RICOH THETA SC2実写レビュー。はじめての360度カメラにおすすめできるRICOH THETA最新モデル
更新日2023/01/27
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身の回り360度全てを1枚の映像や画像に仕上げる360度カメラ。
近年ではGoogle mapにおける「ストリートビューモード」などで360度画像を身近に楽しむことができるようになりました。
今回はそんな360度カメラの中でも人気シリーズである「RIOCH THETA」より新発売となったTHETA SC2を実際に使用してレビューを行っていきます。
もくじ
はじめての360度カメラにおすすめ「THETA SC2」
2019年に新たな360度カメラとして誕生した「RICOH THETA SC2」。
これまで伝統的に360度カメラの開発を行ってきたRICOH THETAシリーズから初心者向けの360度カメラとして誕生しました。
非常に小型・軽量のボディながら、高品位の360度映像や画像を撮影することができ、操作性も非常に簡単であることから「はじめての360度カメラ」にもおすすめできるモデルです。
話題の360度カメラの選び方とおすすめ機種20選 [2020年最新版] – Rentio PRESS[レンティオプレス]
人気360度カメラ「THETA SC」の後継機
今回ご紹介しているTHETA SC2の従来機としてTHETA SCというモデルが存在しました。
RICOH THETA SCを実写レビュー。はじめての360度カメラにおすすめのお手軽モデル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
THETA SCもはじめての360度カメラにおすすめできるコンセプトを基に開発されたモデルですが、上位モデルと比較すると画質や内蔵メモリーの容量など、大きく差が開いている状況でした。
後継機THETA SC2では、従来モデルから初心者向けとしての便利な機能を受け継ぎながら、撮影性能を向上させた後継機に相応しいモデルとなっています。
外観レビュー
ここからはTHETA SC2の実機を使用して、レビューを行っていきます。
まずは、デジタルカメラとして気になる携帯性や、デザインなどの外観面を実機写真とともに解説していきます。
手のひらサイズで気軽に持ち運び可能
THETA SC2では、従来モデルTHETA SCで実現していた小型・軽量・薄型ボディを継続して採用しており、幅45.2mm×高さ130.6m×奥行き22.9mmのサイズを実現しています。
数字だけ見ると想像しにくいかと思いますが、上の写真のように手のひらに収まるほどのサイズを実現しており、持ち運びに関して負担になることはありません。
少し外に出て撮影したときには、ズボンやジャケットのポケットに入れて歩くことができるほど、携帯性に優れたサイズを実現していると言えるでしょう。
全4色のカラーバリエーションから選べるデザイン性
THETA SC2では、お好みに合わせて4色のカラーバリエーションから選んで購入することができます。
「ピンク」「ブルー」「ベージュ」「ホワイト」から選ぶことができ、ツヤのある質感が特徴的と言えます。
ツヤのある質感によって、従来モデルTHETA SCのカラーバリエーションよりもはっきりとしたコントラストが特徴的で、「女性のネイル」をコンセプトにしたデザインです。
性能レビュー
ここからはカメラとしての性能面に迫るレビューを展開していきます。
実際にTHETA SC2を使用して撮影した作例を基に、最新の初心者向け360度カメラの実力をご紹介していきます。
4K動画撮影に対応
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
従来モデルTHETA SCでは、最大の映像記録画質がFull HDでしたが、今回ご紹介している最新モデルTHETA SC2では、4K画質での動画撮影に対応しています。
4Kでの撮影に対応したことから、映像のファイルサイズも増加します。
それに伴って内蔵メモリーも従来の8GBから14GBへと増量し、ファイルサイズに大型化にも対応しています。
難しい操作を必要としないシーンに合わせたプリセット機能
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
THETA SC2では、新機能として撮影シーンに合わせたプリセット機能を搭載されています。
