ぎ利用などにもおすすめです。

• 羽田=松山　毎日2往復運航
• 成田=桃園　毎日3往復運航
• 関西=桃園　毎日3往復運航
• 新千歳=桃園　毎日1往復運航
• 福岡=桃園　毎日2往復運航
• 那覇=桃園　毎日2往復運航
• 仙台=桃園　毎日1往復運航
• 小松=桃園　毎日1往復運航
• 松山=桃園　週2往復運航
• 成田=高雄　毎日1往復運航
• 関西=高雄　毎日1往復運航
• 福岡=高雄　毎日1往復運航

スターラックス航空

台湾の新興航空会社として2020年より運航が開始されたスターラックス航空は、ラグジュアリーなサービスが魅力的な航空会社です。

使用する機体は全て新造機での導入にこだわっており、清潔感のある新しい機体と充実の最新機内設備を体感することができます。

ワンランク上のサービスが提供されるスターラックス航空ですが、その分、運賃については高めの設定となっており、節約する旅行というよりは、特別な旅行などにおすすめの航空会社となります。

ただ、まさに今勢いに乗る航空会社として、今後更なる路線展開を予想され、チャイナエアライン、エバー航空の大手2社に並ぶ存在になることが期待されています。

• 成田=桃園　毎日3往復運航
• 関西=桃園　毎日2往復運航
• 中部=桃園　毎日1往復運航
• 新千歳=桃園　毎日1往復運航
• 福岡=桃園　毎日1往復運航
• 那覇=桃園　毎日1往復運航
• 函館=桃園　週5往復運航
• 仙台=桃園　毎日1往復運航
• 熊本=桃園　毎日1往復運航

peach

日系のLCCであるピーチは格安台湾旅行における定番の存在となるでしょう。

日本からは羽田、成田、関西、中部、那覇から台北(桃園)、関西から高雄への路線が展開されており、これらの都市の在住者にとっては使いやすい存在と言えるでしょう。

LCCであることから、受託荷物や座席指定、機内食などは有料オプションとなっており、最安料金では何もオプションがついていないため、余計なオプションは省いてとにかく安く弾丸で台湾旅行を楽しみたいという方にもおすすめです。

• 羽田=桃園　毎日1往復運航
• 成田=桃園　毎日2往復運航
• 関西=桃園　毎日2往復運航
• 中部=桃園　毎日1往復運航
• 那覇=桃園　毎日3往復運航
• 関西=高雄　毎日1往復運航

ジェットスタージャパン

こちらも日系のLCCであるジェットスタージャパンも成田、関西から台北(桃園)への路線が展開されています。

どちらの路線も夜行便として運航されており、夜間に飛行機で移動するため、台湾での滞在時間を伸ばすことのできるメリットが存在します。

これらの便を利用することで日帰り台湾旅行も可能となりますが、LCCであるがゆえに座席は狭く、そして台湾までの飛行時間も4時間未満と睡眠を取るにも十分な時間ではないことから、体力に自信のない方にはおすすめではありません。

それでも普通の旅程においても低価格で台湾旅行を行うことのできる一つの選択肢としておすすめの航空会社です。

• 成田=桃園　毎日2往復運航
• 関西=桃園　毎日1往復運航

タイガーエア台湾

意外にも台湾を拠点とするLCCは限られており、こちらのタイガーエア台湾が唯一の存在と言えるでしょう。

価格を抑えた台湾旅行を実現するのであればおすすめの航空会社で、日系のpeachやジェットスタージャパンと比較しても日本各地への就航地の幅が広いことが特徴的です。

台北(桃園)からは、羽田、成田、関西、中部、新千歳、福岡、那覇、仙台、旭川、函館、花巻、茨城、新潟、小松、岡山、高知、佐賀と地方都市を含めた全国各地への路線が展開されており、台湾旅行をより身近にしてくれている存在です。

また、高雄からも成田、関西、中部、福岡、那覇への路線が展開されており、まさに膨大な路線網から選ぶのであればタイガーエア台湾は有力な選択肢になります。

• 羽田=桃園　毎日1往復運航
• 成田=桃園　毎日3往復運航
• 関西=桃園　毎日1往復+週3往復+週4往復運航
• 中部=桃園　週5往復運航
• 新千歳=桃園　毎日1往復運航
• 福岡=桃園　毎日1往復運航
• 那覇=桃園　毎日1往復運航
• 仙台=桃園　週3往復運航
• 旭川=桃園　週2往復運航(6/1~)
• 函館=桃園　週5往復運航
• 花巻=桃園　週2往復運航
• 秋田=桃園　週2往復運航
• 茨城=桃園　週2往復運航
• 新潟=桃園　週2往復運航
• 小松=桃園　週2往復運航
• 岡山=桃園　毎日1往復運航
• 高知=桃園 週2往復運航
• 佐賀=桃園 週2往復運航
• 成田=高雄　週4往復運航
• 関西=高雄　週3往復+週1往復運航
• 中部=高雄　週3往復運航
• 福岡=高雄　週2往復運航
• 那覇=高雄　毎日1往復運航

