象印の炊飯器NW-FA10を実機レビュー!炎舞炊きでふっくら美味しい白米を
更新日2022/11/29
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象印の電化製品は、昔から高品質として有名であり、全国的にも人気の商品が揃っています。
炊飯器も例外ではありません。
今回紹介する象印の炊飯器「NW-FA10」は、皆さんの希望を叶えるような、ふっくら美味しいご飯を炊き上げること間違いなしでしょう。
なるべくお手入れの時間を減らしたい方や、ガス窯に負けないくらい美味しいご飯を炊いてみたいという方にもお勧めしたい商品なので是非最後までご覧ください。
もくじ
象印の炊飯器NW-FA10の特徴
「NW-FA10」は、シンプルな造りとなっているにも関わらず、上質なご飯が炊きあがります。
この美味しさは、炊飯器のどんな機能から生まれているのでしょうか。それぞれの特徴や魅力的な点を見ていきましょう。
3DローテーションIH構造でさらに進化した「炎舞炊き」
従来品は1つの底IHヒーターで加熱していたのが、「NW-FA10」はさらに進化を遂げて、6つの底IHヒーター対面加熱で、熱をさらに激しく対流させる「炎舞炊き」を実現させました。
加熱範囲が6ブロックに分かれ、ローテーションで2つのヒーターが対角線上で同時に加熱するようになっています。
部分的な集中加熱を繰り返すことで、上下と左右に激しい対流を引き起こし釜の内部までかき混ぜます。
従来品と比較しても約4倍以上の強い加熱を加えることが可能となり、米本来の甘味をより引き出せるようになりました。
蓄熱性・発熱効率・熱伝導に優れた「豪炎かまど釜」
「NW-FA10」魅力の1つは、なんといっても鉄(くろがね仕込み)の豪炎かまど釜。
炎舞炊きの集中加熱を活かす「鉄」を仕込んだ内釜を使用することで、蓄熱性や発熱効率、熱伝導に優れた内釜へと進化しました。
この鉄素材と他の素材を層のようにして組み込んだこだわりの内釜です。
鉄以外には、米の甘未成分とうまみ成分を引き出すプラチナコート、優れた熱伝導で釜内に十分な熱を伝えるアルミ、蓄熱性・耐熱性に優れたステンレスが使われています。
文字が見やすく使いやすい「大型バックライト液晶」
「NW-FA10」は、画面自体が大きめ且つ大型のバックライト液晶なので、大きくて見えやすい仕様になっています。
操作はタッチパネル式で指でタップするだけで簡単に操作できるので手間いらず。
好みの食感に炊き分ける!15通りの「炊き分けセレクト」メニュー
何が食べたいかその日の気分によって変わるようにご飯の硬さも料理や気分によって変わりませんか?
そんな方のために「NW-FA10」のおすすめの機能は「炊き分けセレクト」メニューでお米の食感を15通りから選択できるのです。
硬い・標準・軟らかめの硬さを3段階、さらに粘り強さを5段階と細かく調節できます。
食感の選択手順
コンセントプラグを挿し込むと、上の写真のような画面が表示されます。
このパネルから、炊き分けセレクトを指でタップします。
次に「炊き分けセレクト」という項目をタップしましょう。
自分の好みの「かたさ」と「粘り」を選択したら、炊飯ボタンのランプが赤く光るのでボタンを押せば炊飯開始です。
毎日の気分によって様々なお米の食感を試してみると、新たな美味しさに出会えるかもしれません。
スペック一覧表
炊飯器の主なスペックについて、下記の表に記していきます。
商品名 | 圧力IH炊飯ジャーNW-FA10型 |
---|---|
炊飯容量 | 1.0L(5.5合炊き) |
加熱方式 | 6面底IHヒーター対面加熱 |
内釜 | ・豪炎かまど釜(鉄素材をアルミとステンレスの層で挟んだ構造) ・「うまみプラス」プラチナコート |
内釜洗米 | 可能 |
保温時間 | 極め保温:40時間 高め保温:12時間 炊き込みご飯・おかゆ・おこわ:保温不可 |
白米の炊飯メニュー | 炊き分けセレクト わが家炊き 熟成 急速 特急 炊き込み 鉄器おこげ 冷凍ごはん お弁当 やわらか よりやわらか エコ炊飯 |
その他の炊飯メニュー | すしめし・おかゆ・麦ごはん・玄米(ふつう・熟成) |
消費電力 (炊飯時) |
1回の炊飯当たり151Wh |
コードの長さ | 1m(コードリール付き) |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
幅26㎝×奥行き33㎝(蓋開き時)47.5㎝×高さ23.5㎝ |
重さ | 8.0kg |
Amazon税込価格 (2022年9月22日現在) |
95,800円 |
実際に象印の炊飯器NW-FA10でお米を炊いてみた!
