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ゲーミングPCの醍醐味といえば、GPU性能を活かして高いフレームレートや高画質でゲームをすることではないでしょうか。
一方でゲーミングPCだけでなく、モニターも高ヘルツや高画質に対応している必要があります。
しかしながら、240Hz以上の高リフレッシュレートのモニターはフルHD画質のものも多く、高リフレッシュレートと高画質を両立したモニターは多くはありません。
そんな中でもOMENのゲーミングモニター「27qs」は、240Hzのリフレッシュレートとなっており、画質はWQHDとなっています。
また、NVIDIA G-SYNCやHDRに対応していたりと、ゲームを快適にプレイできる機能もあります。
それでは早速、OMENのゲーミングモニター「27qs」をレビューしていきます。
もくじ
OMENのゲーミングモニター「27qs」の特徴
OMEN 27qsの特徴は以下の5つになります。
- シンプルかつスタイリッシュなデザイン
- 240Hz、WQHDのディスプレイ
- ゲームプレイに没入できる機能が沢山
- ピボットや角度調整が可能
- 豊富なポート類
それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。
スペック一覧
OMEN 27qs | |
---|---|
画面サイズ (対角) | 27インチ (68.6 cm) |
パネル | IPS |
最大リフレッシュレート | 240 Hz |
ネイティブ解像度 | QHD (2560×1440) |
ビット深度 | True 8 bit |
アスペクト比 | 16:9 |
輝度 | 400 nit |
HDR | VESA Display HDR400 |
コントラスト比 | 1,000:1 |
表示色 | 約1,670万色 |
応答速度 | 1ms (Grey to Grey) ※オーバードライブ時 |
sRGB | 99% |
DCI-P3 | 95% |
VESAマウント | 100 mm x 100 mm |
ローブルーライト | テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ |
オーディオ | 内蔵スピーカー |
ポート | DisplayPort 1.4×1 HDMI 2.0×2 SuperSpeed USB Type-A 5Gbps x 2 USB-Type B x 1 ヘッドフォン出力×1 |
外形寸法 (幅 x 奥行き x 高さ) |
613.6 x 52.2 x 364.3 mm (ヘッドのみ) 613.6 x 223.3 x 523.7 mm (スタンド含む) |
質量 | 5.1 kg (ヘッドのみ) 7.9 kg (スタンド含む) |
公式価格(2023年6月現在) | 81,400円 |
シンプルかつスタイリッシュなデザイン
OMENのデスクトップゲーミングPCはデザインが非常に美しく格好いいのですが、OMEN 27qsはそのゲーミングPCに合わせると非常に格好良いです。
黒一色の背面に「OMEN」の文字のみとなっており、RGBライトが搭載されているのでゲーミングPCやマウス、キーボードなどのデバイスと色を統一させることも可能です。
240Hz、WQHDのディスプレイ
OMEN 27qsは、最大リフレッシュレートが240Hz、解像度はWQHDとフルHD以上の解像度となっており、まさにゲームプレイの理想を追求したモニターとなっています。
FPSのような激しい戦闘シーンが多くあるゲームでは解像度はそこまで必要なくても、高いリフレッシュレートが必要になります。
一方で、MMORPGやオープンワールド系のゲームでは、解像度が高い方が没入感が得られます。
まさにFPSもプレイするけどオープンワールド系のゲームもするといった方に、その両方のいいとこ取りをしたのがOMEN 27qsになります。
採用されている240Hzのリフレッシュレートは多くのプロのeスポーツアスリートに支持されており、まさにヌルヌルを超えた快適さがあります。
マウス操作一つとっても違いがわかるほど、240Hzのリフレッシュレートは非常にゲームプレイを快適にしてくれます。
応答速度も1msとなっており、動きの激しいFPSをプレイしていても残像感が気になるということはありませんでした。
また、WQHDの解像度はゲームへの没入感を上げてくれます。
実際に、オープンワールドのゲームである「ホグワーツ・レガシー」をプレイしてみたのですが、自然豊かなシーンなどが多く、とても感動しました。