スクート

シンガポールを拠点とするLCCであるスクートも日本と台湾を結ぶ路線を展開しています。

正確には台湾は経由地として指定されていますが、日本と台湾間だけでも利用することが可能な以遠権路線となっています。

LCCとしては大型の787-9を使用機材として運用しており、A320や737と比較してもゆとりのある客室が特徴的で、4時間未満と短距離路線ながらも快適性に優れています。

また、ビジネスクラス相当にあたるスクートプラスも用意されており、フルサービスキャリアの上位クラスよりも低価格で上位クラスらしい快適性を確保することも可能です。

• 成田=桃園　毎日1往復+週5往復運航
• 新千歳=桃園　週4往復運航

キャセイパシフィック航空

香港を拠点とするフルサービスキャリアであるキャセイパシフィック航空も以遠権路線として、成田/関西/中部=台北(桃園)=香港線を運航しており、日本と台湾間だけでも利用が可能となっています。

価格面では他のフルサービスキャリアと大きく変わることはありませんが、JAL以外で唯一のワンワールドアライアンスメンバーであることから、時間帯の関係からワンワールドステータスを活用したい方が利用するのにおすすめの便となります。

また、この路線では旅行会社でビジネスクラス利用のツアーが格安で組まれる例も過去に多く見られるため、ビジネスクラスでお得に旅をしたい方にとってもおすすめのルートになるため、ツアーから探してみるのも良いでしょう。

• 成田=桃園　毎日1往復運航
• 関西=桃園　毎日1往復運航
• 中部=桃園　毎日1往復運航

バティック・エア・マレーシア

マレーシアを拠点とするLCC、バティック・エア・マレーシアでも以遠権路線として日本と台湾を結ぶ路線を運航しています。

関西、中部、那覇の3空港から桃園への路線と中部=高雄線も運航しています。

機材はいずれも737MAX8を使用しており、最新鋭機材をしていることが特徴的です。

LCCであることから受託荷物、機内食、座席指定などのオプションは全て追加料金が発生しますが、peachやジェットスタージャパンと並ぶ低価格料金を提供しているため、関西地方、中部地方、沖縄地方の方にとっては、候補として検討しておきたい存在になります。

• 関西=桃園　毎日1往復運航
• 中部=桃園　週3往復運航
• 那覇=桃園　週4往復運航
• 中部=高雄　週3往復運航

タイ・ライオン・エア

タイを拠点とするLCCであるタイ・ライオン・エアに関しても以遠権を行使して東京(成田)=台北(桃園)=バンコク(ドンムアン)線を運航しています。

成田には夕方発着のスケジュールとなっていますが、特に帰国便において、夕方着ということで現地での時間を無駄にすることなく、次の日の予定にも影響しない時間に帰国できる存在としておすすめです。

他のLCCと比較すると基本的な運賃自体も高めの日が多くなっていますが、日本での知名度がまだ低い影響か、他のLCCよりも空いている確率も高く、機内が狭いLCCにおいて快適性を確保できる可能性も他社より高いと言えるでしょう。

• 成田=桃園　週5往復運航

日系、台湾キャリア以外にも選択肢あり

韓国同様に日本から距離が近く訪れやすい台湾。

はじめての海外旅行に選ばれる方も多く、行く人の数に比例して航空会社の選択肢も非常に多くなっています。

意外にもLCCの選択肢は韓国ほど多くなく、そもそもの基準となる価格はフルサービスキャリアと大きく変わらないこともあるため注意が必要です。

また、現代としては珍しくなった以遠権路線も日本、台湾間の路線では多く、それらの航空会社を含めて航空券を比較してみることがおすすめです。

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海外での通信手段はWi-Fiもおすすめ

海外でスマートフォンを使う場合、日本からそのままスマートフォンを持って行っただけではインターネットを使用できないこともあります。

キャリアの海外向け通信プランを使用するか、現地用のSIMカードを用意するなどの方法も考えられますが、日本からポケットWi-Fiを持っていくこともおすすめです。

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旅行で使うスーツケースやカメラはレンタルできる

海外旅行に行く場合には国内旅行よりも準備が必要となります。

大型のスーツケースは使用頻度が少ないのに価格も高いため、わざわざ購入するには気が引けるところがあるかと思います。

そんなときにはスーツケースのレンタルサービスがおすすめです。

Rentioでは、大型のスーツケースを気軽にお得にレンタルできるサービスを展開しています。

同時に海外旅行で持っていきたいミラーレス一眼などもレンタルできるため、準備段階での出費を賢く節約することができます。

是非この機会にRentioでスーツケースやカメラをレンタルして、お得に海外旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。

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