象印の炊飯器 極め炊きNW-CA10を実機レビュー！特徴や炎舞炊きNW-FA10との違いも紹介

普段炊いているご飯の味がイマイチ物足りない、ご飯が自分好みに仕上がらないと悩んでいる方はいませんか？
原因は、お米のもっちり感や甘みが足りていないからかもしれません。

今回ご紹介する象印の圧力炊飯ジャーNW-CA10は、そんな悩みを解決に導くあらゆる機能が備わっています。

炊飯器をNW-CA10に変えるだけで、ご飯の味わいが一気に改善されるでしょう。
今回の記事では、そんなNW-CA10型の特徴や魅力や取り扱い方法などを解説していきます。

象印の炎舞炊きNW-FA10との違いも簡単にご紹介しているので、象印の炊飯器を購入している方の参考になれば幸いです。

 

NW-CA10の特徴

NW-CA10には、お米の味や食感を最大限に引き出す様々な特徴が備わっています。
新しい炊飯器を買う基準として考えても良いかもしれません。
それではNW-CA10の特徴をご紹介します。

お米が豪快に舞う大火力・高圧力

NW-CA10は、炊き上げの段階から沸騰維持工程で一気に大火力を加え、激しい対流を起こす大火力・高圧力が魅力的です。

沸騰中、甘み成分である還元糖を引き出し、さらに追い加圧として高圧力1.3気圧をかけます。
すると、水中に溶け出した還元糖がお米一粒一粒に染み込むのです。

発熱効率を高めた内釜

NW-CA10の内釜は、釜全体に熱が伝わる形状です。
また、釜の外側にはIH加熱と相性が良い発熱効率の高い鉄をコーティングし、ご飯の炊き上がり時にムラを抑えます。

甘未たっぷりのお米を炊き上げる秘密

ふっくら・もちもちで甘みあるご飯を炊き上げるには、高温を一定時間キープすることが重要。
象印の圧力IHタイプは一定の圧力をかけ続け、100度以上の高温を維持することで、釜内に激しい対流を引き起こしてお米の甘み成分を引き出します。

スペック一覧表

下記の表にスペックを記載しました。購入の際に是非参考にしてみてください。

商品名	象印圧力炊飯ジャーNW‐CA10
炊飯容量	0.09～1.0(5.5合)
加熱方式	圧力IH方式
内釜	鉄器コート黒まる厚釜
内釜洗米	可能
保温時間	最大４０時間
白米の炊飯メニュー	わが家炊き しゃっきり ややしゃっきり ふつう ややもちもち もちもち 熟成 急速 炊き込み
その他の炊飯メニュー	エコ炊飯 すしめし おかゆ 雑穀米 麦ごはん(ふつう・もちもち) 蒸気セーブ やわらか 玄米(ふつう・熟成) おこわ 発芽玄米
消費電力 (1回当たりの炊飯時)	148Wh
消費電力 (1時間当たりの保温時)	16.8Wh
コードの長さ	1.0m
サイズ (幅×奥行き×高さ)	27.5×34.5×21.5(蓋開き時44.5)cm
重さ	約6.0kg

NW-CA10をレンタルして実際にお米を炊いてみた！

今回はNW-CA10をレンタルして実際にお米を炊いてみました！
ここからはご飯を炊く手順を説明します。
特別な操作は必要なく、ボタンを押すだけなので簡単です。

 

使い方

ここからは、ご飯を炊く手順を白米を例に挙げて説明していきます。

お米を計量カップで計り、内なべに入れる

計量カップですり切り一杯が一合分です。

計量カップでお米を測ったら内なべにいれます。

内なべのメモリに合わせてお水をいれます。ちなみに内なべでそのまま洗米もできます。

お米を選択ボタンを押す

コンセントを繋いだら、まず「お米を選択」ボタンを押しましょう。
ボタンを押すごとに白米・無洗米・玄米が点滅しながら切り替わります。

メニュー選択の矢印ボタンを押す

次に、メニュー選択と書かれてある部分の「▶」を押すと、パネルに表示されてある食感を選ぶ選択肢が「しゃっきり→やわらか」の順番に切り替わります。

文字が点滅することで選択している項目がチェックできるので、パネルを見ながら動かしましょう。「◀」で逆の方向に切り替わります。

炊飯ボタンを押す

すべての選択が完了したら「炊飯」ボタンを押すと、炊飯が開始されます。

NW-CA10で炊き上げたご飯を実食！

NW-CA10で炊いたご飯を実食してみました！
炊き上がりは白米一粒一粒が鮮やかに輝き、ふっくらした仕上がりに。
またもっちり度と柔らかさも自分好みで選べるので、食感も上質です。

