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サーキュレーターの電気代は?扇風機やエアコンとも比較!

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aoki.m 公開日2025/05/19
サーキュレーターの電気代_サムネ画像

最近は電気代が高くなり家電を購入する前に、電気代について色々調べている方もいるのではないでしょうか?

これから雨が多くなる季節です。

サーキュレーターを部屋干しや、梅雨の時期に導入しようとしている方は扇風機やエアコンとの電気代の違いも気になりますよね。

今回はそんなサーキュレーターの電気代について扇風機やエアコンとも比較してお伝えします!

電気代の計算

電気代の計算

電気代は以下の計算式で求められます。

電気代の計算式
消費電力(kW) × 使用時間 × 電力供給会社の電気料金単価

消費電力265Wの1時間の電気代を計算すると、まず消費電力の単位がWであればkWにあわせます。

例えば消費電力が265Wの場合は

265W=0.265kW

電気料金単価は電力会社の契約しているプランによるので、参考までに1kWhあたり31円/kWhとして、

0.265kW×1×31=8.215円

1時間あたり約8.2円となります。

サーキュレーターの電気代

サーキュレーターの電気代

サーキュレーターの電気代はモーターによって消費電力が異なります。

モーターの種類はACモーター、DCモーターがあります。

それでは2つのモーターの電気代の違いについてお伝えします!

サーキュレーターのモーターによる電気代の違い

2つのうち消費電力が低くて電気代を抑えられるのはDCモーターです。

DCモーターは、電圧を一定に変換し、電流が一方向に流れる直流電圧を使用しているモーターです。風量を細かく調整可能で、消費電力が低めのため長時間利用しても電気代が安めという特徴があります。

ACモーターは、電圧が周期的に入れ替わり、電流の流れる向きも変化するコンセントのような交流電圧を使用しているモーターです。消費電力は高め、風量調整は大まか、音は大きめですが劣化しにくく壊れにくいというメリットがあります。

DCモーターは消費電力が低めで高性能な分、本体価格はACモーターより高めですが、最近では電気代節約につながるDCモーターのほうが主流となっています。

サーキュレーターの電気代を計算してみた!

今回はアイリスオーヤマのサーキュレーターのDCモーターとACモーターで電気代を比較してみました。

比較したのはこちらの2商品

  • サーキュレーターアイ DCモーター PCF-SDCC15T
  • サーキュレーターアイ ACモーター PCF-SC15T
PCF-SDCC15T PCF-SC15T
種類 DCモーター ACモーター
風量切替 10段階 5段階
対応畳数 24畳 18畳
消費電力(風量最大、首振りあり) 25W 39W
電気代 約0.78円 約1.21円

(※50Hzの消費電力、電気料金単価1kWhあたり31円で計算)

このようにモーターの種類によって電気代が異なります。

対応畳数が広く、風量調整も細かくできるDCモーターのサーキュレーターのほうが消費電力が低いという結果に!
本体価格は高いのですが、一日の使用時間が長いお家、一年中使う予定の方はDCモーターのほうが電気代の節約につながります。

一方、ACモーターは消費電力は多少高いですが、DCモーターと比べて本体価格が安いので、使用頻度が低め、風量調整はシンプルがいい場合はACモーターでも十分だと思います。

扇風機の電気代

扇風機の電気代

ここではサーキュレーターと比較されやすい、扇風機の電気代について調べました。

扇風機は、大きめのファンで風を出して体を涼しくしてくれる冷房器具です。

それぞれ利用目的は異なり、扇風機は人間向けの柔らかく広がる風、サーキュレーターは空気循環向けの直線的な風となっています。

扇風機の電気代を計算してみた!

扇風機もサーキュレーターと同様にDCモーターとACモーターの2種類があるので、電気代をそれぞれ計算してみました!

