ambie サウンドイヤカフ AM-TW01を実機レビュー！耳を塞がず、いつでも快適に音楽を楽しめるワイヤレスイヤホン

昨今、様々な種類のイヤホンが発売されていますが、「オープンイヤー型」と呼ばれる耳を塞がないイヤホンがあるのをご存知でしょうか。

耳を塞がないことで周囲の音も聞こえるため、音楽を聴きながらも街中での車の接近や駅でのアナウンスに気付きやすくなるというメリットがあります。

また、リモートワーク中や家事をしながらも、子供の声やインターホンの音などに反応できるといったことも可能です。

耳を塞がないことで、これまで音楽を安心して聞くことができなかった環境でも音楽を楽しめるようになることから、働き方やライフスタイルが多様化する現代、この耳を塞がないイヤホンへの注目が高まっています。

今回は、そんなオープンイヤー型イヤホンの中から、ambie サウンドイヤカフ「AM-TW01」を、実際に使用してレビューしていきます。

「ambie AM-TW01」の特徴

耳を塞がず「ながら聞き」ができる、オープンイヤー型イヤホンを発売しているambieから、初の完全ワイヤレス型として発売されたのが、サウンドイヤカフ 「ambie AM-TW01」です。

付け心地の良さやそのデザイン性の高さからも人気を博していますが、耳を密閉しないためイヤホンから流れる音に周囲の音も重なり、まるで自分だけのスピーカーを持ち歩いているかのように開放的に音楽を楽しめるのが魅力です。

日常のあらゆる場面で音楽を纏える、「ながら聞き」にぴったりのこの「ambie AM-TW01」について、まずはその特徴から紹介していきます。

付け心地良く快適に使える

「ambie AM-TW01」は、一般的なイヤホンのように耳穴に入れ込むのではなく、イヤカフのように耳たぶに挟むように装着します。

丸い部分が耳にフィットし、しっかりとホールドしてくれるので、完全ワイヤレスイヤホンの課題でもある落下の不安も軽減されています。

ホールド感がありながらも、本体自体も丸みを帯びているため付け心地がよく、圧迫感はほとんど感じられません。

また、イヤホンの重さは片耳およそ4.2gとかなり軽量です。

装着していることを忘れてしまうほどの軽さと快適さで、長時間のリモート会議や運動時の使用にもぴったりです。

コンパクトなボディに高い技術を集約

「ambie AM-TW01」は、ソニーの音響技術を活かしたドライバーユニットを搭載しており、高レベルな音響性能を発揮します。

またマイクは、環境音や風切り音を軽減する通話用のノイズキャンセリングCVC8.0対応となっており、クリアな通話が可能となります。

BluetoothチップにはQualcommのチップ「QCC3040」を採用しており、接続の安定性も実現しているなど、コンパクトなボディでありながら高い技術が搭載されているのも特徴です。

アクセサリ感覚で楽しめるデザイン性とカラー展開

日常のどんなシーンにも溶け込むような、シンプルでおしゃれなデザインも「ambie AM-TW01」の魅力の一つです。

カラーバリエーションも豊富で、ベーシックなブラック・ホワイトに加え、ベビーピンク、コーラルレッド、アッシュグリーンなど、絶妙なニュアンスカラーも揃っています。

また、「ambie AM-TW01」の本体には薄いシリコンカバーが付いているのですが、なんとこちらのカバーのみの販売もされており、そちらを購入することで好みの色に着せ替えることもできます！