今回は 象印の炊飯器NW-FA10をレンタルして実際にお米を炊いてみました!
ここからは「NW-FA10」の付属品とご飯を炊くまでの手順について解説していきたいと思います。
付属品
- 本体
- 取扱説明書
- 内釜
- 計量カップ
- 内ぶた
使い方
炊飯器の使用手順もいたってシンプル。誰でも手軽にご飯が炊けるので簡単に使いこなせます。
時間がない方でも毎日美味しいご飯が食べられるようになるでしょう。
計量カップで食べたい分のご飯を測って内釜に入れる
計量カップで食べたい分のお米を入れて、内釜に入れます。
カップにメモリが記してあるのでメモリを基準に量を定めましょう。カップ満杯が丁度1合分です。
白米1合分なら内釜のメモリの「白米」と書かれている「1」の部分まで水を入れましょう。
ちなみにこちらのメモリは通常炊飯メモリの対面に記載されているエコ炊飯のメモリとなっています。
それぞれメモリが違うので見間違えないように気をつけましょう。
今回はお米1合分のご飯を炊いてみようと思います。
内釜のメモリを見て、適量の水を入れる
計量カップ満杯分のお米を内釜に入れ、白米のメモリの「1」のところまで水を入れてお米を研ぎます。
内窯でそのまま洗米できるのは嬉しいですね。
スイッチオン
「炊き分けセレクト」の手順でご飯の食感を選択したら炊飯ボタンを押します。
今回は、通常炊飯で粘りは「標準」、硬さは「軟らかめ」を選んだところ炊飯時間は71分でした。
残ったご飯を保温する
ご飯が炊きあがった後は、最大40時間まで保温できます。
保温を取り消したい場合は「保温/とりけし」ボタンを押してください。
極め保温と高め保温の2種類選択可能で、保温中パネルの「保温切り替えキー」を押せばいつでも切り替え可能です。
NW-FA10で炊き上げたごはんを実食!
炊飯が完了したらいよいよ実食の時間です。今回はエコ炊飯と通常炊飯の両方の方法で炊いてみました。
エコ炊飯で炊きあがったご飯は上の写真です。
見た目的にはふっくらとした仕上がりになっており、色合いがとても綺麗で鮮やかな仕上がりでした。
実食してみたところ、硬さや粘りも特に問題なく、エコ炊飯でも十分美味しいご飯が炊けると思います。
ただ少々硬めの印象があり、またそこまで気になりませんが、全体的にパサパサした出来具合でした。
軟らかいご飯が好みの人にとっては少し物足りない仕上がりかもしれません。
しかし、エコ炊飯の場合は炊きあがるまでの時間が48分と通常より短めなので、節電に加え時間の節約の利便性があります。
こちらの写真は通常炊飯で炊きあがったご飯です。
見た目はエコ炊飯と変わりなく、色合いもキラリと光る鮮やかな白色という印象でした。
味のほうは、やはりエコ炊飯と比べるとパサついた感覚が無くなり、ご飯も柔らかい仕上がりでより美味しく炊きあがりました。
使用後のお手入れ方法
「NW-FA10」はとてもシンプルな構造で細かな部品などもないので、お手入れも簡単に行えます。
ここからは各部品ごとのお手入れ方法を紹介していきます。
本体操作部・コード
本体の操作部は、お米を研いだ手でそのまま触れてしまう場合もあるかもしれません。
できるだけ汚れた状態の手で触れないことが望ましいですが、汚れた場合は柔らかい布やキッチンペーパーで傷がつかない程度に綺麗に拭き取りましょう。
またコードにおいても同様の手順でお手入れしてください。
プッシュボタン
プッシュボタンは、本体との間にわずかな隙間が見られます。
もし隙間に目立つような汚れなどが挟まっていた場合は、爪楊枝などの細長い棒状のもので取るようにしましょう。
汚れのつまりによって、プッシュボタンが押せなくなり炊飯器の蓋があかなくなる恐れがあるので気をつけましょう。
本体底部
本体底部には2か所の空気溝があります。
通常のお手入れでは傷がつかないように柔らかい布で拭き取る程度で構いませんが、月に一度掃除機などで詰まった埃や汚れを吸い取るようにしましょう。
内ぶた
内ぶたに関しては、本体の蓋から取り出す際は故障させないように注意が必要です。
1.黄色いつまみを指で下に引きます。
2.下に引くと上の部分は外れるので、上から下の順番で外します。
3.内ぶたは水に数分浸して中性洗剤を使って柔らかいスポンジで洗います。
内釜と計量カップ
計量カップと内釜は中性洗剤をつかい柔らかいスポンジで洗います。
特に内釜の表面はフッ素加工なので傷つくとはがれてしまうので、硬いスポンジで磨かないようにしましょう。
実際にNW-FA10を使って気づいた魅力
実際に「NW-FA10」でご飯を炊いて実食とお手入れまで行なってみて、とても魅力的に感じる要素が多々ありました。
ご飯の味はもちろんのこと、NW-FA10ならではの特長も複数見られたので紹介していきます。
自分の好みにより近い触感と出会える「わが家炊き」
実際にご飯が炊きあがった際、自分や家族の好みの食感ではなかった場合にわが家炊き感想機能を使うことで、次回の炊飯以降、選択した要望に近い食感のご飯を炊いてくれます。
実は銘柄米も産地や気候の変動によって味が変わるそうです。
季節が変わるといつものお米の味も微妙に変わるので、わが家炊きをつかっておいしく食べれます。
感想の答え方は質問形式になっていて、それに答えていくと次回の炊飯に反映されます。なんと炊き方は最大121通り!
