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常に新しいプロセッサーを搭載し、ゲーミングスマホの代表格と言っても過言ではない「REDMAGIC」。
そんな「REDMAGIC」からSnapdragon 8 Gen 3を搭載した新たなゲーミングスマホ「REDMAGIC 9 Pro」が登場しました。
Snapdragon 8 Gen 3が日本で初めて搭載されたスマホを、ベンチマークやゲームプレイを初めカメラ性能まで詳しくレビューしていきます。
もくじ
REDMAGIC 9 Proの特徴
スペック一覧
REDMAGIC 9 Pro | |
---|---|
ディスプレイ | サイズ:BOE Q9+ FHD+ 6.8インチ リフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート: 最⼤マルチポイント 960Hz 瞬時ピンポイント2000Hz タイプ:AMOLED 輝度:最⼤輝度1600ニト |
解像度 | 解像度:1116×2480 ピクセル アスペクト⽐:20:9 |
カメラ |
|
プロセッサ | Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 3 |
RAM(メモリ) | 12/16 GB LPDDR5X |
ストレージ容量 | 256/512 GB UFS 4.0 |
バッテリー容量 | バッテリー:6500mAh デュアルセルバッテリー
高速充電:80W対応 |
防水性能 | - |
生体認証 | 顔認証/ディスプレイ内指紋認証 |
ワイヤレス充電 | - |
冷却システム | ICE 13 多次元冷却システム22,000 RPMの高速冷却ファン 冷却エアダクト タイプ:遠心式ファン プロペラ枚数:59 プロペラの厚さ:0.1mm その他冷却システム構成 アンダースクリーン銅箔 アンダースクリーン グラフェンシート 3DデュアルポンプVC 航空級アルミニウム合金 高熱伝導レアアース 高熱伝導性ジェル マザーボード銅箔 高熱伝導性銅箔 |
本体カラー | Sleet / Snowfall / Cyclone |
高さ/幅/厚み(mm) | 163.98mm/76.35mm/8.9mm |
重量 |
229g |
解説動画もチェック!
ファンが目立たないデザイン
これまでREDMAGIC 8 Pro、REDMAGIC 8S Proをレビューしてきましたが、REDMAGIC 9 Proもまた、これまでのREDMAGICシリーズのデザインを踏襲した無駄な装飾がない無骨なデザインです。
前モデルまではカメラが中央に配置されてましたが、REDMAGIC 9 Proでは背面の左側に配置されていることでレンズとファンが3つ続く形になり統一感があります。
また、フルフラットの背面ディスプレイとなっておりカメラ面を下にしてもぐらつくことがありません。
一方で、充電時やゲームモード起動時にはRGBカラーにファンやナンバーが光るようになっており、ゲーミングスマホならではの機能ともいえます。
6.8インチの大画面ディスプレイ
ディスプレイは6.8インチの大画面にフルフラットディスプレイを採用しており、業界トップクラスの93.7%の画⾯占有率を実現しています。
画面下のインカメラを採用することでディスプレイ全てを使用でき、ベゼルの狭さも相まってゲームの世界に没頭することができます。
また、前モデルから最大輝度が23%向上し1600nitまで画面を明るくできるようになりました。
これにより屋外でのゲームプレイも快適にしてくれます。
Snapdragon 8 Gen 3搭載
REDMAGIC 9 Proの目玉とも言えるのが、SoCにSnapdragon 8 Gen 3を採用していることです。
前モデルと⽐較して、CPU性能を32%、GPU性能を34%向上させながら、CPUの消費電⼒を34%、GPUの消費電⼒を38%削減しています。
SoCの性能を測ることができる、Geekbench、AnTuTu Benchmark、3DMarkの3つのソフトを使用してスコアを出してみました。
Geekbench
REDMAGIC 9 Pro | REDMAGIC 8S Pro | REDMAGIC 8 Pro | ROG Phone 7 Ultimate | |
---|---|---|---|---|
