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話題の360度カメラの選び方とおすすめ機種20選 [2018年版]

公開日 最終更新日
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話題の360度カメラの選び方とおすすめ機種20選 [2018年版]

話題の360度カメラ。以前までは持っているだけで物珍しがられるような製品でしたが、最近ではInstagramをはじめとするSNSでも360度カメラを利用して撮影された映像を頻繁に目にするようになってきました。

今では国内外含めてあらゆるメーカーが続々と新機種を発表し、その競争に拍車がかかっています。競争が激しくなるにつれて、良い製品がリーズナブルな価格で手に入ることになります。我々エンドユーザーからしてみればとてもありがたい話ですね!

さて、そんなたくさんのメーカー、機種がひしめく360度カメラのマーケットですが、多くのコンセプトの商品が次々と登場し、初めての人にはどれを購入したら良いのかわかりにくい状況になっていることも事実です。

この記事では、そんな360度カメラの選び方とおすすめ機種をご紹介いたします。なお360度カメラにはプロが使うようなハイエンド機種や、手に入りにくい海外モデルの品なども多くあります。今回は、日本国内で一般的な人でも手に入る機種に絞ってご紹介したいと思います。

全天球と半天球

360度カメラを選ぶ前に、ひとつだけ理解しておくべきポイントがあります。それは「全天球」か「半天球」なのか、という点です。

全天球カメラ

まず全天球カメラは前後に1枚ずつ、計2枚のレンズを搭載しています。1枚のレンズがそれぞれ片面をカバーし、2枚のレンズの映像を合成することで360度、天から地までを撮影できる仕組みです。なお、全ての方向をカバーしているため撮影方法を工夫しないと必ず撮影者や三脚が映像内に映り込むこととなります。

ニコン製の全天球カメラの図が分かりやすかったのでお借りしました。

全天球カメラの図解

出典 : http://www.nikon-image.com/

半天球カメラ

反面、半天球はレンズが1枚だけの機種がほとんどです。カメラの水平方向360度と、あとは地球儀の上半分しか撮影しません。

こちらもKodak SP360の図解がわかりやすかったのでお借りしています。

出典 : http://www.maspro.co.jp/

どちらが優れているかとかそういう話ではないのですが、360度カメラの中でもこんな分類ができる点は理解しておくと機種選びがスムーズに進むのではないかと思います。

360度カメラで撮影できる作例集

実際に360度カメラはどのような映像や画像が撮影できるのか?気になる方も多いと思います。

ここでは実際に360度カメラで撮影された作例画像をご紹介していきます。


THTEA撮影 at Hong Kong International Airport – Spherical Image – RICOH THETA

こちらは香港国際空港近郊の山の山頂にて撮影した360度画像です。

この山自体はあまり標高が高くないのですが、このように視界が開けた状態の撮影では、壮大な雰囲気を伝えることが可能です。


Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

街中などのビルに囲まれた環境でもおすすめです。先ほどの開放感とは違い、巨大な建造物が乱立する様子を360度カメラで写すと、建造物の存在感に圧倒されるでしょう。

このように画角にとらわれず、360度全方向を写すことができることが360度カメラの特徴です。

360度カメラのおすすめ機種

さて、ここからは実際に市販されている360度カメラの中でもおすすめの機種をご紹介してゆきます。

ここで言う「おすすめ」とは、日本国内で入手できて価格とスペック、使いやすさのバランスがある程度とれているものを挙げています。海外でしか買えなかったり、極端に高価なものなど、一般の方に手が届きにくいものについてはここでは紹介しません。

[1] RICOH THETA SC

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お手頃価格で気軽に使える360度カメラとして人気を集めているのがRICOHが販売するTHETA SCです。

ポケットに入るサイズというコンパクト性を実現したボディには、両面にレンズが搭載されており、この2つのレンズを使って撮影を行います。

また、スマートフォンと連携することでリモート撮影やスマートフォン内への画像の取り込みが可能で、スマートフォンアプリは簡単操作を実現する完成度の高いアプリです。

後ほど上位モデルであるTHETA Vもご紹介しますが、THETA SCの方がお手頃価格で気軽に楽しむ、旅行などにもおすすめな360度カメラとなっています。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 5376×2688
  • 動画品質 : Full HD 30fps(最大5分)
  • メモリ : 8GB内蔵
  • 撮影時質量 : 約102g
  • 備考 : アプリの完成度が高い