自分の感想を答えるだけで好みの炊き具合にしてくれるなんてありがたいですね。
想像以上の美味しいお米が炊きあがる
私自身、炊飯器で炊くご飯はどの炊飯器を使っても同じ味だと思っていました。
しかし「NW-FA10」についている炊き分けセレクトや、わが家炊き機能も相まって想像していた以上に美味しいご飯が炊きあがり、さすがは象印の炎舞炊き、クオリティが光っているなと感動を覚えました。
あまり炊飯経験のない小学生のお子様にも十分美味しく炊ける炊飯器ではないでしょうか。ご飯を炊くこと自体が楽しみの1つになりそうです。
お手入れが簡単
お手入れの説明でも記載しましたが、実際に行なってみるととても簡単です。
お手入れは、電化製品を使う中でも一二を争う面倒な作業だと思われるかもしれませんが、布や柔らかいスポンジなどでサッと拭くだけで終わってしまうので、非の打ちどころがないほどに手軽に行えます。
細かい隙間などに汚れが付着していた場合は爪楊枝などで取り除く必要がありますが、滅多に目立つ汚れが付くことは無いのでそこまで手間はかかりません。
実際にNW-FA10使って気になった点
魅力あふれる「NW-FA10」ですが、使っているうちに細かい部分ではありますがいくつか注意すべき点も見受けられました。
どれも大きなデメリットにはなりませんが、煩わしさを無くすためにも是非参考にしてください。
炊飯器本体が少し重め
炊飯器自体はシンプルな構造で使いやすく、美味しいご飯が炊きあがるのですが、本体の重量が8.0kgと少し重め。
特に小柄な体格の子どもや女性の場合、持ち運びの際は落として破損や怪我の原因にならないよう注意が必要です。
あらかじめキッチンにスペースを設けて置き場を決めておくことをおすすめします。
炊飯開始時と炊き上がり時の音楽が大きめ
炊飯を開始する際と、炊きあがりを知らせる際に音楽が鳴るのですが、その時の音が少々大きめの印象がありました。
ご飯が炊きあがったことを部屋から少し離れた場所にいる家族に知らせる分には丁度いい音かもしれません。
しかし、アパートに一人暮らしで生活している身としてはやや大きすぎるくらいに思います。
音楽の音量が気になる場合は、設定機能でサイレントモードに切り替えましょう。
サイレントモードの切り替えかた
1.コンセントを挿し込んだ時のパッチパネル画面にある「機能」キーをタップします。
2.次に表示される画面の「報知切り替え」キーをタップします。
3.最後に、「サイレント」キーをタップし「決定」キーを押したら変更完了です。ちなみに音声にはメロディの他にブザーもあります。
15種類の炊き方のセレクトに悩みがち
15種類という豊富なほどにお米の食感を選べるのは喜ばしいことですが、特にお米の食感にあまりこだわりがない方や、逆に色んな食感を試して自分にとって最適な食感を見つけたいという方にとっては悩んでしまう要因にも。
お米の食感で悩むのはある意味楽しいひと時かもしれませんが、悩みすぎて時間がかかってしまわないように気をつけたいところですね。
どうしても悩んでしまいそうで、特に食感にこだわりが無い場合は毎日1つずつ試してみるのもアリでしょう。
象印の炊飯器「NW-FA10」は好みの食感に出会いたい人におすすめ!
今回は、象印の炊飯器「NW-FA10」をご紹介させていただきました。
炊飯器を変えるだけでも、今までとはひと味違う上質な食事を楽しむことができるでしょう。
手軽に簡単に美味しいご飯が味わいたい方には是非お勧めしたい商品です。
これからNW-FA10の購入を検討している方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
炊飯器はお試しレンタルできる!
炊飯器の購入を迷われている方も、購入前に家電レンタルでお試しするのもおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、NW-FA10のような炊飯器をレンタルしてお家で実際にお試しできます。
実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取るもことも可能です。
気になる商品は使ってみて納得して購入したいですよね。まずはお気軽にお試しレンタルをしてみてくださいね。
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