録音できるデジタルチェキ“instax mini LiPlay”使用レビュー!特徴や魅力を徹底解説
更新日2023/08/16
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2019年6月12日に発表された「チェキ instax mini LiPlay(リプレイ)」。
チェキ instax mini LiPlayは、従来のアナログなチェキにデジタルカメラの要素も併せもったデジタルチェキ。これまでにないスリムなボディで気軽に持ち運び可能。さらに、画期的なスマホ連携での録音機能を搭載したので、貴重な一瞬をよりリアルに残せるようになりました。
これまでにない新しい時代のチェキ instax mini LiPlayを実際に使って特徴や魅力について、徹底解説します!
もくじ
新時代のチェキ“instax mini LiPlay”とは?
チェキ instax mini LiPlay(リプレイ)は、通常サイズのチェキフィルムで撮影できるチェキminiシリーズに分類されます。
これまでのminiシリーズはベーシックモデルで、比較的安くそのぶん機能もシンプルというのが特徴でした。
しかし、今回のチェキ instax mini LiPlayは、そのイメージを覆す画期的な特徴を持つ高機能なチェキなのです。
「LiPlay」の名前の由来
「LiPlay」という名前の由来は、音声を再生するという意味の「リプレイ(replay)」かと思いましたが、どうやら違うようです。
上のプロモーション動画を見ると、「Live life & Play」というコンセプトが由来だそうです。
おそらく「遊びながら生きよう!」みたいなニュアンスかと思われます。(※英語力には自信がありません…。)
ついに録音機能!?「チェキ instax mini LiPlay」の特徴
画期的な録音機能が気になる「チェキ instax mini LiPlay」。
その特徴が、こちらの4つ。
- アナログとデジタルのハイブリッド
- スマホ連携で録音・写真の送信もできる
- シリーズ最小!コンパクトなボディ
- 自撮りや加工など女子に嬉しい特徴も
令和最初に発売された新しいチェキLiPlayは、どこが進化したのか?4つの特徴を詳しく解説していきます。
アナログとデジタルのハイブリッド
チェキ instax mini LiPlayは、従来のアナログなチェキにデジタルの要素も併せもったハイブリッドなデジタルチェキ。
チェキLiPlayで撮影した画像は、カメラ上で確認や編集が可能。気に入った写真だけをチェキのフィルムに印刷できます。
また、画像を本体のメモリーやSDカードに保存して、PCやスマホに画像データを移動することも可能。
まさにデジカメにチェキプリンター機能がついた「デジタルチェキ」なのです。
miniシリーズ初のデジタルチェキ
このデジタルチェキは、これまで正方形サイズのスクエアチェキ「チェキ instax SQUARE シリーズ」からのみ発売されていました。
通常サイズのフィルムで撮れるminiシリーズのデジタルチェキは初めてなので、心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか?
スマホ連携で録音・写真の送信もできる
これまでのチェキカメラでは無かった待望の機能がスマホ連携の強化です。
チェキ instax mini LiPlayは、ついにBluetoothでのスマートフォンと連携が可能に。
それにより、新たに録音機能やスマホからの画像転送などの進化を遂げました。
録音機能
チェキLiPlayでは、写真撮影時に同時に音声を録音し、それをQRコードに変換して写真と一緒に印刷することができます。
そのQRコードをスマホで読み取ることで、音声を再生することができるのです。
お祝いのメッセージや盛り上がっている場の雰囲気までチェキと一緒に残せるので、記念品としてもぴったりですね。
スマホの画像をチェキで印刷
スマホの画像をアプリからチェキに送信し、そのままチェキとして印刷することも可能になりました。
これは、従来の「スマホdeチェキ」というチェキプリンターのみが搭載している機能でしたが、ついにチェキカメラでも同じことができるようになりました。
もはやチェキLiPlay1台があれば何でもできるのでは…?と思わされる進化ですね。
スマホでリモート撮影
スマホからチェキを操作して、離れた場所からでも写真撮影することが可能になりました。
旅先での自撮りや集合写真などで活躍しそうな機能です。
スマホ画面を見ながら撮影ができるなんて、本当にデジカメのようですよね。
ショートカットボタンの設定
チェキLiPlayには、側面に3つのショートカットボタンがついています。
スマホアプリから設定することで、ショートカットボタンにお気に入りの画像加工テンプレートを保存することができます。
毎回フレームを統一して撮影したい場合などに便利な機能です。
シリーズ最小!コンパクトなボディ
チェキ instax mini LiPlayは、本体が非常にコンパクトなのも画期的。
これまでのチェキはデジカメとしてはかなり大きめ。重いわけではないのですが、かさばるので気軽に持ち運ぶには少し辛い印象でした。
ですが、新しいチェキLiPlayのサイズはシリーズ最小!
