HyperX Alloy Originsをレビュー!リニア(赤軸)の静音性はオフィス利用でも最適なゲーミングキーボード

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数多くのゲーミングデバイスを手がける「HyperX」。
「HyperX」のゲーミングデバイスは世界中で使用されており、販売台数はゲーミングヘッドセットが2,000万台、キーボード/マイクが100万台を上回っています。
そんな、「HyperX」のゲーミングキーボードは高コスパなゲーミングキーボードでもあります。
今回は、フルサイズモデルである「HyperX Alloy Origins」をレビューしていきます。

もくじ
HyperX Alloy Originsの特徴
HyperX Alloy Originsの特徴は、以下の6つになります。
- アルミボディの高級感
- リニアの快適な打点感
- 操作性を上げてくれるポイントが豊富
- ファンクションキーで快適な操作感
- RGBカラーにライティング可能
- HyperX NGENUITYでカスタマイズできる
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
スペック一覧
HyperX Alloy Origins | |
---|---|
キーボードの種類 | メカニカル方式 |
キーの軸 | HyperXスイッチ(リニア) |
アクチュエーションポイント | 1.8mm |
キーストローク | 3.8mm |
テンキーの有無 | 有 |
接続方法 | 有線 |
Nキーロールオーバー | ◯ |
アンチゴースト | ◯ |
マクロ機能 | ◯ |
ゲームモード | ◯ |
メディアキー | ◯ |
サイズ | 442.5 x 132.5 x 370 mm |
重量 | 1.1 kg |
価格 | 13,980円 |
アルミのボディの高級感
HyperX Alloy Originsのボディは、アルミフレームのボディとなっており高級感を感じるデザインです。
表面だけでなく裏面を含む全体がアルミボディで作られているため、質感は非常に良いです。
キーボード本体も1.1kgとずっしりとした重量があり、FPSなどの激しいゲームシーンにおいてもぐらつくこともなく堅牢性もあります。
背面には3段階の角度調整が可能なスタンドが付属しています。
角度の調整は3°、7°、11°となっており、好みの角度を選択することができます。
- 3°
- 7°
- 11°
ゴム足が装着されているので、角度をつけた状態でも一切ぐらついてしまうといったことはないです。
また、これだけしっかりとしているので、筆者のように大量の文字を入力する際も机などに響くことはなく快適にタイピングができます。
リニア(赤軸)の快適な打点感
HyperX Alloy Originsの日本語配列モデルは、リニア(赤軸)のキー軸となっています。
リニアは他の軸と比較して静音性に優れているという特徴があり、ゲームプレイ時にマイクにキーボードのタッチ音が入りにくかったり、職場で使用時にタイピング音で周囲に迷惑をかけづらいといったポイントがあります。
耐久性に関しても8,000万回のキー入力に耐えうるキーボードとなっているので、長期間使用する場合でも安心です。
では実際に、HyperX Alloy Originsのタイピング音をお聞きいただければと思います。
筆者が所持している茶軸のメカニカルキーボードとの比較になります。
また、押下圧は45gとなっており、他の軸と比較すると軽めの部類です。
長時間のゲームプレイやタイピングを多く使用するビジネスマンにも最適な軸となっています。
操作性を上げてくれるポイント
FPSなど瞬時の操作が求められるゲームにおいて、キーボードの機能が重要になってきます。
特に重要なのが、アクチェーションポイント、Nキーロールオーバー、アンチゴーストになります。
HyperX Alloy Originsのアクチュエーションポイントは1,8mmと、一般的なキーボードと同等の値です。
アクチュエーションポイントは浅ければ浅いほど瞬時の動作に対応していますが、一方で誤入力を頻発してしまうといったデメリットもあります。
1,8mmと浅すぎず深すぎないので、ゲームでもビジネス利用でも問題なく使用できます。
またHyperX Alloy Originsは、Nキーロールオーバー、アンチゴーストにも対応しています。
FPSゲームには必須の機能とも言えるので、FPS用のゲーミングキーボードをお探しであればHyperX Alloy Originsyはおすすめです。
アクチュエーションポイントやNキーロールオーバーなどについて詳しくはこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。
日本語に対応しファンクションキーで調整可能
HyperX Alloy Originsは日本語配列に対応しているため、ゲーム利用だけでなくビジネス利用などでも快適なタイピングを行うことができます。
