スマートフォンカテゴリの人気記事
iPhone 16をレビュー!iPhone 16 Proと何が違う?カメラ性能など紹介しながらおすすめの理由も紹介
[2024最新]iPhone 16/Plus、iPhone 16 Pro/Pro Maxの全種類の違いを比較!iPhone 15シリーズとの違いも紹介しながらおすすめのモデルも紹介
[2024]おすすめのハイエンドスマホ14選!AndroidやiPhoneなど高コスパ、最強クラスのものまで使い道やメリットを徹底解説
ゲーミングスマホのおすすめ11選!最強クラス、高コスパで安いモデルなどゲーム用のスマホを紹介
AQUOS R9 proをレビュー!ライカが監修し1インチサイズのセンサーを搭載したハイエンドスマホ。Xiaomi 14 Ultraと比較もしながら紹介
Androidスマホといえば、Samsungのスマートフォン「Galaxy」を思い浮かべる方も少なくはないのではないでしょうか。
そんな「Galaxy S」シリーズの最新モデルが、2023年4月に国内で発表されました。
新たに販売された「Galaxy S23」は、コンパクトなサイズながらもAndroidのハイエンド機の中でも最上級クラスの性能を誇ります。
今回は「Galaxy S23」を詳しくレビューしながら、性能やサイズが似ているiPhone 14 Proとも比較していきたいと思います。
上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」につきましては、以下の記事を参照ください。
Galaxy S23 Ultraをレビュー!カメラの可能性を広げてくれるスマートフォン – Rentio PRESS[レンティオプレス]
もくじ
Galaxy S23の特徴
Galaxy S23は、最上級のSoC「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載しつつも、手に馴染みやすいサイズ感と軽量なボディが魅力的なスマートフォンです。
それでは早速、Galaxy S23の特徴を詳しく紹介していきます。
スペック一覧
Galaxy S23のスペックを、前モデルのGalaxy S22、またiPhone 14 Proと比較してみました。
項目 | Galaxy S23 | Galaxy S22 | iPhone 14 Pro |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 約6.1インチ Dynamic AMOLED(有機EL) ※Corning Gorilla Glass Victus 2 |
約6.1インチ Dynamic AMOLED(有機EL) ※Corning Gorilla Glass Victus+ |
6.1インチ,ProMotion搭載Super Retina XDR OLEDディスプレイ Dynamic Island 常時表示ディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | 2,340 × 1,080 (Full HD+) | 2,340 x 1,080 (Full HD+) | FHD+(2,556 x 1,179)/460ppi |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz | 最大120Hz |
静止画 |
|
|
|
動画 |
|
|
4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) シネマティックモード(最大4K HDR、30fps) アクションモード(最大2.8K、60fps) ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps) 最大4K、30fpsのProResビデオ撮影(容量128GBのモデルでは1080p、30fps) マクロビデオ撮影(スローモーションとタイムラプスに対応) 1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy | Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform | A16 Bionicチップ |
メモリ(RAM) | 8GB | 8GB | 6GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 256GB | 256GB | 128GB/256GB/512GB/1TB |
SIMカード | デュアルSIM – nanoSIM – eSIM |
nanoSIM | デュアルSIM – nanoSIM – eSIM |
通信規格 | 5G | ||
Bluetooth | 5.3 | 5.2 | 5.3 |
NFC | 対応(おサイフケータイ対応) | ||
バッテリー容量 | 3,900mAh ※最大約22時間の動画連続再生 |
3700mAh ※最大18時間の動画連続再生 |
3200mAh ※最大23時間の動画連続再生 |
充電規格 | USB Type-C (最大25W対応) ワイヤレス充電 |
USB Type-C (最大25W対応) ワイヤレス充電 |
USB PD(30分で最大50%充電) ※20W以上のアダプタを使用 |
生体認証 | ディスプレイ内蔵の指紋認証 顔認証 |
