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ゲーミングスマホというスマートフォンがあるのはご存知でしょうか。
近年のスマホゲームは、画面の高画質化に伴い高画質になったり、3Dグラフィックを多用したりと処理性能が求められるようになってきています。
一方で、十分な処理性能があったとしても長時間プレイできるためのバッテリー持ちや冷却性能、また操作を快適にする画面の大きさやリフレッシュレートなども重要になってきます。
そんなゲーミングスマホを手掛けているREDMAGICから最新のゲーミングスマホ「REDMAGIC 8 Pro」が発売。
Snapdragon 8 Gen 2を搭載し脅威の6,000mAhのバッテリー、高性能な冷却性能、画面占有率はなんと93.7%となっています。
それでは早速、「REDMAGIC 8 Pro」を詳しくレビューしていきます。
もくじ
REDMAGIC 8 Proのゲームに特化した機能
REDMAGIC 8 Proは、以下のゲームプレイに特化した機能が特徴的です。
REDMAGIC 8 Proのゲームに特化した特徴
- 画面占有率93.7%のディスプレイ
- Snapdragon 8 Gen 2搭載
- 多彩なゲームモード
- ショルダートリガー
- 充電したまま使用できる
- 冷却システム
- テレビやモニターにミラーリング
それぞれの特徴について、詳しく紹介していきます。
6.8インチ、画面占有率93.7%のディスプレイ
ゲームの世界に没入するには、画面占有率が重要ですよね。
REDMAGIC 8 Proの画面占有率はなんと93.7%となっており、フロントカメラもスクリーンの下に埋め込まれています。
6.7インチの「Google Pixel 7 Pro」と比較してみると、サイズ感は0.1インチしか変わらないのですが画面いっぱいに映像が映し出されているように感じます。
また、6.8インチの大画面ディスプレイも「原神」のようなオープンワールド系のゲームプレイ時に迫力のあるゲーム体験を演出してくれます。
120Hzのリフレッシュレートに対応しているため、「Apex Legends Mobile」や「Call of Duty Mobile」などのFPS(First Person Shooter)でも快適にプレイすることが可能です。
Snapdragon 8 Gen 2を搭載
REDMAGIC 8 Proは、2022年11月に発表されたばかりの「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しています。
前でモデルである「Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載したGalaxy Z Flip4や最新のハイエンドスマホと、CPU性能を数値化できるアプリ「Geekbench 5」を使用してCPU性能を比較してみました。
REDMAGIC 8 Pro | Galaxy Z Flip4 | Google Pixel 7 Pro | iPhone 14 Pro | |
---|---|---|---|---|
Single | 1370 | 939 | 1058 | 1760 |
Multi | 5068 | 3099 | 3211 | 4809 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 | Google Tensor G2 | A16 Bionicチップ |
Single:1370、Multi:5068というスコアになり、特にMultiスコアではiPhone 14 Proを凌ぐ結果となりました。
実際に3Dグラフィックが多用されている「Apex Legends Mobile」を最高設定でプレイしてみましたが途中で落ちてしまうなどの心配はなく、FPS(Frame per second)も最大の60FPSでプレイすることができました。
多彩なゲームモード
REDMAGIC 8 Proは、ゲームを快適にプレイするための機能が沢山あります。
本体側面にあるボタンをスライドさせることで、すぐさまゲーミングモードに切り替わります。
CPUやGPUのコントロール、イコライザー、輝度や音量を直感的に変更できたりと詳細な設定が可能になっています。
ゲーミングモード中は誤操作がないようにホームボタンが簡単に表示されないようになっていたり、細かな配慮もされています。
ショルダートリガー
FPS(First Person Shooter)などのゲームをプレイするのに役立つのが、ショルダートリガーです。
REDMAGIC 8 Proの側面には、2つのタッチパッドが搭載されています。