また、ファンクションキーにはメディアキーなども搭載されており、キーボードのみで様々な操作をすることが可能です。
ゲーミングキーボードならではのゲーミングモードも搭載されており、後述する「HyperX NGENUITY」を使用すればゲームキーのカスタマイズも可能です。
一方で、日本語配列はスペースバーが短く、FPSなどのゲームではスペースバーにジャンプボタンを設定することがあるかと思うのですが、WASDキーからスペースバーが少し遠く感じます。
ゲーム利用のみであれなUSモデルの方がいいかもしれないです。
RGBカラーにライティング
HyperX Alloy OriginsはRGBカラーに光らせることが可能です。
LEDライトがキー一つ一つに搭載されており、非常に明るく光らせることができます。
筆者が所持しているメカニカルキーボードのKeychron K2もRGBカラーに光らせることができるのですが、その明るさの違いは一目瞭然です。
- 上がHyperX Alloy Origins、下がKeychron K2
また、「HyperX NGENUITY」を使用することでライティングをカスタマイズすることができ、3つまで保存することが可能です。
3つのライティングはファンクションキーに保存することができるので、ゲームタイトルに合わせたりシーンに合わせたりしてして変えることができます。
HyperX NGENUITYでカスタマイズ可能
HyperX NGENUITYソフトウェアを使用することで、ライティングの方法やゲームモードの設定などをカスタマイズすることができます。
特にすごいのが、キー一つ一つにショートカットやマクロ機能を付与することができます。
頻繁に入力するゲームチャットなどをマクロキーとして設定しておくことで、瞬時に入力することが可能です。
キーキャップもカスタマイズ可能
ソフトウェア的なカスタマイズだけでなく、キーキャップが別売りで販売されているので特定のキーの色だけカスタマイズすることができます。
セット内容は1~6、QWER、ASDF、矢印キーとなっており、色を変えることで直感的にキーがわかりやすくなります。
また、感触の違うゴム製の素材でできているので、別のキーを誤って触れてしまっても違いにわかりやすいので、キーボード操作を始めたての方に向いています。
HyperX Alloy Originsの気になるポイント
HyperX Alloy Originsを使用していて気になるポイントがあったので紹介したいと思います。
テンキーモデルは場所を選ぶ
HyperX Alloy Originsは108キーのフルサイズキーボードになります。
やはりゲーミング利用目的ですとテンキー部分が邪魔になり、マウスの可動域を圧迫してしまいます。
キーボードを斜めにして置く方法もありますが、ゲーム利用がメインであればテンキーレスモデルや65%、60%レイアウトのモデルもあるので、そちらを選択した方が良いです。
一方で、動画編集をゲーミングPCで行ったり、ビジネス利用も兼用で考えている場合はフルサイズキーボードが活躍する場面もありますので、自身の用途に合わせて選択しましょう。
タクタイルかクリッキーを選べらたらなお良い
今回紹介したリニア軸の他に、ゲーミングキーボードは大きくタクタイルとクリッキーがあります。
ホームページを参照すると、HyperX Alloy Originsもタクタイル軸とクリッキー軸を選択できますが、日本語配列はリニア(赤軸)のみとなっています。
クリッキーは打点感がリニアやタクタイルと比較してより心地よさを感じる方もいると思いますので、選択できるとなお良かったと思います。
HyperX Alloy Originsはゲーム、ビジネスの両方に対応したゲーミングキーボード
リニア軸の心地よさと静音性は他のキーボードにはない心地よさがあります。
筆者のように長時間タイピングをし続ける方であっても、快適にタイピングをし続けることができます。
また、アルミ素材のボディ、HyperX NGENUITYのカスタマイズ性、そして何よりRGBカラーはとても美しいです。
これでいて、1万円台という価格も驚きです。
初めてのゲーミングキーボードとしてもおすすめなので、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
ゲーミングキーボードはレンタルできる
実際に自分でゲームをプレイしてみないと、どんなものなのか分からないですよね。
そのためにもゲーミングキーボードのお試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、ゲーミングキーボードをはじめ、ゲーミングPCやゲーミングノートPCなどのゲーミングデバイスのレンタルを提供しています。
製品によってはそのまま購入できますので、実機で試してから検討してみてはいかがでしょうか。
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