JBL Tune Flex Ghost Editionをレビュー!使い分けできる2ウェイ使用のコスパ良な完全ワイヤレスイヤホン
更新日2024/04/23
イヤホン・ヘッドホンカテゴリの人気記事
3COINS(スリーコインズ) のクリアケースワイヤレスイヤホンをレビュー!可愛くてオシャレ!ファッション性が高い完全ワイヤレスイヤホン
ダイソー TWS002をレビュー!前モデルからの進化がすごい!メイン機にも使えるコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホン
3COINS(スリーコインズ) のミニワイヤレスイヤホンをレビュー!小さくてかわいい!2000円台で買えるコスパ最強ワイヤレスイヤホン
AirPods Pro(第2世代)をレビュー!AirPods Pro(第1世代)との比較、違いや進化したポイントなどを徹底解説
[2024]Anker(アンカー)のおすすめのワイヤレスイヤホン11選!Ankerのワイヤレスイヤホンの特徴も併せて紹介
今ではさまざまなブランドから販売されている完全ワイヤレスイヤホン。
購入する決め手として、見た目が好みで安価なものや高音質や多機能など、選び方もさまざまです。
本記事では、安価でありながらデザインに特化したJBLの完全ワイヤレスイヤホン「Tune Flex Ghost Edition」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
JBL「Tune Flex Ghost Edition」について
「Tune Flex Ghost Edition」は、世界最大級のオーディオメーカー「JBL」から発売された完全ワイヤレスイヤホン。
スケルトンなデザインが話題の本製品はブラック、ホワイト、パープルの3種類を展開しています。
2022年10月7日にブラック、ホワイトの2色が発売され、パープルは10月下旬にJBL直販限定販売カラーとして発売されました。
Tune Flex Ghost Editionの製品スペックや特徴から紹介していきます。
JBL Tune Flex Ghost Editionの製品スペック
Tune Flex Ghost Editionの製品スペックは、下記の通りです。
項目 | Tune Flex Ghost Edition |
---|---|
重量 イヤホン | 10g |
重量 ケース+イヤホン | 50g |
カラー | 3色(ブラック・ホワイト・パープル) |
ドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
Bluetooth Ver | Ver.5.2 |
対応コーデック | SBC, AAC |
ノイズキャンセリング機能 | ○ |
防水機能 | 対応(IPX4等級) |
再生時間 | ANC ON時:充電ケース併用で約24時間 ANC OFF時:充電ケース併用で約32時間 |
公式税込価格 (2022年11月現在) |
13,200円 |
JBL Tune Flex Ghost Editionの特徴4つ
JBL Tune Flex Ghost Editionの特徴4つをご紹介します。
①スケルトンデザイン採用で目を惹く
②2種類のイヤーチップで2ウェイ使用
③アンビエントアウェア&トークスルー機能搭載
④音声アシスタントと「Google Fast Pair」対応
特徴①|スケルトンデザイン採用で目を惹く
Tune Flex Ghost Editionは、スケルトンデザインを採用しており、目を惹くメカニカルな見た目です。
内部のパーツや構造が透けてみえる透明部分の素材には、航空機の窓などにも使われているというハイグレードポリカーボネートを使用しており、高い透明度だけでなく、衝撃強度や耐熱性も兼ね備えています。
また、ケースの背面とフタ部分には、“JBLホーンのマーク”を施したクールなデザインです。
特徴②|2種類のイヤーチップで2ウェイ使用
イヤホンの先端を2種類のイヤーチップで付け替えることによって、「オープン型(開放型)」と「密閉型(カナル型)」の2ウェイ使用が可能になります。
○オープン型イヤーチップ・・・開放型とも呼ばれ、軽い装着感で周囲の環境音を聞くことができます。“ながら聴き”が可能。
○密閉型イヤーチップ・・・カナル型とも呼ばれ、しっかりと密閉された装着感で周囲の音をシャットアウト。遮音性が高く音楽を集中して聴けます。
オープン型(開放型)の完全ワイヤレスイヤホンとして代表的なのがAppleのAirPodsです。
仕事場での会話や車の走る音など周囲環境の音を逃したくない時にはオープン型(開放型)、ざわざわしたノイズや雑踏の中で周囲の音を気にすることなく音楽に集中したい時は密閉型(カナル型)と、環境やシーンに合わせた使い分けが可能になっています。
特徴③|アンビエントアウェア機能とトークスルー機能を搭載
Tune Flex Ghost Editionは、通常のANC(アクティブノイズキャンセリング)機能に加え、アンビエントアウェア機能とトークスルー機能を搭載しています。
- アンビエントアウェア・・・環境の外音を取り込む
- トークスルー・・・装着したまま会話の声を聞き取りやすくする
どちらの機能も、イヤホンのタップ操作、またアプリ「JBL Headphones」から変更が可能です。
- 左のイヤホンを1回タップ・・・ANC(アクティブノイズキャンセリング) ON / アンビエントアウェア ON
