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スマートフォンのカメラ性能が進化した現代でも、シャッターを切ったりファインダーを覗いたり、“カメラで撮る楽しさ”を味わいたいという方はいるのではないでしょうか。
そんな中でコダックから登場した「PIXPRO C1」は、レトロなデザインとコンパクトなサイズ感、そして必要十分な撮影機能を兼ね備えたコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)です。
本記事では、「コダック PIXPRO C1」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
「コダック PIXPRO C1」について
 
今回紹介する「コダック PIXPRO C1」は、フィルムメーカー「KODAC(コダック)」から2025年6月21日に発売された「Classic Series」新製品のコンデジです。
 
カラーはブラックとブラウンの2色を展開しており、今回はよりレトロ感のあるブラウンをレビューしていきます。
「コダック PIXPRO C1」の製品スペック
 
「コダック PIXPRO C1」のスペックについては、下記の表をご覧ください。
| PIXPRO C1 | |
|---|---|
| メーカー | KODAK(コダック) | 
| 重量 | 約115g | 
| 本体サイズ | 約10.3 x 6.0 x 2.0 cm | 
| カラー | 2色(ブラック、ブラウン) | 
| センサー | 1/3型CMOSセンサー | 
| 画素数 | 1312万画素(総画素) 1300万画素(有効画素) | 
| 焦点距離 | 3.57mm(35mm判換算26mm) | 
| デジタルズーム | 4倍 | 
| フレームレート | 60fps | 
| 動画撮影 | 1920×1080(フルHD) | 
| ストレージ | microSDHCカード(最大32GB) | 
| バッテリー | 充電式 | 
| 販売開始時期 | 2025年6月21日 | 
| 公式税込価格 (2025年10月現在) | 22,000円 | 
「コダック PIXPRO C1」の外観レビュー
 
「コダック PIXPRO C1」は、フィルムカメラを思わせるようなどこか懐かしいデザインです。
 
薄型で115gという軽量さで、手のひらサイズ感の小型ボディとなっています。
上写真でiPhone 14proと比較してみると、スマホよりも小さく、胸ポケットにもすんなりと収納できるほどの小ささでした。
 
前面のレザー調やゴールドカラーが高級感を演出していて、チープさを感じさせない外観になっています。
コダック PIXPRO C1の特徴4つ
 
続いて、コダック PIXPRO C1の特徴について簡単に4つ紹介します。
①1300万画素と光学4倍ズームを搭載
②2.8型モニターの180度チルト式
③充電式バッテリーを内蔵
④HD画質の動画撮影も可能
特徴①|1300万画素と光学4倍ズームを搭載
 
「コダック PIXPRO C1」の特徴1つ目は、コンパクトながら1300万画素の高解像度センサーと光学4倍ズームを搭載していることです。
風景からポートレート、近づけない被写体でもしっかりと撮影できます。
旅行やイベントなど、幅広いシーンで活躍するスペックを持ち合わせています。
特徴②|180度チルト式の2.8型モニター
 
「コダック PIXPRO C1」の特徴2つ目は、180度チルト式の2.8型モニター搭載という点です。
 
モニターを上げて、手軽に自撮り撮影をすることができます。
特徴③|充電式バッテリーを内蔵
 
「コダック PIXPRO C1」の特徴3つ目は、充電式バッテリーが内蔵されていることです。
同梱されているType CのUSBケーブルで充電が可能です。
これまでのコダックのコンデジは電池式のものも多くありましたが、USB-Cケーブルで充電できるのでカメラやスマートフォンなどの充電器を流用することが可能です。
ただし、本体にバッテリー内蔵のため、予備バッテリーを用意してのバッテリー交換はできない仕様になっています。
特徴④|HD画質の動画撮影も可能
 
「コダック PIXPRO C1」の特徴4つ目は、写真だけでなく、HD(1280×720)画質の動画撮影にも対応していることです。
赤いボタンを押すだけで手軽に録画できる操作性も嬉しいポイントです。
コダック PIXPRO C1の実機レビュー
 
