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リフレッシュレートとは?ゲームにも影響する設定について紹介

ハロニー
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更新日2023/12/04

リフレッシュレートとは?ゲームにも影響する設定について紹介

モニター性能を表す指標の1つであるリフレッシュレート。
映画やゲームを滑らかな映像で楽しむためには、リフレッシュレートの設定が重要です。

しかし、リフレッシュレートはどのような機能なのか、いまいちわからない方もいるのではないでしょうか。
知らないまま設定を変更すると、本来のモニターの性能を発揮できないかもしれません。

そこでこの記事では、リフレッシュレートとは何か、用途に応じた性能の目安などを解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

 

リフレッシュレートとは?概要やフレームレートとの違いを解説

リフレッシュレートは、モニター機能の1つです。
滑らかな映像を楽しむためには、モニターの大きさや画質だけでなく、リフレッシュレートの性能も重要だといえます。

リフレッシュレートとはどのような機能なのか、詳しく解説していきます。

リフレッシュレートは1秒間に切り替わる映像の数

リフレッシュレートは、モニターの映像を1秒間の間にどれだけ滑らかに表示できるかを表す数値です。
単位はヘルツ(Hz)で記載され、数値が大きいほど映像が滑らかに表示できます。

リフレッシュレートの数値はあらかじめ決められており、60Hzが一般的です。

例えば、リフレッシュレートが60Hzに設定されていれば、1秒間の間に画面が60回切り替わります。
モニターが対応していれば、リフレッシュレートの数値を上げることで、画面の切り替え回数を増やすことでより滑らかな映像にすることができます。

リフレッシュレートとフレームレートの違い

リフレッシュレートとフレームレートは、それぞれ映像を送る側・受け取る側という役割の違いがあります。

  • リフレッシュレート:モニター側で映像を受け取れる数
  • フレームレート:生成した映像をモニター側に送れる数

フレームレート(fps)とは、1秒間の間に映像を作り、モニターに送信できる数を表します。

映像を滑らかに表示するための数値に変わりありませんが、映像を出力する機器側の性能を示す数値です。

そのため、滑らかな表示を実現するには、受け取り側のリフレッシュレートだけでなく、送信側のフレームレートの数値も同時に上げなければいけません。

リフレッシュレートの設定値と目安

リフレッシュレートは目安は以下の設定値です。

  • 60Hz
  • 120Hz
  • 144Hz

用途に合わせてリフレッシュレートを設定すると、快適にモニターの映像が見られます。
リフレッシュレートの設定値について、順番に解説します。

標準値は60Hz

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一般的なモニターのリフレッシュレートは60Hzです。
よほど古いモニターを購入しない限り、どのようなモニターでも対応しています。

以下のような用途であれば、リフレッシュレートが60Hzでも問題なく利用できます。

  • インターネット上のWebサイト視聴
  • YouTubeの動画視聴
  • ワードやエクセルを使用したデスクワーク

映画やゲームなど、映像の滑らかさを必要としない用途であればストレスも感じないでしょう。
さらに、安価なモニターを選べることも大きなメリット。

性能にこだわらなければ、60Hzを選択しておけば問題ありません。

ゲームをするなら144Hz以上を推奨

ゲーム用に使用するモニターを選ぶなら、リフレッシュレートは144Hz以上に対応していることが目安です。

特に映像の滑らかさが追求されるゲームは以下の2つ。

  • 格闘ゲーム
  • 一人称視点のシューティングゲーム(FPS)

格闘ゲームやFPSでは、映像の滑らかさが勝負の結果に影響します。
少しでも映像表示が遅れれば、相手に攻撃されて負けることも少なくありません。

そのため、高いリフレッシュレートに対応するモニターが推奨されています。

さらに高性能なモニターなら「240Hz」「360Hz」など高リフレッシュレートに対応したモデルもあります。

PS5に必要なリフレッシュレートは120Hz

家庭用ゲーム機「PlayStation5」は、最大120fpsまで映像を出力可能です。
120Hz以上のリフレッシュレートに対応したモニターであれば、PS5の性能を最大限発揮できます。

ただし、PS5のゲームを120Hzで楽しむためには、ゲームも120fpsに対応していなければいけません。
PS5は供給が追いついておらず、120fpsに対応に対応しているタイトル数もまだまだ少ない状況です。

現状では60fpsで十分楽しめますが、今後対応するゲームタイトルが増えることを考えると、120Hzに対応したゲーム用にモニターを用意できればベストです。

高リフレッシュレートのモニターを用意して、120fpsに対応したゲームが発売するのを待ちましょう。

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リフレッシュレートとフレームレートが合わないときの影響は3つ

リフレッシュレートとフレームレートが合わないとき、以下3つの現象が発生します。

  1. 画面がカクつく(スタッタリング)
  2. 画面が左右にずれて表示される(ティアリング)
  3. 画面がちらつく(フリッカー)

1つずつ影響について解説します。

1.画面がカクつく(スタッタリング)

