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あの大人気映画「ハリー・ポッター」の舞台である、ホグワーツを舞台にしたゲーム「ホグワーツ・レガシー」。
1800年代の魔法界を舞台に魔法を使用しながら謎を解いたり敵と戦ったりする、オープンワールド・アクションRPGです。
パソコンのみならず、PlayStationやXbox、Nintendo Switchなどでも遊ぶことができ、多くのゲーム配信者もプレイしています。(Nintendo Switch向けは2023年11月14日に発売予定)
そこで本記事では、「ホグワーツ・レガシー」を快適にプレイするためのスペックを、実機検証を用いて紹介します。
「ホグワーツ・レガシー」をゲーミングPCでプレイしようと思っている方は、参考にしてみてください。
もくじ
「ホグワーツ・レガシー」公式推奨PCスペック
ホグワーツ・レガシーの公式サイトに記載されている、各グラフィックごとの推奨PCスペックはこちらになります。
最低仕様 | 推奨/高品質仕様 | ULTRA仕様 | 4K ULTRA仕様 | |
---|---|---|---|---|
OS | Windows 10 (64ビット) | Windows 10 (64ビット) | Windows 10 (64ビット) | Windows 10 (64ビット) |
CPU | Intel Core i5-6600 (3.3GHz)、またはAMD Ryzen 5 1400 (3.2GHz) | Intel i7-8700 (3.2GHz)、またはAMD Ryzen 5 3600 (3.6GHz) | Intel Core i7-10700K (3.80GHz)、またはAMD Ryzen 7 5800X (3.80GHz) | Intel Core i7-10700K (3.80GHz)、またはAMD Ryzen 7 5800X (3.80GHz) |
メモリ | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 960 4GB、またはAMD Radeon RX 470 4GB | VIDIA GeForce RTX 1080 Ti、AMD Radeon RX 5700 XT、またはINTEL Arc A770 | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti、またはAMD Radeon RX 6800 XT | NVIDIA GeForce RTX 3090 Ti、またはAMD Radeon RX 7900 XT |
ストレージ | 85GB HDD | 85GB SSD | 85GB SSD | 85GB SSD |
備考 | SSD (推奨)、HDD (要対応)、720p/30fps、低画質設定 | SSD、1080p/60fps、高画質設定 | SSD、1440p/60fps、ウルトラ画質設定 | SSD、2160p/60fps、ウルトラ画質設定 |
フルHDの推奨スペックでもCore-i7以上のCPUを必要とし、WQHDや4K画質となるとRAMが32GB以上でグラフィックに関しても高スペックのものを要求されます。
これから「ホグワーツ・レガシー」をプレイするためにゲーミングPCを購入しようと考えている方は、グラフィック性能が高いものを選択した方が良いです。
また、同時に配信などを考えている場合はメモリなどがさらに必要になりますので、必要スペック以上のものを用意すると良いでしょう。
実際の「ホグワーツ・レガシー」で必要なPCスペックは?
推奨スペックは分かりましたが、何をもって“快適にプレイできる”と言えるのか、その指標は何なのかが重要です。
「ホグワーツ・レガシー」をプレイする上で重要となる指標は「画質」と「fps」です。
では、どのくらい必要なのか詳しく紹介していきます。
「ホグワーツ・レガシー」を快適に遊べる環境は?
「ホグワーツ・レガシー」は映像が非常に綺麗で、画質が高ければ高いほどゲームに没入することができます。
ゲームの世界観を楽しみたいのであれば、フルHDはマストで可能であればWQHD以上の画質でゲームをプレイするのがおすすめです。
また、レイトレーシングなどをONするとよりリアルな描写になります。
一方で、画質やレイトレーシングはグラフィックの負荷が高くなるので、ゲームが快適にできなくなってしまう可能性があります。
その快適性を測る指標の一つが、fps(Frames Per Second=フレーム毎秒)になります。
fpsとは、1秒を何枚の画像で生成しているかを表している数値になり、高ければ高いほど映像も滑らかになります。(「ホグワーツ・レガシー」は最大で360fpsまで対応しています)
アクションRPGなので、戦闘シーンや箒に乗ってレースをするシーンなども多くあります。
アクションゲームにおいては最低でも60fpsないと快適にゲームができないと言われているので、60fps以上出るグラフィック設定が望ましいです。
この点を踏まえて、PCやGPUの選定をすると良いです。
RTX40シリーズがおすすめ
2022年の後半より発売を開始したGPUである「GeForce RTX 40シリーズ」は、「NVIDIA DLSS 3」に対応しています。
DLSS 3は全く新しいフレームを生成するオプティカルマルチフレーム生成に対応し、フレームレートをAIが自動的に補完することであらゆるゲームタイトルのfps値を上げてくれます。
「ホグワーツ・レガシー」はDSLL 3に対応しており、6段階の設定で選ぶことができます。
- NVIDEA DLSSオフ
- NVIDEA DLSSオート
- NVIDEA DLSSクオリティ
- NVIDEA DLSSバランス
- NVIDEA DLSSパフォーマンス
- NVIDEA DLSSウルトラパフォーマンス
クオリティモードでは画質を上げてくれ、パフォーマンスモードではfpsを上昇してくれます。
GeForce RTX 30シリーズ以前のGPUでは、DLSSの選択箇所がグレーアウトされて選択できなくなりますので「GeForce RTX 40シリーズ」のみ恩恵を受けられる機能になります。
「ホグワーツ・レガシー」RTX40シリーズの検証結果
