ストレスの兆候も検知可能なFitbit Sense2をレビュー!新センサー搭載の健康管理に最適なスマート ウォッチ
更新日2024/05/20
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皆さんはスマートウォッチを使用したことがありますか?
スマートウォッチと一口に言っても、今はApplewatchやGARMIN、Fitbit等様々なメーカーや機種が存在しています。機種によって使用できる機能も様々で、いざ使ってみたいと思ってもどの機種が自分に合っているのか選ぶのが難しいですよね…
今回はFitbitの中で最上位機種の「Fitbit Sense2」を使用してみた感想をお伝えしていきたいと思います!
もくじ
Fitbit Sense2について
まず、Fitbit Sense2の最大の特徴とスペック、同梱品の紹介です!
Fitbit Sense2の特徴
上述の通り、Fitbitの中で現状最上位モデルとなるSense 2では、新たにcEDA(継続的皮膚電気活動)センサーというセンサーが搭載されました。これにより、終日の身体反応計測が可能となりました。
今まで搭載されていたセンサーがEDAセンサーというものになるのですが、EDAは自主的に計測を行う必要がありますが 、cEDAは終日(24時間)自動で計測してくれます。
デバイスが自動的に身体反応を検知すると、自分の感情を振り返るよう求める通知が表示されます。cEDAセンサーは2023年12月現在 Sense 2 のみ対応しています。
Fitbit Sense2のスペック
Fitbit Sense2のスペックは下記の通りです。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
タッチスクリーン | 対応 |
GPS | 内蔵 |
モニタリング種類 | 継続的なストレス感知 皮膚温 血中酸素 心拍 呼吸数 睡眠 etc. |
NFC | Fitbit Pay |
通信規格 | Bluetooth 5.0 GPS 搭載 + GLONASS |
防水性能 | 水深 50m までの耐水仕様 |
バッテリー性能 | バッテリーライフは 6 日間以上 充電時間:(0〜100%まで):2時間 急速充電:12 分で 1 日分のバッテリーを充電 |
内蔵マイク | 搭載 |
対応OS | Apple iOS 15以降および Android OS 以降と同期 |
素材 | 本体:アルミニウム ベルト:柔軟性に優れた素材 |
カラーバリエーション | シャドーグレー/ルナホワイト/ブルーミスト |
サイズ | 縦 40.5 mm x 横 40.5 mm x 奥行き 12.3 mm |
公式税込価格 (2023年12月現在) |
32,800円 |
Fitbit Sense2の同梱品
Fitbit Sense2の同梱品は下記の通りです。ベルトが2本入っているので、自分のサイズに合わせて付け替えが可能になっています。
- Fitbit Sense2(本体)
- クラシックベルト(S・Lサイズ)
- 充電ケーブル
Fitbit Sense2のアプリ接続
では、早速Fitbit Sense2をスマートフォンと接続していきましょう!
Fitbitアプリのインストール
まずは、スマートフォンで下記のFitbitのアプリをインストールします。
Fitbit Sense2を設定する
アプリの指示に従い、設定を進めていきます。
Sense2のセットアップの箇所で10分弱かかりましたが、他の手順はサクサク進みました。
アプリの画面
設定が完了し、データが取れてくると、このように様々なデータを見ることができます。(下図のデータはFitibit Premium「640円/月」に加入することで見ることができるデータになります)
無料版とPremium版の違い
Fitbitのアプリは無料でも使用できますが、Fitbit Premium という有料のプランもあり、月額640円(2023年11月時点)で利用が可能です。
Premium版になると、使用できる項目がいくつか増えたり、睡眠スコアやストレスマネジメントスコアの詳細が見れるようになりますが、無料版でもスコアの計測自体は可能なので、十分に使用できるなという印象でした。
閲覧できるデータの違いは下記になります。
無料版 | Premium版 | |
今日のエナジースコア | × | 〇 |
動画・音声によるワークアウトセッション | ワークアウトのプレビューのみ | 〇 |
アクティビティを記録 | 〇 | 〇 |
心拍数および「アクティブな心拍ゾーン」の記録 | 〇 | 〇 |
リアルタイム指標 | 〇 | 〇 |
睡眠スコアと睡眠データの詳細 | スコアのみ | スコアの詳細 |
睡眠プロフィール | × | 〇 |
ストレスマネジメントスコアとその詳細 | スコアのみ | スコアの詳細 |
マインドフルネスセッション | マインドフルネスのプレビューのみ | 〇 |
ウェルネスレポート | × | 〇 |
健康指標の傾向 | 〇 | 〇 |
指標の記録(Fitbit アプリで、体重目標の設定、管理、追跡が可能です。) | 〇 | 〇 |
血糖値の記録 | 〇 | 〇 |
月経に関する記録 | 〇 | 〇 |
食事と水分摂取の記録 | 〇 | 〇 |
レシピと食事のヒント | レシピのプレビューのみ | 〇 |
Fitbit Sense2で使える機能
Fitbit Sense2で使える機能を、一部紹介させていただきます!
