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1月23日に発売が発表されたGalaxy S25シリーズ。
Galaxyのスマートフォンの中でも人気のモデルであり、注目されている方も多いと思われます。
先日速報版としてタッチ&トライで実機に軽く触れてきた内容を紹介しましたが、今回はGalaxy S25 Ultraの進化したポイントを中心に詳しくレビューしていきます。

もくじ
Galaxy S25 Ultraの特徴
Galaxy S25 Ultraは大きく以下の特徴があります。
- より薄く、軽量化されたデザイン
- 進化したAI機能
- Snapdragon 8 Elite for Galaxyでゲーム性能アップ
- 長時間もつバッテリー持ち
- Samsung Walletに対応
それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。
Galaxy S25 Ultraのスペック一覧
Galaxy S25 Ultraのスペックを前モデルのGalaxy S24 Ultraと比較してみました。(進化ポイントは太字箇所)
項目 | Galaxy S25 Ultra | Galaxy S24 Ultra |
---|---|---|
ディスプレイ | 約6.9インチ Dynamic AMOLED 2X(有機EL) ※Corning® Gorilla® Armor 2 |
約6.8インチ Dynamic AMOLED 2X(有機EL) ※Corning® Gorilla® Armor |
ディスプレイ解像度 | 3120 x 1440(QHD+) | 3120 x 1440(QHD+) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz |
静止画 | アウトカメラ(4眼構成) 超広角:約5,000万画素 広角:約2億画素 望遠:約1,000万画素(光学10倍ズーム) 望遠:約1,000万画素(光学3倍ズーム) ※最大100倍のデジタルズーム ※光学式および電子式手ブレ補正対応 インカメラ – 1,200万画素 |
アウトカメラ(4眼構成) 超広角:約1,200万画素 広角:約2億万画素 望遠:約5,000万画素(光学5倍ズーム) 望遠:約1,000万画素(光学3倍ズーム) ※最大100倍のデジタルズーム ※光学式および電子式手ブレ補正対応 インカメラ – 1,200万画素 |
動画 | アウトカメラ 8K(最大30fps) インカメラ 4K撮影対応(最大120fps) |
アウトカメラ 8K(最大24fps) インカメラ 4K撮影対応(最大60fps) |
CPU | Snapdragon® 8 Elite for Galaxy | Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy |
メモリ(RAM) | 12GB | 12GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 256GB/512GB/1TB | 256GB/512GB/1TB |
SIMカード | nanoSIM/eSIM | nanoSIM/eSIM |
通信規格 | 5G | 5G |
Bluetooth | 5.4 | 5.3 |
NFC | 対応(おサイフケータイ®対応) | 対応(おサイフケータイ®対応) |
バッテリー容量 | 5,000mAh ※最大33時間の動画連続再生 |
5,000mAh ※最大30時間の動画連続再生 |
充電規格 | USB Type-C (最大45W対応) | USB Type-C (最大45W対応) |
生体認証 | ディスプレイ内蔵の指紋認証 顔認証 |
ディスプレイ内蔵の指紋認証 顔認証 |
防塵防水性能 | 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) | 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
約162.8 x 77.6 x 8.2 mm | 約162.3 x 79.0 x 8.6 mm |
重さ | 約218g | 約232g |
カラーバリエーション | チタニウム シルバーブルー チタニウム ブラック チタニウム グレー チタニウム ホワイトシルバー チタニウム ジェットブラック チタニウム ジェードグリーン チタニウム ピンクゴールド ※チタニウム ジェットブラック/チタニウム ジェードグリーン/チタニウム ピンクゴールドはSamsung オンラインショップ限定カラーです |
チタニウム グレー チタニウム ブラック チタニウム バイオレット |
Galaxy S24 Ultraの詳しいレビューはこちら
Galaxy S24 Ultraをレビュー!写真を撮る楽しさをグッと上げてくれるハイエンドスマホ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
より薄く、軽量化されたデザイン
Galaxy S25 Ultraを手にとって一番衝撃を受けたのが、その軽さです。
Galaxy S25 Ultraは6.9インチの大型ディスプレイを搭載していながらも、約0.4mm薄くなり、重量は約218gと前モデルよりも約15gの軽量化を実現しています。
- 左がGalaxy S25 Ultra、右がGalaxy S24 Ultra
15gはライター1本分ほどの重量ではありますが、手に持ってみるとその違いは一目瞭然です。
他社のスマートフォンはカメラシステム周辺に重量が偏っていてより重たく感じますが、Galaxy S25 Ultraは重量のバランスが良いためか数値上以上の軽さを実感できます。
進化したAI機能
今回発売されたGalaxy S25シリーズの一番の目玉機能がGoogle Geminiを活用としたAI機能です。