この2つのパッドは、画面内の好きな位置を押すことのできるボタンとして設定することが可能です。
射撃ボタンに設定したり、またはジャンプやしゃがみボタンなどキャラクターを操作するボタンに設定することもできます。
また、ショルダートリガーは520Hzの応答速度となっているので、入力遅延を感じるということは全くありません。
瞬時の操作が求められるバトルロワイヤルなどのゲームでも、大活躍してくれる機能です。
充電したままでもバッテリーは劣化しない
ゲームをプレイしている時に気になるのがバッテリーですよね。
しかし充電しながらゲームをするとバッテリーが劣化してしまったりといった心配があります。
REDMAGIC 8 Proには「充電分離」という機能があり、電源を直接スマホに給電することが可能です。
これによりバッテリーに負荷をかけることなく長時間ゲームをプレイすることができます。
冷却システム
REDMAGIC 8 Proには、高性能な冷却システムが搭載されています。
11層ものレイヤーで構成されている冷却システムに加え、超薄型の冷却ファンが搭載されているので高負荷のかかるゲームをプレイしていても発熱が気になることはありません。
また、2つのパワーからファンの強さを選択でき、強に設定することで多少の騒音はありますが従来のスマートフォンでは発熱を感じていた「Apex Legends Mobile」などを長時間プレイしていても、熱さを感じることはありませんでした。
テレビやモニターにミラーリング
HDMI to USB-Cのケーブルがあれば、簡単にスマートフォンの画面をテレビやモニターに出力して遊ぶことができます。
操作はスマホの画面で行うため慣れていないと操作をしにくいこともあるのですが、例えば友人と一つの画面を見ながらゲームをプレイするなんてことが可能になります。
ケーブルがあると操作しにくい場面もあるので、スマホの接続部分がL字型になっているケーブルを選択するとゲームプレイに支障なくプレイすることができるのでおすすめです。
6,000mAhの大容量バッテリー
REDMAGIC 8 Proは、6,000mAhの大容量バッテリーとなっています。
これにより出先でも長時間のゲームプレイを可能にしてくれます。
前述した充電分離機能と組み合わせることで、家でも出先でも1日中スマートフォンでゲームをすることができます。
また、65Wの急速充電にも対応しているので、付属の充電器を使用することで約45分でフル充電することができます。
Wi-Fi 7に対応
REDMAGIC 8 Proは、Wi-Fi7に対応しています。
ダウンロード速度は最速で5.75GB/sとなっており、オンラインゲームでも快適にプレイすることができます。
2023年1月時点ではWi-Fi 7に対応したルーターは販売していませんが、数年先まで使用することを考えるとWi-Fi 7に対応していることもメリットは大いにありそうです。
REDMAGIC 8 Proは通常のスマホとして使えるの?
REDMAGIC 8 Proのゲームに特化した機能を紹介してきましたが、スマートフォンなのでゲーム以外の用途でも使用しますよね。
そんな時に気になるのが、ゲーム以外の利用用途としてはどうなのか?というところです。
カメラ性能やおサイフケータイなど、スマートフォンの機能として気になるポイントもあわせて紹介します。
スペック一覧
REDMAGIC 8 Pro | |
---|---|
ディスプレイ | 6.8インチ FHD+ AMOLED 最大輝度1300ニト 120Hz(60Hz/90Hz/120Hz可変式) |
解像度 | 2480 x 1116 ピクセル アスペクト比:20:9 |
カメラ |
|
動画 | 7680×4320@30fps,3840×2160@30fps, 3840×2160@60fps,1920×1080@30fps, 1920×1080@60fps,1280×720@30fps タイムプラス撮影: 対応 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
RAM(メモリ) | 12/16 GB LPDDR5X |
バッテリー容量 | 6,000mAh 65W高速充電 |
防水性能 | - |
生体認証 | ディスプレイ内指紋認証 |
ワイヤレス充電 | - |
冷却システム | ICE 11.0多次元冷却システム 20000RMPの高速冷却ファン ストレート風道 タイプ: 遠心式ファン 空気量: 0.35 (MIN. 0.28) CFM;11.75 (MIN. 7.52 ) mmH2O プロペラ数: 59 プロペラ部の厚さ: 0.1mm テスト寿命: 30,000 時間 回転速度: 20,000 RPM |
本体カラー | Matte(ブラック)、Void(透明) |
