REDMAGIC 9S Proをレビュー!Snapdragon 8 Gen 3リーディングバージョンを搭載した最強クラスのゲーミングスマ ホ
更新日2024/11/13
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2024年1月に日本で初めてSnapdragon 8 Gen 3を搭載した新たなゲーミングスマホ「REDMAGIC 9 Pro」が登場しました。
それから半年ほどの年月で早くもREDMAGICから最新機種である「REDMAGIC 9S Pro」が発表されました。
REDMAGIC 9 Proからの進化点は軽微であるものの、SoCには最新チップSnapdragon 8 Gen 3リーディングバージョン搭載し更なるパワーアップをしています。
そんなREDMAGIC 9S Proを詳しくレビューしていきます。
もくじ
REDMAGIC 9S Proの特徴
REDMAGIC 9S Proは以下の特徴があります。
- 6.8インチの大画面ディスプレイ
- Snapdragon 8 Gen 3リーディングバージョン搭載
- ゲームに特化した機能が多数
- 6,500mAhの大容量バッテリー
それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。
REDMAGIC 9S Proのスペック一覧
まずはREDMAGIC 9S Proのスペックを紹介します。
REDMAGIC 9S Pro | |
---|---|
ディスプレイ | サイズ:BOE Q9+ FHD+ 6.8インチ リフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート: -最⼤マルチポイント 960Hz -瞬時ピンポイント2000Hz タイプ:AMOLED 輝度:最⼤輝度1600ニト |
解像度 | 解像度:1116×2480 ピクセル アスペクト⽐:20:9 |
カメラ |
|
プロセッサ | Snapdragon 8 Gen 3 リーディングバージョン |
RAM(メモリ) | 12/16 GB LPDDR5X |
ストレージ容量 | 256/512 GB UFS 4.0 |
バッテリー容量 | バッテリー:6500mAh デュアルセルバッテリー 高速充電:80W対応 |
防水性能 | - |
生体認証 | 顔認証/ディスプレイ内指紋認証 |
ワイヤレス充電 | - |
冷却システム | ICE 13.5多次元冷却システム -新しい冷却ジェル -10層までの冷却システム -22,000RPM 高速冷却ファン |
本体カラー | Frost/Sleet / Snowfall / Cyclone |
高さ/幅/厚み(mm) | 163.98mm/76.35mm/8.9mm |
重量 |
229g |
同梱品
- ユーザーマニュアル
- SIMピン
- 保護フィルム(初期貼り済み)
- 保護ケース
- 80W高速充電器(Type-C)
- Type-C to Type-C充電ケーブル
スタイリッシュなデザイン
デザインはREDMAGIC 9 Proと比較して大きな変化はありません。
REDMAGIC 9 Proと同様にフラットなデザインになっており、スタイリッシュで非常に美しいデザインです。
背面を下にしておいてもカメラの突起でぐらつくことはありません。
ゲームプレイ時にスマートフォンを横持ちしてカメラ部分が邪魔に感じることもあるかと思いますが、フラットな形状のためそんなこともないです。
REDMAGIC 9 Proとの大きな変更点としてカラバリにフロストというホワイトカラーが追加されました。
背面全体が真っ白のカラーとなっており、また新たなREDMAGICのスマートフォンとなっています。
6.8インチの大画面ディスプレイ
6.8インチの大画面ディスプレイは、ノッチのないパンチホール型のディスプレイを採用しています。
インカメラがディスプレイ下に埋め込まれているので、6.8インチの大画面ディスプレイをフルに活かすことが可能です。
リフレッシュレートは120Hzとなっており、タッチサンプリングレートもマルチポイントで960Hz、ピンポイントであれば2,000Hzタッチサンプリングレートを実現しています。
これにより瞬時の操作が求められるバトロワ系のゲームでも快適に遊ぶことが可能です。
Snapdragon 8 Gen 3リーディングバージョン搭載
REDMAGIC 9S Pro最大の魅力は、Snapdragon 8 Gen 3リーディングバージョンを搭載していることです。