プリセットは「顔モード」「夜景モード」「車窓モード」の3つから選ぶことができ、顔モードでは、セルフィー撮影に合わせて自動的に明るめの露出補正やノイズリダクションにより、顔をより美肌に魅せてくれるモードです。
夜景モードでは、複数の画像を合成することでダイナミックレンジの幅を広げることができ、電光掲示板など暗い環境下で一部だけ光量が増加した場合にも対応します。(※三脚使用が前提の機能)
車窓モードでは、車内と窓の外の景色など、明暗差の大きいシーンにおいて明るい部分の白飛びを防ぎ、暗い部分の黒つぶれを防いでバランスの良い写りを実現するモードです。
車や飛行機、電車、バスなどの乗り物内だけでなく、似たようなシチュエーションが生じやすい展望台などの撮影においても活躍する機能です。
撮りたい瞬間にすぐ撮影できる即写性
街を歩いていてシャッターチャンスだと感じた瞬間に撮影することができなければ、理想の画にはなかなかたどり着かない問題があります。
そのようなとき、カメラのレスポンス性能で大きな差がつくため、カメラにおける即写性能も重要視すべき点と言えるでしょう。
THETA SC2では、電源を入れてから約1.5秒で撮影体制が整うことで、従来モデルより起動が早くなりました。
電源を入れた瞬間すぐに撮影というのは難しいですが、360度カメラという複雑なハード面を保有しているカメラでは、非常に起動速度に優れていると言えるでしょう。
撮影したあとはスマートフォンからすぐにシェア
THETA SC2では、従来通りスマートフォン用の専用アプリを使用することでカメラとスマートフォンを連携することができ、撮影操作の他、スマートフォンへの画像や映像の取り込みも可能としています。
近年では、撮影してすぐにSNSへとアップロードできるような連携性も求められており、THETA SC2では、SNSとの連携性も強く意識されたモデルとなります。
また、編集用アプリ「THETA+」を使用することで、撮影した画像や映像の加工も行うことができ、作品として仕上げるための過程も非常に充実しています。
[保存版]RICOH THETAの使い方。接続から撮影まで初心者にもわかりやすく解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
製品仕様表
モデル名 | THETA SC2 |
---|---|
発売日 | 2019年12月13日 |
有効画素数 | 約1200万画素 |
静止画解像度 | 5376×2688 |
動画解像度 | 4K(3840×1920) |
最高ISO感度 | 静止画:3200 動画:6400 |
最高シャッタースピード | 静止画:1/25000秒 動画:1/25000秒 |
動画フレームレート | 29.97fps |
360°空間音声記録 | – |
ライブストリーミング | – |
リモート再生 | – |
Bluetooth | – |
ジャイロセンサー | – |
外部インターフェース | microUSB |
内蔵メモリー | 約14GB |
外形寸法 | 45.2mm(幅)×130.6mm(高さ)×22.9mm(奥行き) |
質量 | 約104g |
アプリケーション | iOS/Android/PC |
360度の世界をより身近に
「360度カメラに興味はあるけど実際どのような撮影ができるのか分からない…」という方は少なくないと思われます。
今回ご紹介してきたTHETA SC2は、まさに360度カメラの世界を気軽に体感するのに適したカメラと言えるでしょう。
持ち運びに楽な携帯性、自分の好みに合わせて選ぶことができるデザイン性、小型ながら高画質記録を可能とする撮影性能など、はじめての360度カメラとしてベストな選択肢になることは間違いありません。
お試しレンタルもおすすめ
今回ご紹介してきたTHETA SC2をはじめ、気になる360度カメラはまずお試しでレンタルされることもおすすめです。
Rentio(レンティオ)では、RICOH THETAシリーズをはじめ。様々な360度カメラシリーズを豊富なラインナップから選んでレンタルすることが可能です。
少しだけ試してみたいという方や、気になるモデルを購入前に実力を試してみたいなどの短期間のレンタルサービスがおすすめです。
ぜひこの機会にRentioで360度カメラをレンタルして、旅行などに持ち歩いてみるのはいかがでしょうか。
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