まるでアクセサリーを選ぶかのように、その日の気分によってカラーをチョイスする楽しさを味わえるのが魅力です。

IPX5対応の防水性能

「ambie AM-TW01」にはIPX5相当の防水性能が備わっています。

IPX5は、「3mの距離から全方向に3分間、毎分あたり12.5Lの墳流水を受けても受けても有害な影響を受けない 防水レベル」とされています。

ランニングなどの運動でかく汗や、急なにわか雨で濡れてしまっても、通常の生活の範囲内あれば安心して使用可能と言えるでしょう。

ただ、ケースには防水機能は付いていないのでご注意ください。

スペック一覧表

「ambie AM-TW01」の詳細なスペックは以下の通りです。

製品項目	スペック詳細
サイズ（本体） サイズ（ケース）	20.9mm x 27.9mm x 14.1mm 37.3mm× 66mm × 21.2mm
重量（本体） 重量（ケース）	片耳約4.2g 約25g
連続再生時間	約6時間 *充電ケースの併用で最大18時間使用可能
バッテリー方式	リチウムイオン電池 （本体）片耳35mAh（ケース）270mAh
マルチペアリング	4台 *マルチポイントには非対応
マイク方式	MEMSマイク
Bluetooth® Version	Ver 5.0
ペアリング済みスマホとの通信距離	最大約10m(Class 2)
Profile/Codec	SBC, AAC, aptX, aptX Adaptive

「ambie AM-TW01」の実機レビュー

付け心地の良さとデザインに加え、確かな性能も備わった「AM-TW01」。

ここからは、実際に「ambie AM-TW01」の外観や使い方などを詳しくレビューしていきます。

セット内容

「ambie AM-TW01」に同梱されているセット内容は以下のとおりです。

ケース裏側にUSBケーブルの差込口があります。
ACアダプターは付属していないため、コンセントで充電を行う場合はお手持ちのACアダプター等を使用する必要があるので注意しましょう。

デザインと形状

左右区別があり、それぞれ『L』『R』と記載されています。

大きさの異なる2つの丸みがありますが、大きい方にドライバー、小さい方にスピーカーが搭載されており、小さい方（スピーカー）を耳の内側に入れる形で装着します。

触り心地はマットな質感。

アーチ部分には「ambie」というロゴが入っており、シンプルでとてもかわいいです。

Airpodsとのサイズ感の比較もご紹介します。

形状は異なりますが、ケースの厚み・イヤホンの重量感はほぼ同一です。

ただ、ケースは「ambie AM-TW01」の方が13gほど軽量となっています。

装着方法

スピーカーが付いている小さい方の丸みを前にし、片手で耳を抑えてながら耳たぶを挟み込むようにして装着します。

耳のくぼみに丸い部分が入る形になるので、自分のしっくりくるところを見つけます。

まず耳の上の方に挟み込んで、その後スライドするように下げていくと装着しやすかったです。

操作方法

本体を充電ケースから取り出すと自動的に電源がオンになり、ペアリングモードも開始されます。

そのままスマートフォンのBluetooth設定で「ambie AM-TW01」を選択すれば、簡単にペアリング完了です！

イヤホン本体の大きい丸みの方に、押し込み式のボタンが備わっており、このボタンを押すことで再生や停止・音量調整などの操作が可能です。

デフォルトのボタン操作と機能は以下の通りです。

機能	操作
曲再生/一時停止	左右どちらかのボタンを1クリック
音量DOWN	左ボタンを長押し1秒から下がっていく
音量UP	右ボタンを長押し1秒から上がっていく
次曲を再生	左ボタンを2クリック
前の曲に戻る	右ボタンを2クリック

さらに、「ambie AM-TW01」には専用アプリもリリースされています。

電池残量確認、イコライザー機能などに加え、説明書もアプリから確認ができるので、「どのボタンを押すとどうなるんだっけ…」と迷った時もわざわざ紙の説明書を広げる必要がなく便利です。

また、アプリからボタン操作の設定変更も可能なので、使用頻度の高い機能を自分が一番わかりやすいボタン操作にするなど、使いやすいようにカスタマイズができます。

 

