おやつが飛び出す「Furbo(ファーボ)ドッグカメラ」を使ってレビュー!使い方やメリットデメリットも解説
更新日2023/05/26
ペット用品カテゴリの人気記事
テレワーク期間を経て通常の出社勤務が増えつつある今日この頃。「家に人がいる環境が当たり前になってしまって、愛犬のお留守番が心配…」という方は多いのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが、留守中の愛犬の様子をスマホで見守ることができるペットカメラ。なかでもおやつが飛び出す「Furbo(ファーボ) ドッグカメラ」は、世界中の愛犬家から人気を集めているペットカメラです。
フルHD高画質・広角のカメラで暗視モードも搭載。音声検知や動体検知で愛犬の様子を通知してくれて、お留守番中の様子を一日中安心して見守ることができます。
今回は人気のファーボを実際に使って、我が家の愛犬を見守ってみました。初期設定や使い方、体験してわかったメリットデメリットについてもまとめましたので、購入前の参考にご覧ください。
もくじ
Furbo(ファーボ)の特長
「Furbo(ファーボ) ドッグカメラ」は、2016年に発売されたペットカメラ。もともとはアメリカ発祥で、世界中で人気を集めているブランドです。
「飛び出すおやつ」機能を搭載したペットカメラは、ファーボが世界初。動体検知や音声検知を活用したドッグシッターサービスなど、進化したスマホアプリ機能も特徴的です。
1. 飛び出すおやつ&双方向会話でコミュニケーション
なんといってもファーボといえば、この「飛び出すおやつ」機能が最大の特長。
スマホアプリを操作すると、外出先から愛犬におやつをあげることができます。
画像のように愛犬がおやつに飛びついてくれたら、かわいすぎて癒されちゃいますよね。愛犬も楽しくお留守番ができそうです。
また、マイク・スピーカーも搭載しているので、愛犬に話しかけることや鳴き声を検知してお知らせもしてくれます。
愛犬のお留守番を見守るだけでなく、コミュニケーションを取ることもできるんですね。
2. フルHD高画質・広角カメラで見守り
ファーボは、留守中の愛犬の様子を高画質で写真や動画に残すこともできます。
カメラは1080pのフルHD画質・4倍ズーム・160°広角カメラを搭載。キレイな映像で愛犬の様子を見守ることができます。
さらに、暗くなると自動で暗視モードに切り替わるため、帰宅が遅くなってしまった日も安心です。
3. 進化したスマホアプリ機能
ファーボのスマホアプリでは、おやつをあげる・会話する・様子を見守る・写真や動画を保存するといった基本的な機能以外にも、動体検知や音声検知を活用した高度な機能が用意されています。
有料プラン(30日間無料)の「ドッグシッターサービス」では、愛犬の行動の変化をお知らせしてくれたり、火事・ガス漏れ・侵入者といった緊急事態を通知したり、愛犬の一日の様子をダイジェスト動画にしてくれたりと、様々な機能を使うことができます。
さらに、嘔吐などの愛犬の健康に関する異常の通知機能も近日中に公開される予定で、今後さらに機能が進化していくそうです。
ファーボ本体を買い替えなくてもアップデートによって中身が進化していくなんて、技術の進歩を感じますね。
プラン別の機能
(※2021年5月現在)
Furbo(ファーボ)の初期設定と使い方
それでは、実際にファーボを使ってみたいと思います。
まずはファーボとスマホアプリを接続するための初期設定をしていきます。
初期設定の流れ
ファーボを使うためには、本体以外にお手持ちのスマートフォンと2.4GHzのWi-Fi環境が必要になります。スマホを2.4GHzのWi-Fiに接続した状態で、初期設定を進めます。
まずはスマホにFurbo専用アプリをダウンロードし、アカウントを作成します。
ログインすると、Bluetoothの使用許可について聞かれるので必ず許可してから設定を始めてください。
本体を電源につないで1~2分くらい待つと、緑色のランプが点灯して設定が可能になります。
ここで緑色のランプが点灯しない場合、電源の抜き差し・本体リセット・アダプター変更・Wi-Fiルーターの近くに移動するなどを試してみましょう。(詳しくはこちらの公式Q&A)
あとはアプリ画面の指示に従うだけでOK。