Single | 2,293 | 2,087 | 1,370 | 2,047 |
Multi | 7,237 | 5,655 | 5,068 | 5,681 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 2 Leading Version | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 2 |
AnTuTu Benchmark
平均しても200万越えと、驚異的なスコアになりました。
3DMark
20回同じ計測を繰り返す「Wild Life Extreme Stress Test」で計測してみましたが、従来のスマートフォンでは後半になるにつれて温度の上昇とともにスコアも下がってしまうのですが、REDMAGIC 9 Proでは冷却性能が優れており後半になってもスコアが下がることはありませんでした。
前モデルのSnapdragon 8 Gen 2 Leading Versionを搭載したREDMAGIC 8S Proでは Snapdragon 8 Gen 2と比較してスコア上そこまでの進化を感じませんでしたが、Snapdragon 8 Gen 3ではどのベンチマークスコアでも向上していることが確認できます。
ゲームに特化した機能が沢山
REDMAGIC 9 Proは、ゲーミングスマホの名の通りゲームを快適にプレイするための機能が多数あります。
その一つ一つを詳しく紹介していきます。
進化したショルダートリガー
REDMAGICシリーズの特徴とも言えるのが、側面に搭載された「ショルダートリガー」です。
ショルダートリガーは仮想のボタンを画面内に配置できる機能で、配置したボタンをショルダートリガーに割り当てることができるので、親指を離すことなくキャラクターの操作などを行うことができます。
FPSやTPSなどのバトロワ系のゲームやアクション系のゲームで大活躍します。
また、REDMAGIC 9 Proでは前モデルと比較してショルダートリガーが大きくなり、凹凸があることでより押しやすくなりました。
冷却性能
カメラ下部に従来のスマートフォンにはない大きめのファンが搭載されています。
カメラ位置が前モデルから変更されたことで風道がストレートに送られるようになり、エアフローが大幅に向上しました。
Wi-Fi 7に対応
REDMAGIC 9 Proは、Wi-Fi 7に対応しておりオンラインゲームでも高速かつ安定した通信を実現しています。
筆者が所持しているWi-Fi 6Eに対応したルーターに接続し通信速度を計測してみましたが、どの時間帯に計測しても平均して300Mbps以上の数値となりました。(契約している通信回線は最大1Gbpsのもの)
イヤホンジャック搭載
バトロワ系のゲームや音ゲーなどでは、音の定位感や音ズレがしないことがとても重要です。
REDMAGIC 9 Proには3.5mmイヤホンジャックが搭載されているので、有線イヤホンを変換ケーブルなしに手軽に接続する事ができます。
これにより、音が重要なゲームでも快適に遊ぶことができます。
6,500mAhの大容量バッテリー
長時間のゲーム利用で気になるのがバッテリー持ちです。
REDMAGIC 9 Proは、6500mAhの⼤容量バッテリーを搭載しているので数時間のゲーム利用でも安心です。
実際に「PUBG Mobile」を1時間ほどプレイしてみましたが、100%から85%までしかバッテリーが減りませんでした。
またバッテリー計測アプリPC Mark for Androidを使用して、擬似的にREDMAGIC 9 Proを長時間使用し続けた場合の充電残量が100%から20%になるまでを計測したところ、14時間46分でした。
さらには、充電分離機能が搭載されているので、バッテリーを介さずにスマートフォンに直接給電することができます。
これにより、充電しながらゲームをしてもバッテリーに負荷をかけてしまうこともありませんし、バッテリー切れの心配も入りませんので長時間でのゲームプレイを可能にしてくれます。
急速充電にも対応
REDMAGIC 9 Proは、最大80Wの急速充電にも対応しています。
80W以上の給電に対応している充電器を使用すれば、約35分でフル充電することが可能です。
実際に付属の充電器を使用して0%から100%まで充電する様子を計測してみたところ、35分はすぎてしまいましたが1時間以内で満充電することができました。