- 左にイヤホンを2回タップ・・・トークスルー ON / トークスルー OFF
トークスルー機能にすることで、今聴いている音のボリュームを抑えて、アンビエントアウェア機能以上に環境の外音が聴こえるようになります。
例えば、外出先で買い物中にアンビエントウェア機能をONにして、レジでの決済時には店員さんの声を聞きやすくなるためにトークスルー機能をONにするといった使い方ができます。
特徴④|音声アシスタントと「Google Fast Pair」対応
専用アプリ「JBL Headphones」を使用することによって、Bluetooth接続したデバイス側に搭載している音声アシスタント機能を使うことができます。
接続するデバイスがiPhoneの場合には上画像のように「Siri」、Androidスマートフォンの場合には「Google音声アシスタント」が起動します。
音声アシスタント機能は、両手がふさがって操作できない状態でも、声のみで操作することができて便利です。
また、Googleが提供するペアリング簡素化システム「Google Fast Pair」にも対応しており、Android OS 6.0以上のスマホであれば、専用のポップアップ画面からワンタッチでペアリング設定が可能です。
JBL Tune Flex Ghost Editionの実機レビュー
それでは、Tune Flex Ghost Editionの実機を使用してみたいと思います。
同梱物
箱の中には本体と充電ケースの他に、密閉型イヤーチップ(3種類)、USB-Type Cの充電ケーブル・QSG(クイックスタートガイド)が同梱されています。
Tune Flex Ghost Edition本体
密閉型イヤーチップ(3種類)
充電ケース
USB-Type Cの充電ケーブル
QSG(クイックスタートガイド)
ペアリング方法
Tune Flex Ghost Editionと筆者が持っているiPhoneの同期は、比較的簡単にペアリングすることができました。
Androidスマートフォンで簡単にペアリングできる「Google Fast Pair」にも対応していますので、簡単にペアリングが可能です。
ペアリング方法の手順は以下の通りです。
Tune Flex Ghost Editionのペアリング方法
- 充電ケースを開けると電源がON(ペアリングモードになる)
- スマートフォンなどの端末側で製品名「JBL TUNE FLEX」をタップ
- 「接続済み」の表示でペアリングが完了
専用アプリ「JBL Headphones」
また、iOS、Android向けに専用アプリ「JBL Headphones」が提供されています。
ダウンロードしておくと、下記の項目で設定変更が可能になり、より便利に使用できます。
- イヤーチップのサウンド設定
- アンビエントサウンドの操作
- イコライザー調整
- タッチ操作の変更
- スマートオーディオモード
- イヤホンを探す
- バッテリーの節約
アプリのダウンロードについては、下記添付の写真の流れになります。
JBL Tune Flex Ghost Editionのタッチ操作
Tune Flex Ghost Editionは、左右どちらかのイヤホンをタップしたり長押しすることで、さまざまな操作が可能です。
最初から設定されているデフォルトのタッチ操作は下記の通りです。
Tune Flex Ghost Editionのタッチ操作
- 右をシングルタップ(1回)・・・再生 or 一時停止
- 右をダブルタップ(2回)・・・次のトラックへ
- 右をトリプルタップ(3回)・・・前のトラックへ
- 左をシングルタップ(1回)・・・ノイズキャンセリング or アンビエントアウェア
- 左をダブルタップ(2回)・・・トークスルー ON orトークスルー OFF
- 右 or 左をタップ&ホールド・・・音声アシスタントを起動
専用アプリ「JBL Headphones」からタッチ操作のカスタマイズが可能になっていますが、トリプルタップだけOFFにしたいなどの一つ一つ細かい設定ができない仕様になっています。
タッチ操作の反応はとても良すぎる反面、イヤホンの位置を変える際や取り外す際に音声アシスタントが起動してしまうことがありました。
JBL Tune Flex Ghost Editionを実際に使ってみた感想
ここからはTune Flex Ghost Editionを実際に1週間ほど使ってみた感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:聴き心地と着け心地について
Tune Flex Ghost Editionの着け心地
着け心地については、軽い装着感で耳への負担がなく、フィット感は薄く感じました。
イヤーチップを密閉型(カナル型)に変えるとよりフィット感が得られましたが、他社ブランドの従来の密閉型ワイヤレスイヤホンよりも奥深くまで装着する感じがないので、圧迫感はそこまで感じません。
長時間装着する場合には、オープン型(開放型)だと耳が少し痛くなる感覚があり、密閉型(カナル型)の方がより長く装着できます。
Tune Flex Ghost Editionの聴き心地
聴き心地については、オープン型(開放型)と密閉型(カナル型)で音の聞こえ方がだいぶ異なりました。
専用アプリ「JBL Headphones」内にあるイヤーチップのサウンド設定で【オープン型(開放型)⇄密閉型(カナル型)】の変更が必要です。
