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2023年の2月に日本で発売された「REDMAGIC 8 Pro」。
そのわずか半年というスパンで上位機種である「REDMAGIC 8S Pro」が販売されました。
REDMAGIC 8S Proは、Snapdragon 8 Gen 2 Leading Versionを搭載しており、従来のSnapdragon 8 Gen 2よりもクロック数や処理スピードが向上しています。
それでは早速、REDMAGIC 8S Proを詳しくレビューしていきます。
もくじ
REDMAGIC 8S Proの特徴
REDMAGIC 8S Proは快適にスマホゲームをプレイすることができるゲーミングスマホです。
強力なSoCに加え、画面下のインカメラ、優れた冷却性能など、ゲームをプレイすることに特化した機能がたくさん搭載されています。
スペック一覧
REDMAGIC 8S Pro | |
---|---|
ディスプレイ | サイズ:6.8 inches FHD+ リフレッシュレート:最大120Hz タッチサンプリングレート:最大960Hz マルチポイント タイプ:AMOLED 輝度:最大輝度1300nits 素材: Corning® Gorilla® Glass 色域:DCI-P3 色域カバー率100% |
解像度 | 2480 x 1116 ピクセル アスペクト比:20:9 |
カメラ |
|
動画 | 7680×4320@30fps,3840×2160@30fps, 3840×2160@60fps,1920×1080@30fps, 1920×1080@60fps,1280×720@30fps タイムプラス撮影: 対応 |
プロセッサ | Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 2 – Leading Version |
RAM(メモリ) | 12/16 GB LPDDR5X |
ストレージ容量 | 256/512 GB UFS4.0 |
バッテリー容量 | 6,000mAh 65W高速充電 |
防水性能 | - |
生体認証 | ディスプレイ内指紋認証 |
ワイヤレス充電 | - |
冷却システム | ICE 12.0 多次元冷却システム 20,000 RPMの高速冷却ファン 冷却エアダクト タイプ:遠心式ファン 回転速度:20,000 RPM その他冷却システム構成 素材:航空級アルミニウム合金 高熱伝導性の希土類元素 アンダースクリーングラフェンシート 複合グラフェン アンダースクリーン銅箔 超熱伝導銅箔 高熱伝導性ゲル |
本体カラー | Midnight(ブラック)、Aurora(透明) |
高さ/幅/厚み(mm) | 163.98/76.35/9.47 |
重量 | 228g |
空冷ファンが光る無骨なデザイン
REDMAGIC 8S Proは、無駄なものは一切ない無骨なデザインが特徴的です。
従来のスマートフォンはカラー展開があるのが一般的ですが、REDMAGIC 8S Proはブラックモデル一択になります。
また、ゲーミングスマホの名に相応しく空冷ファンがRGBに光る仕様になっており、今回レビューしているAuroraモデルはスケルトンのデザインになっているためよりRGBカラーを楽しむことができます。
形状も4つの角が直角になっているので持ちにくさはあるものの、無骨なかっこよさがあります。
6.8インチの大画面ディスプレイ
6.8インチの大画面ディスプレイはベゼルが細く、画面占有率はなんと93.7%となっています。
そのため、ゲームプレイ時の没入感が高く、まるで小さなゲーミングモニターを持ち歩いているような感覚になります。
従来のスマートフォンはインカメラによりベゼルが太くなってしまったり、パンチホール型であってもカメラ用の穴がゲームプレイ時に気になってしまうということがありました。
一方で、REDMAGIC 8S Proのインカメラはディスプレイ下に埋め込まれているため、ベゼルを極限まで細くすることができ、ゲームプレイ時もパンチホールが邪魔になることもありません。
また、ディスプレイは960Hzのサンプリングレートと非常に高感度になっており、タッチしてからの反応が非常に速くなっています。
FPS系の瞬時の操作が求められるようなゲームであっても快適にプレイすることができます。
Snapdragon 8 Gen 2 Leading Version搭載
REDMAGIC 8S Proは、従来のSnapdragon 8 Gen 2よりもクロック数が高いSnapdragon 8 Gen 2 Leading Versionを搭載しています。
CPU周波数は3.2GHzから3.36GHzへアップし、GPUの処理スピードも680Hzから719Hzへアップしているため、より高速に安定してゲームをプレイすることができます。
SoCの性能を測ることができる、Geekbench、AnTuTu Benchmark、3DMarkの3つのソフトを使用してスコアを出してみました。
Geekbench
REDMAGIC 8S Pro | REDMAGIC 8 Pro | Galaxy S23 Ultra | ROG Phone 7 Ultimate | |
---|---|---|---|---|
Single | 2,087 | 1,370 | 1,893 | 2,047 |
Multi | 5,655 | 5,068 | 4,885 | 5,681 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 Leading Version | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy | Snapdragon 8 Gen 2 |
AnTuTu Benchmark
数回計測しましたが平均でも160万越えとなりました。
右端の画像の計測時はファンを回して計測したのですが、上昇した温度が3.9℃とファンを回さなかった時より1/3程度しか温度は上昇しませんでした。