ディスプレイ内蔵の指紋認証 顔認証 |
Face ID(顔認証) |
防塵防水性能 | 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) | 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) | IP68 |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
約146 x 約71 x 約7.6 (mm) | 約146 x 約71 x 約7.6 (mm) | 147.5 × 71.5 × 7.85 mm |
重さ | 約168g | 約168g | 206g |
カラーバリエーション | クリーム/ファントムブラック/ラベンダー(docomo、auのみ) | ファントムホワイト/ファントム ブラック/ピンクゴールド | スペースブラック/シルバー/ゴールド/ディープパープル |
公式税込価格 | docomo:136,620円 au:136,330円 Rakuten Mobile:147,700円 |
docomo:115,412円 au:96,365円 |
128GB:149,800円 256GB:164,800円 512GB:194,800円 1TB:224,800円 |
同梱品
Galaxy S23の同梱品は以下となっています。
- Galaxy S23本体
- データケーブル
- SIM取り出し用ピン
- 取扱説明書
デザイン
Galaxy S23のボディは高級感を感じるデザインとなっています。
背面はマットなデザインとなっており、指紋もつきにくく実用性もあります。
カメラ部分は前シリーズのGalaxy S22にあったカメラバンプがなくなり、S23 Ultraと同じデザインになりました。
正面の画面部分は先日レビューしたS23 Ultraと比較すると、左右のベゼルの太さを感じますが日常的に違和感を感じるほどではありません。
また、Galaxy S23は重量168gと非常に軽量になっており、同じサイズ感のiPhone 14 Proよりも30gも軽くなっています。
筆者は普段からiPhone 12 miniに頑丈なケースを使用しているのですが、それより軽いので正直驚きました。
小さきながらハイエンドのSoC
Galaxy S23は、手のひらサイズの小さきボディながら、ハイトンドスマホやゲーミングスマホに搭載されている最上級のSoC「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載しています。
SoCの性能を計る「Geekbench 6」というアプリを使用して、ハイエンドスマホであるiPhone 14 ProやGoogle Pixel 7 Pro、またゲーミングスマホのREDMAGIC 8 Proのスコアと比較してみました。
Galaxy S23 | Pixel 7 Pro | iPhone 14 Pro | REDMAGIC 8 Pro | |
---|---|---|---|---|
Single | 1,860 | 1,058 | 1,760 | 1,370 |
Multi | 4,776 | 3,211 | 4,809 | 5,068 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | Google Tensor G2 | A16 Bionicチップ | Snapdragon 8 Gen 2 |
また、AnTuTu Benchmarkのスコアは「1,210,745点」となっています。
「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」はGPUの性能が上がっているので、スマートフォンでゲームをする方にもおすすめの機種です。
3Dグラフィックが多用されている「原神」を最高設定でプレイしてみましたが、快適にプレイすることができました。
一方で、S23 Ultraと比較するとゲームプレイ時に発熱を感じることがあったので、排熱機能はS23 Ultraの方が良さそうです。
バッテリー持ち
Galaxy S23は、3,900mAhのバッテリーを搭載しています。
iPhone 14 Proのバッテリー容量は3,200mAhですので、それよりも大きいバッテリーを搭載しています。
バッテリー計測アプリPC Mark for Androidを使用して、擬似的にGalaxy S23を長時間使用し続けての充電残量が100%から20%になるまでを計測したところ、15時間12分でした。
5,000mAhのバッテリーを搭載しているGalaxy S23 Ultraの計測結果が15時間23分でしたので、さほど変わりがなくGalaxy S23のバッテリー持ちの良さを伺えます。
一方でこちらのアプリでの計測は連続でスマートフォンを使用していた際のバッテリーの減り具合になり、筆者が一日外出した日は70%以上バッテリー残量が残っておりました。
Galaxy S23には専用のSoCが搭載されているので、最適化などが影響しバッテリーの寿命が長くなっているようにも感じます。
急速充電
また、Galaxy S23は急速充電にも対応しています。
30分で17%から65%まで充電することができました。
これなら朝起きて充電のし忘れに気がついても、支度をしている間にある程度充電することが可能です。
