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折りたたみスマホの代名詞とも言えるGalaxy Zシリーズ。
そんなGalaxy Zシリーズの中でも、スマートフォンながらもタブレットのように使用できるGalaxy Z Foldは人気を博しています。
しかし、大きすぎたり重すぎたりで懸念点を感じている方も多くいるのではないでしょうか。
今回はGalaxy Z Fold史上で最軽量で最薄になったGalaxy Z Fold6を進化したポイントを中心に紹介していきます。
もくじ
Galaxy Z Fold6の特徴
Galaxy Z Fold6は以下の特徴があります。
- Galaxy Z Fold史上で最軽量で最薄のデザイン
- 進化したAI機能
- 大画面で快適に楽しめるゲーム性能
- バッテリー持ちも向上
- Smart Switchの利用でLINEのトーク履歴の全移行が可能に
それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。
Galaxy Z Fold6のスペック一覧
Galaxy Z Fold6のスペックを前モデルであるGalaxy Z Fold5と比較して紹介します。
項目 | Galaxy Z Fold6 | Galaxy Z Fold5 |
---|---|---|
ディスプレイ | メイン:約7.6インチ Dynamic AMOLED 2X(有機EL) カバー:約6.3インチ Dynamic AMOLED 2X(有機EL) |
メイン:約7.6インチ Dynamic AMOLED(有機EL) カバー:約6.2インチ Dynamic AMOLED(有機EL) |
ディスプレイ解像度 | メイン:2160 x 1856 (QXGA+) カバー:2376 x 968 (HD+) |
メイン:2176 x 1812 (QXGA+) カバー:2316 x 904 (HD+) |
リフレッシュレート | 1〜120Hz | 1〜120Hz |
静止画 | ・アウトカメラ(3眼構成) – 広角:5,000万画素(F1.8) – 超広角:1,200万画素(F2.2) -望遠:1,000万画素(F2.4) ・インカメラ – カバーカメラ:1,000万画素(F2.2) – イン (サブ) カメラ:400万画素(F1.8) |
・アウトカメラ(3眼構成) – 広角:5,000万画素(F1.8) – 超広角:1,200万画素(F2.2) -望遠:1,000万画素(F2.4) ・インカメラ – カバーカメラ:1,000万画素(F2.2) – イン (サブ) カメラ:400万画素(F1.8) |
OS | Android | Android |
SoC | Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy オクタコア:3.39GHz, 3.1GHz, 2.9GHz, 2.2GHz |
Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy オクタコア:3.36GHz, 2.8GHz, 2GHz |
メモリ(RAM) | 12GB | 12GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 256GB/512GB/1TB | 256GB/512GB/1TB |
SIMカード | nanoSIM / デュアルeSIM | nanoSIM / eSIM |
通信規格 | 5G(ミリ波)/5G(sub6)/4G LTE | 5G(ミリ波)/5G(sub6)/4G LTE |
Bluetooth | Bluetooth v5.3 | Bluetooth v5.3 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz+5GHz+6GHz, HE160, MIMO, 1024-QAM | 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G+5GHz+6GHz, HE160, MIMO, 1024-QAM |
NFC | 対応(おサイフケータイ対応) | 対応(おサイフケータイ対応) |
バッテリー容量 | 4,400mAh | 4,400mAh |
防塵防水性能 | IP48 | IP48 |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
・開いた状態 約153.5 x 132.6 x 5.6 mm ・閉じた状態 約153.5 x 68.1 x 12.1 mm |
・開いた状態 約154.9 x 129.9 x 6.1 mm ・閉じた状態 約154.9 x 67.1 x 13.4 mm |
重さ | 約239g | 約253g |
カラーバリエーション | シルバーシャドウ/ネイビー/クラフテッド ブラック/ホワイト ※ストレージや販売ストアによって購入できるカラーは異なります |
アイシー ブルー/ファントム ブラック/グレー ※ストレージや販売ストアによって購入できるカラーは異なります |
Galaxy Z Fold史上で最軽量で最薄のデザイン
大画面のディスプレイはスケッチや読書などタブレットのようにも使用でき非常に魅力的ですが、フォルダブル(折りたたみ)スマホを購入する上で一番の懸念点とも言えるのが重量と大きさです。
Galaxy Z Fold6は、Galaxy Z Fold史上で最軽量かつ最薄になり、重量は239g、折り畳んだ時の厚さは12.1mmと前モデルより14g軽く、1.3mm薄くなりました。
特に239gという重量はiPhone 15 Pro Maxの221gとほぼ変わらない重量で、筆者は日頃からiPhone miniシリーズを使用しており、大きく重たいスマートフォンは苦手なんですが、それでもGalaxy Z Fold6を初めて持った時に大きさの割に軽いと思ったほどです。
