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Galaxy S23をレビュー!軽量かつコンパクトなハイエンドスマホ!Phone 14 Proとの比較も紹介

ハロニー
ハロニー

更新日2024/11/13

Galaxy S23をレビュー!軽量かつコンパクトなハイエンドスマホ!Phone 14 Proとの比較も紹介

Androidスマホといえば、Samsungのスマートフォン「Galaxy」を思い浮かべる方も少なくはないのではないでしょうか。

そんな「Galaxy S」シリーズの最新モデルが、2023年4月に国内で発表されました。

新たに販売された「Galaxy S23」は、コンパクトなサイズながらもAndroidのハイエンド機の中でも最上級クラスの性能を誇ります

今回は「Galaxy S23」を詳しくレビューしながら、性能やサイズが似ているiPhone 14 Proとも比較していきたいと思います。

上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」につきましては、以下の記事を参照ください。

Galaxy S23 Ultraをレビュー!カメラの可能性を広げてくれるスマートフォン – Rentio PRESS[レンティオプレス]

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Galaxy S23の特徴

Galaxy S23は、最上級のSoC「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載しつつも、手に馴染みやすいサイズ感と軽量なボディが魅力的なスマートフォンです。

それでは早速、Galaxy S23の特徴を詳しく紹介していきます。

スペック一覧

Galaxy S23のスペックを、前モデルのGalaxy S22、またiPhone 14 Proと比較してみました。

 

項目 Galaxy S23 Galaxy S22 iPhone 14 Pro
ディスプレイ 約6.1インチ
Dynamic AMOLED(有機EL)
※Corning Gorilla Glass Victus 2
約6.1インチ
Dynamic AMOLED(有機EL)
※Corning Gorilla Glass Victus+
6.1インチ,ProMotion搭載Super Retina XDR OLEDディスプレイ
Dynamic Island
常時表示ディスプレイ
ディスプレイ解像度 2,340 × 1,080 (Full HD+) 2,340 x 1,080 (Full HD+) FHD+(2,556 x 1,179)/460ppi
リフレッシュレート 最大120Hz 最大120Hz 最大120Hz
静止画
  • アウトカメラ(3眼構成)
    超広角:約1,200万画素
    広角:約5,000万画素
    望遠:約1,000万画素(光学3倍ズーム)
    ※最大30倍のデジタルズーム
    ※光学式および電子式手ブレ補正対応
  • インカメラ
    – 1,200万画素
  • アウトカメラ(3眼構成)
    超広角:約1,200万画素
    広角:約5,000万画素
    望遠:約1,000万画素(光学3倍ズーム)
    ※最大10倍のデジタルズーム
    ※光学式および電子式手ブレ補正対応
  • インカメラ
    – 1,200万画素
  • リアカメラ
    -48MPメイン:24mm、ƒ/1.78絞り値 Focus Pixels
    -12MP超広角:13mm、ƒ/2.2絞り値
    -12MPの2倍望遠:48mm、ƒ/1.78絞り値
    -12MPの3倍望遠:77mm、ƒ/2.8絞り値
    -3倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、6倍の光学ズームレンジ、最大15倍のデジタルズーム
    -アダプティブTrue Toneフラッシュ
    -Photonic Engine
    -Deep Fusion
    -スマートHDR 4
    -LiDARスキャナを活用したナイトモードのポートレート
    -マクロ写真撮影
    -Apple ProRAW
  • インカメラ
    -12MPカメラ、ƒ/1.9絞り値
    -Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
動画
  • アウトカメラ
    8K(最大30fps)
    スローモーション(960fps @HD, 240fps @FHD)
    ※光学式および電子式手ブレ補正対応
    ※天体写真のハイパーラプス
    ※動画形式: HEVC(H.265)とAVC(H.264)
  • インカメラ
    4K撮影対応(最大60fps)
  • アウトカメラ
    8K(最大24fps)
    スローモーション(960fps @HD, 240fps @FHD)
    ※光学式および電子式手ブレ補正対応
    ※動画形式: HEVC(H.265)とAVC(H.264)
  • インカメラ
    4K撮影対応(最大60fps)
4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps)
1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)
シネマティックモード(最大4K HDR、30fps)
アクションモード(最大2.8K、60fps)
ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps)
最大4K、30fpsのProResビデオ撮影(容量128GBのモデルでは1080p、30fps)
マクロビデオ撮影(スローモーションとタイムラプスに対応)
1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応
SoC Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform A16 Bionicチップ
メモリ(RAM) 8GB 8GB 6GB
内蔵ストレージ(ROM) 256GB 256GB 128GB/256GB/512GB/1TB
SIMカード デュアルSIM
– nanoSIM
– eSIM
nanoSIM デュアルSIM
– nanoSIM
– eSIM
通信規格 5G
Bluetooth 5.3 5.2  5.3
NFC 対応(おサイフケータイ対応)
バッテリー容量 3,900mAh
※最大約22時間の動画連続再生
3700mAh
※最大18時間の動画連続再生
3200mAh
※最大23時間の動画連続再生
充電規格 USB Type-C (最大25W対応)
ワイヤレス充電
USB Type-C (最大25W対応)
ワイヤレス充電
USB PD(30分で最大50%充電)
※20W以上のアダプタを使用
生体認証 ディスプレイ内蔵の指紋認証
顔認証
ディスプレイ内蔵の指紋認証
顔認証
Face ID(顔認証)
防塵防水性能 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) IP68
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約146 x 約71 x 約7.6 (mm) 約146 x 約71 x 約7.6 (mm) 147.5 × 71.5 × 7.85 mm
重さ 約168g 約168g 206g
カラーバリエーション クリーム/ファントムブラック/ラベンダー(docomo、auのみ) ファントムホワイト/ファントム ブラック/ピンクゴールド スペースブラック/シルバー/ゴールド/ディープパープル
公式税込価格 docomo:136,620
au:136,330円
Rakuten Mobile:
147,700円
docomo:115,412
au:96,365円
128GB:149,800円
256GB:164,800円
512GB:194,800円
1TB:224,800円

