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REDMAGIC 10 Proをレビュー!Snapdragon 8 Eliteを搭載し2025年で最強クラスのゲーミングスマホ

ライター

ハロニー

公開日2025/01/23

REDMAGIC 10 Proをレビュー!Snapdragon 8 Eliteを搭載し2025年で最強クラスのゲーミングスマホ

ゲーミングスマホの代名詞といえるほど、ゲーミングスマホを販売し続けている「REDMAGIC 」。

記念すべき10世代目となるREDMAGIC 10 Proの発売が発表されました。

REDMAGIC 10 Proは2025年の最強クラスともいえるSoCである「Snapdragon 8 Elite」を搭載し、ゲーミング性能を格段に向上させています。

また、シリーズで初めておサイフケータイにも対応し、利便性も向上しています。

そんなREDMAGIC 10 Proを詳しくレビューしていきます。

 

REDMAGIC 10 Proの特徴

REDMAGIC 10 Proは大きく以下の6つの特徴があります。

  • 大画面のフルディスプレイ
  • Snapdragon 8 Eliteを搭載
  • REDMAGIC OS 10に実装された新機能
  • 超大容量バッテリーを搭載
  • 空冷性能も進化
  • ゲーミングスマホだからといって妥協しないカメラ性能

それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。

REDMAGIC 10 Proのスペック一覧

REDMAGIC 10 Pro
ディスプレイ 6.853インチ
ディスプレイ解像度 2688×1216ピクセル
リフレッシュレート 最大144Hz
静止画
  • アウトカメラ(3眼構成)
    50MPメインカメラ OmniVision OV50E 1/1.55”(OIS対応)
    50MP超広角カメラOmniVision OV50D 1/2.88”
    2MPマイクロカメラ OmniVision OV02F 1/5″
  • インカメラ
    16MP OmniVision OV16A 1/3.06”(画面下カメラ)
CPU Snapdragon 8 Elite
メモリ(RAM) 12GB/16GB/24GB
内蔵ストレージ(ROM) 256GB/512GB/1TB
SIMカード デュアルSIM(nano SIM + nano SIM)
通信規格 5G
Bluetooth 5.4
NFC 対応
バッテリー容量 7050mAh
充電規格 最大100W対応
生体認証 指紋認証
顔認証
防塵防水性能
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約164.42mm × 76.14mm × 8.9mm
重さ 229g
カラーバリエーション 12GB RAM + 256GB ROM (Shadow, Lightspeed)
16GB RAM + 512GB ROM (Dusk, Moonlight)
24GB RAM + 1TB ROM (Dusk)

大画面のフルディスプレイ

REDMAGIC 10 Proは、パンチホールもノッチもない唯一のゲーミングスマートフォンです。(2025年1月現在、同社他製品を除く)

これにより、ゲームプレイ時には6.85インチの大画面を存分に使用することができ、ベゼルも1.25mmと極細なので迫力と没入感の両方を実現しています。

また、1.5K(2688×1216)の解像度、144Hzのリフレッシュレート、2,000nitsのピーク輝度となっており、出先でのゲームプレイや家での動画視聴など様々な用途で大画面を活用することができます。

Snapdragon 8 Eliteを搭載

REDMAGIC 10 Proは、2024年10月に発表されたばかりのプロセッサー「Qualcomm Snapdragon 8 Elite」が搭載されています。

一般的に3Dゲームなど高い負荷がかかるゲームでも2.4Ghzあれば快適に遊ぶことができると言われている中で、Snapdragon 8 Eliteは最大4.32Ghzと脅威的な数値となっています。