THETA SCの製品レビューはこちら

定番のリコー製360度カメラに新製品RICOH THETA SCが登場!従来品との違いを検証 – RentioPress

[2] RICOH THETA V

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RICOH THETAシリーズのフラッグシップとして2017年9月に発売した360度カメラです。外観や構造は他のTHETAシリーズと大きく変わりませんが、ソフトウェアや機能面で様々な改善点が見られます。

静止画撮影についてはTHETA SC、THETA Sとほとんど変わりませんが、動画撮影の性能が大きくあがりました。4K 30fps撮影ができるのに加えてライブストリーミング機能が搭載されています。

またスマホとの連携にも改善が加えられ、これまではTHETA本体とスマホはWifi接続しかできなかったものが、Bluetoothとの常時接続にも対応。カメラ起動時のもたつく感じをなくしてスピーディーに撮影からSNSへのアップロードまで可能になりました。

ただその分本体重量は重くなり、価格も高価になっています。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 5376×2688
  • 動画品質 : 4K(3840×1920) 30fps
  • メモリ : 19GB内蔵
  • 撮影時質量 : 約121g
  • 備考 : 4Kライブストリーミング

THETA Vの製品レビューはこちら

RICOH THETA Vを実写レビュー!話題の高性能360度カメラを細部まで徹底検証 – RentioPress

[3] RICOH THETA S

リコー
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続いてはRICOH THETA Sです。360度カメラの火付け役とも言えるRICOH THETAシリーズの代表的なモデルです。

知名度も普及している台数も多いため、360度カメラに興味のある方なら見たことある方も多いのではないでしょうか。Instagram等のSNSとも相性が良く、撮影した映像も目にしたことのある方は決して少なくないことと思います。

RICOH THETAの一番の良さは、その扱いの手軽さにあげられます。

ボタン1つで撮影できる手軽さに加えて、スマホアプリの完成度も高く、撮影後は簡単にスマホからSNSへアップが可能です。またアプリからクラウドへ直接360度画像をアップロードし、閲覧可能なURLを発行できるのも特長の一つです。撮影してすぐにLINE等でシェアすることができます

映像を保存するためのSDカード等もいらないので本体を購入すればすぐに撮影ができてしまうのがRICOH THETAの魅力です。

また旧製品のRICOH THETA m15と比べても高画質で、撮影範囲の広い360度でありながらキレイな画質での撮影が可能となっています。


Katia – Spherical Image – RICOH THETA

↑こんな映像をサクッと撮影&ウェブに埋め込みやシェアできるのがTHETAシリーズの強みですね!

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 5376×2688
  • 動画品質 : Full HD 30fps(最大25分)
  • メモリ : 8GB内蔵
  • 撮影時質量 : 約125g
  • 備考 : アプリの完成度が高い

[4] RICOH THETA 初音ミクモデル

こちらはTHETA SCをベースにしたモデルですが、カメラデザインを人気キャラクター「初音ミク」に特化しています。

こちらの初音ミクモデルは、初音ミクの10周年を記念し、THETA SCとコラボレーションしたモデルになります。撮影すると映像上に初音ミクが表示されます。

カメラ本体のデザインや撮影時の効果以外にも、スペシャルシャッター音や初音ミクのイメージカラーを纏った特製ケース、ドッグタグ型キーホルダーなど特典も沢山なので、初音ミク好きにはたまらないモデルとなっています。

こちらは限定3,939モデルとなっているので、お早めに。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 5376×2688
  • 動画品質 : Full HD 30fps(最大5分)
  • メモリ : 8GB内蔵
  • 撮影時質量 : 約102g
  • 備考 : アプリの完成度が高い

[5] RICOH R Development Kit

リコーではTHETAシリーズに属さない360度カメラも存在します。

こちらのRICOH Rは、24時間連続のライブストリーミングを可能とすることを最大の特長として挙げられます。

THETAシリーズとは違い、持ち歩き用というよりは定点観測などで360度を常に写す用途で使用することを目的としています。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : –
  • 動画品質 : 1920×960(120fps)
  • メモリ : –
  • 撮影時質量 : 125g
  • 備考 : 24時間連続ライブストリーミング撮影