同梱品

Galaxy S23の同梱品は以下となっています。

  • Galaxy S23本体
  • データケーブル
  • SIM取り出し用ピン
  • 取扱説明書

デザイン

Galaxy S23のボディは高級感を感じるデザインとなっています。

背面はマットなデザインとなっており、指紋もつきにくく実用性もあります

カメラ部分は前シリーズのGalaxy S22にあったカメラバンプがなくなり、S23 Ultraと同じデザインになりました。

正面の画面部分は先日レビューしたS23 Ultraと比較すると、左右のベゼルの太さを感じますが日常的に違和感を感じるほどではありません。

また、Galaxy S23は重量168gと非常に軽量になっており、同じサイズ感のiPhone 14 Proよりも30gも軽くなっています。

筆者は普段からiPhone 12 miniに頑丈なケースを使用しているのですが、それより軽いので正直驚きました。

小さきながらハイエンドのSoC

Galaxy S23は、手のひらサイズの小さきボディながら、ハイトンドスマホゲーミングスマホに搭載されている最上級のSoC「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載しています。

SoCの性能を計る「Geekbench 6」というアプリを使用して、ハイエンドスマホであるiPhone 14 ProGoogle Pixel 7 Pro、またゲーミングスマホのREDMAGIC 8 Proのスコアと比較してみました。

Galaxy S23 Pixel 7 Pro iPhone 14 Pro REDMAGIC 8 Pro
Single 1,860 1,058 1,760 1,370
Multi 4,776 3,211 4,809 5,068
SoC Snapdragon 8 Gen 2 Google Tensor G2 A16 Bionicチップ Snapdragon 8 Gen 2

また、AnTuTu Benchmarkのスコアは「1,210,745点」となっています。

「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」はGPUの性能が上がっているので、スマートフォンでゲームをする方にもおすすめの機種です。

3Dグラフィックが多用されている「原神」を最高設定でプレイしてみましたが、快適にプレイすることができました。

一方で、S23 Ultraと比較するとゲームプレイ時に発熱を感じることがあったので、排熱機能はS23 Ultraの方が良さそうです

バッテリー持ち

Galaxy S23は、3,900mAhのバッテリーを搭載しています。

iPhone 14 Proのバッテリー容量は3,200mAhですので、それよりも大きいバッテリーを搭載しています。

バッテリー計測アプリPC Mark for Androidを使用して、擬似的にGalaxy S23を長時間使用し続けての充電残量が100%から20%になるまでを計測したところ、15時間12分でした。

5,000mAhのバッテリーを搭載しているGalaxy S23 Ultraの計測結果が15時間23分でしたので、さほど変わりがなくGalaxy S23のバッテリー持ちの良さを伺えます。

