iPhoneのショートカットを使って日々の作業を自動化・効率化!基本機能やショートカット例、活用方法

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スマートフォンで高いシェアを誇る人気のiPhone。
iPhoneには、日々の作業や操作を自動化・効率化できる便利な「ショートカット」アプリが標準搭載されています。
この記事では、「ショートカット」アプリとは何なのか、「ショートカット」の基本機能や使い方、具体的な活用例までをわかりやすく紹介します。
もくじ
iPhoneの「ショートカット」アプリとは?
iPhoneの「ショートカット」アプリを使用することで、日々の操作を自動化し、複数の操作を「ワンタップ」で実行してくれます。
日常の中で「アプリを開いて操作するのが面倒」「毎日同じ作業を繰り返している」と感じた時には、効率化するショートカット機能が役立ちます。
例えば、下記のような操作をワンタップで実行することが可能です。
例①朝起きたら天気を読み上げ、カレンダーの予定を表示
例②充電が少なくなったら、低電力モードをオンにする
例③家に着いたら音楽を再生、明かりをつける(スマートホームと連携)
上記のように、使用する人やシーンに合わせて自由にカスタマイズすることができます。
「ショートカット」の機能とできること
「ショートカット」でできることとして、主に下記のような機能があります。
①アクション機能
②オートメーション機能
③ギャラリー機能
①アクション機能
ショートカットアプリの「アクション機能」とは、ショートカットを構成する基本的な操作単位のことです。
「カレンダー」「メッセージ」「写真」などの標準アプリの操作に加え、対応する他アプリ(Amazon、ChatGPT、Facebook)やWebサービスの機能を組み合わせて自動化できます。
上写真の「天気」アプリの場合、「天気を表示」「気象状況の詳細を取得」といった各アクションがわかりやすく表記されています。
上写真のように複数のアクションを組み合わせることで、複雑な処理もワンタップで実行することが可能です。
②オートメーション機能
ショートカットアプリの「オートメーション機能」は、特定の条件に応じてショートカットを自動実行させる機能です。
特定の条件には、時間や位置情報、バッテリー残量、特定アプリの起動・終了などがあります。
「朝8時になったらラジオを流す」「アラームを停止したら音楽を流す」「家を出た時にWi-Fiを切る」などの特定の条件を加えることでより柔軟な設定が可能になります。
③ギャラリー機能
ショートカットアプリの「ギャラリー機能」は、既成のショートカットが用意されているページ機能のことです。
ギャラリー内は、「Morning Routine」「Photography」「どこからでも仕事」「何か新しいことを学ぶ」のようにグループでカテゴライズされています。
ギャラリーのショートカットはワンタップで追加が可能で、自分でショートカットを作るのが面倒なときにおすすめです。
iPhoneでショートカットを作成する方法
ここから、実際にショートカットを作る手順や、ギャラリーからショートカットを作る方法、ショートカットをダウンロードする方法を紹介します。
ショートカットの作成手順
1.ショートカットアプリを開く
2.右上の「+」をタップして新規作成
3.「アクションを検索」やアクション候補から「アクション」を追加
4.アクションの順番を整え、「完了」をタップして保存
ギャラリーからショートカットを使う方法
1.下部にあるギャラリータブをタップ
2.カテゴリーに分かれているテンプレートを選択
3.気になるショートカットをタップし、ショートカット一覧に表示されていることを確認
アプリ内の「ギャラリー」には、Apple公式が提供する便利なテンプレートが豊富に用意されています。
カテゴリーごとに分かれているため、見つけやすく追加も簡単です。
ショートカットをダウンロードする方法
ショートカットはギャラリー内から探すだけでなく、ネット上にも公開されています。
「iPhone ショートカット レシピ」「iPhone ショートカット おすすめ」といったキーワードで検索してみることで、さまざまなショートカットをまとめたサイトが表示されます。
各サイトで気になったショートカットを上写真のようにiPhoneにダウンロードすると、自動でアプリが立ち上がり、「+ショートカットを追加」をタップすることで、簡単に追加できます。
おすすめのiPhoneショートカット例10選
ここで、日常的に使用できるショートカット例を10選ご紹介します。