実際にSoCの性能を測ることができる、Geekbench、AnTuTu Benchmark、3DMarkの3つのソフトを使用してスコアを出してみました。

Geekbench

AnTuTu Benchmark

3DMark

Geekbenchでは、近年発売されたM3 MacBookと同等の数値感となっており、パソコン並みの性能ということがわかります。

AnTuTu Benchmarkスコアでは、初回計測時に270万点を上回り、連続して3回計測しましたが、250万点を下回ることはありませんでした

REDMAGIC 10 Proは、間違いなく最強クラスのゲーミングスマホといえます。 ゲーミングスマホおすすめ_バナー

REDMAGIC OS 10に実装された新機能

REDMAGICシリーズには独自のOSであるREDMAGIC OSが採用されており、REDMAGIC 10 Proの発売と同時にOSもREDMAGIC OS 10へとアップデートされています。

REDMAGIC OS 10では新たに「アップスケーリング」機能を使用することができ、通常60FPSまでしか対応していないゲームでも、最大120FPSのフレームレートと最大2Kの高画質にアップスケーリングすることが可能です。

実際、REDMAGIC 10 Proでは「原神」の設定画面上では60FPSまでしか設定することができないのですが、アップスケーリングの設定をすることで120FPS近くまでフレームレートを上げることができ非常に滑らかに視点操作ができるようになりました。

動画では伝わりづらいのですが実際には見違えるほど操作性が向上しており、120FPS近くフレームレートが出ているのがわかると思います。

現状はまだ下記の4タイトルしか対応していないですが、今後もアップデートによって増えていく予定ですので、自身がプレイしているゲームも対応されると良いですね。

アップスケーリング対応ゲームタイトル

  • 原神
  • 崩壊:スターレイル
  • 崩壊3rd
  • COD Mobile
    (2025年1月現在)

これまでのゲーム機能も利用可能

この他にもゲーミングスマホらしいゲームに特化した機能も沢山搭載しています。

詳しくは、REDMAGIC 9S Proの記事にて紹介していますので、こちらを参照ください。

REDMAGIC 9S Proをレビュー!Snapdragon 8 Gen 3リーディングバージョンを搭載した最強クラスのゲーミングスマホ – Rentio PRESS[レンティオプレス]

超大容量バッテリーを搭載

ゲーミングスマホに求める機能にゲーム性能とバッテリー持ちがあげられます。

いくら性能が高いSoCを搭載していても、消費電力が大きくバッテリーがすぐに消耗してしまっては意味がありません。

REDMAGIC 10 Proは、業界最大級の7,050mAhバッテリーを搭載しており、前モデルのREDMAGIC 9S Proと比較して550mAhの容量を増加しているにも関わらず同じ厚さと重量を実現しています。

バッテリー計測アプリPC Mark for Androidを使用して、擬似的にREDMAGIC 10 Proを長時間使用し続けた場合の充電残量が100%から20%になるまでを計測したところ、11時間30分でした。

バッテリー容量の割に連続使用時間が短いようにも感じますが、これはおそらくSnapdragon 8 Eliteチップの消費電力にも影響してきますので一概にREDMAGIC 10 Proのバッテリー持ちが悪いとは言えません。

実際、Snapdragon 8 Eliteチップが搭載されている他社のスマートフォンでは、バッテリー容量が6,150mAhと大容量にも関わらず10時間16分でした。

性能とバッテリー持ちはトレードオフではありますが、REDMAGIC 10 Proはその両方をうまく実現しているようにも感じます。

最大100Wの急速充電にも対応

REDMAGIC 10 Proは大容量バッテリーだけでなく、最大100Wの急速充電にも対応しているので短時間で充電することも可能です。

付属の充電器は残念ながら80Wに対応したモデルですが、100Wの給電に対応した充電器であれば最速で充電することが可能です。

また、REDMAGIC 10 Proに搭載されているSoCによって充電時のバッテリー温度を調整してくれるので、高出力で急速充電した際も最適な温度(15℃)で充電してくれます。