「ambie AM-TW01」を使ってみた感想

実際に「ambie AM-TW01」を屋内外さまざまな場面で使ってみたので、ここからはその感想をご紹介していきます。

◎抜群の付け心地の良さ

「ambie AM-TW01」は、耳を塞がないため閉塞感もなく、シーンを選ばずにいつでも使用できると感じました。

また、装着の安定感はしっかりとありつつも、挟まれていることによる痛みを感じにくく、付け心地が本当に抜群でした。

今回、最長で5時間ほど付けっぱなしで使用しましたが、疲れは感じませんでした。

また、歩いたり軽く走ったりするくらいの通常の動作であれば、落下しそうになるということも無かったです。

ここまでストレスを感じることなく装着し続けられるイヤホンは、個人的には初めてで、とても魅力を感じました。

◎毎日身に付けたくなるデザイン性

使用シーンや年齢・性別を問わず使えるシンプルでおしゃれなデザインも、「ambie AM-TW01」の魅力の一つだと感じました。

豊富なカラーバリエーションやカバーの着せ替えができるのも、他のイヤホンにはあまり見られない特徴です。

毎日使うものだからこそ好みや気分に合わせて、シンプルにも個性的にもできるのは嬉しいポイントであると感じました。

◯音質は「ながら聞き」用途としては問題なし

周囲の音を取り入れつつも音楽も聞こえてくるため、まるで耳の近くで自分専用のBGMが流れているような感覚になりました！

もちろん外の音はしっかり聞こえるので、線路の近くを歩く時などは電車の音にかき消され、音楽はかなり聞こえにくくなります。

音質についてはクリアで聴きやすく、ながら聞きという用途であれば問題無い音質であると感じました。

ただ、厚みがあるというよりもやや軽い印象を受けたので、重低音を楽しみたいという方は少し物足りなく感じるかもしれません。

アプリ上からエコラーザーを行うことはできるのですが、調整をしても「なんとなく変わったかな…？」という程度で、個人的には劇的な変化を感じることはできませんでした。

ただ、私自身が音楽にあまり詳しくないので、普段から音質にこだわっていたりする方であれば違いを感じられるかもしれないので、気になる方は是非アプリ操作を試してみてください。

△装着は慣れるまでやや大変

耳に挟むタイプなので、通常のインナーイヤー型イヤホンに比べると装着には手こずりました。

片手で耳を抑えながらもう片方の手で装着する必要があるので、基本的には両手を使います。

そのため、歩きながらや、手荷物を持ちながら装着しようとするときはやはり少し不便に感じました。

日ごろからアクセサリーのイヤカフを付けることが多い人であればスムーズに装着できるかもしれませんが、そうでない方は慣れるまでは付けづらさを感じてしまうかと思います。

△静かな場所では音漏れに注意

「ambie AM-TW01」は耳を塞がず、耳元でスピーカーが鳴っているような仕様のため、通常のインナーイヤー型のイヤホンに比べるとやや音漏れは感じやすいと思いました。

実際、テレビもついていない静かな部屋で、他の人に装着してもらい音漏れを確認したところ、1.5mくらいまでの距離に近づくと少し音が聞こえるような感覚がありました。

一方、喋り声や作業音がしている職場でも同じように1m強くらい離れた隣席の人に装着してもらいましたが、こちらは音漏れは気になりませんでした。

そのため、図書館や静かなカフェで作業をするときや、満員電車などで人との距離が近くなる場合などは、少し音量に注意する必要がありそうです。

「ambie AM-TW01」でいつでもどこでも音楽を

「ambie AM-TW01」を実際に使用してみて、その快適な使い心地にとても満足しました。

音楽を楽しめるシーンも増えるので、すでに持っているイヤホンのサブ機として、リモートワーク中やランニング時専用というような使い方もおすすめです。

「ambie AM-TW01」はまずお試しレンタルから

とはいえ実際購入するとなると、機能や装着感、自身のライフスタイルに合うかなど、気になる部分はたくさんありますよね…。

すぐに購入に踏み切れないという方は、まず一度レンタルで試してみるのもおすすめです！

家電レンタルサービスレンティオでは、「ambie AM-TW01」をはじめイヤホンをお得にレンタルできます。

購入前のお試しに、気軽にレンタルしてみてはいかがでしょうか？

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