接続したい自宅のWi-Fiパスワードを入力すると、自動でアプリが設定を完了してくれます。
本体を設置
ファーボを設置する場所は直射日光や水気のある場所を避け、床から30㎝~50㎝の高さの愛犬がよく通る場所がベストだそうです。
スマホ画面に表示されている映像を見ながら、なるべく死角のない位置に設置しましょう。
いたずらが心配な方は、底面の両面テープで固定することも可能です。
ファーボの飛び出すおやつ機能を使ってみた
上部の木材カバーを開けて、中におやつを入れます。
おやつの種類は1~1.5cmのボーロが推奨されていますが、我が家にはなかったため今回は0.8cmほどのドライフードを使用しました。
スマホ画面の中央下にあるおやつマークをタッチして上にスワイプすると、おやつが出てきます。
おやつが飛び出る様子
想像していたよりもかなり勢いよく飛び出しました。飛距離も意外とありますね。
おやつのサイズにもよると思いますが、3~5粒程度が80~120cmくらいは飛び出すので、前方に広めのスペースが確保できる場所に設置したほうが良さそうです。
Furbo(ファーボ)を使って感じたメリット・デメリット
実際にFurbo(ファーボ)を使って愛犬を見守った感想について、メリットデメリット両方をまとめました。
30日間の無料期間で「ドッグシッターサービス」も体験しましたので、その使用感についてもレビューします。
○ いつでも様子を見守れるので安心
我が家の愛犬はシニアということもあり、お留守番のときに体調に異変が無いか常に把握できるのはやっぱり安心でした。
とくに季節の変わり目には体調を崩しやすく、日中咳をしているようだったので翌日すぐに病院に連れていくなど早期に対応ができて助かりました。
体調に不安のあるわんちゃん以外にもお留守番に不慣れなわんちゃんがいるお家なども、ファーボがあると安心ですね。
○ 「ドッグシッターサービス」機能で楽しみが増える
有料プランの「ドッグシッターサービス」の機能で、愛犬の動きを検知して通知がくるのがとても楽しかったです。
シニアのため日中ほとんど寝ている愛犬ですが、愛犬が目覚めたときに通知してくれるのでついついアプリを開いて確認してしまいました。使い過ぎには要注意ですね。(笑)
また、動体検知で自動録画した動画や一日のダイジェスト動画を、帰宅後に確認して保存するのも日課になりました。
お留守番が多い日々の中でも愛犬の思い出が増えていくのは嬉しいですね。
○ 暗視モードで夜でも見守れて便利
ファーボは、部屋が暗くなると自動で暗視モードに切り替わり白黒映像で様子を確認することができます。
さすがに明るい状態ほど鮮明な映像とはいきませんが、どこでなにをしているのか?はわかるレベル。
夜のお留守番が多いお家の場合は、暗視モードがあると安心だと思います。
○ デザインがおしゃれ
ファーボは、ナチュラルでシンプルなデザインも魅力。
リビングの目立つ場所に置いていてもまったく違和感がないくらいインテリアになじんでいて、むしろおしゃれアイテムのような印象すら受けました。
常に出しっぱなしにしておくものだからこそ、見た目にこだわりたいという方にもぴったりだと思います。
○ 愛犬のいたずらもOKな保証は珍しい
Furbo公式ストアで購入した場合のみ、30日以内の返品交換・1年間の製品保証が受けられます。
さらに、愛犬のいたずらが原因の故障や破損も保証してくれるとのこと。他のペットカメラではあまり聞かない珍しい保証内容です。
好奇心旺盛でやんちゃなわんちゃんと暮らしているお家には、嬉しい保証ではないでしょうか。
○ チャット対応も素早い
今回ファーボの初期設定をしているときに、途中で調べてもわからないことが出てきて問い合わせをしてみたのですが、営業時間内だったためすぐにチャットで返信が来て対応の素早さに驚かされました。
最初の返信までに30秒もかからず、状況確認や質問への回答も適切で、スムーズに解決することができました。
もちろん営業時間外や忙しい時期は即時対応とはいかないでしょうが、やはり日本に拠点があって日本語でリアルタイムにサポートが受けられるのは安心ですよね。
△ 愛犬とのコミュニケーションは難しかった
性格や年齢にもよるのですが、我が家の愛犬にはファーボを通じたコミュニケーションは難しそうでした。
