SHARPのトースター「ヘルシオ グリエ」使用レビュー。過熱水蒸気ならではの焼き上がりや注意点を検証
更新日2022/10/27
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SHARP「ヘルシオ グリエ」は、100℃を超える高温状態の過熱水蒸気によってトーストをサクサクもちもちに焼き上げてくれる高機能なトースターです。
過熱水蒸気で食材を水分で包みながら加熱することで、油を落としたヘルシー調理も可能。さらに冷凍食材の加熱も得意で、外は焦がさず中心までしっかり加熱することができます。
今回は、「ヘルシオ グリエ AX-GR1」を実際に使用し、トーストの焼き加減や美味しさ、お手入れなど気になる部分を詳しく検証します。
もくじ
過熱水蒸気トースター「SHARP ヘルシオ グリエ」の特長
過熱水蒸気で焼き上げるトースター「SHARP ヘルシオ グリエ」。
通常のトースターでは上下のヒーターのみを使って加熱しますが、ヘルシオ グリエではヒーターに加えて「過熱水蒸気」も使うことで、食材の水分をキープしたまま美味しく焼き上げることが特長です。
たっぷりの過熱水蒸気で美味しく調理
過熱水蒸気とは、水蒸気を加熱し続けて100℃以上の高温状態になったもの。
この過熱水蒸気で食材を包み込みながら加熱することで、パンに水分を与えながら外はこんがり・中はもっちりの極上トーストを焼き上げることができます。
過熱水蒸気は熱量が高く中心までしっかりと温まりやすいので、冷凍状態のパンも上手にリベイク。外は焦がさずふんわりとした仕上がりになります。
さらに、過熱水蒸気には減塩・脱油効果もあるので、買ってきたお惣菜の余分な油を落としながら、作りたてのようにサクサクにあたため直すことができます。
ヘルシーなノンフライ調理や簡単な焼き調理にも使えて、手軽に美味しい料理を楽しむことができるトースターです。
4つのモードで食材に合わせて加熱
「ヘルシオ グリエ AX-GR1」には、4つのモードを搭載。過熱水蒸気と庫内の温度をきめ細かくコントロールして、食材を美味しく加熱します。
- トーストモード…トーストやピザを、中はもっちり外はこんがりに焼き上げる
- ふわふわ(弱)モード…生食パンなどを、低めの絶妙な温度で焼き目がつかないようにあたため
- 中モード…クロワッサンやお惣菜パンを、外サクッ・中ふっくら、焼きたてのようにあたため
- 強モード…お惣菜をサックリあたため直したり、モーニングセットやノンフライ調理をする時に便利
お手入れしやすい庫内構造
庫内は隅々まで拭き掃除しやすいように、焼き網がかんたんに外れる構造。
水タンク・焼き網・トレイ・パンくずトレイは、取り外して丸洗いできて、トレイは汚れがこびりつきづらいシリコンコーティング。お手入れのしやすさにも配慮されたつくりになっています。
ヘルシオ グリエを使ってみた
今回、ヘルシオグリエをレンタルして使うことができたので、実際に使いながら過熱水蒸気での焼き上がりについて検証してみたいと思います。
まずは水タンクを取り外して給水します。
ヘルシオ グリエでは大量の過熱水蒸気を発生させて調理するため、約40mLの大容量水タンクを搭載。毎回水を入れ替えて必ず新しい水道水を使うようにしましょう。
ダイヤル中央の「過熱切替」ボタンを押してモードを選択。ダイヤルを回してタイマー時間を設定したら、少し待つと加熱が開始されます。
加熱中は、扉に水滴がつくくらい水蒸気が充満しています。
水分をキープしたまま、ふわふわに焼き上がりました!
