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Panasonicの新ペットカメラ KX-HDN215で愛犬見守りレビュー!KX-HDN205との違いやデメリットも解説

mari fukuen
mari fukuen

更新日2023/04/03

Panasonicの新ペットカメラ KX-HDN215で愛犬見守りレビュー!KX-HDN205との違いやデメリットも解説

愛犬・愛猫のお留守番中の様子をスマホで見守ることができるペットカメラ。中でも人気の商品が、Panasonicの「HDペットカメラ KX-HDN215」です。

上下左右に動かせるフルHDの高画質カメラを搭載。動体検知と自動追尾で部屋の中を動き回るペットの様子を逃さず見守ることができます。特殊な吸盤で倒れにくい構造になっているので、ペットがいたずらしても安心です。

今回は人気のPanasonic HDペットカメラ KX-HDN215を実際に使って、我が家の愛犬を見守ってみました旧モデル「KX-HDN205」との違いや、購入前に知っておきたい気になるデメリットについても詳しく解説します。

 

Panasonic「HDペットカメラ KX-HDN215」の特長

Panasonic「HDペットカメラ KX-HDN215」の特長

Panasonic HDペットカメラ KX-HDN215」は、2020年8月に発売されたペットのお留守番中の様子をスマホアプリから確認できる見守りカメラです。

高画質なフルHDカメラを搭載していて、カメラの向きの調整や自動追尾での録画も可能。いたずらによる転倒防止や温度計測といった便利な機能もついています。

実際に使う前に、まずは主な特長を確認していきましょう。

1. 上下左右に動かせる高画質カメラ

Panasonic「HDペットカメラ KX-HDN215」の特長1. 上下左右に動かせる高画質カメラ

HDペットカメラには、200万画素(フルHD)の高画質なカメラが搭載されており、鮮明な映像でペットの様子を見守ることができます。

撮影した映像はリアルタイムで見るだけでなく、双方向の音声通信でペットに声かけをしたり、かわいい瞬間を撮影したり、microSDカードを使って動画を保存したりもできます。

カメラの向きはアプリ操作で上下左右に動かすことができ、左右約360度・上下約90度の広範囲を見渡すことが可能
ペットがよくいる場所を最大3カ所まで登録しておけるので、ボタン一つで簡単に登録位置へカメラを向けることもできます。

2. 自動追尾でペットの動きを録画

Panasonic「HDペットカメラ KX-HDN215」の特長2. 自動追尾でペットの動きを録画

動作検知センサーと赤外線センサーでペットの動きを検出して、カメラを自動的に向ける「自動追尾機能」を搭載。

外出モード中はペットの動きを検出すると自動で10秒~15分間の録画を開始。留守中のペットの様子を後から確認して、気に入ったものだけスマホに保存することができます。

さらに自動録画で撮りだめた動画は、登録した位置にペットが来た動画だけをピックアップして回数を記録する「行動ログ」機能や、動画をランダムに抜粋して再生する「一週間ダイジェスト」などを使って活用することもできます。