[6] Insta360 ONE X

2018年10月20日に発売となったInsta360シリーズの最新モデルInsta360 ONE Xは、これまでのメインモデルであったInsta360 ONEより画質などの基本性能はもちろん、専用アプリなどによる拡張性も意識された最新モデルです。

最高動画記録画質は5.7K30fpsと、この携帯型360度カメラとしては最高クラスの動画画質を実現しています。

また、専用アプリによる連携性にも優れており、撮影後により魅力的な映像作品へと仕上げるための編集機能が充実しています。

今後は360度カメラとしての表現性を最大限に活かすためのアクセサリー類も随時発売される予定で、360度カメラのメリットを最大限に活かせるおすすめモデルです。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 6080×3040(18MP)
  • 動画品質 : 5760×2880(5.7K30fps)
  • メモリ : microSD
  • 撮影時質量 :115g
  • 備考 : 撮影後も楽しめる専用アプリによる編集機能

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Insta360 ONE X 実写レビュー!手ブレ補正効果が分かる沢山の作例から最新360度カメラを徹底解説 – RentioPress

[7] Insta360 ONE

insta360 ONEはinsta360nano、insta360Airのメーカーから2017年8月に発表された360度カメラです。裏表にレンズが2枚搭載された一般的な見た目の360度カメラですが、他の360度カメラにない大きな特長を備えています。

撮影者を異なる角度から撮影したような「バレットタイム撮影」ができるのが最大の特長です。公式PVが公開されているのでご紹介させていただきます。バレットタイムは1:35あたりで紹介されています。

仕組みとしては、カメラ本体にセルフィースティックやヒモを取り付けておき、カメラを回しながら撮影するといった仕組みです。映像内に映り込んだセルフィースティックを自動で消してくれるというのも一役買っていますね。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 6912×3456
  • 動画品質 : 3840×1920(4K30fps)
  • メモリ : microSD
  • 撮影時質量 : 82g
  • 備考 : バレットタイム撮影

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Insta360 ONEレビュー!数ある360度カメラで注目を集めるその理由とは? – RentioPress

[8] Insta360 Nano S

Insta360
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2018年1月8日に発売となったInsta360シリーズの新製品である「Insta360 Nano S」

Insta360 Nano Sは、既にシリーズで存在するInsta360 Nanoの後継機として発売が予定されているモデルです。単体での360度映像の撮影はもちろん、Lightning端子に接続することでiPhoneのディスプレイ上に映し出しての撮影も可能です。

Insta360 Nanoから強化した性能は、4K動画撮影に対応したことが第一にあげられます。画質面ではInsta360 ONEで7K画質を実現しているため、シリーズ最高ではありませんが、4Kという近年の標準画質を実現しています。

また、新機能では「360度ビデオチャット」が搭載され、360度映像をチャット上で配信し、受信者はスワイプすることで360度映像を楽しめるという機能です。受信側はInsta360を保有している必要性はありませんが、お互いが360度映像を配信できたら面白そうですね。その他にもInsta360 Nanon Sアプリを経由してLINEやFacebookなどを利用した360度映像配信も可能としています。

Insta360 ONEではじめて搭載された360度映像内から2Dの動画を作り出す「フリーキャプチャ機能」は、Insta360 Nano Sでも搭載されています。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 6,272×3,136
  • 動画品質 : 3,840×1,920(4K30fps)
  • メモリ : microSDカード
  • 撮影時質量 : 66g
  • 備考 : –

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Insta360 Nano Sを人気観光地でレビュー!他の360度カメラにはないメリットを徹底解説 – RentioPress

[9] Insta360 Nano

Insta360
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レンズ2枚搭載型で、ちょっと変わったコンセプトの全天球カメラがInsta360 Nanoです。カメラに直接Lightningコネクタが付いており、iPhone6以降に直接接続して360度映像が撮影できます。Wifi接続の手間無しに撮影できるという点が最大のメリットです。

小さく軽く、手軽に撮影でき、お値段今回紹介している360度カメラの中でもかなり安い部類に入る予算感。iPhoneを利用している方で、かつ予算を抑えつつ360度カメラを楽しみたい!という方にはおすすめできる機種となっています。

反面画質はちょっと頼りない3K(3040×1520)です。画質が悪いというわけではないのですが、他のカメラが高画質化してきているため比べるとちょっと見劣りする数値、というのが印象です。

サンプル動画があったのでご参考までにどうぞ!