オープン型(開放型)では低音が丸く倍音のように聴こえ、密閉型(カナル型)は低音がすっきりして聴こえます。
こうしたそれぞれの音像も、アプリ内のイコライザーで自分好みに調整することが可能になっていました。
イコライザー調整では、JAZZ・VOCAL・BASS・CLUB・STUDIOといったプリセットが5種類用意されており、種類豊富なJBLサウンドを堪能できます。
選曲した曲やその日の気分によって、イヤーチップやイコライザーを好きに選択でき、音楽を聴くという行為をより楽しめました。
◯:唯一無二なスケルトンデザイン
スケルトンデザインは、野外で日光が当たることにより基盤のパーツや構造がよく見えて、ガジェット好きにはたまりません。
スターウォーズ“C-3PO”のようなSF感もあり、スタイリッシュさも兼ね備えています。
他ブランドの完全ワイヤレスイヤホンとはデザイン的に一線を画すので、2台目のサブ機としても持っていたくなるデザインではないでしょうか。
◯:合計4つのマイクでクリアな音声通話
Tune Flex Ghost Editionは、Airpodsと同じスティック型で計4つのマイクがついているため、クリアな音質で会話ができます。
無音の状態では風を取り込んでいる音のようなホワイトノイズが多少気になりました。
専用アプリ「JBL Headphones」内では、通話中に聞こえる自分自身の声の大きさを3段階から調整できる「ボイスアウェア」もついており、PCを用いたWEB会議にも問題なく使用できます。
◯:スマートオーディオモードで音声のズレ低減(遅延)
Youtubeを閲覧している時に気になる口の動きと音声のズレ(遅延)。
専用アプリ内の「スマートオーディオモード」でオーディオモードからビデオモードに切り替えることで、音声のずれ(遅延)がなくなりました。
動画視聴やゲームをプレイする時などには重宝する機能です。
◯:デュアルコネクト機能搭載で片方だけでも音楽が再生できる
Tune Flex Ghost Editionは、片方のイヤホンをケースに収納していても、耳に装着しているイヤホン単体で使用できるデュアルコネクト機能を搭載しています。
いわゆる装着センサー(自動装着検出機能)を搭載していないため、片方を耳から取り外しても音楽が停止しません。
個人的には、イヤホンの位置を変えたり取り外すことが多いため、聴いているラジオや音楽が止まらないのは重宝する機能です。
△:密閉型(カナル型)でも遮音性や音漏れが少し心配
前述したようにイヤーチップを使ってオープン型(開放型)から密閉型(カナル型)に変更した場合でも、従来の密閉型ワイヤレスイヤホンよりは浅い装着感となっているため、音漏れは心配です。
密閉型(カナル型)にて、音量を80%くらいに上げると、シャカシャカと音漏れしているようでした。
また、密閉型(カナル型)でのノイズキャンセリングについても従来の密閉型ワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリング機能に比べると、効き目は弱く感じます。
周囲の音が無音になるわけではなく、多少の環境音は聞こえる状態でした。
△:マルチポイントやワイヤレス充電に非対応
Tune Flex Ghost Editionは、マルチペアリング機能を搭載していますが、マルチポイントには非対応となっているため、接続するデバイスを切り替える際にペアリングを解除して新しくペアリングする手間がかかります。
また、ワイヤレス充電に対応していると、利便性がより向上して使いやすくなるではと感じました。
JBL Tune Flex Ghost Editionはコスパ重視の方におすすめ
JBL Tune Flex Ghost Editionの実機レビューを紹介してきました。
環境やシーンによって、イヤーチップを変えて2ウェイ使用が可能となりますが、イヤーチップを取り替える手間やアプリ内での操作が必要になります。イヤホンのタッチ操作だけで2ウェイを簡単に切り替えできるとより良いなと感じました。
1万円台でさまざなJBLサウンドを堪能でき、機能面からもコストパフォーマンスが良い完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホンやヘッドホンはお試しレンタルを
ワイヤレスイヤホンのコストパフォーマンスや2ウェイ機能は実際に使用してみないとわからない部分があります。
イヤホンやヘッドホンは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、イヤホン・ヘッドホンのレンタルができます。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
関連記事
[2024]おすすめのワイヤレスイヤホン25選!高音質・安いなど人気メーカー別に紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
[2024年4月]おすすめの安い完全ワイヤレスイヤホン22選!2,000円以下、5,000円以下、10,000円以下の値段別コスパ最強モデル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
[2024] ノイズキャンセリング(ノイキャン)イヤホンのおすすめ16選!有線も含む最強レベルのイヤホンも紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]