動く被写体におすすめ一眼カメラ5選!AF性能と連写性能で見極めるカメラの選び方
更新日2024/07/03
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写真撮影ではさまざまな被写体が存在しますが、その中でも一風変わった撮影スタイルになるのが「動きもの」の撮影です。
動体撮影とも呼ばれますが、動くものを撮影するため、カメラを振りながら撮影することとなります。
今回はそんな動きものの撮影に特化したおすすめカメラをご紹介していきます。
もくじ
動きもの撮影で必要な性能
動くものといっても色々なパターンがあります。動きが一定方向に早いものや、遅いもの。動きが予測できるもとできないもの。
しかしそのどれもがこれからご紹介する性能に大きく関わってきます。
AF性能
AF性能とはオートフォーカスの性能を意味します。
自動でピントを合わせる機能になりますが、動きものの撮影は先ほどご紹介した全てのパターンで重要になる項目です。
どれだけ瞬時にピントを合わすことができるか、どれだけ正確にピントを合わすことができるのか、動きがある被写体だからこそAF性能は最も重要なポイントになります。
連写性能
一眼カメラにはシャッターボタンを押し続けることで連続的にシャッターを切ることができる「連写機能」が搭載されています。
そして連写の速度はカメラによって大きく異なり、近年発売されたカメラの平均としては5コマ/秒~8コマ/秒。
そして連写速度は1コマ/秒違うだけでも大きな差が出て、連写速度が遅いほど決定的瞬間を逃しやすくなってしまいます。
逆に連写速度が速いほど、瞬間的に撮影できるコマ数が多いので、決定的瞬間をモノにしやすいメリットがあります。
動きもの撮影でおすすめカメラ
基本的に動きものの撮影ではAF性能と連写性能に注目してカメラを選ぶことになります。
しかし性能が上がるほど価格も高騰するのが事実です。
今回はコストパフォーマンスの面でも良好な選択となる動きものに適したカメラをご紹介していきます。
1. Canon EOS 7D mark II(※生産終了)
キヤノンから販売されているEOS 7D mark IIは、まさに動きものの撮影に特化したカメラと言えるでしょう。
実際に飛行機という動きものを撮影する私からも大変おすすめできるカメラです。
もともとEOS 7DシリーズはAF性能と連写性能に定評のあるシリーズです。
今回2代目となったmark IIでは、オールクロス65点AFセンサーを搭載し、高精度かつ広範囲で被写体にピントを合わすことができます。
そして連写性能の面でも初代で最高約8コマ/秒を実現していましたが、2代目のmark IIでは、最高約10.0コマ/秒を実現しています。
10コマ/秒以上の連写性能を保有しているカメラは決して多くのカメラが保有している性能ではないため、貴重な存在となります。
Canon EOS 7D mark II実写レビューはこちら
Canon EOS 7D Mark II 実写レビュー。高速AFや高速連写の実力を徹底検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
2. Nikon D500(※生産終了)
ニコンのD500は、キヤノンのEOS 7D mark IIのライバル機種として2016年4月に発売された同社DXフォーマット(APS-Cフォーマット)の最上位モデルです。
D500発売前まではAPS-Cフォーマット機はD7000番台が最上位モデルでしたが、D500というAPS-Cフォーマットでの最上位モデルが登場したことでEOS 7D mark IIにも対抗できるようになりました。
数字上の性能で見るとEOS 7D mark IIを圧倒しています。
測距点153点のAFシステムは広域かつ高密度のAFポイントとなります。連写性能に関しては約10コマ/秒とEOS 7D mark IIと同等を実現しています。
一つ問題をあげるとすればEOS 7D mark IIよりも高価であることです。しかし2020年4月現在で価格は少しずつ下降傾向にあります。
3. SONY α6600
ソニーでは一眼カメラの中でもミラーレス一眼の開発に力を入れています。こちらのα6600もミラーレス一眼カメラとして販売されているモデルです。
先ほどまでの一眼レフカメラとは違い小型軽量のボディも特長の一つです。その姿はまるでコンパクトデジカメのようですが、性能として一眼レフに劣ることはありません。
ソニーが誇るファストハイブリッドAFシステムを搭載し、世界最速となる0.02秒の高速AFを実現しているため、ピントを合わせることに時間を要しません。
そして連写性能もAF/AE追従 最高約11コマ/秒の高速連写を実現。動きの速い被写体も高性能AFシステムと併せて、決定的瞬間を逃すことなく、確実に撮影することができます。
SONY α6600実写レビューはこちら
SONY α6600実写レビュー。強力なボディ内手ブレ補正を搭載したAPS-Cセンサー搭載最上位モデルの実力 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
4. Canon EOS Kiss M(※生産終了)
キヤノンのEOS Kiss Mもミラーレス一眼として開発されたモデルです。これまでご紹介したカメラと大きく違う点は、エントリーモデルということです。
EOS Kissシリーズは初心者向けとして販売されているシリーズですが、EOS Kiss Mも初心者をターゲットにしたカメラです。
初心者モデルながら搭載されている性能は十分です。測距点は最大143点??で広範囲をカバーします。連写性能もEOS 7D mark IIに並ぶ最高約10コマ/秒を実現**しています。
一般的なミラーレスよりも大きさはありますが、動きものを撮影するのであればホールド感もよく、適切な大きさです。
しかし、望遠系のレンズがまだキヤノンのEF-Mマウントには少ないので難点です。
Canon EOS Kiss M レビュー記事はコチラ
「Canon EOS Kiss M」を発売日に実写レビュー!最新ミラーレス一眼カメラを使用して感じたキヤノンの本気 | RentioPress
5. Canon EOS 90D
位置付けとしてはEOS 7D mark IIの一つ下のランクになりますが、こちらはWi-FiとBluetooth機能が搭載されているのが大きな特長です。
中級機として扱われることの多いEOS 90Dですが、突出した性能を保有せず、全ての性能において満足いくレベルを保有している万能モデルだと私は感じます。
最大45点のクロス測距や、最高約10コマ/秒の連写性能と、十分動きものにも対応できる性能を保有し、他ジャンルの撮影にも満遍なく対応できるため、オールラウンドを実現する使い勝手の良いカメラです。
Canon EOS 90D レビュー記事はコチラ
Canon EOS 90D実写レビュー。久々のキヤノン最新一眼レフを使って感じた圧倒的な性能の進化 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
動きもの撮影におすすめカメラまとめ
今回ご紹介した5つのカメラは、動きが素早いものや、すぐにフォーカスを合わせなければならない場面にとても効果的なカメラです。
どれもがおすすめできるカメラですが、特に動きもので力を発揮するのはCanon EOS 7D mark IIとNikon D500でしょう。
これらのカメラはAF性能、連写性能どちらも最高水準となっており、動きものに対しての性能が突出しています。
しかし値段が高くなるため、オールラウンドでの撮影も考えているのであれば、他の3モデルもバランスの良い性能で満足すること期待できます。
カメラをレンタルして撮影
今回ご紹介したカメラはどれもが高価であるため、簡単に購入することは難しいでしょう。
そこでおすすめなのがカメラのレンタルサービスです。
一眼カメラなどはできれば試してから使いたいところです。レンタルをすれば購入前にお試しということもできます。
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、今回ご紹介したカメラをはじめ、豊富なラインナップの中からカメラを選んでレンタルすることができます。
カメラボディ以外にもレンズも多数ラインナップを取り揃えています。是非Rentioを使ってレンタルサービスをご利用ください。