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Galaxy S25をレビュー!片手サイズなのにカメラ性能、バッテリー持ち、ゲーム性能どれをとってもハイエンドクラス

ライター

ハロニー

更新日2025/02/03

Galaxy S25をレビュー!片手サイズなのにカメラ性能、バッテリー持ち、ゲーム性能どれをとってもハイエンドクラス

近年、スマートフォンが大型化の一途をたどっている中で、片手サイズのハイエンドスマホとして人気を博しているGalaxy Sシリーズの無印モデル。

2025年1月に発表されたGalaxy S25は、6.2インチで162gと軽量ながらもSnapdragon 8 Elite for GalaxyとハイクラスのSoCを搭載し長時間のバッテリー持ちを誇ります。

今回はそんなGalaxy S25を詳しくレビューしていきます。

 

Galaxy S25の特徴

Galaxy S25は大きく以下の特徴があります。

  • より薄く、軽量化されたデザイン
  • 進化したAI機能
  • Snapdragon 8 Elite for Galaxyでゲーム性能アップ
  • 長時間もつバッテリー持ち
  • Samsung Walletに対応

それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。

Galaxy S25のスペック一覧

Galaxy S25のスペックを前モデルのGalaxy S24と比較してみました。(進化ポイントは太字箇所)

項目 Galaxy S25 Galaxy S24
ディスプレイ 約6.2インチ
Dynamic AMOLED 2X(有機EL)
※Corning® Gorilla® Glass Victus® 2
約6.2インチ
Dynamic AMOLED 2X(有機EL)
※Corning® Gorilla® Glass Victus® 2
ディスプレイ解像度 2,340 × 1,080 (Full HD+) 2,340 x 1,080 (Full HD+)
リフレッシュレート 最大120Hz 最大120Hz
静止画 アウトカメラ(3眼構成)
超広角:約1,200万画素
広角:約5,000万画素
望遠:約1,000万画素(光学3倍ズーム)
※最大30倍のデジタルズーム
※光学式および電子式手ブレ補正対応
インカメラ
– 1,200万画素
アウトカメラ(3眼構成)
超広角:約1,200万画素
広角:約5,000万画素
望遠:約1,000万画素(光学3倍ズーム)
※最大30倍のデジタルズーム
※光学式および電子式手ブレ補正対応
インカメラ
– 1,200万画素
動画 アウトカメラ
8K(最大30fps)
インカメラ
4K撮影対応(最大60fps)
アウトカメラ
8K(最大30fps)
インカメラ
4K撮影対応(最大60fps)
SoC Snapdragon® 8 Elite for Galaxy Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
メモリ(RAM) 8GB 8GB
内蔵ストレージ(ROM) 256GB/512GB 256GB/512GB
SIMカード デュアルSIM
– nanoSIM
– eSIM
デュアルSIM
– nanoSIM
– eSIM
通信規格 5G 5G
Bluetooth 5.4 5.3
NFC 対応(おサイフケータイ®対応) 対応(おサイフケータイ®対応)
バッテリー容量 4,000mAh
※最大29時間の動画連続再生
4,000mAh
※最大28時間の動画連続再生
充電規格 USB Type-C (最大25W対応)
ワイヤレス充電
USB Type-C (最大25W対応)
ワイヤレス充電
生体認証 ディスプレイ内蔵の指紋認証
顔認証
ディスプレイ内蔵の指紋認証
顔認証
防塵防水性能 IP68 IP68規格
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約146.9 x 70.5 x 7.2 (mm) 約147 x 約70.6 x 約7.6 (mm)
重さ 約162g 約167g
カラーバリエーション アイシーブルー
シルバー シャドウ
ネイビー
ミント
ブルーブラック
コーラルレッド
ピンクゴールド
※ブルーブラック/コーラルレッド/ピンクゴールドはSamsungオンラインショップ限定カラーです
コバルト バイオレット
アンバー イエロー
オニキス ブラック

Galaxy S24の詳しいレビューはこちら

Galaxy S24をレビュー!片手サイズで軽量なのにハイエンドなスマートフォン – Rentio PRESS[レンティオプレス]

より薄く、さらに手に馴染むようになった

Galaxy S25は、軽量さと性能の高さを売りとしているハイエンドスマホです。

Galaxy S25 Ultraと同じSoCを搭載していながらも、50g以上も軽く日常的に使用しやすいモデルになっています。

6.2インチというサイズ感はiPhone 16 Proと同等のサイズ感ですが、iPhone 16 Proが199gに対しGalaxy S25は162gなので30gほど軽くなっています