睡眠スコア
Fitibit Premiumに加入することで睡眠の質を得点化したものを取得でき、10項目の主要な睡眠指標に基づき分析されています。
数値が高ければより良い睡眠が取れたということになります。
血中酸素
デバイスの背面にある赤色光と赤外線のセンサーを使用して、睡眠中の血中酸素を測定します。
安静時心拍数
安静時の心拍数は、フィットネスレベルと心血管全体の健康状態を示す、重要な指標となります。
ゾーン時間
脂肪燃焼、有酸素運動、またはピーク時の心拍ゾーンで費やした時間を計測してくれています。
人間の心拍数は〇~〇が脂肪燃焼の心拍、〇~〇が有酸素運動の心拍、とおおよその値が決まっていて、その心拍がどれくらい続いていたかを記録してくれます。
心拍数のデータから運動時間を記録してくれている、というイメージです。
デフォルトではアプリ上で毎週150分を目標とされていて、運動時間を数値管理することができます
イチ押し機能をピックアップ!ストレスマネジメントスコアとは
FitbitSense2に搭載されているものの一つに「ストレスマネジメントスコア」というものがあります。
ストレスマネジメントスコアとは
- 心拍数、睡眠、アクティビティレベルのデータに基づいて出される数値となります。自分の身体がストレスにどのように反応しているかを確認するのに役立ちます。
- 数値が高いほど身体的ストレスの兆候が少ないことを示しています。
ストレスを検知した時の気分記録ができる
皮膚電気活動(EDA)センサーと、心拍数、心拍変動、推定皮膚温の記録により、ストレスの兆候が検知される
↓
「今の気分を記録」といった通知がFitbitSense2に来る
↓
ストレスを感じる/イライラ/不安/悲しい/穏やか/満たされている/幸せ/ワクワクする、から選択し記録する
といったような流れで、少し通知には時差があるようですが、通知を見て「確かにちょっとさっきイライラしてたな、ちょっと深呼吸しよう」という感じで、自分自身で振り返りができ、その都度対処できるのが良いなと思いました。
ちなみに、プラスの感情にも反応するようですが、筆者の場合はマイナスの感情に反応することが多かったです。
Fitbit Sense2の良いところ
最後に、個人的に感じたFitbit Sense2の良いところをお伝えします!
軽い、フィット感が良い
軽く、比較的薄い作りなのでフィット感があり、付けていてもあまり気にならなかったです。
筆者は普段Apple Watch Series 8を使用しているのですが、フィット感はFitbitSense2の方が良かったです。
電池の持ちがよい
電池の持ちはとても良いです。公式の案内によると100%にしておけば6日間ほどは持つようです。
ウォーキングであっても運動をSense2が検知すると、自動で計測をしてくれるのですが、筆者の場合、普段の通勤以外に特別な運動をする機会がない1週間は、1週間丸々使っても20%ほど充電が残っていました。
睡眠時にも付けておくことで性能がフルに発揮される商品なので、充電が1週間に1回ほどで済むのはとても楽でした。
健康管理にはうってつけ
1つのアプリ内で様々なデータを見ることができ、Fitbit Premiumに加入すればさらに詳細なデータが見れます。
継続して記録を取ることで、感覚ではなく数値として変化も見ることができるので、健康管理にはうってつけだなと思いました。
Fitbit Sense2のいまひとつなところ
反対に、個人的に感じたFitbit Sense2のいまひとつだなと思ったところは、下記の部分です。
操作性はまずます
画面の反応はまずますといったところでしょうか。決して悪いわけではないので、使用していて困ることはあまり無かったですが、筆者は普段Applewatchを使用しているので、Applewatchと比べると少し動作が重く、特にタッチ操作の反応が悪いような気がしてしまいました。
データが少し専門的
睡眠スコア、はなんとなく理解できるとは思いますが、ストレスマネジメントスコア、皮膚温、心拍ゾーン…といった、皆さんの中にもここまで読み進めている中で初めて耳にする用語が多いと感じた方もいるのではないでしょうか。
それぞれのデータを見ていくと、説明文が記載されていたり、もっと詳細を知りたいときはFitbitのヘルプページに飛べるようにはなっていますが、1回読むだけでは理解しきれないことも多かったです。
慣れてくるとどういうデータかは分かってくるので、逆に言えばより研究されたデータを、Sense2を付けているだけで計測することができる、とも取れますが、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
通知がほぼ見れない
電話、SMSの通知は来ましたが、LINE等の通知は来ませんでした。スマートウォッチでスマホの通知を漏れなく確認したい方には不向きかもしれません。
スマートウォッチはレンタルできる
冒頭にも記載した通り、今では様々なメーカーが様々な機種のスマートウォッチを発売しています。
やはり一度使ってみないと自分に合っているものがどれか分からないですよね・・決して安い買い物でもないと思いますし、納得した買い物ができるよう、一度レンタルして試してみるのはいかがでしょうか?
いくつか比較してみることで、自分の相棒となるようなスマートウォッチが見つかるかもしれません・・!
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