3. 転倒防止構造

Panasonic「HDペットカメラ KX-HDN215」の特長3. 転倒防止構造

「HDペットカメラ KX-HDN215」の底面には特殊な吸盤がついていて、ペットがいたずらをしても倒れにくい構造になっています。

横方向に押しても吸盤はとれないのですが、垂直に持ち上げるとすぐに取れる仕組みになってるので、簡単に倒れることはありません。

これなら好奇心旺盛なペットでも大丈夫ですね。

Panasonicペットカメラ「KX-HDN215」と「KX-HDN205」の違い

Panasonicペットカメラ「KX-HDN215」と「KX-HDN205」の違い

Panasonicからは、新しい「KX-HDN215」のほかに旧モデルの「KX-HDN205」というペットカメラが販売されています。

「KX-HDN205」はすでに生産終了していますが在庫限りで安く販売されていることもあるので、どちらを選ぶか迷っている方も多いでしょう。

新旧の主な違いは、以下の3点。

  1. 転倒防止構造
  2. 「行動ログ」「一週間ダイジェスト」機能
  3. 動画のスマホへの直接ダウンロード

新旧でもっとも大きな違いとしては、転倒防止の特殊吸盤の有無です。旧モデルの「KX-HDN205」の裏面はツルツルなので、いたずらされるとすぐに倒れてしまいます。

また、新旧どちらも動作検知で動画を自動保存することはできますが、「行動ログ」や「一週間ダイジェスト」機能を使ったりスマホに直接ダウンロードしたりと、保存した動画を活用しやすいのは新しい「KX-HDN215」です。

それ以外の基本的なスペック等は同じなので、この3つが不要な方は価格が安い「KX-HDN205」のほうがお買い得かもしれません。


高画質ペットカメラ「Panasonic KX-HDN205」で見守りレビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

HDペットカメラ KX-HDN215の設定と使い方

HDペットカメラ KX-HDN215の設定と使い方

今回はPanasonic HDペットカメラ KX-HDN215をレンタルして実際に使用してみました。

HDペットカメラ KX-HDN215の設定と使い方

付属品は本体と電源コードのみと非常にシンプル。電源コードは底面の差込口に接続します。

HDペットカメラ KX-HDN215の設定と使い方

HDペットカメラ KX-HDN215の初期設定

ペットカメラの初期設定は、スマートフォンのアプリ上で画面の指示に従って進めます。

1.まずはアプリをダウンロード

HDペットカメラ KX-HDN215の設定と使い方

まず始めに無料の専用アプリ「ホームネットワークW」をダウンロードします。

↓アプリのダウンロードはこちら
AppStoreで入手Google Play で手に入れよう

アプリを開いたら、利用規約への同意や通知・位置情報利用の許可をします。

カメラの機種を選んだら、アプリ画面の指示に従って電源コードをコンセントに差し込み待機します。オレンジ色のランプが点灯したら準備OKです。

2.家の無線LANに接続

次はHDペットカメラを無線LANに接続していきます。

まずはスマホを2.4GHz帯の周波数に対応した無線LANに接続します。5GHz帯の無線LANにつないでいる場合は接続ができないので、ここで2.4GHz帯に切り替えてください。

無線ルーターを確認し、かんたん接続ボタンを押すパスワードを手入力して、カメラと無線LANを接続します。

画面の指示に従って、カメラ本体の底面にある「SETUP」ボタンを長押し

ログインパスワードと名前を登録したら設定完了!簡単なチュートリアルを見たら、ホーム画面に移動します。

3.本体を見やすい場所に設置

HDペットカメラ KX-HDN215の設定と使い方

一度ここまでの設定をしてしまえば、電源コードの抜き差しをしても次からは自動で接続してくれます。

アプリの画面で画角を確認しつつ、なるべく死角が少ない部屋全体を見渡せる位置に本体を移動させましょう。

HDペットカメラで愛犬を見守った感想

HDペットカメラ KX-HDN215で愛犬を見守った感想

実際にPanasonic HDペットカメラを2週間使用して愛犬を見守ってみました。

我が家では普段給餌機能付きのペットカメラ「マルカン AutoFeeder」を設置しており、Panasonicの旧型ペットカメラ「KX-HDN205」も使用したことがあります。

そちらの2機種との比較もしながら、HDペットカメラ KX-HDN215を詳しくレビューしていきます。

高画質で表情まで確認できる

Panasonic HDペットカメラシリーズの最大の魅力といえば、その画質の良さではないでしょうか。

解像度フルHDの「Panasonic HDペットカメラ」と解像度HDの「マルカン AutoFeeder」を比較してみても、圧倒的にHDペットカメラの方がキレイでした。