今回、電気代を比較したのはこちらのシャープの扇風機です。

  • DCモーター PJ-T3DS
  • ACモーター PJ-T3AS
シャープ PJ-T3DS シャープ PJ-T3AS
種類 DCモーター ACモーター
風量切替 8段階 3段階
消費電力(風量最大、首振りあり) 21W 44W
電気代(1時間当たり) 約0.65円 約1.36円

(※50Hzの消費電力、電気料金単価1kWhあたり31円で計算)

やはりDCモーターの扇風機のほうが安い結果になりました。

扇風機の電気代は1時間当たり約0.7円~1.4円です。

扇風機の電気代は?エアコンとも比較!電気代を節約するための方法も紹介 – Rentio PRESS [レンティオプレス]

エアコンの電気代

エアコンの電気代

ここではエアコンの電気代について調べました。

これから暑い時期になるので、冷たい空気を出して部屋全体を冷やしてくれる冷房機能のほうで算出しています。

エアコンの電気代を計算してみた!

エアコンは対応畳数や温度設定、使用時間によって電気代が違ってきます。

今回はパナソニックのエアコンで畳数別3商品の電気代を比較してみました。

  • エオリア CS-225DJR
  • エオリア CS-285DJR
  • エオリア CS-565DJR2
CS-225DJR CS-285DJR CS-565DJR2
お部屋の目安(冷房) 6畳 10畳 18畳
消費電力(冷房) 635W 770W 2280W
電気代(1時間当たり) 約19.68円 約23.87円 約70.68円

(※50Hzの消費電力、電気料金単価1kWhあたり31円で計算)

エアコンは、対応する部屋が大きいほど消費電力が上がり電気代が高くなります。

電気代は1時間当たり約19.7~70.7円でした。

風を送る家電製品で電気代を節約できる家電はどれ?

サーキュレーターの電気代

サーキュレーターや扇風機やエアコンの電気代についてお伝えしてきましたが、この中で電気代を節約できる家電はどれでしょうか?

1時間あたりの電気代が安いのはDCモーターの扇風機

今回、選んだ家電の1時間あたりの電気代をもとに比較してみました!表は上から電気代が安い順にならべたものです。

電気代が安い順 電気代(1時間当たり)
1 扇風機(DCモーター) 約0.65円
2 サーキュレーター24畳(DCモーター) 約0.78円
3 サーキュレーター18畳(ACモーター) 約1.21円
4 扇風機(ACモーター) 約1.36円
5 エアコン6畳 約19.68円
6 エアコン10畳 約23.87円
7 エアコン18畳 約70.68円

結果、DCモーターの扇風機の電気代が安く、次にDCモーターのサーキュレーターとなりました。

エアコンは対応畳数よって消費電力が異なるため、電気代が大きく左右されます。
外気温や設定温度によっても変わるので、設定温度を高めにして風量自動にすると節約につながり電気代が安くなります。

利用目的によって最適な家電が異なるため、涼みたい場合は扇風機やエアコン、部屋干しや空気循環での利用の場合はサーキュレーターなど適したものを選びましょう。

電気代を比較して賢く快適に過ごそう!

サーキュレーター

今回はサーキュレーターの電気代のほかに、扇風機とエアコンの電気代も比較させていただきました!

それぞれの電気代を出して比較すると、どれだけ違いがあるのかはっきりしますね。

今回は筆者が選んだ家電で比較してみましたが、メーカーや機種によって同じ家電の種類でも消費電力は違ってきます。

ぜひ、気になる家電を見つけた時はご紹介した電気代の計算方法をもとにチェックしてみてくださいね。

今回の電気代比較が家電を選ぶ際の参考にしていただけると幸いです。

季節家電はレンタルできる!

季節家電の購入を検討していて使いこなせるか不安という方には、買う前にレンタルするのもおすすめです!

もちろん冬の寒い時期など季節限定でレンタルするのもいいですよね。

カメラ・家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、気になる家電をレンタルしてお家で実際にお試しできます。

実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取ることも可能です。

気になる商品は使ってみて納得して購入したいですよね。まずはお気軽にレンタルをしてみてくださいね!

Rentio[レンティオ] – カメラ、家電、ガジェットのレンタルサービス

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