幅8.25cm×高さ12.29cm×奥行3.67cm、重さはわずか255gとなっています。
チェキフィルムよりも一回り大きい程度で、実際に持ってみても軽くて手のひらサイズ。カバンにもポケットにも気軽に入れて日常的に使えます。
特別な日だけでなく、毎日持ち歩きたくなるチェキですね。
カラーバリエーションは3種類
チェキLiPlayのカラーは、エレガントブラック・ブラッシュゴールド・ストーンホワイトの3種類。
ブラックのみ凹凸のあるボディで、色味は全体的に光沢を抑えたマットな素材。
高級感のある質感で、チェキらしさよりもデジカメっぽさが勝るデザインとなっています。
自撮りや加工など女子に嬉しい特徴も
チェキLiPlayには、今どきの女子に嬉しい機能も搭載されています。
レンズ横にはフロントミラーがついていて、自撮りしやすくなっています。これは従来のチェキで好評だった機能。スマホで自撮りする機会が多い人には便利ですね。
また、本体操作で画像の加工も簡単にできます。加工のパターンも多く、10種類のフレームと6種類のフィルターが使用可能です。
自撮りや画像加工など、最近では必須の機能を気軽に使えるのは嬉しいですね。
チェキ“instax mini LiPlay”の商品詳細
チェキLiPlayは、デジタルカメラの機能とチェキ印刷の機能という2つの機能を併せもったデジタルチェキです。
カメラ・プリントそれぞれの機能について、仕様を詳しく見ていきましょう!
カメラ機能
チェキ LiPlay | |
---|---|
撮像素子 | 1/5型CMOS 原色フィルター採用 |
記録画素数(ピクセル) | 2560×1920ピクセル |
記録メディア | 内蔵メモリー、microSD/microSDHCメモリーカード(別売) |
記録枚数 | 内蔵メモリー:約45枚、microSD/microSDHCメモリーカード:1GBあたり約850枚(音無しの場合) |
記録方式 | DCF準拠 Exif Ver.2.3 |
焦点距離 | f=28mm(35mmフィルム換算) |
絞り | F2.0 |
オートフォーカス | シングルAF(AF補助光付) |
撮影可能距離 | 10cm~∞ |
シャッタースピード | 1/4秒~1/8000秒(自動切換) |
撮影感度 | ISO 100~1600(自動切換) |
露出制御 | プログラムAE |
露出補正 | -2.0EV~+2.0EV(1/3EVステップ) |
測光方式 | TTL256分割測光、マルチ測光 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | オート/強制発光/発光禁止 |
撮影可能範囲 | 約50cm~1.5m |
セルフタイマー | 約10秒/約2秒 |
画像エフェクト | フィルター6種、フレーム10種、差し替え可能フレーム3種 |
音声記録 | 1枚につき、撮影時音声記録、再生時音声記録、上書き、が可能 |
カメラ機能で気になるのは、まず画質ですよね。
チェキLiPlayの画素数は2560×1920pixelなので、約480万画素程度。デジタルカメラとしてはかなり画質が悪いように感じますが、チェキのフィルムに印刷する用途やスマートフォンの画面で見る程度だったら、十分な画質と言えるでしょう。
また、内蔵メモリで静止画45枚程度までは保存できるので、microSDカードが無くても使用は可能です。ですが、写真の加工や編集を楽しみたいのであれば、microSDカードを用意しておいた方が良さそうです。
多彩な画像エフェクトも特徴の一つ。従来のチェキよりも幅広い表現が可能となっています。
プリント機能
チェキ LiPlay | |
---|---|
使用フィルム | 富士フイルム インスタントフィルム instax mini(別売) |