HDペットカメラのほうが拡大したときにも鮮明で愛犬の表情や毛の質感までしっかり確認できることがわかると思います。

高画質でペットのお留守番の様子を見守りたい方には、ぴったりのペットカメラです。

カメラの向きを動かせて死角がない

HDペットカメラは、カメラの向きを自由に動かすことが可能。左右の視野はほぼ360度なので、一部屋であれば死角なく見守ることができます。

我が家ではお留守番の際LDKを自由に行き来しているのですが、カメラ固定のAutoFeederではキッチンや部屋の端での行動を見ることができませんでした。

それがPanasonic HDペットカメラでは、部屋中どこに移動しても様子を確認することができました
また、自動追尾機能で動きを追いかけてくれて、自分でカメラを移動させなくても愛犬の位置に向きを合わせてくれるのも便利でした。

とくに、移動範囲が広い猫さんやフリーでお留守番させているお家には、カメラの向きが広く調整できるペットカメラの方が便利だと思います。

転倒防止の吸盤がすごい

HDペットカメラ KX-HDN215で愛犬を見守った感想

HDペットカメラ KX-HDN215だけの独自機能「転倒防止構造」にも感動しました。

こちらの動画のように、床に置いてかなり力を入れて左右に動かしてみてもまったく倒れる気配はありませんでした

我が家の愛犬はシニア犬ということもありペットカメラにいたずらをすることはありませんでしたが、若い子や猫さんのいるお家では活躍しそうな機能だと感じました。

後から動画を楽しめる

動体検知で自動録画した動画を後から見て楽しめることも、Panasonic HDペットカメラの魅力の一つ。

留守中の様子をリアルタイムでずっと見ているわけにはいかないので、ペットが動いているときだけ自動録画してくれる機能はとても便利でした。

撮影した動画は日別・時間帯別に表示してサムネイルから気になるものだけを再生し、気に入った動画は容量オーバーで自動削除されないように保存しておくこともできます。

留守中の意外な行動やかわいい姿は、スマホにダウンロードしてSNSなどですぐに共有することも。ペットカメラでただ見守るだけでなく、楽しみが増えるのも嬉しいですよね。

ナイトモードで暗くなっても安心

Panasonic HDペットカメラは、部屋が暗くなると自動でナイトモードに切り替わり白黒映像で様子を確認することができます。

ナイトモードが搭載されていないAutoFeederでは、部屋が暗くなると映像も真っ黒になって様子がわからなくなってしまいます。

夜のお留守番が多いお家には、ナイトモードがあるHDペットカメラのほうが安心だと思います。

温度計測機能が嬉しい

とくに季節の変わり目はエアコンをつけるか迷う日も多いので、温度がアプリで確認できるのは便利でした。

AutoFeederには温度計測機能はついていないので、ペットカメラで室温がわかるのは大きなメリットだと実感しました。

スマートリモコン等でエアコンを外出先から操作できる環境を導入すればその場で室温調整もできるのでより安心ですね。

コンパクトで目立たないデザイン

HDペットカメラ KX-HDN215で愛犬を見守った感想

サイズがコンパクトで、シンプルな目立たないデザインも、HDペットカメラ KX-HDN215のメリットだと感じました。

大型のAutoFeederと並べて比べるとその小ささは一目瞭然。
350ml缶くらいのサイズしかないので、棚の上でも床置きでも邪魔になりません。

また、旧モデルのKX-HDN205と比べてより目立ちにくいマットな黒一色のデザインになっています。
違和感なく馴染みやすいデザインなので、どんな場所に置きやすいですね。

HDペットカメラのデメリット・注意点

HDペットカメラのデメリット・注意点

今回HDペットカメラを実際に使ってみて、使い方が難しい部分や注意したほうがいいポイントも見つかりました。

ぜひ購入前にこちらの内容はチェックしておいてくださいね。

最初のWi-Fi設定が難しい

HDペットカメラはデジタル慣れしていない方にとっては、少し初期設定のハードルが高めかもしれません。

まずご自宅に2.4GHz帯のWi-Fi環境がないと使えません。普段5GHz帯に接続していたために初期設定ができなかったというのはよくある話のようです。

初期設定自体はスムーズにいけば数分程度で終わるのですが、一度エラーが出てつまづくとかなり時間がかかってしまいます
私も初期設定で一度接続エラーが出てしまったのですが、結局原因はわからず最初からやり直すことで解決しました。