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 3040×1520
  • 動画品質 : 3040×1520(30fps)
  • メモリ : microSDカード
  • 撮影時質量 : 73g
  • 備考 : –

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Insta360 Nanoレビュー!RICOH THETAの対抗馬となるか – RentioPress

[10] Insta360 Air

先程のInsta360 Nanoと同じメーカーの全天球カメラがInsta360 Airです。コンセプトとしてはInsta360 Nanoと同じく、スマホのコネクタに直接挿して使えるタイプの全天球カメラとなっていますがこちらはAndroid端末用です。(NanoはiPhone専用)Insta360 Airには、「マイクロUSB対応」と「USB Type-C対応」で分かれているため、どちらのタイプのAndroidを持っているかチェックが必要です。

外観は大きく異なり、スティックタイプのInsta360 Nanoと比べてAirのほうはとても小さな球状の形をとっています。また重さは30グラム未満ととにかく小さく軽いのも特長のひとつです。またスマホ接続型の利点として、スマホからの電気を利用するため充電無しに使える点、画像の保存先も直接スマホに映像を保存できる点もメリットですね。

画質はInsta360 Nanoと同様、ちょっと頼りない3K品質となっていますが2万円で購入できるお手軽プライスが魅力の360度カメラです。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 3008×1504(3K)
  • 動画品質 : 2560×1280(30fps)
  • メモリ : –
  • 撮影時質量 : 26.5g
  • 備考 : 一部機種で3008×1504の3K動画が撮影可能

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[11] KanDao QooCam

2018年8月に日本国内販売が開始された360度カメラKanDao QooCam。

通常の360度撮影以外にも3D 180度撮影に対応したカメラです。カメラのボディを90度に曲げることが可能で、この操作を行うことでモードの切り替えを行うことができます。

ボディに3つレンズが搭載された360度カメラは珍しく、2つのモードを切り替えて楽しむことができる新鮮味のある360度カメラです。

  • タイプ : 全天球&3D 180度撮影
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 4320×2160
  • 動画品質 : 3840×1920 / 30fps, 3840×1920 / 60fps, 1920×960 / 120fps
  • メモリ : microSDカード(最大256GB)
  • 撮影時質量 : 170g
  • 備考 : 4K 360度撮影と3D 180度撮影が行える

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最新360度カメラ「KanDao QooCam」実写レビュー。VRと3Dの撮影を1台のみで実現 – RentioPress

[12] GoPro Fusion

GoPro(ゴープロ)
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2017年9月の発表から半年の時を経てようやく発売となったGoPro Fusion。

元々アクションカムで有名なメーカーでしたが、新たなジャンルへの挑戦として初の360度カメラを発売しました。

5.2Kの動画撮影や、脱ジンバルを掲げたスタビライゼーション機能は注目の性能です。しかしmicroSDカード常時2枚挿入や対応スマートフォンが少ないなど、ハード面で少々不満を感じる点もあります。

大きさも他社製の360度カメラと比較すると大きめかつ重い本体です。高画質を求めるのであればおすすめですが、対応している端末の少なさから、撮影後に困るケースも出てきそうです。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : 5m
  • 静止画品質 : 18MP
  • 動画品質 : 5.2K(5228×2624) 30fps、3K 60fps
  • メモリ : microSDカード×2
  • 撮影時質量 : 220g
  • 備考 : メモリーカード2枚必須、対応デバイスの確認に注意

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最新360度カメラ「GoPro Fusion」最速レビュー!使って感じたメリットとデメリット – RentioPress

[13] KeyMission 360

ニコン製の360度カメラです。こちらもレンズを2枚搭載した全天球型のカメラとなっています。この商品の大きな特長は、防水タイプのアクションカメラであることです。

水深30メートルまでの水中をはじめ、防塵、耐寒、耐衝撃性能も備えているため多彩なアクションシーンを360度映像で撮影することができます。アクションカメラですので、どちらかと言えば静止画よりも動画撮影をメイン用途に想定して作られています。

ダイビングや登山、スカイダイビングの際にKeyMission 360で撮影すればきっととてもおもしろい360度動画が撮影できるでしょう。

なお、本体のほとんどの部分をレンズが占めていますので、撮影時にはカメラグリップ等のマウントがあったほうが望ましいですね。手持ち撮影だと、映像の大部分にカメラを持つ手が写り込んでしまいます。