シニアで目も耳もあまりよくないので飛び出すおやつに気づかない、留守番中に声かけをすると興奮して吠える、そもそもファーボが視界に入らず存在を認識できていない…
わんちゃんの性格によっては慣れるまで時間がかかるそうなので、気長に使っていくのが良さそうです。
△ 猫の見守りには首振り機能付きのほうが便利
ファーボを猫ちゃんの見守りに使いたい方も多いのではないでしょうか。
もちろん猫ちゃんのいるお家でファーボを使うことはできますが縦の画角がやや狭いので、上下左右アクロバティックに動くことができる猫ちゃんの見守りには不向きです。
猫ちゃんには首振り機能がついていて死角の少ないペットカメラのほうがおすすめです。
△ 留守中の給餌目的には不向き
我が家ではダイエットのため朝昼晩と3回にわけて愛犬にごはんをあげていて、普段日中出かける際には給餌できるペットカメラを使って遠隔でごはんをあげています。
ファーボも中におやつやフードを入れることができますが、一度に出てくるのはほんの少量で、ごはんをあげる目的では使えません。
もし留守番時間が長く遠隔でごはんをあげたい場合には、給餌できるタイプのペットカメラのほうが合っていると思います。
× スマホ同時接続は2台まで
ファーボは、複数人でアカウントを共有して無制限でスマホを登録することができます。ただし、同時にライブ映像が見られるのは2台まで。
我が家は夫婦のみなので2台で十分でしたが、家族の人数が多い場合は同時接続台数が足りなくなるかもしれません。購入前にこの点については検討しておくほうがいいでしょう。
× 接続が悪いと映像が途切れる・カクカクする
おそらくWi-Fi接続の問題だと思いますが、ファーボでリアルタイム映像を見ているときに映像が途切れたりカクカクした動きになったりすることがありました。
過去に使った他のペットカメラではここまで接続が悪いことはなく、よほど相性が悪いのだなぁと少しガッカリしてしまいました。
× 有料プラン限定の機能が多く本体代と合わせると割高
今回有料プランの30日間無料トライアル期間を試してみたのですが、ファーボを買うなら有料プランは必須と言えるほどでした。
無料でできるのは、見守り・会話・おやつ・吠え通知のみ。
動体検知を活用した通知機能や緊急事態通知など、ファーボならではの便利な機能は有料プランでしか使えません。
さらに、ファーボは無料プランだと保証期間を過ぎると本体故障の際の修理・交換が一切できないのですが、有料プランだと永続的に保証が継続するそうです。
機能としては最高クラスのペットカメラとはいえ、本体代も高いうえに有料プランの月額料金もかかるので、慎重に検討したほうがいいでしょう。ほかのペットカメラともよく比較して、納得して購入することをおすすめします。
Furbo(ファーボ)は愛犬との時間を充実させたい方におすすめ
飛び出すおやつでのコミュニケーションや、音声・動体検知を活用した見守りなど、充実した機能が魅力の「Furbo(ファーボ)ドッグカメラ」。
離れていても愛犬との限られた時間を充実させることができる、愛犬家におすすめのアイテムです。
機能がどんどん進化していくので、長く使うほど満足度も上がるペットカメラです。ぜひ今から導入して最先端の見守り機能を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ペットカメラはレンタルで試せる
ペットカメラは実際に試してみないと性能がわかりづらいので、すぐに購入を決断するのは難しいと思います。
そこで便利なのが、購入前に一度レンタルで試してみる方法です。
実際にお家で使ってみることで、使い勝手や愛犬との相性がわかって不安なく購入に踏み切れます。
家電レンタルのレンティオでは、ペットカメラをはじめ様々なペット用品をレンタルして実際に家で試すことができます。
気に入ればそのままレンタル品を買い取ることもできるので、ぜひ一度検討してみてくださいね。
ペットカメラ・見守りデバイスのレンタル – Rentio[レンティオ]
[レンタル] ペット用品 一覧 – Rentio[レンティオ]
関連記事
[最新] ペット見守りカメラおすすめ6選を一覧表で比較!安心して使えるペットカメラの選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]