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近年はスマホカメラもどんどんと高画質化してきており、手軽に綺麗な写真が撮影できるようになってきています。
ですがまだまだ自撮りに関しては低クオリティなインカメラで撮影する必要があります。
今回紹介する「Galaxy Z Flip5」は、まさに撮影に特化したスマートフォンとも言えます。
約3.4インチのフレックスウィンドウ(アウトディスプレイ)を搭載しており、メインカメラでの自撮りを楽にしてくれます。
また、折りたたんだまま撮影をすることができるので、手軽に撮影が可能になりました。
それでは、「Galaxy Z Flip5」を詳しくレビューしていきます。
もくじ
Galaxy Z Flip5の特徴
Galaxy Z Flip5はこれまでの小さなサブディスプレイから大きく進化し、約3.4インチのフレックスウィンドウ(カバーディスプレイ)を搭載しました。
ちょっとした操作はフレックスウィンドウで片手で行えるようになり、アウトカメラを使用しての自撮りもこれまで以上に楽になりました。
スペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
ディスプレイ | メイン:約6.7インチ Dynamic AMOLED(有機EL) カバー:約3.4インチ Super AMOLED(有機EL) |
ディスプレイ解像度 | メイン:2,640×1,080(FHD+) カバー:720 x 748 |
リフレッシュレート | 1〜120Hz ※メインディスプレイのみ |
静止画 | ◇アウトカメラ(2眼構成) – 超広角:1,200万画素(F2.2) – 広角:1,200万画素(F1.8) ◇インカメラ – 1,000万画素(F2.2) |
動画 | ◇アウトカメラ – 4K(30/60fps) – FHD(30/60fps) – HD(30fps) ◇インカメラ – 4K(30/60fps) – FHD(30/60fps) – HD(30fps) |
OS | Android™ 13 |
CPU | Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy オクタコア:3.36GHz, 2.8GHz, 2GHz |
メモリ(RAM) | 8GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 256GB/512GB(auのみ) |
SIMカード | nanoSIM / eSIM |
通信規格 | 5G(sub6) / 4G LTE |
Bluetooth | Bluetooth v5.3 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G+5GHz+6GHz, HE160, MIMO, 1024-QAM |
NFC | 対応(FeliCa対応) |
バッテリー容量 | 3,700mAh |
充電規格 | USB 3.2 Gen 1(最大25W) ※ワイヤレス充電は15W ※ワイヤレスパワーシェア対応 |
防塵防水性能 | IPX8相当 |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
◇開いた状態 約165.1 x 71.9 x 6.9 mm ◇閉じた状態 約85.1 x 71.9 x 15.1 mm |
重さ | 約187g |
カラーバリエーション | ミント/グラファイト/クリーム(auのみ)/ラベンダー(docomoのみ) |
支払総額 (2023年9月現在) |
◇docomo 160,820円 ◇au 154,300円 179,900円(512GBモデル) |
パステルカラーの可愛らしいデザイン
前作の「Galaxy Z Flip4」の時はポップな光沢感のあるカラーが印象的でしたが、「Galaxy Z Flip5」は可愛らしいパステルカラーになりました。
今回紹介しているカラーは「ミント」となっており、折りたたんだ時のサイズ感も相まって淡いグリーンのカラーがとても可愛らしいです。
この他に、グラファイト、クリーム、ラベンダーの合計4色展開となっており、ミント以外はGalaxy S23のカラー展開と似たようなラインナップになっています。
約3.4インチのフレックスウィンドウ
Galaxy Z Flip5の目玉機能と言えるのが、約3.4インチのフレックスウィンドウです。
前作の約1.9インチから2倍近くディスプレイサイズが大きくなり、操作のしやすさが格段に増えました。
カレンダーや天気予報、アラームやタイマーなど、合計13種類のウィジェットが用意されており、様々なことが確認できるようになりました。※1
また、GoogleマップやLINE、Netflix、YouTubeなどのアプリもフレックスウィンドウで使用することがき、満員電車などの狭い場所でも片手で操作ができます。※1
フレックスウィンドウを両端からスワイプすることですべてウィジェットを一覧表示できるので、たくさんウィジェットを用意してもいちいち横にスワイプする面倒さはありません。
※1:2023年9月時点の情報になります
片手操作がしやすくなった
フレックスウィンドウが大きくなったことでできることが増えましたが、片手操作もしやすくなりました。
単純にフレックスウィンドウでGoogleマップをみたり、LINEで返事を返したりなんてことが片手でできるようになります。
また、ヒンジが前作と比較して完全に閉じるようになったことにより、閉じた際の厚みも2mmほど薄くなっています。
これにより握りやすくなり、片手で操作しやすくなりました。
フレックスモードパネルが便利
従来の折りたたみスマホは、折り畳んだ状態でスマートフォンを自立させていても、操作ボタンが上部の画面にあり、操作時にスマートフォンが不安定になることがありました。
Galaxy Z Flip5は、左下に「フレックスモードパネル」という新たなボタンが追加され、自立した状態での操作がしやすくなりました。
「フレックスモードパネル」を起動するとメディアプレイヤーが表示され、アプリの操作をすべて下の画面で行えます。
これにより、安定してスマートフォンの操作が行えるようになりました。
Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy搭載
