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Insta360 X3と潜水ケースで360度水中撮影してみた!ダイビングで実際に使って注意点と使い方のコツを解説

mari fukuen
mari fukuen

更新日2023/07/18

Insta360 X3と潜水ケースで360度水中撮影してみた!ダイビングで実際に使って注意点と使い方のコツを解説

Insta360 X3」は、360度まるごと撮影できてSNS映えする写真や動画が残せることで人気の360度カメラです。

Insta360 X3は本体が10mの防水仕様になっていて、海や川など水辺のレジャーでも活躍します。さらに50m防水の専用潜水ケースを使えば、ダイビングでの使用も可能になります。

今回はそんなInsta360 X3を使って実際に海で水中撮影をしてみました。水中でどんな動画や写真が撮れるのか、作例とともにお届けします。

ダイビングやシュノーケリングでInsta360 X3を実際に使って気づいた水中撮影の注意点やコツもまとめてご紹介します。


「Insta360 X3」での360度水中撮影

「Insta360 X3」での360度水中撮影

Insta360 X3は、最高5.7Kでの360度動画撮影ができる高画質な360度カメラです。

周囲全方向の映像を高画質で撮れるので、加工や編集をしても十分キレイな動画に仕上がります。

約150gと軽くコンパクトで、旅行やアクティビティに持っていきやすいのも魅力です。

Insta360 X3の商品特徴はこちらで紹介

Insta360 X3をレビュー!インスタ映えしそうな360度動画を撮影してみた感想 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

本体防水性能は10m!ダイビングでは潜水ケース必須

「Insta360 X3」での360度水中撮影 本体防水性能は10m!ダイビングでは潜水ケース必須

Insta360 X3は本体10mの防水仕様なので、潜水ケースをつけなくても水中に持ち込むことができます。

海水浴や一般的なシュノーケリングでは本体のみで問題ありませんが、ドルフィンスイムやスキンダイビングなどで10m以上深く潜る可能性がある場合には潜水ケースを使った方がいいでしょう。

また、ダイビングでは10m以上潜るケースがほとんど。体験ダイビングなどでは5m程度の浅い場所で潜ることもありますが、どの深さまでいくかはポイント次第なので念のため潜水ケースをつけておくことをおすすめします。

専用潜水ケースをつけると50mまで防水可能。水中での光の屈折を補正して継ぎ目の部分を目立ちづらくしてくれるので、よりキレイな水中動画を撮影したい方にもおすすめです。

潜水ケースの使い方

「Insta360 X3」での360度水中撮影 潜水ケースの使い方

こちらがInsta360専用の潜水ケース
銀色のボタンを押すことで、中に入れた本体のボタンが押せるようになっています。

左右のロックを外すとケースの下部がパカっと取れます。

付属の曇り防止シートを仕込んで…

ボタン位置が合う向きで本体をケースに入れます。

左右のロックをパチッとはめたら、準備完了!

手持ちでも良いですが、長く伸ばせる自撮り棒などのアクセサリーがあると水中撮影しやすいです。

アダプターが付属しているので、アクションカメラ用のアクセサリーから三脚兼用タイプまで幅広く対応しています。

「Insta360 X3」で水中撮影してみた!実際の作例がこちら

「Insta360 X3」で水中撮影してみた!実際の作例がこちら

本体とのスマホ接続など準備ができたところで、早速海で「Insta360 X3」を使ってみました

360度カメラを使うと水中でどんな動画や写真が撮れるのか、ぜひご覧ください。

360度動画の作例

こちらは360度動画になっており、画面を触って動かすことができます。(※スマホの方はYouTubeアプリからご覧ください)

ぜひ周りをぐるりと見渡して、まるで今自分が水中にいるかのような感覚で動画を楽しんでみてください!