これは今後の改善を希望する点なのですが、製造元のニコンにノウハウが少ないせいか、スマホアプリの完成度が今ひとつです。カメラとの接続がうまくいかなかったり、操作性に難が残りますので慣れるまではちょっとストレスを感じるかもしれません。

ハード面(カメラ本体)の完成度はカメラメーカーの雄であるニコン製だけあってとても良い仕上がりとなっています。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : 30m
  • 静止画品質 : 7744×3872(30M)
  • 動画品質 : 3840×2160(4K UHD)
  • メモリ : microSDカード
  • 撮影時質量 : 約198g(レンズプロテクター、電池、メモリーカード含む)
  • 備考 : 防水、防塵。アプリの完成度がイマイチ
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ニコンの360度カメラKeyMission360レビュー!他の360度カメラとの違いを検証 – RentioPress

[14] Kodak 4KVR360

コダック
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SP360 4Kの後継モデルとして登場した4KVR360です。SP360は半天球でしたが、こちらはレンズを前後に2枚搭載した全天球タイプとなっています。外観はニコンのKeyMission360と似ていますね。

スペック的にもKeyMission360と似ていますが、画質面と防水性能で劣っており、軽さで優れているといった印象です。またカメラグリップとしても使える小型の簡易三脚が付属しているのはポイント高いです。

ハード面は完成度高い印象がありますが、2018年1月現在もリリース当初の不安定なアプリは改善されず撮影したファイル一覧を開こうとすると固まってしまうなど、難点があります。発売から間もなく1年が経過しますが、アプリの細かい部分以外の修正は無いようです。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : 防滴
  • 静止画品質 : 7360x3680
  • 動画品質 : 3840×1920(24fps)
  • メモリ : microSDカード
  • 撮影時質量 : 約156g
  • 備考 : アプリの完成度が残念

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Kodak製全天球カメラPIXPRO 4KVR360を解説&レビューします! – RentioPress

[15] Kodak SP360 4K

SP360 4Kは、先程紹介したKeyMission 360と同じ360度アクションカメラです。

KeyMission360との大きな違いは、レンズを1枚しか搭載していない半天球カメラである点です。360度、天から地まで撮影できる全天球カメラと異なり、地球儀で言う北半球部分しか撮影はできません(厳密には垂直方向に235度)なお、全天球撮影したい場合にはSP360を二台組み合わせることで可能となります。

ソフト面、ハード面ともに充実しており、ハウジング(防水プラスチックケース)や多彩なマウント、2台を組み合わせて使うダブルマウントなどオプション品をはじめ、パソコン用、スマホ用アプリもあるので映像編集も柔軟にできるのも特長です。

なお、本体は防滴(多少の水滴はOKだが水中はNG)ですが、上述の通りハウジングが別売りであるため装着することで水中の映像撮影も可能です。

気軽に360度映像を撮影したい方向けというよりも、本格的な360度ムービー撮影、編集をしたい方によりマッチしそうな製品という印象です。

  • タイプ : 半天球
  • 防水性能 : 防滴
  • 静止画品質 : 2880×2880
  • 動画品質 : 2880×2880(30fps)
  • メモリ : microSDカード
  • 撮影時質量 : 約102g(カメラ本体のみ)
  • 備考 : マウントやソフトウェアが充実

Kodak SP360 4Kの製品レビューはこちら

高画質360度アクションカメラ「Kodak SP360 4K」を徹底解説 – RentioPress

[16] 360fly 4K

従来機であった360flyのスペックを一回り強化したモデルが「360fly 4K」です。製品名もそっくり、外観もそっくりなこの2機種ですが、スペック的にちょっと物足りなかった360flyを大きく上回り、今回紹介する機種の中でもかなり高いスペックを持った360度カメラとなっています。

防水性能も10メートルまでとなり、ちょっとしたシュノーケリングやダイビングであれば本体をそのまま水の中に持ち込んでもOKです。

また目を引くのが動画の撮影性能と大容量の内蔵メモリです。2,880×2,880(30fps)での動画品質はSP360 4Kと並び、今回紹介したカメラの中でもかなり画質の高い部類になります。さらに64GBの大容量内蔵メモリもとても心強いです。

利用シーン等はあるかもしれませんが、360flyと360fly 4Kではどうしても4Kタイプのほうがおすすめできる機種と言えそうです。公式のプロモーションムービーがありましたのでご紹介しておきます。