近年のハイエンドスマホは大画面化の一途をたどっていますが、そういった中でこれだけの軽量化を実現できているのは軽いスマートフォンを望むユーザーに貴重なスマートフォンになっています。

進化したAI機能

今回発売されたGalaxy S25シリーズの一番の目玉機能がGoogle Geminiを活用としたAI機能です。

Galaxy S24シリーズの発売時に「Galaxy AI is here」をテーマにGalaxyのスマートフォンではAI機能が充実してきましたが、Galaxy S25シリーズでより日常的に使用しやすくなりました。

中でも筆者が便利に感じたAI機能を3つ紹介します。

人のように言葉を理解する「AIエージェント」

日常的にAIを取り入れるには音声検索のしやすさは重要だと考えます。

Galaxy S25シリーズでは対話型の操作が可能になりました。

例えば写真アプリから「〇〇に行った時の写真を探して」と言って検索をしたり、設定アプリからの設定変更も話しかけるだけで設定の変更まで導いてくれたりします。

また、新たにGeminiを使った異なるアプリ間での言葉による検索が可能になりました。

例えば、週末に友人と約束があった場合に「〇〇のカフェをリストアップして、〇〇のnoteにまとめて」と話しかけるだけで、複数のお店の候補のリストアップまで自動で行ってくれます。

YouTube動画の要約機能

YouTube動画の要約機能も非常に便利な機能です。

Amazonや楽天市場などのセール時に「おすすめ◯選」といった動画をYouTube上で見かけることがよくあると思いますが、そのような動画をGoogle Geminiがテキストで要約してくれます。

動画によって精度は様々ですが、ものの数秒でテキストに起こしてくれるので概要欄などに記載がなくどんな動画なのか軽く知りたい場合など非常に便利です。

「New Brief」

自身に必要な情報をピックアップしてくれる「New Brief」もAI機能に加わりました。

「New Brief」はその日の予定や1日に起きたことの振り返りなどを要約してくれる機能で、ちょっとしたコンシェルジュのような機能になっています。

また、「New Brief」を確認した時間によって内容が変化し、朝見た場合はWatchと連携し健康状態のハイライトを表示したり、その日の天気や予定、ニュースのハイライトなどを表示したりしてくれます。

夜に確認した場合は、その日1日のハイライトをまとめてくれたり、明日の予定や天気などを表示してくれたり、その日に不在着信があった場合はそれも教えてくれます。

 

この他のAI機能についてはGalaxy S24のレビュー時に詳しく紹介していますので、併せてご確認ください。

Galaxy S24をレビュー!片手サイズで軽量なのにハイエンドなスマートフォン – Rentio PRESS[レンティオプレス]

Snapdragon 8 Elite for Galaxyでゲーム性能アップ

Galaxy S25には2024年10月に発表されたばかりのプロセッサー「Qualcomm Snapdragon 8 Elite」のGalaxy用に最適化された「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」が搭載されています。

一般的に3Dゲームなど高い負荷がかかるゲームでも2.4Ghzあれば快適に遊ぶことができると言われている中で、Snapdragon 8 Eliteは最大4.32Ghzと驚異的な数値となっています。

性能面では、Galaxy S24シリーズと比較してNPUが40%、CPUが37%、GPUが30%向上しています。

また、ベイパーチャンバーもS24と比較してS25で15%大きくなっており、冷却性能も向上しています。

実際にSoCの性能を測ることができる、Geekbench、AnTuTu Benchmark、3DMarkの3つのソフトを使用してスコアを出して前モデルのGalaxy S24と比較してみました。

Geekbench

AnTuTu Benchmark

3DMark

Galaxy S25 Ultraと比較すると若干数値は劣りますが、AnTuTu Benchmarkでは3回連続で計測しても200万点越えと高負荷な3Dゲームでも安定してプレイすることができます。 ゲーミングスマホおすすめ_バナー

バッテリー持ち

Galaxy S25は4,000mAhのバッテリー容量となっており、前モデルのGalaxy S24と比較して容量の増加はありません。

しかし、Snapdragon 8 Elite for Galaxyにより消費電力が効率化されており、動画の連続再生時間では1時間ほど伸びています

バッテリー計測アプリPC Mark for Androidを使用して、擬似的にGalaxy S25を長時間使用し続けた場合の充電残量が100%から20%になるまでを計測したところ、16時間44分でした。