①アラームを止めたら、音楽 or Podcastが流れるショートカット
②今日の天気予報を通知した後に、今日の予定を通知するショートカット
③現在地から目的地までの交通経路を教えてくれるショートカット
④特定の時刻になったらWi-Fiを完全にオフにするショートカット
⑤バッテリー残量が何%になるとWi-Fiをオフにし、低電力モードに切り替えるショートカット
⑥帰宅する時に到着時刻を自動送信するショートカット
⑦スクショした画像にスクショ元のURLを追加するショートカット
⑧知らない番号から電話がかかってきた際、スクショを撮って、スクショから発信元を調べるショートカット
⑨充電中は壁紙を変更するショートカット
⑩今日の振り返りをメモできるショートカット
この中で実際に筆者が日常的によく使っているショートカットは、①と⑦です。
①は朝のアラームを止めたら好きな音楽が流れるオートメーションのため、二度寝の防止につながります。
毎朝同じ曲だと慣れてしまいそうな時は、シャッフル再生にするのがおすすめです。
⑦はスクショを日常的によく使われる方におすすめなショートカットです。
忘れないようにスクショをたくさん撮っても、後から見返した際に元のURLがわからず探し出す手間がかかります。そんな際にQRコードが貼ってあると、そのQRコードを長押しするだけで該当ページをすぐに見返すことができます。
また、③や④、⑤、⑥などのショートカットは、旅行や観光といったどこかへ遠出した時に便利なショートカットで、心配する家族が安心できるのでおすすめです。
iPhone ショートカットの活用方法
Siriとの連携で音声操作も可能
作成したショートカットは、Appleの音声アシスタント「Siri」と連携させることで、音声を使って呼び出すことができます。
下記は、Siriを使ったショートカットの例です。
例①「Hey Siri、出勤準備」で天気・予定・乗換案内を自動で読み上げ
例②「Hey Siri、近くのカフェ」でGoogleMapでカフェを検索
例③「Hey Siri、Chat GPTと会話」でChat GPTを立ち上げて音声会話
上記の内容は、ショートカットアプリ内で、作成したショートカットの名前(「出勤準備」「近くのカフェ」「Chat GPTと会話」)を実行するように伝えると、iPhoneをタップすることなく音声のみで操作が可能です。
待ち受け画面やホーム画面に独立して配置できる
作成したショートカットは、ショートカットアプリ内でタップせずに、ホーム画面や待ち受け画面に独立させて配置することが可能です。
1.iPhoneでショートカットアプリを開く
2.ホーム画面や待ち受け画面に独立させたいショートカットを編集
3.一番上に表示されるショートカット名をタップし、「ホーム画面に追加」をタップ
4.アイコンのタイトル名・色・マークを自由に選択し、右上の追加をタップ
日常的によく使うショートカットは、上記のようにホーム画面や待ち受け画面に配置することで、アプリを立ち上げる一手間が省略できます。
ショートカットが動かない・エラーになる場合の対処法
次に、設定したショートカットが動かない、エラーになるといった際の対処法をご紹介します。
アプリやiOSのアップデート・再起動で解決するケース
ショートカットが正常に動作しない場合、アプリ自体やiOSのバグが影響している可能性があります。以下の対処を試しましょう。
①ショートカットアプリを最新verへアップデートする
②iPhoneを一度再起動する
③最新のiOSにアップデートする
アクセス許可や設定の確認
また、ショートカットで使用するアプリでアクセス許可がオンになっていない場合、正常に動作しない可能性もあります。
連絡先や位置情報、カメラなどのアクセス許可がオンになっているか、ショートカットで使用するアプリ側の設定を今一度確認してみましょう。
ショートカットアプリを活用してiPhoneの使い方をよりスマートに!
この記事では、「ショートカット」アプリについて、基本機能や使い方、具体的な活用例などをご紹介しました。
iPhoneのショートカットアプリは、毎日のルーティンやよく使う操作をまとめて自動化することで、iPhoneの使い方がよりスマートになります。
自身の行動パターンに合わせて少しずつカスタマイズすることも可能で、「日記を書く」「本を読む」などの新しい行動を習慣化していくことも可能になるのではないでしょうか。
ショートカットアプリの活用によって、手動操作にかかる時間を減らし、より快適なiPhoneライフを実現しましょう。
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