ストレージ容量 | 256/512 GB UFS4.0 |
高さ/幅/厚み(mm) | 163.98/76.35/9.47 |
重量 | 228g |
価格(2023年2月現在) | ・Matte(12GB RAM+256GB):103,800 円(税込) ・Void(16GB RAM+512GB):128,800 円(税込) |
同梱品一覧
REDMAGIC 8 Proの同梱品は以下となっています。
同梱品一覧
- 本体ケース(透明)
- 電源アダプター
- Type-C データケーブル
- SIMピン
- 保証書
- 取扱説明書
充電器や充電ケーブル、さらにはケースまで付属しています。
カメラ性能
REDMAGIC 8 Proは、5,000万画素のメインカメラ、800万画素の広角カメラ、そして200万画素のマクロカメラの3眼構成になっています。
プロモードを使用することで、フォーカスやホワイトバランス、またISOなどを手動で設定することも可能です。
マクロカメラを搭載しているので、近距離での撮影もできます。
これらのカメラ性能を作例とともに紹介したいと思います。
5,000万画素のメインカメラは非常に解像度も高く、またコントラストも高いのでパキッとした写真の仕上がりになります。
同ポジションで撮影しているGalaxy Z Flip4やGoogle Pixel 7 Proと比較するとその違いがよくわかるのですが、暗部の表現が繊細で筆者が普段から使用しているFUJIFILMのカメラのような質感にも感じます。
広角と超広角カメラを比較
やはり広角カメラは800万画素なので、画質が良いとは言い難いです。
ポートレートモード
20倍ズーム
手ぶれ補正
REDMAGIC 8 Proの手ぶれ補正機能にはかなり驚きました。
手ぶれ補正OFF時は画面がガタガタ揺れてしまっているのがわかると思いますが、手ぶれ補正をONにするだけで非常に滑らかな映像になります。
バッテリー持ち
スマートフォンを使用する上で、バッテリー持ちは重要ですよね。
前述している通り、REDMAGIC 8 Proは6,000mAhと超大容量となっており通常利用であれば数日使用できるほどのバッテリー持ちです。
「Apex Legends Mobile」を1時間ほどプレイしましたがバッテリーの減りは15%程度でしたので、これなら出先でも安心してゲームをプレイすることができます。
画面内指紋認証
REDMAGIC 8 Proの生体認証は、画面内指紋認証となっています。
精度も良く速度も早いので、スマートフォンを手にしたタイミングでロックの解除を行うことができます。
防水性能はなし
REDMAGIC 8 Proは、残念ながら防水性能はありません。
スマートフォンを冷却するための機構が左右の側面に開いているため仕方ありませんが、昨今はさまざまなスマートフォンが対応しているので欲しかった機能ともいえます。
おサイフケータイ(FeliCa)は非対応
REDMAGIC 8 Proは、おサイフケータイ(FeliCa)も非対応です。
スペック表を見る限りNFCは搭載しているようですが、おサイフケータイには対応していませんでした。
近年はキャッシュレス化が進みスマホ一つで外出なんてことも考えられるので、おサイフケータイが使用できないのはゲーム用途以外の使用ではデメリットとして考えられます。
ワイヤレス充電できない
REDMAGIC 8 Proは、ワイヤレス充電非対応となっています。
6,000mAhの大容量バッテリーをワイヤレス充電でちまちま充電するのは非効率とも言えますが、あったら便利な機能でもあります。
筆者はiPhoneのMagSafe充電に慣れてしまっているので、ワイヤレス充電がないのは不便にも感じました。
初期搭載の保護フィルムの滑りが悪い
REDMAGIC 8 Proには、開封時に保護フィルムが貼られています。
しかし、この保護フィルムの滑りが悪く、FPSなどの瞬時の激しい操作を要求されるゲームでは少々扱いづらいです。
快適な操作性を求める方は、フィルムの張り替えや指サックなどを使用することをおすすめします。
REDMAGIC 8 Proはゲーミング利用には最適のスマートフォン
6.8インチ、画面占有率93.7%のディスプレイ、Snapdragon 8 Gen 2を搭載し多彩なゲームモードと、まさにゲームプレイには最適なスマートフォンです。
一方で、おサイフケータイが利用できなかったり防水性能やワイヤレス充電が非対応な点など、日常利用でデメリットを感じる点もまだまだあります。
刺さる人には刺さる、REDMAGIC 8 Proはまさにゲーミング利用に最適のスマートフォンといえます。
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