Galaxy S24が16時間28分でしたので、若干ではありますが堅実にバッテリー持ちも長くなっています

また、Galaxy S24とバッテリーの減り具合をYouTube動画の視聴やゲームプレイなどで比較してみました。

Galaxy S25 Galaxy S24
YouTube動画1時間再生 3% 3%
原神15分プレイ 4% 8%

YouTube動画の再生時にはそこまで差は生まれませんでしたが、ゲームプレイ時は倍の差が生じました

Samsung Walletに対応

2025年2月25日に日本でもサービス展開を予定している「Samsung Wallet」。

2月25日の時点ではクレジットカード決済やポイントカードに加え、PayPayにも対応しています。

まだIDやQUICPayなどの対応の予定はありませんが、PayPayなどローカライズしているので、今後様々なサービスに対応すると予想できます。

Galaxy S25のカメラ性能を作例を用いて紹介

Galaxy S25は、約5,000万画素のメインカメラに加え、約1,200万画素の超広角カメラ約1,000万画素の望遠カメラ3眼構成となっています。

望遠カメラは光学3倍ズームに対応しており、最大で30倍のデジタルズームに対応しています。

Galaxy S25を使用して撮影した写真の作成を一挙に紹介します。(ぜひクリックまたはタップして拡大してご覧ください)

進化したナイトグラフィービデオ

Galaxy S25は、ナイトグラフィービデオが進化し夜間での撮影により強くなりました

下記の画像は、Galaxy S25、Galaxy S24、iPhone 16で夜間に撮影を行った動画をスクショしたものになります。

進化したナイトグラフィービデオ

Galaxy S25ではよりノイズが低減され、綺麗な映像の撮影が可能になっています。

「Expert RAW」アプリでプロ仕様の撮影が可能に

Galaxy S25で新たに「Expert RAW」アプリが登場し、RAW撮影などのプロ仕様向けの設定ができるようになりました

JPEGで撮影した画像はコントラストが高く暗い印象ですが、RAWで撮影することで明るく編集することが可能です。

また、フィルムっぽい印象のプロファイルなので、フィルムっぽく仕上げたい場合もRAWで撮影すると良さそうです。

Log動画の撮影も可能に

Galaxy S25ではLog動画の撮影も可能になりました。

Log動画とはコントラストを落とした動画のようなものであり、動画編集ソフトで後から好みの色に調整しやすい撮影方法です。

Log撮影は一眼カメラなどの高性能なカメラでしかできない撮影方法でしたが、Galaxy S25でLog撮影に対応したことで手軽にLog撮影が可能になりました。

 

こちらの動画はGalaxy S25を使用してLog撮影した動画をPremiere Proで編集したものになります。

普段とはまったく違った雰囲気の色味に編集することができるので、Vlogなど撮影する際に活用できそうです。

Galaxy S25の気になるポイント

しばらくGalaxy S25を使用して気になるポイントがいくつかあったので紹介したいと思います。

充電速度が少々遅め

Galaxy S25の有線ケーブルを使用しての充電は最大25Wと近年のハイエンドスマホと比較して少々ものたりません

バッテリー残量が20%から充電完了まではおよそ2時間弱かかり、50%から1時間程度かかります

iPhoneと比較すると同程度ではありますが、最大80Wや100Wなどのスマートフォンも増えてきているので、体感としても充電完了まで時間がかかる印象です。

フレアやゴーストが出やすいかも

下図の写真は同じポジションでGalaxy S25とGalaxy S25 Ultraとで撮影した写真ですが、Galaxy S25だけフレアが発生してしまっています

太陽光がカメラにかかるような撮影場面では、気をつけた方が良さそうです。

Galaxy S25はAI機能がより便利に身近になった

約6.2インチのディスプレイ、 Snapdragon 8 Elite for Galaxyの高い性能、長時間使用可能なバッテリー容量とスマートフォンに必要な性能を兼ね備えているGalaxy S25。

筆者の中でAndroidスマホをおすすめするなら間違いなく上位に入るスマートフォンです。

Galaxy S25はAI機能がより進化しさらに便利に利用できるようになりました。

2025年はまだ始まったばかりですが、Galaxy S25は非常に使いやすいスマートフォンといえます。

スマートフォンはレンタルできる

機種変更までの代替え機や短期間だけ使うのはもちろん、購入前に確認したいことがあればお試しレンタルがおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では14泊15日〜の短期レンタルや月額レンタルで借りられるスマホを用意しています。

製品によってはそのまま購入もできますので、実機で試してから検討してみてはいかがでしょうか。

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