Galaxy S24シリーズの発売時に「Galaxy AI is here」をテーマにGalaxyのスマートフォンではAI機能が充実してきましたが、Galaxy S25シリーズでより日常的に使用しやすくなりました。
中でも筆者が便利に感じたAI機能を3つ紹介します。
人のように言葉を理解する「AIエージェント」
日常的にAIを取り入れるには音声検索のしやすさは重要だと考えます。
Galaxy S25シリーズでは対話型の操作が可能になりました。
例えば写真アプリから「〇〇に行った時の写真を探して」と言って検索をしたり、設定アプリでも検索画面で話しかけるだけで設定の変更まで導いてくれたりします。
また、新たにGeminiを使った異なるアプリ間での言葉による検索が可能になりました。
例えば、週末に友人と約束があった場合に「〇〇のカフェをリストアップして、ノートにまとめて」と話しかけるだけで、上図のように複数のお店の候補をノートアプリに自動でまとめてくれます。
YouTube動画の要約機能
YouTube動画の要約機能も非常に便利な機能です。
Amazonや楽天市場などのセール時に「おすすめ◯選」といった動画をYouTube上で見かけることがよくあると思いますが、そのような動画をGoogle Geminiがテキストで要約してくれます。
動画によって精度は様々ですが、ものの数秒でテキストに起こしてくれるので概要欄などに記載がなくどんな動画なのか軽く知りたい場合など非常に便利です。
「New Brief」
自身に必要な情報をピックアップしてくれる「New Brief」もAI機能に加わりました。
「New Brief」はその日の予定や1日に起きたことも振り返りなどを要約してくれる機能で、ちょっとしたコンシェルジュのような機能になっています。
また、「New Brief」を確認した時間によって内容が変化し、朝見た場合はWatchと連携し健康状態のハイライトを表示したり、その日の天気や予定、ニュースのハイライトなどを表示したりしてくれます。
夜に確認した場合は、その日1日のハイライトをまとめてくれたり、明日の予定や天気などを表示してくれたり、その日に不在着信があった場合はそれも教えてくれます。
この他のAI機能についてはGalaxy S24 Ultraのレビュー時に詳しく紹介していますので、併せて確認してみてください。
Galaxy S24 Ultraをレビュー!写真を撮る楽しさをグッと上げてくれるハイエンドスマホ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Snapdragon 8 Elite for Galaxyでゲーム性能アップ
Galaxy S25 Ultraには2024年10月に発表されたばかりのプロセッサー「Qualcomm Snapdragon 8 Elite」のGalaxy用に最適化された「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」が搭載されています。
一般的に3Dゲームなど高い負荷がかかるゲームでも2.4Ghzあれば快適に遊ぶことができると言われている中で、Snapdragon 8 Eliteは最大4.32Ghzと驚異的な数値となっています。
性能面では、Galaxy S24シリーズと比較してNPUが40%、CPUが37%、GPUが30%向上しています。
また、ベイパーチャンバーもS24 Ultraと比較してS25 Ultraで40%大きくなっており、冷却性能も向上しています。
実際にSoCの性能を測ることができる、Geekbench、AnTuTu Benchmark、3DMarkの3つのソフトを使用してスコアを出して前モデルのGalaxy S24 Ultraと比較してみました。(画像はクリックorタップで拡大できます)
Geekbench
- Galaxy S25 Ultra
- Galaxy S24 Ultra
AnTuTu Benchmark
- Galaxy S25 Ultra
- Galaxy S24 Ultra
3DMark
- Galaxy S25 Ultra
- Galaxy S24 Ultra
先日レビューしたゲーミングスマホ「REDMAGIC 10 Pro」と比較するとスコアは劣りますが、それでいてもAnTuTu Benchmarkでは連続して3回計測しても200万点を下回ることはなく、高負荷なゲームでも長時間快適にプレイすることができます。
バッテリー持ち
Galaxy S25 Ultraは5,000mAhのバッテリー容量となっており、前モデルのGalaxy S24 Ultraと比較して容量の増加はありません。
しかし、Snapdragon 8 Elite for Galaxyにより消費電力が効率化されており、動画の連続再生時間では3時間ほど伸びています。
バッテリー計測アプリPC Mark for Androidを使用して、擬似的にGalaxy S25 Ultraを長時間使用し続けた場合の充電残量が100%から20%になるまでを計測したところ、17時間28分でした。
丸一日快適に使用できるほどのバッテリー性能となっています。
また、Galaxy S24 Ultraとバッテリーの減り具合をYouTube動画の視聴やゲームプレイなどで比較してみました。
Galaxy S25 Ultra | Galaxy S24 Ultra | |
---|---|---|
YouTube動画1時間再生 | 2% | 3% |
原神15分プレイ | 6% | 7% |
大きな差はなかったものの、Galaxy S25 Ultraの方がバッテリーの減り具合は低かったです。
Samsung Walletに対応
2025年2月25日に日本でもサービス展開を予定している「Samsung Wallet」。
2月25日の時点ではクレジットカード決済やポイントカードに加え、PayPayにも対応しています。
まだIDやQUICPayなどの対応の予定はありませんが、PayPayなどローカライズしているので、今後様々なサービスに対応すると予想できます。