※なおデフォルト設定が低画質になっている場合があるので、右下の設定から4K画質に変更してもらえればと思います。

こちらの動画では、アオウミガメと遭遇したあと1:10くらいからは魚群に囲まれている様子を撮影しています。
やはりこういったダイナミックな映像は360度撮影の魅力ですよね。

 

アーチをくぐり抜けた先で、ツバメウオの群れに出会えた様子を撮影しました。
暗い洞窟のなかを冒険するワクワク感が伝わってきて、臨場感溢れる360度動画になっています。

 

こちらはクマノミの住処にお邪魔して撮影していたところ、卵を守るために親クマノミがInsta360に攻撃してくる珍しい動画が撮影できました。
大きな口を開けて潜水ケースに食らいついてくる勇敢な姿は、なかなか肉眼でも見られないシーン。360度カメラがあったからこそ残すことができた貴重な映像でした。(クマノミさん、警戒させてしまってゴメンね…

編集で切り出した動画の作例

360度で撮影した動画を編集して通常の画角に切り出した動画もご紹介します。

※こちらもデフォルト設定が低画質になっている場合があるので、右下の設定から4K画質に変更してもらえればと思います。

お食事中のアオウミガメを撮影しました。
この子は相当お腹が空いていたのか、カメラをかなり近づけても逃げることがなくむしゃむしゃと海藻を食べ続けていました

360度撮影できるので、カメラの向きが多少ずれていても被写体を捉え続けた動画に編集できるのは便利ですね。

編集で切り出した静止画の作例

360度で撮影した動画を編集して静止画を切り出すのも楽しいですよね。

こんな感じで良いシーン珍しい画角水中での自撮りを写真に残すことができます。
「Insta360 X3」で水中撮影してみた! 編集で切り出した静止画の作例

「Insta360 X3」で水中撮影してみた! 編集で切り出した静止画の作例
「Insta360 X3」で水中撮影してみた! 編集で切り出した静止画の作例

ワイドな超広角写真を切り出せるのも水中360度撮影の魅力です。
「Insta360 X3」で水中撮影してみた! 編集で切り出した静止画の作例
「Insta360 X3」で水中撮影してみた! 編集で切り出した静止画の作例

生き物と自分が入ったシーンなども撮るのはなかなか難しいので、写真に残せると良い思い出になります。
「Insta360 X3」で水中撮影してみた! 編集で切り出した静止画の作例

Insta360 X3があると写真や動画のバリエーションが増えるので、思い出を振り返るときも楽しめますね。


「Insta360 X3」で水中撮影を試してわかった注意点やコツ

「Insta360 X3」で水中撮影を試してわかった注意点やコツ

実際にInsta360 X3で水中撮影をしてみると、使いづらさを感じる点や注意すべき点もわかってきました。

今回の水中撮影での実体験をもとに、Insta360 X3での水中撮影前に知っておきたい注意点や撮影のコツについて解説します。

短尺動画をたくさん撮るのがおすすめ

Insta360 X3での水中撮影時は、静止画ではなく動画での撮影がおすすめ。静止画で残したい場合でも、後から良いシーンを切り取っていくらでも加工や編集ができます。

また、動画撮影は1回1~2分程度、長くても5分程度におさめておくのがおすすめです。

Insta360 X3の連続動画撮影は最大81分までとなっていますが、長回しで撮影していると本体が発熱して撮影を停止してしまうことも。
SDカードの容量を圧迫したり撮影後の編集が大変になったりと、360度動画の長回し撮影にはデメリットが多いので短尺で動画を撮影しておくのが良いでしょう。

潜水ケースの安心感は大きい

「Insta360 X3」で水中撮影を試してわかった注意点やコツ 潜水ケースの安心感は大きい

Insta360 X3は防水仕様とはいえ、やはり海の中にそのまま持ち込むのはなんとなく不安…。どうしても水没が心配になってしまいます。

また、レンズがむき出しのカメラなので、岩場やサンゴの近くを通るときにはレンズが傷ついてしまうことも不安の種でした。

その点、潜水ケースがあれば水没やレンズ破損の心配はなく、安心してダイビングやシュノーケリングで使えました。

水中での映像確認は潜水ケースがあるとできない

Insta360 X3にはモニターがついていますが、撮影した映像を確認するにはタッチパネルでの操作が必要となります。

そのため潜水ケースをつけたままの確認にはスマホ接続が必要になるのですが、水中では当然スマホを使えないのできちんと撮れているかどうかの確認は陸に上がってからになります。