2024年7月現在、Snapdragon 8 Gen 3リーディングバージョンを搭載しているスマートフォンはなく、非常に高性能なゲーミングスマホになっています。
3Dゲームなどの高負荷がかかるアプリを使用する場合は2.5GHz以上あると安心と言われているところ、Snapdragon 8 Gen 3リーディングバージョンは最大3.4GHzとなっています。
SoCの性能を測ることができる、Geekbench、AnTuTu Benchmark、3DMarkの3つのソフトを使用してスコアを出してみました。
Geekbench
REDMAGIC 9S Pro | REDMAGIC 9 Pro | ROG Phone 8 Pro | REDMAGIC 8S Pro | Galaxy S24 Ultra | |
---|---|---|---|---|---|
Single | 2,240 | 2,242 | 2,270 | 2,087 | 2,310 |
Multi | 7,076 | 6,962 | 7,016 | 5,655 | 7,157 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 Leading Version | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 2 Leading Version | Snapdragon 8 Gen 3 |
AnTuTu Benchmark
3DMark
3つのベンチマークの結果から、高い負荷をかけても安定して動作していることが伺えます。
特にAnTuTu Benchmarkでは連続して3回計測を行いましたが、スコアがそこまで落ちることがありませんでした。
もちろんゲームプレイ時も同様で、高いグラフィック性能が求められる「原神」や「ゼンレスゾーンゼロ」などを最高画質設定でプレイしてみましたが、長時間でも快適にプレイすることができました。
ゲームに特化した機能も紹介
REDMAGICには独自のOSである「REDMAGIC OS」が採用されています。
中でも、REDMAGIC OS 9.5に新たに追加された機能によってゲームをより快適にできるようになりました。
REDMAGIC OS 9.5の新機能と合わせて、REDMAGIC 9S Proのゲームプレイに特化した特長を紹介します。
画面キャプチャ
画面キャプチャ機能はREDMAGIC OS 9.5に新たに追加された機能で、任意の箇所のキャプチャーを画面内の好きな位置に配置できる機能です。
画面の端に表示されている情報を、画面の中心の方に持ってくることもできるので、視点移動が少なくゲームをプレイすることができます。
例えばアクションゲームなどではキャラクターのスキルゲージが溜まっているか確認したいこともあると思いますが、これらを画面の中央に配置することでスムーズにスキルゲージの確認をすることができます。
高感度のジョイスティック
高感度のジョイスティックもREDMAGIC OS 9.5の新機能になります。
ゲーム内のジョイスティックの感度をより高くしてくれる機能で、操作性が向上します。
特にゲームプレイ中はスマホ本体が熱くなって手汗が滲んでしまい感度が落ちてしまうことがありますが、高感度のジョイスティックのおかげで操作ミスが少なく済みます。
縦画面のゲームを横画面に拡張できる
まだ、正常に機能するゲームは少ないですが、縦画面のゲームを横向きに変換してゲームをプレイすることもできます。
「勝利の女神 NIKKE」は縦画面のゲームであるのですが、横画面でゲームを起動することができました。
一方で、うまく動作しないゲームもありました。
おそらく「勝利の女神 NIKKE」はPCでもプレイすることができるゲームであらかじめ横画面にも対応しているゲームなのでうまく機能が動作したものと思われます。
2024年7月時点ではまだベータ版として考えた方が良さそうです。
AIトリガー
特定の色や画像を認識し自動的に射撃や攻撃ボタンを押してくれる「AIトリガー」も実装されています。
射撃や攻撃モーションを必要としないのでキャラクターの操作に集中することができ、敵の攻撃を回避しやすくなったりします。
一方でオンラインゲームなどの対人ゲームではチートとして認識されてしまう可能性がありますので、AIトリガーを使用する際はNPCに限定するかホームページなどで使用が問題ないことを確認してからの方が安全です。
フローティングウィンドウ
ゲームモード中に使用できる便利機能として、「フローティングウィンドウ」があります。
フローティングウィンドウは、ゲームの画面上にWEBサイトなど他のウィンドウを重ねて表示することができる機能です。