フィルムサイズ | 86mm×54mm |
画面サイズ | 62mm×46mm |
プリント画素数 | 800×600ドット |
プリント解像度 | 12.5ドット/mm(318dpi、80μmドットピッチ) |
プリント階調 | RGB各色256階調 |
プリント可能画像フォーマット | カメラ内蔵メモリー及びmicroSD / microSDHCカードからの場合:本機で撮影したJPEG画像 スマートフォンからの場合:JPEG、PNG、HEIF |
プリント出力時間 | 約12秒 |
プリント機能 | カメラ内蔵メモリー画像+microSD内の画像をプリント可能 |
リプリント | プリント履歴に保存されている画像(50枚まで)について再プリント可能 |
チェキLiPlayは「インスタントフィルム instax mini」という通常サイズのチェキフィルムを使用します。同じサイズであればキャラクター柄やモノクロのフィルムも使えますが、違うサイズのフィルムは使用できませんのでご注意ください。
なお、印刷画質は従来品と変わらない解像度318dpiとなります。
その他
チェキ LiPlay | |
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スマートフォンアプリ連携機能 | プリントからの音声再生機能、スマートフォン画像プリント機能、リモート撮影機能、フレーム追加機能 |
液晶モニター | 2.7型TFTカラー液晶モニター |
画素数 | 約23万ドット |
外部インターフェース | マイクロUSB Micro-B(充電専用) |
バッテリー | リチウムイオン電池(内蔵型:取り外し不可) |
プリント可能枚数 | 約100枚(フル充電から) |
充電時間 | 約2~3時間 |
サイズ | 82.5mm×122.9mm×36.7mm(幅×高さ×奥行き) |
重量 | 約255g(フィルムパック、記録メディア含まず) |
動作環境 | 温度:5℃~40℃ 湿度:20%~80%(結露しないこと) |
チェキ LiPlayは、スマホ連携で便利に使えることも特徴的。
音声再生やスマホから画像送信して印刷、リモート撮影などが使えるようになります。
ですが、残念ながらチェキで撮影した画像を直接スマホに送ることはできません。
撮影したデータをスマホに送りたい場合、一度パソコンにデータを落としてからスマホに送る必要があります。編集・加工した写真をSNSにUPするのに少し手間がかかることは覚えておきましょう。
また、バッテリーは内蔵型のリチウムイオン電池。携帯電話などでも使われるType-B充電ケーブルが使えるのも嬉しいですね。
スマートフォンのように本体と一体になっているので、予備の電池を持って行って交換することはできません。必ず本体と電源をつないで充電が必要となりますので注意しましょう。
まとめ
進化した新しい時代の「チェキ instax mini LiPlay」。日常的にチェキで思い出を残すのにぴったりのチェキカメラです。
このデジタル時代にあえてアナログなチェキを飾るというのは、逆に新鮮な体験となるでしょう。
チェキLiPlayは、令和のチェキ再ブームを牽引する存在となりそうですね。
チェキLiPlayをはじめ、デジタルチェキSQ20やスマホdeチェキなど、チェキシリーズはレンタルも可能です。
[レンタル] FUJIFILM チェキ ハイブリッドインスタントカメラ instax mini LiPlay – Rentio[レンティオ]
チェキレンタル方法や価格はこちらのページからご覧ください。
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