それでは、「コダック PIXPRO C1」の実機を実際に使用してみたいと思います。
コダック PIXPRO C1 同梱物
 
「コダック PIXPRO C1」の箱の中には、本体の他に、USBケーブル(Type-C)、ACアダプター、リストストラップ、かんたん操作ガイドが同梱されています。
コダック PIXPRO C1を実際に使ってみた感想
 
ここから、「コダック PIXPRO C1」を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:持ち運びに便利で、落とす心配なく気軽に撮影できる
 
実際に「コダック PIXPRO C1」を使用してみて感じたことは、持ち運びに便利でスマホで撮影するような感覚で写真撮影が気軽に楽しめたことです。
ボディがあまりに薄くて軽いため、撮影している途中で落としやすいのではないかと懸念がありましたが、上写真でもわかるように©️ボタンの上に6個の凸凹部分が設置されています。
親指を置いても滑らないようになっていて、しっかりとカメラが固定されて落としてしまうような心配が一切ありませんでした。
 
撮影した写真の転送に関しては、専用アプリがないため、iPhone15以降(Type-C)でないとデータ転送ができない点に注意が必要です。
筆者のスマホ(iPhone 14pro)には、残念ながら転送することができなかったため、SDカードをPCに一度取り込む必要がありました。
◯ or △:タイムラグによる手ブレに注意
撮影していて気になった点は、シャッターを押した後にカシャっと撮影されるまで1秒ほどのタイムラグがある点です。
立ち止まらずに歩きながら風景を撮影したりすると、上写真のようにブレが生じます。
 
しっかりと立ち止まり、カメラを固定した状態で撮影されるまで動かさないことで、ブレずにくっきりとした写真が撮影できます。
◯:マクロ撮影でコントラストを楽しめる
 
「コダック PIXPRO C1」では、約10cmまで被写体に寄れるマクロ撮影が楽しめます。
 
道端に咲いている花や草木の細部を美しく撮影できます。
 
花や葉っぱのディテールと後ろで動くブレの対比を楽しむことができました。
◯:作例について【写真】
 
続いて、現像前の静止画(写真)の作例について、いくつか紹介します。
 
曇り空ということもあり、ある程度の白飛びがあるものの、木々の葉っぱの細かなところや緑色のグラデーションが豊かに表現されていることがわかります。
- 1倍
- 4倍ズーム
続いて、1倍と4倍ズームの比較写真です。
ズームして撮影した写真では、鳩の模様や木々の葉など鮮明に映し出しています。
また、モノクロ(4種)・白黒・スケッチ・ネガ・色えんぴつ・セピア色など12種類の多彩なカラーエフェクト機能を搭載しています。
- 白黒
- セピア色
カラーエフェクト機能によって、お手軽にフィルムカメラで撮影したような味のある写真が撮影できます。
◯:作例について【動画】
最後に、ちょっとした動画も撮影してみました。
アーティストのミュージックビデオで見られるようなレトロで味わいのある映像の仕上がりになっています。
手ブレ補正がないため、躍動感のある動画を撮影するのに向いているような印象を受けました。
コダック PIXPRO C1は、レトロかわいいデザインと手軽に撮れる安価な高画質コンデジ
 
コダックの新しいコンデジ「PIXPRO C1」を紹介してきました。
手のひらサイズのコンパクトボディに1300万画素の高解像度センサーを搭載し、日常の一瞬を気軽に切り取れるカメラです。
レトロなデザインが魅力で、軽量で持ち運びしやすいため、旅行先やお出かけにもぴったりの1台ではないでしょうか。
マクロ撮影やカラーエフェクト機能を活用することで、スマートフォンでは出せない味わいのある写真撮影を楽しめます。
「安価でも高画質な写真が撮れるカメラが欲しい」「撮る楽しさをもう一度味わいたい」「フィルムライクな写真を気軽に撮りたい」といった方におすすめなコンデジです。
コンデジはレンタルできる
安価なコンデジとは言っても、買う前にその使い心地を確かめられたほうが安心です。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、さまざまなコンデジのレンタルを提供しており、借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできます。
多数のメーカーおよび製品を取り扱っておりますので、まずはレンタルで試してみてから購入判断をしてはいかがでしょうか。
コンパクトデジタルカメラのレンタル – Rentio[レンティオ]
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