  • タイプ : 半天球
  • 防水性能 : 10m
  • 静止画品質 : 3,456×3,456
  • 動画品質 : 2,880×2,880(30fps)
  • メモリ : 64GB内蔵
  • 撮影時質量 : 172g
  • 備考 : 防水、防塵、耐衝撃

360fly 4Kの製品レビューはこちら

簡単にVR動画が撮影できる360度カメラ 360flyは撮影も使い方も簡単! – RentioPress

[17] 360fly

球体状の目を引くデザインの半天球カメラが360flyです。

防水/防塵のタフ性能、スマホ/PCアプリの機能が充実している傍ら、静止画撮影ができないなど割り切った性能となっています。アウトドアでちょっとした360度動画を楽しみたい方にマッチしそうな製品ですが、ある程度使う方を選びそうな印象も否めませんね。

なお、この360flyのスペックを一通り強化したモデルが前述の「360fly 4K」です。

  • タイプ : 半天球
  • 防水性能 : 1m
  • 静止画品質 : –
  • 動画品質 : 1,504×1,504(30fps)
  • メモリ : 16GB内蔵
  • 撮影時質量 : 142g
  • 備考 : 防水、防塵、耐衝撃

[18] カシオ EX-FR200 (生産終了製品)

カシオ製の360度カメラがEX-FR200です。残念ながらカシオは2018年5月にデジタルカメラ事業から撤退することを発表しており、今後は在庫のみでの販売となります。

こちらのEX-FR200は、他の360度カメラとの大きな違いとして、分離式の液晶ディスプレイを搭載しています。

この液晶のメリットとしては、撮影している映像をリアルタイムに確認できるという点があげられます。そんなの当たり前と思うかもしれませんが、この記事で紹介している他の360度カメラは、液晶ディスプレイを搭載していません。そのため撮影している、あるいは撮影した映像を確認するためにはスマホ等のデバイスに接続する必要があります。

また本体だけでなく液晶コントローラ部も水滴対応となっているため、ちょっとした水であれば気にせずに撮影できるのも良い点ですね。

なお、カメラを2台用意しておけば全天球映像も撮影可能です。さらに1台のコントローラで2台のカメラを操作することも可能ですので、拡張性に富んだ製品と言えそうですね。

  • タイプ : 半天球
  • 防水性能 : 1.5m
  • 静止画品質 : 3888×3888
  • 動画品質 : 3840×2160(30fps)
  • メモリ : microSDカード
  • 撮影時質量 : 約238g(コントローラ含む)
  • 備考 : 防水、防塵、耐衝撃

カシオ EX-FR200の製品レビューはこちら

カシオから360度カメラ「EX-FR200」が登場!その実力をチェック – RentioPress

[19] Samsung Galaxy Gear 360

サムスンのギャラクシーシリーズの360度カメラがGear 360です。2016年中頃に登場した旧Gear 360の後継モデルで、今回紹介しているのは2017年6月発売の最新のGear 360です。

商品としては、前後にレンズを2枚、ハンドル部で構成されていてRICOH THETAと似たフォルムをとっています。デザインは好き嫌いが分かれそうですね。

また2万円代で購入できるコスパも魅力的で、機能面もそれなりにまとまっており総合力高めの商品という印象です。

RICOH THETAと比べた場合、アプリの完成度が若干劣りますが、長時間持つバッテリーや最大256GBのSDカードを使える点など、拡張性では優れていると言えそうです。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 5472×2736
  • 動画品質 : 4096×2048(24fps)
  • メモリ : microSDカード
  • 撮影時質量 : 約130g
  • 備考 : –

Samsung Galaxy Gear 360の製品レビューはこちら

2万円代で買える最新360度カメラ、Galaxy Gear 360(2017)を徹底レビュー! – RentioPress

[20] Garmin VIRB 360

GPS機器や自動車、航空機に関する製品を開発している米国企業である「ガーミン」。

同社が開発する360度カメラ「VIRB 360」では、最大解像度5.7Kを実現しています。

伝統の技術を活かしてVIRB 360にはGPSやGLONASS、気圧計、加速度計などのセンサーが内蔵され、データとして表示することができます。

VIRB 360は、アウトドアスポーツなどの活発なスポーツでも活躍するモデルです。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : 10m
  • 静止画品質 : 5640×2816
  • 動画品質 : 2880×2880(5.7K)
  • メモリ : microSDカード
  • 撮影時質量 : 約160g
  • 備考 : –