画面の映像がカクつく現象を「スタッタリング」といいます。

スタッタリングはリフレッシュレートとフレームレートが合わないときに起きる現象の1つです。

スタッタリングが起こる原因の多くは、リフレッシュレートの数値がフレームレートの数値よりも高いことが考えられます。

リフレッシュレートの方が数値が高いと、例として以下のような動作になります。

  • パソコン(映像送信側):1秒間に60回映像をモニターへ送る
  • モニター(映像受信側):1秒間に120回映像をパソコンから受け取る

例の動作の場合、パソコンからモニターへ映像を送る回数が追いつかず、モニターが同じ画面を表示する時間が長くなります。
このモニターが次の映像を待つ時間が、スタッタリングにつながるのです。

画面がカクつく場合は、フレームレートの設定値がリフレッシュレートと一致しているか確認しましょう。

2.画面が左右にずれて表示される(ティアリング)

画面が左右にずれて表示されるティアリングも、リフレッシュレートとフレームレートが合わないときに起きる現象です。

ティアリングの場合、リフレッシュレートの設定値がフレームレートよりも低いことで発生します。

リフレッシュレートの設定値がフレームレートより低いと、例として以下のような動作になります。

  • パソコン(映像送信側):1秒間に120回映像をモニターへ送る
  • モニター(映像受信側):1秒間に60回映像をパソコンから受け取る

例の動作の場合、モニターが映像を表示している間に複数の映像がパソコンからモニターに届きます。
しかし、モニターの処理回数の方が低いため、映像を1枚ずつ処理することができません。

結果として、モニターに届いた映像をすべて同時に表示するため、画面のズレ(ティアリング)が発生します。

ティアリングを改善するためには、リフレッシュレートの数値をフレームレートに合わせましょう。

3.画面がちらつく(フリッカー)

フリッカーは視認できないほど高速で動く画面のちらつきのことです。

普段通り画面を見るだけでは、ちらつきはあまり見えません。
ところが周りを暗くしたり、スマホのカメラ越しに見ることで、発生が確認できます。

フリッカーの起こる原因は、モニターに採用しているバックライト制御です。

モニターはバックライトの明るさを、パルス幅変調(PWM)というLEDの明滅で調整しています。
明るさが最大の100で設定されていれば、LEDは明滅せずフリッカーは発生しません。

しかし、明るさを調整して設定値を下げると、LEDが少なからず明滅してちらつきが発生します。

フリッカーへの対策は、モニターを購入するときにフリッカーフリーが採用されているか確認することです。

明るさを最大値にしても防げますが、目の負担を減らすためにフリッカーフリーを確認した方がよいでしょう。

リフレッシュレートの確認方法

リフレッシュレートの確認方法は以下の通りです。

Windowsの場合

  1. Windowsの設定画面を開く
  2. システム設定の「ディスプレイ」を選択
  3. ディスプレイの詳細設定を選択
  4. リフレッシュレートの項目を確認

ディスプレイの詳細設定画面から、現在のリフレッシュレート設定が確認できます。

Macの場合

  1. 左上にあるリングマークを押す
  2. オプションキーを押すと「このMacについて」が「システム情報」に変わるので、「システム情報」を押す
  3. 左側のバーから「グラフィックス/ディスプレイ」を選択
  4. 接続しているモニター名の中にある「UI擬似解像度」から確認

複数のディスプレイを使用している場合は、確認したいモニターを選択してからリフレッシュレートを確認してください。

リフレッシュレートの変更方法

リフレッシュレートの変更方法は以下の通りです。

Windowsの場合

  1. Windowsの設定画面を開く
  2. システム設定の「ディスプレイ」を選択
  3. ディスプレイの詳細設定を選択
  4. リフレッシュレートの項目を変更
  5. ディスプレイの変更を維持する

リフレッシュレートの項目を選択すると、モニターごとに変更できるリフレッシュレートが表示されます。

Macの場合

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 左側のバーからディスプレイを選択
  3. リフレッシュレートの項目の右側に現在のリフレッシュレートが表示されているので、選択し任意の数値に変更する

必要に応じて数値を増減させるとリフレッシュレートの変更が可能です。
変更はすぐ反映されるため、再起動などは必要ありません。

リフレッシュレートを知って映像を滑らかにしよう

今回はモニター性能の1つ「リフレッシュレート」について解説しました。

リフレッシュレートは、映像を滑らかにするために必要な機能です。
本格的なオンラインゲームを楽しむなら、144Hz以上の高リフレッシュレートが欠かせません。

高リフレッシュレートに対応したモニターを用意して、滑らかな映像を楽しみましょう。

ゲーミングモニターはレンタルできる

家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、ゲーミングPCゲーミングノートPCをはじめゲーミングモニターゲーミングキーボードなどのレンタルを提供しています。

製品によってはそのまま購入できますので、実機で試してから検討してみてはいかがでしょうか。 ゲーミングモニター_バナー

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