公式サイトで公表しているスペックや、どのくらいの環境なら快適と言えるのかは分かりましたが、実際にゲームをプレイしてみないとそのスペックが本当なのか、またどれだけfpsが出るのかなど気になりますよね。
そこで、最新のRTX40シリーズを搭載したPCを中心に、実際にゲームをプレイしどのくらいの画質でどのくらいのfpsが出るのか検証しました。
GeForce RTX 4070 Ti搭載のデスクトップPC
GeForce RTX 4070 Tiのグラフィックボードを搭載した、「OMEN 40L Desktop」でゲームプレイを検証してみました。
DLSS 3の検証結果
ONとOFFとではシーンによってはfpsの数値が倍以上の結果になりました。
バランスとウルトラパフォーマンスとではそこまで差が見られなかったので、画質を優先するのであればバランスでも快適にプレイできると思われます。
画質とfpsの検証結果
ゲーム内ベンチマークによる推奨設定であれば平均して100〜150fpsでプレイすることができます。
WQHDの推奨設定、WQHDの最高画質設定、4Kの最高画質設定でプレイした際のfpsの変動になります。
DLSS設定はオートにしてあります。
一番負荷の軽い推奨設定が高いFPSを維持できていますが、4Kの最高設定でも60fps以上キープできていました。
検証に使用したPCはこちら
OMEN 40L Desktopをレビュー!近未来的なデザインが美しいゲーミングデスクトップPC – Rentio PRESS[レンティオプレス]
GeForce RTX 4070搭載のデスクトップPC
GeForce RTX 4070のグラフィックボードを搭載した、「G-Tune DG-A7G70」でゲームプレイを検証してみました。
DLSS 3の検証結果
ONとOFFとではシーンによっては倍以上の結果になりました。
DLSSをオフにした状態でも平均して100fps以上の数値がでており、DG-A7G70に搭載されているGeForce RTX 4070のパワーが伺えます。
画質とfpsの検証結果
ゲーム内ベンチマークによる推奨設定であれば平均して100〜150fpsでプレイすることができます。
下記の動画はWQHDの推奨設定、WQHDの最高画質設定でプレイした際のfpsの値になります。
DLSS設定はオートにしてあります。
最高設定では流石に100fpsを切ってしまいましたが、それでも60fps以上の数値となりました。
一方で、DLSSの設定をオートにしていたので、例えばfpsを優先するのであれば「パフォーマンス」設定にするなど、画質とfpsの両立できる設定にするのがおすすめです。
検証に使用したPCはこちら
mouse(マウス) G-Tune DG-A7G70をレビュー!GeForce RTX 4070搭載のゲーミングPCの実力は!? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
GeForce RTX 4090 Laptop GPU搭載のノートPC
GeForce RTX 4090 Laptop GPUを搭載した、「MSI Titan GT77 HX 13V」でゲームプレイを検証してみました。
DLSS 3の検証結果
「ウルトラパフォーマンス」では画質が劣化してしまうものの、DLSSをオフに設定した場合よりも倍近くのfpsとなりました。
一方で、画質とAI機能のバランスが取れた「バランス」でも140fps以上平均して出ていたので、「バランス」でも十分と言えます。
画質とfpsの検証結果
4K画質でグラフィックの設定を「推奨設定」と「最高設定」でプレイした際の比較になります。
4K画質の最高設定にしても平均して100fps以上出ているので、Laptop GPUでもRTX 4090の性能の高さを実感できます。
検証に使用したPCはこちら
MSI Titan GT77 HX 13Vをレビュー!RTX4090を搭載した最強ゲーミングノートPC – Rentio PRESS[レンティオプレス]
GeForce RTX 4070 Ti Laptop GPU搭載のノートPC
GeForce RTX 4070 Ti Laptop GPUを搭載した、「OMEN Transcend 16」でゲームプレイを検証してみました。
DLSS 3の検証結果
画質とfpsの検証結果
WQHD画質でグラフィックの設定を「推奨設定」と「最高設定」でプレイした際の比較になります。
画質のクオリティを最高設定にしてしまうと30fpsを切る場面が多々あり、コマ落ちしてしまうこともありました。
推奨設定でも十分画質は綺麗ですので、OMEN Transcend 16で「ホグワーツ・レガシー」のようなグラフィック重ためのゲームをする際はビデオの設定は低設定でプレイした方が快適に遊ぶことができそうです。
検証に使用したPCはこちら
OMEN Transcend 16をレビュー!ゲーミングとクリエイティブの架け橋になる、そんなゲーミングノートPC – Rentio PRESS[レンティオプレス]
PlayStationやNintendo Switchでもプレイ可能
本記事ではゲーミングPCで「ホグワーツ・レガシー」をプレイする際の検証結果をまとめてきましたが、PlayStationやNintendo Switchでも「ホグワーツ・レガシー」はプレイできます。(Nintendo Switch向けは2023年11月14日に発売予定)
すぐにゲーミングPCを購入するのはハードルが高いという方は、コンシューマー機でプレイしてみてはいかがでしょうか。
※掲載許諾 / 「ホグワーツ・レガシー」の画像については株式会社セガに許諾を得て掲載しております
ゲーミングPCはレンタルできる
ゲーミングPCは決して安い製品ではありませんので、できれば買ってから後悔はしたくないものです。
そのためにもゲーミングPCのお試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、ゲーミングPCやゲーミングノートPCをはじめゲーミングモニターやゲーミングキーボードなどのレンタルを提供しています。
製品によってはそのまま購入できますので、実機で試してから検討してみてはいかがでしょうか。
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