充電時間 | バッテリー残量 |
---|---|
10分 | 28% |
20分 | 59% |
30分 | 82% |
42分 | 100% |
フローティングウィンドウ
ゲームモード中に使用できる便利機能として、「フローティングウィンドウ」があります。
フローティングウィンドウは、ゲームの画面上にWEBサイトなど他のウィンドウを重ねて表示することができる機能です。
例えば、ゲームプレイ中に攻略サイトを表示したり、放置ゲームなどではYouTubeをみながらゲームを置いておくといったことも可能です。
REDMAGIC 9 Proのカメラ性能を作例と共に紹介
ゲーミングスマホといってもスマートフォンは日常的に使用するものですのでカメラ性能も重要ですよね。
REDMAGIC 9 Proは5,000万画素の広角レンズと超広角レンズの2眼構成になっており、高解像度のレンズを搭載しています。
広角カメラにREDMAGICシリーズ初めてOIS(光学式⼿ブレ補正)とフレア防⽌対策を搭載したことで、動画性能にも強くなりました。
そんなREDMAGIC 9 Proのカメラ性能を作例と共に紹介していきます。
さすが5,000万画素の高解像度だけあって、PCモニターのような大画面で確認してみても画質の良さを感じることができます。
通常の撮影モード以外のポートレートや夜景モードではまずまずといったところで、特に夜景モードに関しては完全に空の色が白飛びしてしまっているような不自然な色になってしまいました。
デジタルズームに関しても実用レベルと言えるのは2倍までで、通常の撮影モード以外は従来のハイエンドスマホに劣るカメラ性能になりました。
また、REDMAGIC 9 Proの動画性能を検証するためにVlogの撮影を行ってみました。
OIS(光学式⼿ブレ補正)ついて検証を行ってみましたが、0:15あたりの歩いて撮影している場面では映像からも手ブレの補正を感じることができました。
しかし、補正が効き過ぎてしまっているせいか映像に違和感を感じます。
フレア防⽌対策に関しては、0:40〜逆光で撮影しているのですがそこまで見えづらさを感じず撮影ができている印象です。
REDMAGIC 9 Proの気になるポイント
REDMAGIC 9 Proをしばらく使用していて気になるポイントがいくつかあったので紹介したいと思います。
おサイフケータイ非対応
近年がキャッシュレス時代になりスマホ一つで出かけるなんてことも多くなってきたと思います。
そんな中で、REDMAGIC 9 Proはおサイフケータイ非対応となっております。
PayPayなどのバーコード決済は利用できますが、今現在スマートフォンでiDやQUICPayなどのサービスを利用している方は、乗り換え時に注意が必要です。
音量ボタンの位置が微妙
前モデルまでは左側に配置されていた音量ボタンですが、REDMAGIC 9 Proでは右側に配置されています。
これにより、電源ボタンと間違えて音量ボタンを押し間違えてしまうことが何度かありました。
慣れの問題かと思われますが、音量ボタンは左側のままでよかった気もします。
REDMAGIC 9 Proはゲーミングスマホのゲームチェンジャーとなる1台
年々スマートフォンの機能は向上していますが、ここまでゲーム性能を追い求めたスマートフォンは多くはありません。
日本で使用するにはおサイフケータイが使用できないという大きなデメリットこそありますが、Snapdragon 8 Gen 3を搭載したことは2024年のスマートフォン業界のゲームチェンジャーとなること間違いなしです。
優れたゲーム性能をスマートフォンに求めている方は、REDMAGIC 9 Proをぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
スマートフォンはレンタルできる
機種変更までの代替え機や短期間だけ使うのはもちろん、購入前に確認したいことがあればお試しレンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では14泊15日〜の短期レンタルや月額レンタルで借りられるスマホを用意しています。
製品によってはそのまま購入できますので、実機で試してから検討してみてはいかがでしょうか。
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