MX ERGOをレビュー!トラックボールマウスの特徴やメリットを合わせて紹介
更新日2023/01/23
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こんにちは。原田と申します。
皆さんは、普段どのようなタイプのマウスをお使いでしょうか?
私は会社では一般的な形状の有線の光学式マウスで、自宅では親指操作タイプのトラックボールの無線マウスを使用しています。
自宅のPC机が省スペースなものを使用していることもあり、前後左右に動かすことがないトラックボールマウスと相性がいいんですよね。
しかし、これまでトラックボールマウスはその1点しか使ったことが無かったので、Logicool(ロジクール)のトラックボールマウス「MX ERGO」の使用感を試してみました。
もくじ
トラックボールマウスって何?
一般的な光学式マウスの場合、カーソルを移動させるためにはマウス全体を前後左右に動かすこととなります。
一方で、トラックボールマウスはマウス自体の位置は動かさず、上面や側面に取り付けられているボールを指で回転させることによってカーソルを移動させるものとなっております。
そのため、マウスを置くだけの最小限のスペースさえあれば使用できるという点が、大きなメリットの1つとなっています。
トラックボールマウスのメリットについては、下記の記事でもまとめてありますので、よろしければ合わせてご確認ください。
トラックボールとは?光学式マウスと使い比べて分かったメリットとデメリット – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Logicool MX ERGO MXTB1s の特長、そのメリットとは
メーカーの公式動画かっこいいな…。
商品自体が黒を基調としたシンプルなデザインなので、職場でも気にせず使えますね。
本商品のメリットはいくつかありますが、中でも特徴的な部分を3つ書き出しました。
「調節式ヒンジ」によって最適な角度を選ぶことができる
マウスの角度を変えられるというのがこの商品の面白いところです。
一般的なマウスは手のひらが机に対して並行になるような持ち方なのですが、この状態だと若干手首をひねっていることになります。
このマウスでは20度の角度をつけて使用することで、イメージとしてはペンを持つ時と同じような角度でマウスを掴むことが出来るため、余計な力が不要になります。
とはいえ「角度付けて使ってみたけど、しっくりこない」という場合には0度にすることもできるので、使用者の好みで使い分けられるのが利点ですね。
ボタンを1回押すことで、カーソルの速度と精度を変更できる
従来のトラックボールマウスの弱点として「細かい動きが苦手」という点があります。
というのも、親指だけで画面全体のどの箇所にもサッとカーソルを移動させようと思うと、カーソル速度は早めに設定することが必要です。
しかし、逆に細かい範囲だけ動かしたいときには、その設定だと非常に繊細な操作を求められることになります。
例えばクリエイティブな作業などでちょっと困るところですね。
一方で、この商品はボタン1つでプレシジョンモードと言って細かな作業をするのに適したモードに切り替えることが可能なので、普段使いの際も細かい作業をする際もストレスなく使用することが出来ます。
2台のデバイスを同時に接続し、簡単に切り替えることが可能
スクロールホイール直下にあるスイッチを押すと、接続先を瞬時に切り替えることが可能です。
この機能を使用するのは一部の職業に限られる気もしますが、PCを2台同時に使用する際に有効に使えそうですね。
Logicool MX ERGO MXTB1s の使用方法
ここからは、実際に「MX ERGO MXTB1s」の外観や使い方などを詳しくレビューしていきます。
同梱品を確認
こちらが同梱品一覧です。
- 本体
- Unifying USBレシーバー
- Micro-USBケーブル Type-B(充電用)
- 保証書
- 外箱
非常にシンプルですね。
セットアップ用のCDや取扱説明書は同梱されていませんでした。
箱の側面に「簡単セットアップ」と書かれたQRコードがありますが、こちらはメーカー公式のマニュアルサイトのリンクですので、私のように英語が苦手な方は日本語で記載されたページを参照していただいた方が解りやすいかと思います。
充電方法
こちらの商品はUSBケーブルによる充電式です。
自宅の無線マウスは乾電池式なので、取り換えがちょっと億劫なんですよね…。
1回のフル充電で最長4ヵ月間使用可能とのことで、充電頻度が低くて済むのもポイントが高いです。
欲を言えば、個人的にはType-BではなくてType-Cの方が良かったなというところでしょうか。
初期設定
今回はUnifying USBレシーバーを使用する方法でPCに接続してみます。
Logicool Optionsというソフトをダウンロードし、指示に従って設定を進めていきます。
途中、ログインまたはアカウントを作成という画面が表示されますが、アカウントは作成しなくても使用する事が可能です。
ただアカウントを作成しておくと、設定のバックアップ作成や、データが破損してしまった際に設定の復元をすることができます。
また、複数台のPCで使用する場合も、Logicool Optionsにてログインするだけで設定の引き継ぎが行えます。
ソフトの指示に従って進めていき、途中でUnifying USBレシーバーをPCのUSBポートに差し込んでマウスの電源を入れると、早速マウス操作が有効になります。
特に難しい手順もなく、簡単に接続が出来ました!
ペアリングが完了したら、各種ボタンの動作の割り当てを変えたり、ポインタやスクロールの速度の調整なども行えます。
自分好みの操作感にすることが出来るのは良いです。
使ってみてわかった注意点
実際に使用してみて、いくつか注意点も見つけましたので紹介したいと思います。
大きくて重量感がある
普段会社で使用しているBUFFALOの有線光学式マウス(BSMBU26SMBK)と大きさを比べてみると、一回り大きい印象です。
かつ底部の金属プレートを含めると259gとなかなかの重量感があります。
そのため、頻繁に持ち歩いて出先で使用するという用途には不向きかもしれません。
しかしこの重さは単純にデメリットというわけではなく、軽い力ではマウス自体が動かないという点で操作の安定感に繋がっています。
光学式マウスのようにマウス自体を動かすものではないため、むしろこれくらいの重量感があった方が使いやすい気がします。
私は男性の中でも比較的手が大きい方なのですが、指と手のひら全体がマウス上面に触れるような感じですのでピッタリなサイズ感でした。
逆に手が小さい方にとっては、少し大きすぎるように感じるかもしれません。
角度は0度または20度で、中間は選べない
それほど細かい角度調整を求める方はなかなかいないと思いますが、使用可能な角度は0度または20度となっており、例えばその中間の10度で固定するといったことは出来ません。
この仕組みとして、底部の金属プレートが磁力でマウス本体とくっつくようになっており、シーソーのような原理で角度を調整するものとなっています。
面白い発想ですね。
Logicool MX ERGO MXTB1sは購入前のお試しレンタルがおすすめ
今日一日このマウスを使用して仕事をしてみたのですが、この20度の角度がほんとに絶妙で非常に使いやすかったです。
あぁ…これまでトラックボールマウスを使ったことがない方にも、この感動を伝えたい…。
ということで、この記事を読んで少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ一度お試しレンタルを検討してみてください。きっとハマると思いますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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