Galaxy Fit3をレビュー!1万円以下でSamsung Healthの高い健康管理が手に入る高コスパなスマートウォッチ

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近年、スマートウォッチやスマートリングと呼ばれるウェラブルデバイスが増加しており、多くの方がウェアラブルデバイスを持つようになりました。
一方で、ウェアラブルといっても数万円するものも多かったり、逆に安いものだと機能面で心配という方もいるのではないでしょうか。
そんな中、これまで数多くのスマートウォッチを販売しているGalaxyから廉価版となる「Galaxy Fit3」が発表されました。
なんとSAMSUNG公式ストアで1万円を切る価格となっており、手に取りやすい価格設定になっています。
今回はそんなGalaxy Fit3を詳しくレビューしていきます。

もくじ
Galaxy Fit3の特徴
Galaxy Fit3は大きく以下の特徴があります。
- スリムかつ軽いデザイン
- 1.6インチの見やすいディスプレイ
- 100通り以上の多彩なワークアウト
- 日々の健康を管理
- 充電1回で最大13日使用可能
- スマートフォンの操作を手軽に行える
それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。
Galaxy Fit3のスペック一覧
Galaxy Fit3 | |
---|---|
ディスプレイサイズ | 1.6インチ |
解像度 | 256 x 402 |
メモリ | 16 MB |
ストレージ | 256 MB |
Bluetooth | 5.3 |
バッテリー容量 | 208 mAh ※最大13日連続使用可能 |
センサー | 加速度センサー 気圧センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー 照度センサー |
NFC | × |
サイズ(高さ x 幅 x 厚さ) | 42.9 x 28.8 x 9.9 mm |
重量 | 18.5 g |
カラーバリエーション | シルバー ダークグレー ピンクゴールド |
スリムかつ軽いデザイン
Galaxy Fit3は、つけているのを忘れてしまうほどスリムかつ軽量のデザインとなっています。
幅28.8mmと3センチにも満たない大きさに、重量18.5gとブドウ1粒よりも軽く非常に軽量です。
そのため、運動中や睡眠中でも快適に装着することができ、5ATM・IP68に対応しているので、スイミングやシャワーなどの水場での利用も可能です。
1.6インチの見やすいディスプレイ
縦幅は42.9mmとなっており、スリムな幅ながらも1.6インチの大きめのディスプレイを採用しています。
フラットなディスプレイをしているためか、非常に見やすく操作もしやすいです。
ウォッチフェイスをカスタマイズすることも可能で、情報量が多いウォッチフェイスでも瞬時に情報を確認することができます。
100以上のウォッチフェイス
カスタマイズ可能なウォッチフェイスは100通り以上あります。
ワークアウトをメインに表示したり、アナログ時計のような表示にしたり、好きな写真をウォッチフェイスに設定することも可能です。
可愛らしいものからシンプルなものまで様々ありますので、TPOに合わせて選択することができます。
日々の健康を管理
Galaxy Fit3をつけて生活しているだけで、自動的に「Samsung Health」アプリに記録されていきます。
アクティビティや睡眠のスコア、血中酸素濃度、ストレスレベルなどを記録し、AIが分析したエナジースコアを算出してくれます。
エナジースコアでは簡単なレポートも一緒に出してくれるので、スコアが良かったのはなぜなのか、逆に悪かった場合はどこを改善すればいいのか教えてくれます。
また、デスクワークなどをしているとついつい座りがちになってしまいますが、通知機能により立つことを促してくれたりもします。
意識していなくても健康でいられるよう手助けしてくれ、Galaxy S25シリーズに新たに導入された「New Brief」を活用することで、Samsung Healthアプリを開かなくても1日の振り返りなどを自然と確認できます。
さらには、Galaxy Ringと併用することでGalaxy Fit3を充電中でも絶え間なく健康状態の計測が可能です。
100通り以上の多彩なワークアウト
計測できるワークアウトは100通り以上あります。
ウォーキングやランニングなど日常的なものから、多くのスポーツ、腹筋などの筋トレなどに対応しており、ランニング中のコーチング機能などもあります。
また、ウォーキングやランニング、サイクリングなどワークアウトを自動で認識し記録してくれるので、わざわざワークアウトの開始をする必要もありません。
充電1回で最大13日使用可能
Galaxy Fit3は1回の充電で最大13日間の連続使用が可能です。
旅行や出張時にも充電器を持ち運ぶ必要はなく、連続して使用することができます。
また、照度センサーが搭載されているので服の中などに隠れている場合は画面がオフになったり、加速度センサーが搭載されているので画面の傾きに応じて画面の輝度が減少したりとバッテリーが長持ちするようになっています。
実際のところ24時間装着したままにして15%ほどのバッテリー使用量でしたので、1週間ほどのバッテリー持ちといったところでしょう。
スマートフォンの操作を手軽に行える
Galaxy Fit3があることでGalaxyのスマートフォンの操作をGalaxy Fit3上で行えます。
例えば、カメラアプリを遠隔で操作したり、再生中の音楽アプリを操作したり、メッセージの返信などを行うことが可能です。
Galaxy Fit3の気になるポイント
Galaxy Fit3をしばらく使用していて気になるポイントがいくつかあったので紹介します。
決済系アプリの使用はできない
Galaxy Fit3を使用する上で一番不便に感じるのが決済系のアプリを使用できない点です。
Galaxy Fit3にはNFCが搭載されておらず、モバイルSuicaやiD、QUICPayなどの利用ができません。
これは低価格帯のスマートウォッチによくあることですが、これまで使用しているモデルに搭載されている場合や、決済系のアプリの使用を想定としている場合は注意が必要です。
ウォッチフェイスごとのカスタマイズはできない
ウォッチフェイスは100種類以上あり好みのウォッチフェイスを見つけることができますが、選択したウォッチフェイスのカスタマイズができません。
例えば好みのウォッチフェイスを見つけた場合でも、そこに設定されている歩数の表示やバッテリー残量などを天気や心拍数など他の内容に変更はできません。
他社のスマートウォッチではウォッチフェイスごとにカスタマイズできるものもあるので、この機能があったら良かったなと思います。
Galaxy Fit3は安価で購入できる完成度の高いGalaxyのスマートウォッチ
過去にGalaxy Watchシリーズのレビューもしたことがありますが、「Samsung Health」アプリに記録できる詳細な内容や、多数のウォッチフェイスなど、Galaxy Fit3でいいじゃんと思えるほど完成度は高かったです。
価格も1万円以下と手頃で、大きめのディスプレイで使用もしやすく、決済系を除くスマートウォッチに欲しい機能はほとんど搭載しています。
Galaxy S25やGalaxy S25 Ultraの購入に併せてスマートウォッチデビューするのに最適な1台だと筆者は思います。
ウェラブルデバイスはレンタルできる
着け心地や機能、使い勝手などは、実際に使ってみないとわからない部分があります。
スマートウォッチやスマートバンドなどのウェアラブルデバイスは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、ウェアラブルデバイスのレンタルができます。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、まずは試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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