機種一覧

今回ご紹介した360度カメラのスペック一覧を表にしてみます。360度カメラ選びの参考になれば幸いです。

機種名タイプ防水静止画品質動画品質メモリ撮影時質量
RICOH THETA SC全天球5376×2688Full HD 30fps(最大5分)8GB内蔵約102g
RICOH THETA V全天球5376×26884K(3840×1920) 30fps19GB内蔵約121g
RICOH THETA S全天球5376×2688Full HD 30fps(最大25分)8GB内蔵約125g
Insta360 ONE X全天球6080×30405760×2880(5.7K30fps)microSD115g
Insta360 ONE全天球6912×34563840×1920(4K30fps)microSD82g
Insta360 Nano S全天球6272×31363840×1920(4K30fps)microSD66g
Insta360 Nano全天球3040×15203040×1520(30fps)microSD73g
Insta360 Air全天球3008×15042560×1280(30fps)26.5g
Kandao QooCam全天球+3D180度4320×21603840×1920 / 60fpsmicroSD170g
GoPro Fusion全天球5m18MP5.2K(5228×2624) 30fpsmicroSD×2220g
KeyMission 360全天球30m7744×3872(30M)3840×2160(4K UHD)microSD約198g
4KVR360全天球防滴7360x36803840×1920(24fps)microSD約156g
SP360 4K半天球防滴2880×28802880×2880(30fps)microSD約102g
360fly 4K半天球10m3456×34562880×2880(30fps)64GB内蔵172g
360fly半天球1m1504×1504(30fps)16GB内蔵142g
EX-FR200半天球1.5m3888×38883840×2160(30fps)microSD約238g
Gear 360全天球5472×27364096×2048(24fps)microSD約130g
VIRB 360全天球5640×28162880×2880(5.7K)microSD約160g

選び方のポイント

さて、ざっと360度カメラをいくつかご紹介させていただきました。今回は360度カメラのおすすめ機種を紹介するというコンセプトだったので、1台1台の紹介は比較的薄めです。ですがポイントを絞ってご紹介しておりますので、要点さえしっかり押さえることができればこの情報からでもニーズにぴったりの機種を選べるのではないかと思います。

機種選びの大きなポイントは3点。「1. 主目的が静止画撮影なのか動画撮影なのか」という点と、「2. 全天球/半天球か、」それと「3. 防水機能の有無」です。

機種によって主用途が静止画なのか動画なのかによってカメラ本体やアプリの作りが異なっており、これがずれているとそのカメラの性能をフルに発揮できないことにつながります。またアウトドアでカメラをよく使う方にとっては防水、防塵、耐衝撃性能は必須かもしれませんが、街中使いがメインであればあまり必要ないかもしれません。

全天球か半天球かという点ですが、全天球のほうが目を引く映像を撮影できることから、SNS等で360度カメラを活用したいのであれば全天球カメラのほうが「いいね!」をたくさんもらえるかもしれませんね。

それを踏まえると、360度カメラを気軽に楽しみたいのであればRICOH THETA SC、Insta360あたりがおすすめです。リーズナブルな価格ながらスマホアプリとの連携機能も便利で、SNSとの相性も◎なのがポイントです。

ダイビングや登山など、アウトドア中心に楽しみたいのであればKeyMission 360、EX-FR200、360fly 4Kあたりでしょうか。クオリティの高い映像制作ならSP360 4KやGoPro Omniあたりが選択肢にあがってきそうですね。

最後に

以上となります。360度カメラはまだ新しいジャンルで、どのメーカーもまだまだ試行錯誤の真っ最中です。そんな背景もあり、同じ360度カメラというジャンルでありながら様々な外観、機能の製品が登場していますね。スマートフォンと連携すると使いやすくなるモデルや、その逆もありますが、360度カメラの世界はこれからどんどん広がっていくものと思われます。

多様性を極める360度カメラ。機種選びにも色んな機能がポイントとなってきます。購入前に機能を十分理解したうえで、ニーズにマッチした製品を選べるようにしたいですね。

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さて、Rentioでは今回ご紹介した360カメラをはじめカメラ、家電、最新のガジェット類を3泊からレンタルしています。まずは試してみたい製品、短期間だけあれば良い製品など、良ければレンタルも検討してみてください!

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