筐体は前モデルまでの丸みを帯びたデザインからストレートエッジと呼ばれる角ばったデザインに変更されました。
薄さも相まって、よりスタイリッシュなデザインへと生まれ変わりました。
カラー展開は今回紹介しているネイビーとシルバーシャドウに加えて、Samsungオンラインストア限定のクラフテッド ブラックとホワイトの合計4色展開になっています。
また、メインとなる7.6インチのディスプレイはこれまで以上に折り目が目立たなくなり、まるでタブレットのような感覚です。
進化したAI機能
2024年に発売されたGalaxyのスマートフォンのテーマが「Galaxy AI is here」となっており、AI機能が進化しています。
日常的に便利に使用できるものから、イラスト生成などの遊び心のある機能まで豊富になっています。
筆者が便利に感じたAI機能を紹介したいと思います。
ノートアシスト
Galaxy Z Foldシリーズは別売りのS Penを使用することで、手書きのメモなどを書き込むことができます。
これまでのGalaxy Z Foldシリーズでももちろん手書きメモの作成はできたのですが、Galaxy Z Fold6ではSamsung Notesアプリで音声認識による文字起こしが可能になりました。
文字起こしに使用した音声データは録音も同時に行っており、メモした内容と録音の内容が紐づいているので、メモをタップするとメモを書いた時に録音した音声を再生してくれます。
重要なことは手書きでメモしておき、後から音声で内容を確認するといったことができます。
大画面なのでかこって検索がしやすい
Galaxy Sシリーズと同時期にリリースされた「かこって検索」ですが、Galaxy Z Fold6の大画面を利用することで非常に検索しやすくなっています。
例えばYouTubeを視聴時に気になるものがあった時も、大画面なのでかこって検索でスムーズに検索できます。
PDFの資料も翻訳可能
Samsung Notesアプリで英語など他の言語で作成されたPDFファイルを開くことで、PDFファイルの全文翻訳が可能です。
上図は弊社のミッションを英訳したものになりますが、きちんと翻訳されていることがわかります。
これなら海外から送付されてくる資料も、いちいちWEBサイトなどで翻訳しなくても済みそうです。
生成AI
Samsung Notesアプリに手書きでイラストを記入することで、簡単にイラストの作成ができます。
絵心がない筆者の絵でも意図をくんだ絵を作成してくれるので、誰でも簡単にイラストの作成が可能です。
イラストは、水彩画、イラスト、スケッチ、ポップアート、3Dアニメから選択できるので、ほぼ無限にイラストの生成をすることができます。
また、撮影した画像にイラストを記入して、写真に合わせて画像を生成することもでき、例えば、晴れ模様の写真に太陽を追加したり、雲などを加えたりすることも可能です。
さらにはポートレートモードで撮影した写真をイラストにすることも可能ですので、いろいろな画像を生成して楽しむことができます。
長時間かつ多言語の翻訳にも対応
例えば海外の方とWEB会議などをする際や外国語の講義に参加する際に、Galaxy Z Fold6でリアルタイムで翻訳してくれます。
Galaxy S24シリーズでも同様にリアルタイム翻訳を使用することができますが、Galaxy Z Fold6では講義や会議のような1対多のような場でも翻訳できるようになりました。
また、フォルダブルスマホならでは機能として、カバーディスプレイを使用して会話の内容を相手側に表示させることも可能です。
この機能を使用することで、現地の言葉が話せなくてもGalaxy Z Flip6で外国人とスムーズな会話ができそうです。
自動文章作成機能
1日何通も送るメールを毎回1から作成するのは手間ですよね。
そんな時、Galaxy Z Fold6を使用すれば簡単にメールの作成の手助けを行なってくれます。
例えば、社内のメンバーに明日休むためその旨をメールで共有したい場合、上図のようにメール文を簡単に作成してくれます。
メール文だけでなくSNS向けの投稿文をハッシュタグ付きで作成してくれたり、絵文字付きのカジュアルな文章の作成を行うことも可能です。
また、Samsungキーボードを使用すればサードパーティ製のアプリも使用することが可能ですので、GmailやLINEなどでもAIを用いた文章の作成ができます。
この他にも、Galaxy S24やGalaxy S24 Ultraをレビューした際に紹介した通話中のリアルタイム通訳などのAI機能も使用することができ、Galaxy Z Fold6ではLINEなどのサードパーティ製のアプリでもリアルタイム通訳できるようになりました。
大画面で快適に楽しめるゲーム性能
Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyを搭載していることで、Galaxy Z Fold6の大画面ディスプレイで快適にゲームをプレイすることが可能です。
ピーク輝度が前モデルの1.5倍の2,600nitsになり、Galaxy Z Fold史上最高の明るさになっています。
また、ベイパーチャンバーが約1.6倍になり、長時間でも快適なゲームプレイを可能にしています。
Galaxy Z Fold6のゲーム性能をGeekbench、AnTuTu Benchmark、3DMarkの3つのソフトを使用してスコアを出してみました。
Geekbench
Galaxy Z Fold6 | Galaxy S24 Ultra | Galaxy S24 | Zenfone 11 Ultra | Xperia 1 VI | |
---|---|---|---|---|---|
Single | 1,943 | 2,310 | 2,228 | 2,186 | 2,110 |