例えば、ゲームプレイ中に攻略サイトを表示したり、放置ゲームなどではYouTubeをみながらゲームを置いておくといったことも可能です。
ショルダートリガー
REDMAGICシリーズの特徴とも言えるのが、側面に搭載された「ショルダートリガー」です。
ショルダートリガーは仮想のボタンを画面内に配置できる機能で、配置したボタンをショルダートリガーに割り当てることができるので、親指を離すことなくキャラクターの操作などを行うことができます。
FPSやTPSなどのバトロワ系のゲームやアクション系のゲームで大活躍します。
6,500mAhの大容量バッテリー
REDMAGIC 9S Proに搭載されているバッテリーは、6,500mAhの大容量バッテリーとなっています。
そのため、外出先で数時間ゲームをプレイすることも可能です。
バッテリー計測アプリPC Mark for Androidを使用して、擬似的にREDMAGIC 9S Proを長時間使用し続けた場合の充電残量が100%から20%になるまでを計測したところ、15時間19分でした。
さらには、充電分離機能が搭載されているので、バッテリーを介さずにスマートフォンに直接給電することができます。
これにより、充電しながらゲームをしてもバッテリーに負荷をかけてしまうこともありませんし、バッテリー切れの心配もいりませんので長時間でのゲームプレイを可能にしてくれます。
急速充電にも対応
REDMAGIC 9S Proは、最大80Wの急速充電にも対応しています。
80W以上の給電に対応している充電器を使用すれば、約35分でフル充電することが可能です。
実際に付属の充電器を使用して0%から100%まで充電する様子を計測してみたところ、35分はすぎてしまいましたが40分程度で満充電することができました。
充電時間 | バッテリー残量 |
---|---|
10分 | 33% |
20分 | 68% |
30分 | 87% |
44分 | 100% |
また充電中も背面にあるファンが回るように設定することもできるので、充電中もバッテリーの負荷を最小限に抑えることができます。
REDMAGIC 9S Proのカメラ性能を作例とともに紹介
カメラ性能はREDMAGIC 9 Proと比較して変化はありません。
5,000万画素の広角レンズと超広角レンズの2眼構成になっており、高解像度のレンズを搭載しています。
メインカメラには、OIS(光学式手ブレ補正)とフレア防止対策を搭載しているので、様々なシーンの撮影において利便性が向上しています。
そんなREDMAGIC 9S Proのカメラ性能を作例とともに紹介していきます。
ゲーミングスマホのカメラだから画質が悪いということもなく、非常によく撮れている印象です。
夜景に関しても光が拡散してしまうことなく、日常的に使用しても問題ないと思われます。
一方で、最大10倍までのデジタルズームに対応していますが、ズーム性に関してはもう少しといったところです。
日常利用はやっぱり不便な場面も…
シリーズ9作目になりますが、おサイフケータイにはいまだに非対応となっています。
今となってはSuicaやPASMOなどの交通系カードや、iD、QUICPayなどのクレジットカードサービスを利用することも多くなってきていると思いますが、もちろんおサイフケータイに対応していないためこれらのサービスを利用することができません。
同時期に発売されたROG Phone 8 Proは、おサイフケータイに対応しているだけでなく、ワイヤレス充電や防水などREDMAGIC 9S Proにない機能があります。
REDMAGICシリーズはゲーミングスマホの代表的な機種でもあるので、これらの機能を搭載してほしいと筆者は考えます。
ROG Phone 8 Proをレビュー!防水もおサイフケータイもワイヤレス充電も全部盛りのゲーミングスマホ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
最強クラスの性能のゲーミングスマホはREDMAGIC 9S Proしかない
REDMAGIC OS 9.5になりゲーム機能が格段に進化し、高負荷時でも安定した動作を可能にしています。
昨年の傾向からリーディングバージョンのチップを搭載したスマートフォンはなく、Snapdragon 8 Gen 3の上位機種(おそらくSnapdragon 8 Gen 4)が発表されるまでは最強クラスのスマートフォンといえます。
ゲーム性能に満足いっていない方は、REDMAGIC 9S Proを試してみてはいかがでしょうか。
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