バッテリーへの負荷を減らしながら急速充電してくれるので、長く使用できるメリットでもありますね。

空冷性能も進化

ゲームプレイ時や急速充電時に安定した性能を発揮してくれるのが、冷却性能です。

REDMAGIC 10 Proは、ゲーミングスマホならではの特徴としてファンを内蔵しており、長時間のゲームプレイ時でも発熱を抑えることができます。

また、前モデルからファンの形状を再設計することで送風範囲を広げファンの回転数も向上し、ゲーミングノートPCなどに使用されている「複合液体金属」を採用することで、冷却性能が向上しています。

前述している3DMarkでは、ベンチマークの計測を20回連続して行うものであり、Snapdragon 8 Eliteチップが搭載されている他社のスマートフォンでは、最大58℃まで温度が上昇していましたが、REDMAGIC 10 Proでは最大48℃と温度の上昇を抑えることができていました

ついにおサイフケータイに対応

REDMAGIC 10 Proは、REDMAGICシリーズで初めておサイフケータイに対応しました。

これまで筆者も過去シリーズのレビューを行なっており、デメリットとしておサイフケータイに非対応な点を挙げていました。

おサイフケータイに対応したことで、モバイルSuicaやiD、QUICPayなどが利用可能になり、より日常的にも使いやすくなりました。

ゲームはもちろん普段使いも譲れないという方にもおすすめの一台になりました。

ゲーミングスマホだからといって妥協しないカメラ性能

ゲーミングスマホだからといって妥協したくないのがカメラ性能になります。

REDMAGIC 10 Proは、5,000万画素のメインカメラと、同じく5,000万画素の超広角カメラを搭載しており、近年のハイエンドスマホに負けず劣らずのカメラ性能となっています。

REDMAGIC 10 Proのカメラ性能を作例と共に紹介していきます。

REDMAGIC 10 Proの気になるポイント

REDMAGIC 10 Proをしばらく使用していて気になるポイントがいくつかあったので紹介します。

従来のスマホからの乗り換えには注意が必要

近年販売されているスマートフォンの多くは、ワイヤレス充電や防水性能などが備わったモデルが多くあります。

一方で、REDMAGIC 10 Proは冷却性能やバッテリー容量の都合上、ワイヤレス充電や防水機能などは備わっておらず、日常的に不便に感じる部分もあります。

特に、現在使用しているスマートフォンで、これらの機能を多用している方は、購入前にこのようなデメリットがあることは理解しておいた方が良いです。

望遠機能はイマイチ

筆者が所持しているiPhone 16には望遠レンズが搭載されておらず、最大10倍のデジタルズームに対応しています。

REDMAGIC 10 Proも同様に望遠レンズを搭載しておらず、デジタルズームにて最大10倍までの望遠撮影が可能になっていますが、望遠性能は正直イマイチです。

実際にREDMAGIC 10 ProとiPhone 16の望遠性能を比較してみましてが、お世辞にも画質が良いとはいえません。

OSやSoCの処理の問題かと思われますが、望遠レンズが搭載されているスマートフォンを使用されている方は注意が必要です。

REDMAGIC 10 Proは2025年のゲームチェンジャーとも言えるスマートフォン

毎年、年明け早々に発売されるREDMAGICの新モデルは、基本的に日本最速でSnapdragonの最新SoCを搭載しています。

REDMAGIC 10 Proも発表されたばかりの「Snapdragon 8 Elite」を搭載しており、筆者自身も「Snapdragon 8 Elite」を搭載したスマートフォンを初めて触ったのはREDMAGIC 10 Proが初でした。

この体験は毎年REDMAGICによって味わうことができ、REDMAGIC 10 Proはまさに2025年のゲームチェンジャーとも言えるスマートフォンになるといえます。

スマートフォンはレンタルできる

機種変更までの代替え機や短期間だけ使うのはもちろん、購入前に確認したいことがあればお試しレンタルがおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では14泊15日〜の短期レンタルや月額レンタルで借りられるスマホを用意しています。

製品によってはそのまま購入もできますので、実機で試してから検討してみてはいかがでしょうか。

スマートフォンのレンタルを探す

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