3DMark
20回同じ計測を繰り返す「Wild Life Extreme Stress Test」で計測してみましたが、従来のスマートフォンでは後半になるにつれて温度の上昇とともにスコアも下がってしまうのですが、REDMAGIC 8S Proでは後半になってもスコアが下がることはありませんでした。
ゲーム性能
3Dグラフィックが多用されている「原神」の画質を最高設定にしてプレイしてみました。
著作権の関係上、映像と音声に加工をしております
右上にfpsの変動の様子を記載しているのですが、ほとんどのシーンで60fps貼りつきとなっています。
520Hzのデュアルショルダートリガー
本体側面には520Hzのショルダートリガーが搭載されており、画面内の好きな位置を押すこともできるボタンとして設定することができます。
FPSやアクションゲームをスマホで行う場合、視点移動やエイム操作などで両手の親指が塞がってそれ以上の操作がしにくいですが、ショルダートリガーに例えば攻撃系のアクションボタンを割り当てることにより操作性を向上させることができます。
反応速度も520Hzなので、瞬時の操作が求められるFPS系のゲームにおいても入力遅延を感じることはありません。
充電分離機能
充電分離機能も非常に便利な機能の一つです。
スマホでゲームを長時間プレイしているときになるのがバッテリーですが、充電しながらですと本体が熱を帯びてしまったり、バッテリーの劣化が気になります。
REDMAGIC 8S Proは充電分離機能を搭載しており、バッテリーを介さずに直接給電することができます。
そのため、バッテリーへの負荷もなく、本体が熱を帯びてパフォーマンスが下がってしまうということも避けられます。
イヤホンジャック搭載
音ゲーなどの遅延やFPSにおいての足音など、ゲームタイトルによっては有線のイヤホンが最適なシーンもあります。
近年のスマートフォンには珍しくREDMAGIC 8S Proにはイヤホンジャックが搭載されているので、有線イヤホンを本体に直接接続することができます。
音にこだわる本格的なゲーマーの方でも満足できると思います。
バッテリー持ち
ゲーミングスマホの魅力は、いつでもどこでもクオリティの高いゲームをプレイすることができる点だと思います。
ですが、外出先ですぐにバッテリーが切れてしまっては台無しです。
REDMAGIC 8S Proは6,000mAhの大容量バッテリーとなっており、外出先でもバッテリーを機にすることなくゲームをプレイすることができます。
実際に「原神」を1時間プレイしてみましたが、100%から79%までしかバッテリーが減りませんでした。
また、65Wの急速充電に対応しており付属の充電器を使用すれば最短35分で100%まで充電することが可能です。
実際に付属の充電器を使用して0%から100%まで充電してみましたが、ほぼ公表値通り1時間以内で満充電することができました。
充電時間 | バッテリー残量 |
---|---|
10分 | 35% |
20分 | 61% |
30分 | 83% |
43分 | 100% |
REDMAGIC 8S Proのカメラ性能を作例を交えて紹介
REDMAGIC 8S Proはゲーミングスマホというジャンルながらも、広角、超広角、マクロの3眼構成となっています。
中でも広角カメラは5,000万画素の高解像度となっており、高精細な写真の撮影が可能です。
5,000万画素の高解像度
メインカメラは正直ゲーミングスマホとは思えないほど綺麗な写真の撮影ができます。
夜景モードも搭載しており、通常の撮影モードよりも光りを多く取り込むことができます。
また、プロモードを使用すればRAW撮影も可能です。Lightroomなどで後から現像することもできます。
逆光の場面でも後から調整することも可能です。
超広角カメラ
超広角カメラは1,200万画素と広角カメラよりも解像感は劣っています。
画角の広い撮影はできますが、色味も薄くなってしまうといった印象です。
REDMAGIC 8S Proの気になるポイント
しばらくREDMAGIC 8S Proを使用していて、気になるポイントがいくつかあったので紹介したいと思います。
防水防塵は非対応
様々なシチュエーションで使用するスマートフォンなので、急な雨や水場で使用することもあるかと思います。
REDMAGIC 8S Proは防水性がないので、水場での使用は故障の原因に繋がりかねないです。
優れた冷却性能に取って代わった機能ともいえますので、仕方ない部分かもしれないです。
おサイフケータイも非搭載
近年はキャッシュレス化に伴い、スマートフォンのみで外出といったシーンも増えてきているかと思います。
REDMAGIC 8S Proはおサイフケータイに対応していないため、モバイルSuica、iDやQUICPayなどのサービスが利用できません。
モバイルSuica対応のスマートウォッチが販売されていますので、どうしてもモバイルSuicaを使用したい場合はスマートウォッチで代用することをおすすめします。
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REDMAGIC 8S Proはゲーミング利用目的なら高コスパ
Snapdragon 8 Gen 2 Leading Versionによるゲーム性能に加え、ショルダートリガーや充電分離機能などのゲームプレイに特化した機能、そして十分なバッテリー容量とゲーミングスマホとしても最強クラスです。
そんな中でも同時期に発売された、ROG Phone 7 Ultimateは17万円後半と非常に価格も高価になっていますが、REDMAGIC 8S Proは12GBのRAMモデルであれば10万円台前半で購入することができます。
防水機能やおサイフケータイは非搭載ではありますが、高性能なゲーミングスマホを求めている方にとっては高コスパなゲーミングスマホと言えるでしょう。
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