一方でこちらのアプリでの計測は連続でスマートフォンを使用していた際のバッテリーの減り具合になり、筆者が一日外出した日は70%以上バッテリー残量が残っておりました

Galaxy S23には専用のSoCが搭載されているので、最適化などが影響しバッテリーの寿命が長くなっているようにも感じます

急速充電

また、Galaxy S23は急速充電にも対応しています。

30分で17%から65%まで充電することができました

これなら朝起きて充電のし忘れに気がついても、支度をしている間にある程度充電することが可能です。

顔認証・指紋認証対応

Galaxy S23は、顔認証とディスプレイ内指紋認証のダブル生体認証となっています。

指紋認証はディスプレイ内指紋認証となっており、超音波式を採用しているため解除までの速度が非常に速くなっています

一方で顔認証は簡易型となっており、マスクをしたままですと解除できなかったり少々不便があります。

指紋認証ならGalaxy S23、顔認証をよく使用するのであればiPhone 14 Proが良いです。

LDACに対応

Galaxy S23はハイレゾ音源を伝送できるコーデックのLDACに対応しています。

これにより、ワイヤレスイヤホンでも高音質で音楽を楽しむことが可能です。

iPhoneシリーズの対応コーデックはAACとSBCのみとなっており、LDACには対応していません。

高音質で音楽を楽しみたい方は、Galaxy S23の方がおすすめです。

Galaxy S23のカメラ性能を作例を交えて紹介

Galaxy S23のカメラは、超広角、広角、望遠の3眼構成となっております。

カメラの構成や性能はiPhone 14 Proと差はありません。

Galaxyのスマートフォンで撮影した写真はコンストラストが高く、パキッとした色移りが特徴的です。

Galaxy S23のカメラ性能を、作例をもとに紹介していきます。

約5,000万画素の広角カメラ

メインとなる広角カメラは、約5,000万画素の高解像度となっています。

あらゆるシーンを鮮明に記録することができます。

また、高解像で撮影することができるので、撮影後にトリミングをしても画質があまり劣化することがありません

これだけ拡大しても文字の輪郭がぼやけることはないです。

また、夜間での撮影時にも高画質で撮影することで、見た目に近いままで撮影することができます

容量約3倍ほど大きくなってしまいますが、大切な思い出を高画質で残しておくことができます。

光学3倍ズームの望遠カメラ

3倍の光学望遠レンズにより、画質を落とすことなく遠くのものを撮影することができます

また、3倍ズームの画角はポートレートにも適しており、ポートレートモードと併用することで印象的な写真の撮影も可能です。

Vlogにも最適な手ぶれ補正

SNSへの投稿など、近年はスマートフォンで動画を撮る機会も増えてきていると思います。

Galaxy S23はスーパー手ぶれ補正機能を搭載しており、手ブレを抑制することが可能です。

一方で、スーパー手ぶれ補正をONにしてしまうと画角が狭くなってしまうので、その点が気になる場合はスーパー手ぶれ補正OFFでも手ブレはあまり気にならないのでOFFのまま使用しても良いと思います。

Galaxy S23の気になるポイント

Galaxy S23をしばらく使用してみて気になるポイントがあったので紹介したいと思います。

ストレージが256GBのみ

国内版のGalaxy S23のストレージは、256GBのみとなっております。

近年はクラウドサービスなどが普及していますが、5,000万画素の写真を200枚程度でいっぱいになってしまいますので256GBは少ないようにも感じます。

海外版のように512GBまで選択できたり、micro SDカードなどで拡張できたらよかったなと思います。

ゲーム時は発熱が気になる

Galaxy S23 Ultraと比較するとゲームプレイ時の発熱は高いように感じます。

「原神」のような3Dゲームを30分以上プレイしていると、暖かさを感じてきます。

夏場のゲームプレイ時は気になるほどの熱さですので、長時間ゲームをプレイしたいと思ってる方はGalaxy S23 Ultraなどがおすすめです。

軽量かつコンパクトなハイエンドスマホはGalaxy S23がおすすめ

近年のスマホは高機能を求めると大きく重くなりつつあります。

そんな中でもGalaxy S23はハイエンドスマホの中で最上級の性能、カメラ機能を搭載しつつも6.1インチと手に馴染むサイズ感と約168gの軽量ボディは他社のスマホにはない魅力があります。

また、バッテリー持ちも非常によく、バッテリー容量が大きく違うGalaxy S23 Ultraと比較しても変わりはありません。

高品質な写真を撮りたい、ゲームは快適にしたいけど軽量のスマホが良いという方は、Galaxy S23を試してみてはいかがでしょうか。

スマートフォンはレンタルできる

機種変更までの代替え機や短期間だけ使うのはもちろん、購入前に確認したいことがあればスマートフォンのお試しレンタルがおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では14泊15日〜の短期レンタルや月額レンタルで借りられるスマホを用意しています。

製品によってはそのまま購入できますので、実機で試してから検討してみてはいかがでしょうか。 スマートフォン_バナー

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