顔認証・指紋認証対応
Galaxy S23は、顔認証とディスプレイ内指紋認証のダブル生体認証となっています。
指紋認証はディスプレイ内指紋認証となっており、超音波式を採用しているため解除までの速度が非常に速くなっています。
一方で顔認証は簡易型となっており、マスクをしたままですと解除できなかったり少々不便があります。
指紋認証ならGalaxy S23、顔認証をよく使用するのであればiPhone 14 Proが良いです。
LDACに対応
Galaxy S23はハイレゾ音源を伝送できるコーデックのLDACに対応しています。
これにより、ワイヤレスイヤホンでも高音質で音楽を楽しむことが可能です。
iPhoneシリーズの対応コーデックはAACとSBCのみとなっており、LDACには対応していません。
高音質で音楽を楽しみたい方は、Galaxy S23の方がおすすめです。
Galaxy S23のカメラ性能を作例を交えて紹介
Galaxy S23のカメラは、超広角、広角、望遠の3眼構成となっております。
カメラの構成や性能はiPhone 14 Proと差はありません。
Galaxyのスマートフォンで撮影した写真はコンストラストが高く、パキッとした色移りが特徴的です。
Galaxy S23のカメラ性能を、作例をもとに紹介していきます。
約5,000万画素の広角カメラ
メインとなる広角カメラは、約5,000万画素の高解像度となっています。
あらゆるシーンを鮮明に記録することができます。
また、高解像で撮影することができるので、撮影後にトリミングをしても画質があまり劣化することがありません。
これだけ拡大しても文字の輪郭がぼやけることはないです。
また、夜間での撮影時にも高画質で撮影することで、見た目に近いままで撮影することができます。
容量約3倍ほど大きくなってしまいますが、大切な思い出を高画質で残しておくことができます。
光学3倍ズームの望遠カメラ
3倍の光学望遠レンズにより、画質を落とすことなく遠くのものを撮影することができます。
また、3倍ズームの画角はポートレートにも適しており、ポートレートモードと併用することで印象的な写真の撮影も可能です。
Vlogにも最適な手ぶれ補正
SNSへの投稿など、近年はスマートフォンで動画を撮る機会も増えてきていると思います。
Galaxy S23はスーパー手ぶれ補正機能を搭載しており、手ブレを抑制することが可能です。
一方で、スーパー手ぶれ補正をONにしてしまうと画角が狭くなってしまうので、その点が気になる場合はスーパー手ぶれ補正OFFでも手ブレはあまり気にならないのでOFFのまま使用しても良いと思います。
Galaxy S23の気になるポイント
Galaxy S23をしばらく使用してみて気になるポイントがあったので紹介したいと思います。
ストレージが256GBのみ
国内版のGalaxy S23のストレージは、256GBのみとなっております。
近年はクラウドサービスなどが普及していますが、5,000万画素の写真を200枚程度でいっぱいになってしまいますので256GBは少ないようにも感じます。
海外版のように512GBまで選択できたり、micro SDカードなどで拡張できたらよかったなと思います。
ゲーム時は発熱が気になる
Galaxy S23 Ultraと比較するとゲームプレイ時の発熱は高いように感じます。
「原神」のような3Dゲームを30分以上プレイしていると、暖かさを感じてきます。
夏場のゲームプレイ時は気になるほどの熱さですので、長時間ゲームをプレイしたいと思ってる方はGalaxy S23 Ultraなどがおすすめです。
軽量かつコンパクトなハイエンドスマホはGalaxy S23がおすすめ
近年のスマホは高機能を求めると大きく重くなりつつあります。
そんな中でもGalaxy S23はハイエンドスマホの中で最上級の性能、カメラ機能を搭載しつつも6.1インチと手に馴染むサイズ感と約168gの軽量ボディは他社のスマホにはない魅力があります。
また、バッテリー持ちも非常によく、バッテリー容量が大きく違うGalaxy S23 Ultraと比較しても変わりはありません。
高品質な写真を撮りたい、ゲームは快適にしたいけど軽量のスマホが良いという方は、Galaxy S23を試してみてはいかがでしょうか。
スマートフォンはレンタルできる
機種変更までの代替え機や短期間だけ使うのはもちろん、購入前に確認したいことがあればスマートフォンのお試しレンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では14泊15日〜の短期レンタルや月額レンタルで借りられるスマホを用意しています。
製品によってはそのまま購入できますので、実機で試してから検討してみてはいかがでしょうか。
関連記事
Galaxy S23 Ultraをレビュー!カメラの可能性を広げてくれるスマートフォン – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Galaxy Z Flip4をレビュー!簡単に映え写真が撮れる!?SNS世代におすすめのスマホはこれ! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
[2023]おすすめのスマホ機種8選!ハイエンドスマホの選び方と比較ポイントを徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]