ゲームプレイに没入できる機能が沢山
NVIDIA G-SYNC CompatibleおよびAMD FreeSyncのどちらにも対応しているため、NVIDIA社のグラフィックボードでもAMD社のグラフィックボードでもテアリングやカクツキを軽減してくれます。
また、HDRに対応していたり、sRGBは99%、DCI-P3は95%とシネマクオリティの色彩をサポートしています。
この他にも、アンチグレアのIPSパネルを採用しているため、正面以外の角度からでも色味の変化が気になることは少ないです。
角度調整
OMEN 27qsは、上下のティルトだけでなく、手前方向への角度調整、さらにはピボット(回転)機能も備わっています。
前述したように、IPSパネルを採用しているので角度をつけていても視認性が落ちることはありません。
上下のティルトは、デスクからの高さが最小で6cm、最大で16cmとなっています。
角度調整やピボットは、このような形で行えます。
豊富なポート類
OMEN 27qsの下部には、豊富なポート類が備わっています。
- DisplayPort (1.4)×1
- HDMI (2.0)×2
- SuperSpeed USB Type-A 5Gbps x 2
- USB Type B x 1
- ヘッドフォン出力×1
DPポートが2つ、HDMIが1つと映像入力も豊富ですので、ゲーミングPCだけでなくPlayStationやNintendo Switchなどもコンシューマー機を接続したり、業務用のPCなど複数の機器を接続することも可能です。
また、PCとの接続だけでなく、USB Type Bがあるのでプリンターと接続したり、USB Type-Aポートでスマートフォンやゲーム機を充電したりなど行えます。
一方で、マウスやゲームパッドなどは認識されませんので、こちらはPC本体に接続する必要があります。
OMENのゲーミングモニター「27qs」の気になるポイント
OMEN 27qsを使用していていくつか気になるポイントがあったので紹介したいと思います。
スピーカーの音質がイマイチ
OMEN 27qsにはスピーカーが搭載されているのですが、音質はイマイチです。
足音などの細かな音を重要視しないRPGやオープンワールドでは、ヘッドホンなどを使用せずにゲームを楽しみたいと筆者は考えているのですが、OMEN 27qsのスピーカーの音質では物足りなさを感じて結局ヘッドホンを装着してゲームをプレイしていました。
音質を重要視される場合は、別途ゲーム用のスピーカーや空間オーディオにも対応しているHyperX Cloud IIIなどを装着した方が良いです。
ゲーミングモニターも240Hzは必要なのか
ゲーミングモニターの購入を検討している方の中には、240Hz必要なのかと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者は、これまで60Hz、144Hz、そして240Hzのモニターでゲームをプレイしてきましたが、正直144Hz以上のリフレッシュレートがあれば体感できるほどの違いはありません。
もちろん、プロのeスポーツ大会で使用されているモニターは240Hzのものが多く、240Hのモニターはプロレベルのリフレッシュレートとも言えます。
一方で、OMEN 27kであれば144Hzのリフレッシュレートで4Kの高画質を実現しています。
高画質を求めるのであれば、こちらもおすすめです。
OMEN 27qsは高コスパなゲーミングモニター
高いリフレッシュレート、そして高画質の両立を実現している「OMEN 27qs」。
他社の同等のスペックのモニターは10万円以上の価格のなか、OMEN 27qsは約8万円と高コスパなゲーミングモニターとなっています。
近年はパソコンゲームの幅も広がり、様々なジャンルのゲームをプレイする機会が増えてきた中で、OMEN 27qsは非常に魅力的な製品です。
OMEN 27qsを試してみてはいかがでしょうか。
ゲーミングモニターはレンタルできる
ゲーミングモニターは決して安い製品ではありませんので、できれば買ってから後悔はしたくないものです。
そのためにもゲーミングモニターのお試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、ゲーミングモニターをはじめゲーミングノートPCやゲーミングPC、ゲーミングキーボードなどのレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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