めったに出会えない生き物との遭遇シーンなどを撮り逃してしまうと悔しいので、少ししつこいかな?と思うくらい多めに撮影しておくようにしましょう。

ケースの写り込み・継ぎ目のゆがみが気になるシーンも

「Insta360 X3」で水中撮影を試してわかった注意点やコツ ケースの写り込み・継ぎ目のゆがみが気になるシーンも

Insta360 X3の潜水ケースの写り込みや継ぎ目のゆがみにも注意が必要です。

ケース側面の継ぎ目部分は自動で補正されるとはいえ完璧ではなく、若干ゆがんだように写ってしまいます
360度カメラだからどこを向いていても被写体が入るはず!と思って撮影すると、継ぎ目のゆがみにかかってしまって失敗するかもしれません。

撮りたい被写体がある場合は、必ずレンズを被写体に向けて撮影するようにしましょう。

ケースの小傷や発熱による曇りに注意

「Insta360 X3」で水中撮影を試してわかった注意点やコツ ケースの小傷や発熱による曇りに注意

潜水ケースは傷がつきやすく、岩やサンゴにぶつかると小さな傷がついてしまいます。
小傷があると光の当たり方によっては映像に映り込んでしまうこともあるので、エントリー・エキジット時や浅瀬を泳ぐ際は特に注意して持ち運ぶようにしましょう。

また、Insta360 X3を連日使用する場合などは中に水分が入ってしまうと、本体の発熱によりケースが曇ってしまうことがあります。
曇り防止シートを入れていても水温との温度差で曇ってしまうことがあったので、なるべく乾燥させた状態で使う・水中では発熱させないよう短時間の撮影にすることなどに注意すると良いかもしれません。

ワイド撮影向きでマクロは苦手

Insta360 X3は360度の超広角撮影ができるので、水中の雰囲気や魚群の迫力、ダイナミックな大物の撮影などに最適なカメラです。

広角なので思ったよりもかなり近づいて撮影することを意識すると、迫力のある動画に仕上がります。

また、逆にInsta360 X3はマクロや小さい魚を単体で撮影するのは苦手分野となります。
小さな魚やウミウシなどを撮影したいなら、マクロ性能の高い防水カメラのほうがおすすめです。

Insta360 X3と防水カメラの2台持ちが最強

マクロに弱い360度カメラの弱点をカバーするなら、理想はInsta360 X3と防水カメラの2台持ち

被写体によってカメラを使いわけることで、思い通りの写真や動画を残すことができますよ。

ダイビングにおすすめの防水カメラは、オリンパスのTG-6です。ダイバーならぜひご検討ください!


詳しくはこちらの記事で解説していますので、ご覧ください。
ダイビングに最適な水中カメラの選び方と予算別おすすめ6選!防水カメラ,GoPro,360度カメラ,どれを選ぶ? – Rentio PRESS[レンティオプレス]

まとめ:Insta360 X3で360度水中撮影を楽しもう!

まとめ:Insta360 X3で360度水中撮影を楽しもう!

今回ダイビングやシュノーケルでInsta360 X3を使ってみて、いつも以上にたくさん楽しい海での思い出を残すことができました

Insta360 X3があることで撮影できる映像の幅がグッと広がるので、海や川でのアクティビティが好きな方には間違いなくおすすめのカメラです。

ただし、Insta360 X3での水中撮影には「水中ならでは」の注意点もたくさんあります。使う前にしっかり確認して、楽しい水中の世界を360度撮影してみてくださいね


360度カメラで水中撮影するなら気軽にレンタルもおすすめ

360度カメラで水中撮影するなら気軽にレンタルもおすすめ

360度カメラに防水ケース、自撮り棒、SDカードなど、すべてを購入してそろえようとするとかなり高額になってしまいます。

旅行のためにはりきって購入したけど、それきり使う機会がない…なんて、よくある話ですよね。

360度カメラを気軽に試してみたい方は、まずはレンタルしてみてはいかがでしょうか

カメラレンタルのレンティオなら、Insta360や防水ハウジングを送料無料でお得にレンタルできます。

レンタルの方法や価格について、詳しくはこちらからチェックしてみてくださいね。

[レンタル] Insta360 X3 360度カメラ 潜水ケースセット|中古・点検済み・保証付き – Rentio[レンティオ]
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