Multi | 6,025 | 7,157 | 6,758 | 6,683 | 6,316 |
SoC | Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy | Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy | Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy | Snapdragon® 8 Gen 3 | Snapdragon® 8 Gen 3 |
AnTuTu Benchmark
3DMark
Galaxy S24シリーズにもGalaxy Z Fold6に搭載されているSnapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyが搭載されているのですが、どのスコアも全体的にGalaxy S24シリーズより劣る結果となりました。
おそらくGalaxy S24シリーズは熱効率良くするために大きめのベイパーチャンバーが搭載されていたりと、フォルダブルスマホにできないような機能が備わっているからと考えられます。
一方でAnTuTu Benchmarkでも150万を超えるスコアですので、「原神」や「ゼンレスゾーンゼロ」のような3Dグラフィックが多用されているゲームでも快適に遊ぶことができます。
バッテリー持ちも向上
Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyにより電力効率が向上していることから、バッテリー持ちも増加しています。
バッテリー計測アプリPC Mark for Androidを使用して、擬似的にGalaxy Z Fold6を長時間使用し続けた場合の充電残量が100%から20%になるまでを計測したところ、18時間18分でした。
この結果はカバーディプレイのみで計測した結果になり、メインディスプレイで同じ検証をしたところ12時間56分という結果になりました。
メインディスプレイを頻繁に使用する方はバッテリーが減りやすいということは念頭においておいた方が良いでしょう。
Smart Switchの利用でLINEのトーク履歴の全移行が可能に
Galaxy Z Fold6に限った話ではないですが、2024年7月10日にGalaxyデータ移行アプリ「Smart Switch」がアップデートされ、Galaxyのスマートフォン以外からの乗り換えでもLINEの全トーク履歴の移行が可能になりました。
これまで他社のスマートフォンから乗り換えをする場合は、LINE機能である「トークのバックアップ」から14日間のトーク履歴のみ移行が可能でしたが、このアップデートにより15日以上前のデータの移行もできます。
大切な友人や家族とのやりとりを引き継ぐことができるので、嬉しいアップデートになっています。
Galaxy Z Fold6のカメラ性能を作例と共に紹介
Galaxy Z Fold6は、約5,000万画素の広角カメラ、約1,200万画素の超広角カメラ、約1,000万画素の望遠カメラの3眼構成になっています。
望遠レンズは光学2倍、3倍ズームに対応しており、デジタルズームは最大30倍まで可能です。
そんな、Galaxy Z Fold6のカメラ性能を作例とともに紹介していきます。
PCなどの大画面で見ても解像度が高く、非常に綺麗な写真が撮れていると感じましました。
拡大してみても、建造物のディティールなどもしっかりと表現されており、他社のスマートフォンにはないカメラ性能が伺えます。
ズーム機能は光学3倍までのズーム機能を有しているため、デジタルズームであっても10倍程度までなら鮮明に撮影することができます。
Galaxy Z Fold6の気になるポイント
Galaxy Z Fold6を数日使用していて気になるポイントや注意点がいくつかあったので紹介したいと思います。
一部のアプリの縦横比が気になる
横画面に対応したゲームをプレイする際は、縦横比が従来のスマートフォンと異なるので気になりました。
メインディスプレイは正方形に近く、カバーディスプレイは縦に細長くなっています。
そのため、横画面に対応したゲームではサイドが切り抜かれてしまったり、横に引き伸ばされたりしてしまいます。
一方で縦画面に対応したゲームですと大画面で楽しむことができ、非常に迫力があります。
慣れの問題かと思われますが、横画面のゲームをこれまでと同じ操作感でプレイしたい方にはあまりおすすめできません。
従来のスマホからの乗り換えには注意が必要
筆者はよく寝る前に寝ながらYouTubeなどをみるのですが、この使用方法を今使用しているスマートフォンでしている方がGalaxy Z Fold6への乗り換えを検討している場合は注意が必要です。
やはり寝ながらの使用となると7.6インチのディスプレイは持ちづらいですし、折りたたんでも今度は厚みや重量が気になります。
もし寝ながらの使用を考えている方は後付けでスマホリングを使用したり、機種変更前に使用していたスマートフォンを下取りに出したりせず動画視聴用に使用するのがおすすめです。
Galaxy Z Fold6はAI機能の進化によりビジネスや講義など利用シーンが広がった
AI機能の進化により翻訳機能が進化していたり、メールの作成が効率化されたりと、ビジネスシーンや大学生の講義などでより活躍できるシーンが増えた印象です。
また、より軽量で薄型になったことで、これまで以上に手に取りやすくなりました。
より日常的に使用しやすくなったGalaxy Z Fold6を一度試してみてはいかがでしょうか。
スマートフォンはレンタルできる
機種変更までの代替え機や短期間だけ使うのはもちろん、購入前に確認したいことがあればお試しレンタルがおすすめです。
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