使用後のお手入れ方法

電化製品を使用するにあたって特に面倒なお手入れ作業。
しかし、NW-CA10の場合は特別難しい作業は必要なく簡単に行えます。

ここからは、全体的な手順を説明していきますので、もしご購入を検討の際は、お手入れ時の参考にしてみてください。

本体操作部・差し込みプラグ・コード

キッチンペーパーなどの乾いた布で拭くだけでOKです。

プッシュボタン

隙間に米などの目立つ汚れが挟まっている場合、引っかかって炊飯器の蓋が開かなくなってしまう恐れがあります。
汚れの詰まりに気づいた際はすぐにつまようじなどで取り除くようにしましょう。

本体蓋のフック部

狭くて細かい部位なので、フック部同様お米など大きめの汚れが詰まる可能性があります。
もし詰まりが見られた時は、つまようじなどで取り除きましょう。

本体底部

キッチンペーパーなどの柔らかい布で拭く。

内なべ・しゃもじ・計量カップ

中性洗剤をつけた柔らかいスポンジなどで洗い、水分をよくふき取りましょう。
この時、スポンジの硬い面を使わないように注意してください。

内ぶた

湯または水に浸し、中性洗剤と柔らかいスポンジなどで洗い、水分をよくふき取りましょう。
内ぶたも上記の付属品同様、硬い面のスポンジは使わないようにしてください。

実際にNW-CA10を使って気づいた魅力

今回の炊飯器NW-CA10を使用している中で、たくさんの魅力がありました。
その中でも特に魅力的に思えた点を厳選してご紹介していきますので、ぜひご購入の基準にしてみてください。

気になる匂いを防ぐ「クリーニング機能」

いくら炊飯器を入念にお手入れしたとしても、経年的に匂いが残ってしまうのが悩みどころ。
しかし、NW-CA10にはそんな利用者の悩みを解決してくれるクリーニング機能があるのです。

匂いが気になりはじめたらその都度活用してみてください。
具体的な手順は以下の通り。

内なべに水を入れて蓋をする

内なべに、白米で1合分の水を入れます。

予約ボタンを押す

コンセントを挿したら「予約」のボタンを約2秒ほど長押しします。
炊飯ボタンのランプが点滅したらボタンを離してください。

炊飯ボタンを押す

パネルが上記の画像のような表示に切り替わるので「炊飯」ボタンを押します。

とりけしボタンを押す

メロディーが鳴り、表示が0に切り替わり点滅し始めたらメロディーが鳴ります。
その後「とりけし」を押したらクリーニング完了です。
内なべの中の水は熱いので、数分置いて冷ましてから取り出しましょう。

自分の好みにお米の食感を合わせられる「わが家炊き」

お米は、同じ銘柄でも収穫する時期や変動によっても食感が微妙に変わることをご存じでしょうか？
お気に入りの銘柄があっても、食感が変わってしまうようではお気に入りの味が楽しみにくくなりますよね。

そこで、本炊飯器では自分の好みの食感にご飯を炊ける「わが家炊き」を搭載。
わが家炊きは、水の量を変えず前回食べたご飯の感想をアンケート形式で回答するだけで、炊き方を希望通りに微調整し、炊くたびにその日の気分と好みの味に炊き上げてくれます。

わが家炊きボタンを押す

コンセントを挿したら「わが家炊き」ボタンを押します。

粘り強さを選択する

次に「メニュー選択」の矢印で粘りの強さを選択します。

メニュー選択ボタンを押す

再度「メニュー選択」の矢印を押して、上記のパネル内の画面に表示されている「わが家炊きの感想を入力」にてお米の硬さを選択します。

洗い物が少なくお手入れ簡単

先述の通り、NW-CA10にはお手入れに難しい作業はありません。
使用ごとに毎回洗うのは簡単に取り外せる内ぶたと内釜、しゃもじの3つだけなんです。

ほぼ毎日使う炊飯器なので、お手入れが簡単なのはありがたいですよね。
本体も、汚れがサッとふけるフラット型設計。トップパネルの凹凸も少なく、フレームと内釜を取り外したサイドセンサー以外の庫内は汚れが拭きやすいようにフラットになっています。

実際にNW-CA10を使って気になった点

魅力的な要素が溢れているNW-CA10ですが、気になる点も少々あります。
そこまで注目することはないと思いますが、人によっては煩わしさを感じることもありますので、購入の前に一度検討しておきましょう。