Galaxy Z Flip5は、Galaxyのスマートフォンに特化したSoC「Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載しています。
前作のGalaxy Z Flip4と比較するとグラフィック性能で25%向上しており、グラフィック性能が高いゲームも快適にプレイすることができます。
実際に3Dグラフィックが多用されている原神を「最高設定」にしプレイしてみましたが、かくつくこともなく楽しむことができました。
SoCの性能を測る、Geekbench、AnTuTu Benchmark、3DMarkの3つのソフトを使用してスコアを出してみました。
Geekbench
Galaxy Z Flip5 | Galaxy Z Flip4 | Galaxy S23 | razr 40 ultra | |
---|---|---|---|---|
Single | 1,969 | 939 | 1,860 | 1,819 |
Multi | 5,237 | 3,099 | 4,776 | 4,474 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy | Qualcomm® SnapdragonTM 8+ Gen 1 Mobile Platform |
シングルスコアでは前作の倍以上のスコアとなりました。
AnTuTu Benchmark
AnTuTu Benchmarkのスコアも近年のハイエンドスマホと比較しても、遜色ない結果となりました。
3DMark
計測開始時のスコアはハイエンドスマホと比較しても優秀ですが、計測が続くにあたり温度が上昇し、スコアがガクッと下がってしまいました。
3Dゲームなどを長時間プレイする場合は、画質などの設定を低画質にするなどした方が良いです。
バッテリー容量が少ないがSoCで省電力
バッテリー容量は3,700mAhとなっており、前作のGalaxy Z Flip4と同様のバッテリー容量です。
一方で、前述した通りSoCがGalaxy専用となっているため、電力消費が抑えられバッテリー持ちが良くなっています。
バッテリー計測アプリPC Mark for Androidを使用して、擬似的にGalaxy S23を長時間使用し続けての充電残量が100%から20%になるまでを計測したところ、11時間59分でした。
3,800mAhのバッテリーを搭載する「razr 40 ultra」の計測結果が10時間35分でしたので、電池持ちの良さが伺えます。
Galaxy Z Flip5のカメラ性能を作例を交えて紹介
Galaxy Z Flip5は、リアカメラに12MPの広角と超広角カメラ、フロントカメラには10MPのカメラが搭載されています。
冒頭でも記載している通り、「Galaxy Z Flip5」はまさに撮影に特化したスマートフォンとなっています。
フレックスウィンドウを活用した機能を紹介します。
セルフィーが撮りやすい
Galaxy Z Flip5のフレックスウィンドウはまさにこのためにあると言っても過言ではないほど、セルフィーの取りやすさが向上しています。
手をかざすだけでシャッターを切ってくれるので、カメラを構えて撮影できるまでの手間がほとんどないです。
また、セルフィーだけでなく超広角カメラを使用しての集合写真も撮りやすくなっています。
ハンズフリーのセルフィーも可能
Galaxy Z Flip5を離れた場所に立てかけて設置することで、ハンズフリーでセルフィーを撮影したり、集合写真を撮影したりしやすくなりました。
約3.4インチとフレックスウィンドウも大きいので、離れた場所からでも画角などを確認しやすくなっています。
Galaxy Z Flip5の作例を紹介
Galaxy Z Flip5はGalaxyのスマートフォンらしい、コントラストが高い写真が特徴的です。
加工せずともSNS映えしそうな写真をシャッターを切るだけで撮影できます。
超広角カメラも広角カメラと同じ1,200万画素なので、綺麗に撮影することができます。
最大で10倍までのデジタルズームに対応しており流石に10倍では画像が劣化してしまいますが、2倍や4倍では実用レベルで撮影も可能です。
Galaxy Z Flip5の気になるポイント
Galaxy Z Flip5をしばらく使用して、気になるポイントがいくつかあったので紹介したいと思います。
フレックスウィンドウに対応しているアプリが少ない
Galaxy Z Flip5のフレックスウィンドウに対応しているアプリは、Googleマップ、LINE、Netflix、YouTubeの4つのみとなっています。(2023年9月時点)
例えばPayPayなどの決済系アプリが対応してくれればフレックスウィンドウで決済ができますし、音楽系のアプリも閉じた状態で曲の選択ができると便利だと感じました。
韓国では「Good Lock」を使用することでサードパーティ製のアプリもフレックスウィンドウで操作できるので、日本でも対応してくれることを期待したいです。
発熱が気になる
ゲームプレイ時や連続して写真や動画を撮影している時に本体上部が発熱が気になりました。
AnTuTu Benchmarkの測定時も10℃以上温度が上昇しており、ここまで温度が上昇するスマートフォンは過去にレビューした中でもあまり目にすることはありません。
高負荷な3Dゲームなどをメインでプレイすることを考えているのであれば、冷却性能が優れているGalaxy S23 Ultraなどがおすすめです。
Galaxy Z Flip5のかわいさはファッションアイテムとしても優秀
筆者は小さくて軽量なスマートフォンが好みでiPhoneのminiシリーズを愛用していますが、Galaxy Z Flip5のコンパクトさは魅力的に感じました。
また、パステルカラーのデザインも相まって非常に可愛らしく、所有欲を満たしてくれます。
日常使いに申し分ない性能、撮影の柔軟性、フレックスウィンドウによる片手操作、Galaxy Z Flip5は縦折り型の折りたたみスマホの完成系とも言える一台です。
スマートフォンはレンタルできる
機種変更までの代替え機や短期間だけ使うのはもちろん、購入前に確認したいことがあればスマートフォンのお試しレンタルがおすすめです。
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製品によってはそのまま購入できますので、実機で試してから検討してみてはいかがでしょうか。
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