口コミを見ていても初期設定に苦戦した方は多いようだったので、デジタル機器に強い方に手伝ってもらったり自宅の環境で使えるかどうかレンタルなどで一度試してみたりするのもおすすめです。

アプリが使いづらい

HDペットカメラのスマホアプリに使いづらさを感じる方は多いようです。

実際に使ってみても、直感的に操作できない・設定や機能が色々なところに散らかっている・毎回読み込みに時間がかかる・外出先からだとフリーズすることが多い・頻繁にアプリが落ちる…などなど、改善の余地が多く見られました。

慣れてしまえばある程度我慢できるのですが、アプリ慣れしていない方は周囲の人のサポートが必要かもしれません

microSDカードがないと録画できない

HDペットカメラのデメリット・注意点

HDペットカメラの映像はmicroSDカードがないと保存することができません

リアルタイムでの視聴のみであればmicroSDカードは不要なのですが、せっかくの自動録画機能を使うならカメラと一緒に購入しておくことをおすすめします。

録画時間の目安としては、4GBで約4時間・16GBで約18時間・64GBで約72時間で容量がいっぱいになると古い動画から上書きされていくので、たくさんの動画を保存しておきたい方は大容量のmicroSDカードを用意しましょう。

なお、連続録画時間は約15分まで。常時録画はできない点には注意が必要です。

「行動ログ」はあくまで参考程度

登録した位置にペットが来て約20秒立ち止まった動画だけを記録する「行動ログ」機能

トイレや水飲み場の位置を登録しておけば、多くの自動録画映像の中からその動画だけを選択して確認できたり、日別の回数を比較することができたりと、健康管理にも役立ちそうな機能です。

ただ、実際に使ってみると誤判定も多く健康管理ツールとしての活用はちょっと難しそうという印象でした。

大量の動画をすべて確認するのは大変な場合に、参考程度に使うのが良さそうです。

スマホ8台まで登録できるが同時接続に制限あり

HDペットカメラ1台に対して登録できるスマートフォンは8台

ただし、同時に映像を見られるスマホの台数はもっと少なく、外出先からだと最大2台までとなっています。
(宅内接続4台+宅外接続0台、宅内接続3台+宅外接続1台、宅内接続2台+宅外接続2台、宅内接続1台+宅外接続2台、宅内接続0台+宅外接続2台)

我が家は夫婦のみなので十分でしたが、家族の人数が多い場合は同時接続台数が足りなくなるかもしれないので気をつけましょう。

Panasonic HDペットカメラは実際に試してから購入がおすすめ

Panasonic HDペットカメラは実際に試してから購入がおすすめ

高画質で広範囲を見守れるPanasonic HDペットカメラ KX-HDN215

フリーでお留守番をさせているお家動きの多い猫さん高画質で留守中の映像を楽しみたい方好奇心旺盛なペット動画をSNSにアップしたい方などにぴったりの見守りカメラだと感じました。

実際に使ってみて使いづらさを感じる部分もありましたが、慣れや家庭環境次第で解決する内容もあります。
自分のお家に合っているか実際に使って確認したい方は、購入前に一度レンタルで試してみるのがおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、Panasonic HDペットカメラを短期間だけお試しレンタル可能。気に入ればそのままレンタル品を買い取ることもできます。

実際にお家で使ってみることで、使い勝手がわかって不安なく購入に踏み切れます。これからペットカメラの購入を考えている方は、ぜひ一度検討してみてくださいね。

[レンタル] パナソニック HDペットカメラ KX-HDN215-K 自動追尾機能 転倒防止構造 – Rentio[レンティオ]
ペットカメラ・見守りデバイスのレンタル – Rentio[レンティオ]

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