Insta360シリーズでのトラブル対処法を解説!カメラ操作で困った時のヘルプ集
更新日2022/08/01
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機械類にトラブルは付き物です。そして機械ごとに色々な特徴があり、特殊な性能を保有しています。それゆえ独自の設定が必要であったりし、それを知らずに正常に動作しないなどのトラブルが発生することがあります。
今回は最近360度カメラとして人気を集めているInsta360シリーズで起こりうるトラブルをまとめました。Insta360シリーズは最初の段階から特殊なので、この記事が参考になれば幸いです。
もくじ
メモリーカードが認識しない
Insta360を使用するためにはmicroSDカードが必要です。そしてInsta360で使用するためにはスピードクラス規格などの制限があります。Insta360シリーズでは共通して、UHS-I規格が必須条件になっています。SDスピードクラスに関してはCLASS 10を推奨しています。
まずはお使いのmicroSDカードがこの条件をクリアしているかどうかを確認しましょう。
PCでのフォーマットが必要
一般的なデジタルカメラでは、購入したSDカードをそのまま挿入することで使用することが可能ですが、Insta360の場合はその方法では撮影することができません。
Insta360で使用する場合は、一度PCにてカードリーダーでmicroSDカードを読み取り、フォーマットする必要があります。その際ファイルシステムを「exFAT(FAT64)」に指定する必要があります。
そのため旅先などでmicroSDカードを忘れ、慌てて店頭で購入し、カメラ挿入しても認識しないというトラブルに見舞われます。事前準備は十分に行いましょう。
- PCでのフォーマット方法(Windowsの場合)
1.エクスプローラーにて当該メモリーカードのフォルダを開く
2.ツールバーの「ドライブツール」の「管理」をクリック
3.「フォーマット」をクリック
4.「ファイルシステム」の項目から「exFAT」を選択
5.「開始」を押して終了次第フォーマット完了
Bluetoothが認識しない
Insta360 ONEでは、カメラ本体にBluetoothが搭載されています。そして稀にiPhoneやiPadのBluetooth設定画面上にInsta360の文字が一覧に表示されていない場合もあります。
Lightning端子で接続することが一般的なInsta360 ONEですが、せっかくBluetooth機能も搭載されているのに使わないのも勿体ないところです。実際にリモート撮影などでは大きく活躍するでしょう。
ファームウェアを確認する
Insta360 ONEでBluetoothを使用する場合は、2つ確認することがあります。まずは接続するスマートフォン側に入っているアプリが最新版かと、カメラ本体のファームウェアが最新版かどうかを確認する必要があります。
バージョンの確認は、アプリではApp Store。カメラ本体はスマートフォンにつなぎ、「アプリ→設定→Insta360について」で確認することができます。カメラ本体が旧バージョンの場合は、新バージョンへの更新情報が赤く表示されます。
片方でも旧バージョンであると、Bluetoothは認識しないので注意が必要です。
カメラが応答しない
カメラの電源ボタンを押しても反応しない場合もあります。まずはカメラの電池残量がなくなっている可能性もあるので、充電を最初に行いましょう。
リセットを試みよう
充電後もカメラの応答がない場合は、リセットすることで問題を解決できることがほとんどです。電源ボタンを20秒間長押しすることで、カメラは自動的にリセットされ、再起動します。電源ボタン以外では、ピンなどを使用したリセットピンホール(Insta360 ONEのみ)を押してリセットすることが可能です。
スマートフォン側で他に立ち上げているアプリを終了させる
カメラの電源が付いているものの、スマートフォンアプリかの応答がない場合もあります。この場合、スマートフォン側で何らかの障害が発生している可能性もあります。
バックグラウンドなどで他のアプリが動いていると、相性などの問題で応答がなくなる場合があります。この場合、スマートフォン側のアプリを全て終了させ、再びInsta360アプリを起動させてみましょう。
スマートフォンアプリとiOSまたはAndroidを最新のバージョンへと更新する
先ほどのBluetoothの項目でもご紹介しましたが、スマートフォン側のInsta360アプリの更新で改善される場合があります。メーカー側は常にカメラとスマートフォンに対して最適になるようにアップデートを進めているため、アプリやカメラファームウェア関連のアップデートをチェックしておきましょう。
また、OSと呼ばれるiOSやAndroidの更新状況も確認しておきましょう。スマートフォン側のOSバージョンが古いことで、アプリやカメラとの接続が上手くいかない場合もあります。
スマートフォンを再起動させる
カメラ側でのリセット同様に、スマートフォンも一度再起動させてみましょう。
カメラに問題がなくても、スマートフォン側が一時的に問題を引き起こしている可能性もあります。おかしいと思ったら再起動を心がけるようにしましょう。
基本的には上記の方法を試すことで応答の問題は解決することが多いですが、それでも解決しない場合は、オンラインサービスやInsta360メールでの問い合わせをおすすめします。
まとめ
あまりトラブルが起きることのない優秀なカメラですが、事前準備は必要になってきます。特にmicroSDカードのフォーマットでは、PCを使用して実行しない限り永遠に使えないため、大きな弱点と言えるでしょう。
Bluetoothは無くても撮影できますが、スマートフォンに端子で接続することなく撮影ができることは魅力的です。ファームウェアのアップデートはカメラ自体の性能を向上させることもあるので、こまめにチェックしておくことも大切でしょう。
Insta360をレンタル
今回ご紹介したInsta360はRentioにて、最短3泊4日からレンタルすることも可能です。
Rentioでは、Insta360 ONEやinsta360 Nano SなどのInsta360シリーズを幅広く、豊富に取り揃えています。購入前のお試しや、短期間のみのご使用時は是非レンタルサービスをご利用ください。
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