炊きあがりを知らせるメロディーが大きめ

炊飯開始時と、炊き上がり時にメロディーが流れます。
特にあまり気にするところではありませんが、単身でアパート暮らしをしている人にとっては少し大きく感じるかもしれません。

炊飯器の機種によっては音量調節できるものもありますが、NW-CA10は音量調節する機能はついていません。

操作が手間

本炊飯器はボタン形式での操作が基本となります。

また、炊飯方法（白米・無洗米など）や食感などの選択基準を選ぶ際、1か所でも間違えてしまうと「とりけし」ボタンを押してもう一度最初から選択しなければならず、その場合の手間が大きく感じました。

慣れてしまえば間違うことはなくなりますが、買い始めは操作時間が少し長くなるかもしれません。

炊飯中に大きな音が出る

これは私が利用した時だけかもしれませんが、実際にご飯を炊いていると、炊飯中に突然大きな音が出ることがありました。

レンタルしてみて数回利用していますが、1回の利用で必ず一度は何かがぶつかったような大きな音が出ます。

私は炊飯中、隣で黙々と仕事をしていたのですが、突発的に大きめの音が立つので人によってはびっくりするかもしれません。

象印の炊飯器NW-FA10と比較！

前回象印の炊飯器炎舞炊きNW-FA10のレビュー記事を執筆したのですが、同じメーカーでもいくつかの違いに気づきました。

今回は、具体的にどんなところが違うのかを説明しきますので、新しい炊飯器の購入を検討している方は、双方を比較して購入する際の参考にしてみてください。

象印の炊飯器NW-FA10を詳しく知りたい方はこちらのレビュー記事もおすすめです！
象印の炊飯器NW-FA10を実機レビュー！炎舞炊きでふっくら美味しい白米を – Rentio PRESS[レンティオプレス]

大きさがよりコンパクトに！取っ手も付いて持ち運びがしやすくなった

前回ご紹介したNW-FA10型は、多少の大きさがあり重量も約8キロ。
また、取っ手も無いため持ち運びが難しく、置き場を決めないと使い勝手が左右されるという欠点が。

しかし、今回ご紹介しているNW-CA10は大きさがよりコンパクトサイズとなり重量も2キロほど減少、さらに取っ手が付いているので、持ち運びの負担が軽くなりました。

場所を変えたい時なども気軽に使いこなせる製品です。

光らないデジタルパネル

表示パネルの画面自体が大きめかつ大型のバックライト液晶のタッチパネル形式のNW-FA10と比較して、NW-CA10はパネルのサイズが少々小さめかつ液晶画面ではないため、暗い部屋などでは見づらい構造になっています。

上の画像は、部屋を少し薄暗くし、影を作って撮影しました。
画面の見やすさに大きな影響が出ていることが分かります。

その反面、タッチパネルではなく、サイドに備えられているボタンによって操作するため、手の濡れ具合に影響を受けることはありません。

また、画面に直接触れる操作が苦手な方にとても使いやすい製品です。

メロディーの調整が不可能

先程メロディーが大きめで住んでいる環境によっては耳障りだと思う点を述べましたが、今回ご紹介している炊飯器ではメロディーの調整ができません。

NW-FA10では、耳障りに感じた場合は手順を踏めばサイレントモードなどの変更が可能でしたが、NW-CA10の場合は変更が不可なので注意が必要です。

象印の炊飯ジャーNW-CA10は手軽に美味しいご飯が炊きたい人におすすめ、たくさんの食感を堪能して自分の好みを見つけよう！

今回は象印の炊飯器NW-CA10をご紹介しました。自分好みのお米の食感と出会うには少し時間はかかるかもしれませんが、色んな食感を味わうのも楽しみの1つになるでしょう。

これから新しい炊飯器の購入を検討している方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

象印の炊飯器おすすめ機種を知りたい方はこちらの記事もぜひ読んでみてくださいね！
象印炊飯器のおすすめ4機種をご紹介！種類別に違いや特徴を解説します – Rentio PRESS[レンティオプレス]

炊飯器はお試しレンタルできる！

炊飯器の購入を迷われてる方も、購入前に家電レンタルでお試しするのもおすすめです。

カメラ・家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、圧力IH炊飯ジャーNW-CA10のような炊飯器をレンタルしてお家で実際にお試しできます。

実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取るもことも可能です。

気になる商品は使ってみて納得して購入したいですよね。まずはお気軽にお試しレンタルをしてみてくださいね。
[レンタル] 炊飯器 一覧｜中古/新品・点検済み・保証付き – Rentio[レンティオ]

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