Galaxy S25 Ultraのカメラ性能を作例を用いて紹介
Galaxy S25 Ultraは、約2億画素のメインカメラに加え、約1,000万画素と約5,000万画素の望遠レンズ、約5,000万画素の超広角カメラの4眼構成となっています。
Galaxy S25 Ultraで超広角カメラが5,000万画素に進化したことにより、全てのレンズで高画質な撮影が可能になりました。
約2億画素のメインカメラで撮影した写真は撮影後に画像をトリミングしても画質が劣化することがないので、遠くのものをより綺麗に撮影したいときに適しています。
- トリミングした画像
- 5,000万画素で撮影した画像をトリミング
- 2億画素で撮影した写真をトリミング
また、約5,000万画素の望遠レンズは光学10倍ズームに対応しており、デジタルズームはなんと100倍まで対応しています。
下の写真は横浜にある日本丸メモリアルパークからよこはまコスモワールドにある観覧車を同ポジションから撮影したのですが、400m以上距離があるのにこれだけ拡大することができました。
- 0.6倍(超広角)
- 100倍ズーム
東京ドームの端から端までが大体200mほどですので、撮影可能なアーティストのライブなどでもGalaxy S25 Ultraの100倍望遠なら活用することができそうです。
一方で、100倍ズーム時の解像度はある程度スマートフォン側のAIで補正されているようにも感じ、人物などAIでの補正が難しい場合は塗り絵のようになってしまうこともあります。
より遠くの建物や「横浜航空貨物ターミナル」という文字ははっきりと写っているので風景メインの望遠性能と考えておいた方が良さそうです。
この他にもGalaxy S25 Ultraを使用して撮影した写真の作例を一挙に紹介します。(ぜひクリックまたはタップして拡大してご覧ください)
進化したナイトグラフィービデオ
Galaxy S25 Ultraは、ナイトグラフィービデオが進化し夜間での撮影により強くなりました。
下記の画像は、Galaxy S25、Galaxy S24、iPhone 16で夜間に撮影を行った動画をスクショしたものになります。
Galaxy S25 Ultraではよりノイズが低減され、綺麗な映像の撮影が可能になっています。
「Expert RAW」アプリでプロ仕様の撮影が可能に
Galaxy S25 Ultraで新たに「Expert RAW」アプリが登場し、RAW撮影などのプロ仕様向けの設定ができるようになりました。
- JPEGで撮影
- RAWで撮影したものを現像
RAWで撮影した写真はプロファイル自体のコントラストが低くフィルム調になっています。
好みはありますが、より印象的な写真に仕上げることも可能です。
Log動画の撮影も可能に
Galaxy S25 UltraではLog動画の撮影も可能になりました。
Log動画とはコントラストを落とした動画のようなものであり、動画編集ソフトで後から好みの色に調整しやすい撮影方法です。
Log撮影は一眼カメラなどの高性能なカメラでしかできない撮影方法でしたが、Galaxy S25 UltraでLog撮影に対応したことで手軽にLog撮影が可能になりました。
こちらの動画はGalaxy S25 Ultraを使用してLog撮影した動画をPremiere Proで編集したものになります。
普段とはまったく違った雰囲気の色味に編集することができるので、Vlogなど撮影する際に活用できそうです。
Galaxy S25 Ultraの気になるポイント
しばらくGalaxy S25 Ultraを使用して気になるポイントがいくつかあったので紹介したいと思います。
Sペンでシャッターが切れなくなった
これまでのGalaxy S Ultraシリーズを使用していた方の多くがデメリットと感じるのは、Sペンを使用してシャッターが切れなくなったことだと思います。
Galaxy S Ultraシリーズは本体下部にSペンと呼ばれるスタイラスペンを搭載しており、カメラアプリ起動時にSペンのボタンを押すことで遠隔でシャッターを切ることができました。
これによりアウトカメラを使用したセルフィーや集合写真などの撮影がしやすかったのですが、Galaxy S25 UltraではSペンとのBluetooth接続がなくなり遠隔でシャッターを切ることができなくなりました。
おそらく同時期に発売したGalaxy Ringを使用することで同様の操作ができ、Galaxy Ringの普及に一役買うためではないかと思われます。
一方で、内カメラを使用時に手のひらをかざすことで遠隔でセルフタイマーを起動したり、アウトカメラ使用時は「はい、チーズ」などの音声でシャッターを切ることも可能です。
致命的なデメリットではありませんが、多用していた方にとっては不便に感じることかもしれません。
大きさには注意が必要
いくら薄型・軽量化されたからといって、6.9インチのスマートフォンは日常的に使いづらい場面も多くあります。
特に今現在使用してる端末が6インチ程度ですと、そこからの機種変更となるとポケットやカバンなどに入れた際かなり差を感じることになると思われます。
またサイドが角張ったデザインなので、どうしても持ちにくさも感じます。
カメラ機能やディスプレイサイズに妥協ができるのであれば、AI機能やSoCなど同じ性能であるGalaxy S25を選択してみても良いかもしれないです。
Galaxy S25 UltraはAI機能がより便利に身近になった
Galaxy S24 Ultraで発表された「かこって検索」はGoogleレンズでも代用できるような機能でした。
今回Galaxy S25シリーズで新たに発表されたAI機能はより日常的に使用できる機能になり、便利に感じる場面が多くなりました。
ますますAIが身近になった今だからこそGalaxy S25 Ultraで快適なスマートフォンライフを送ってみてはいかがでしょうか。
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