外側はベチャベチャになることも焦げすぎることもなく、ちょうど良いサクサク感。香りも良くパン本来の美味しさが引き立っている感じがします。
ヘルシオ グリエの魅力と気になる注意点
過熱水蒸気の力でパンを美味しく焼き上げてくれるヘルシオ グリエ。
味に関しては間違いない美味しさでしたが、実際に使ってみると過熱水蒸気トースターならではの注意点もありました。
購入前に知っておきたいヘルシオ グリエの魅力と注意点についてご紹介します。
○ サクサクもちもちで極上の食感
過熱水蒸気トースターと聞いて、最初はベチャベチャになってしまいそう…というイメージを持っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。
トーストを焼いてみても外側はサクサクで中はふっくらもちもちで、極上の食感に仕上がっていて驚かされました。
パン派の方にも自信をもっておすすめできる、一度は試してほしいトースターです。
○ ふわふわ(弱)モードが万能
あまり表面を焦がしたくないパンの温めには、ふわふわ(弱)モードが便利でした。
低温で温めているからといってベタベタ感もなく、ふわっふわでいい香り。自動で最高の仕上がりにしてくれました。
生食パンや白パンはもちろん、うっかり焦がしてしまいやすいロールパンやお惣菜パンの温めにもぴったり。普段あまり温めて食べることのないクリームパンやメロンパンなども、まるで焼きたてのような美味しさに。
とにかく万能すぎて、いろいろなパンの温めに活躍してくれました。
○ 冷凍パンも中までしっかり温まる
通常のトースターはあくまで表面に焼き目をつけるもので、中まで温めるのは難しいイメージを持っていました。
ところが、ヘルシオ グリエは過熱水蒸気の力で中心までしっかりと熱が届くのだそうです。
実際に使ってみましたが、比較的厚みのあるロールパンの冷凍も弱モードでしっかりと中まで温めることができていました。
中に具が入っているカレーパンなどの温めや簡単な調理にも活躍しそうです。
× 毎回の給水や定期的な水抜きが必要
過熱水蒸気を使うヘルシオ グリエでは、毎回水タンクへの給水が必要です。
実際にやってみると大した手間ではないのですが、普通のトースターと比べてしまうとやはり面倒に感じる方もいるかもしれません。
さらに1~2週間に1回くらいの頻度で、パイプに残った水を蒸発させる「水抜き」も必要になります。
こちらも水タンクを外して水抜きモードで動かすだけなので手間はそれほどではないのですが、忘れがちなので注意しましょう。
やはり水を使うトースターだけあって、普通のトースターにはないお手入れが発生するということは覚えておいたほうが良さそうです。
× 細かい温度調整や秒単位のタイマー設定はできない
最近の高機能トースターでは温度や時間が細かく設定できるものも多いのですが、ヘルシオ グリエは大まかな設定しかできません。
モードはトースト・弱・中・強の4つのみ。タイマーも5分までは30秒単位・ 15分までは1分単位と、1秒単位の細かい調整はできません。
調理の際にレシピ通り細かく温度や時間を設定したい方には不向きかもしれませんね。
× 2枚焼きなのでファミリー向きではない
ヘルシオ グリエは2枚焼きのトースターです。
連続使用はできますが一度に3枚以上のトーストを焼くことはできず毎回給水も必要になるので、やはりファミリーなら4枚焼きのトースターのほうがおすすめです。
ヘルシオ グリエは同時にたくさんの調理が必要ないお家向きのトースターですね。
ヘルシオ グリエでワンランク上のパン生活を
過熱水蒸気の力でサクサクもちもちの至高のトーストを焼き上げてくれるヘルシオ グリエ。
弱モードでいろいろなパンをふわふわに温めたり、揚げ物の油を落としてヘルシーにお惣菜を温めたりもできる便利な一台です。
パン生活を充実させたい方は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
トースターはレンタルで試せる
購入前にヘルシオ グリエの実力を試したい方は、家電レンタルで試してみるのもおすすめです。
家電レンタルのレンティオでは、ヘルシオ グリエをレンタルしてお家でお試しできます。
ヘルシオ グリエ以外のトースターをレンタルで試すこともできるので、どれを買うか迷っている方は一度実際に使ってから決めるのもいいかもしれませんね。
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