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【速報】Canon EOS R6 Mark IIIが11月21日に発売!特筆すべき性能、従来モデルとの違いまとめ

ライター

Atsushi Yoshioka

更新日2025/11/06

EOS R6 Mark III 発表

11月6日、キヤノンから新たなミラーレス一眼カメラとしてEOS R6 Mark IIIが発表になりました。

フルサイズセンサーを搭載するEOS Rシリーズの中でもバランスの取れたスペックで人気のシリーズは、早くも3代目となります。

筆者自身もEOS R6シリーズの愛用者ですが、歴代で愛用してきたカメラの中でも信頼性の高いカメラとしておすすめの存在です。

今回は、速報記事としてEOS R6 Mark IIIの特筆すべき特徴をまとめていきます。

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

「レンティオ」のフォトグラファー兼トラベルアドバイザー。各カメラ製品系レビューや持ち前の旅行テクニックを伝授する記事を展開

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大人気EOS R6シリーズの3代目が早くも登場

EOS R6 Mark III 発表

現在のキヤノンにおけるミラーレス一眼のシリーズ分けとして、プロフェッショナル向けにEOS R1EOS R3、高画素のEOS R5シリーズ、フルサイズのエントリー向けとしてEOS R8、APS-Cの上位モデルとしてEOS R7、エントリー向けとしてEOS R10EOS R50シリーズ、EOS R100という分類となっています。

今回ご紹介していくEOS R6 Mark IIIが属するのは、高画素向けのEOS R5シリーズと同等のグレードながら高画素にはこだわらず、全てのスペックにおいて高い水準を満たし、あらゆるジャンルで質の高い作品を生み出してくれるハイアマチュア向けとして展開されているEOS R6シリーズになります。

EOS Rシリーズが始動して、EOS RとEOS RPを除いてミラーレス一眼へと本格参入した先駆けのシリーズとなっており、EOS Rシリーズの中では最も更新も早く、既に3代目となりました。

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EOS R6 Mark IIIの特徴

Rentio PRESSでは、もちろんEOS R6 Mark IIIの実写レビューも展開予定ですが、まずは簡単にEOS R6 Mark IIIの特徴をピックアップしてご紹介していきます。

画素数を進化させて3250万画素を採用

EOS R6 Mark III 発表

初代EOS R6で最も難点とされていたのが、画素数の少なさでした。

初代EOS R6は、有効画素数で2010万画素と、現代のミラーレス一眼としては極めて少ない画素数で、高感度耐性で圧巻の力を見せたものの、平均レベルの画素数を求める声が多かったのです。

そして、ミラーレス一眼として一般的な2420万画素を採用した後継モデルであるEOS R6 Mark IIを2022年12月に発売し、初代のウィークポイントを改善しました。

そして今回のEOS R6 Mark IIIでは、更に画素数を引き上げて有効3250万画素を実現しました。

高画素にすれば良いという話ではないものの、近年高画素でもその他の性能への影響が低くなってきたこともあり、ミラーレス一眼全体として平均の画素数が引き上がっている印象があります。

そんな流れに沿った画素数の引き上げともいえるでしょう。

デュアルピクセルCMOS AF II

新しいカメラが誕生するたびに、AF性能の進化について話題になりますが、EOS R6 Mark IIIでもその進化を感じられる性能となっています。

前提として従来のEOS R6 Mark IIで、非常に優れたAF性能を実現していたことに触れる必要があり、従来モデルと比較しただけでは、特段大きな進化が見られないと思ってしまうかもしれません。

しかし、従来モデルの性能で満足することなく、特に動体の被写体における追従性能に力を入れています。

ディープラーニング技術を用いたAFアルゴリズムを従来のEOS R6 Mark IIより改善させたことで、動く被写体に対するAF性能が向上しています。

動画撮影性能の大幅向上

EOS R6 Mark IIIは、本格的な動画撮影に対しても真摯に向き合った1台になっています。

ミラーレスEOSとして初となるオープンゲート記録を採用しており、センサー全体を活用できる3:2の画角で7K(29.97/25.00fps)での記録が可能となりました。

また、RAW動画(7K/50P)の記録にも対応しており、静止画同様にRAW記録であることから編集耐性の高い素材を撮影することが可能です。

モードダイヤルには、新たにS&F(スロー&ファストモーション動画)が追加され、スローモーションの撮影やファストモーションを気軽に撮影できることから動画撮影における表現力が向上します。

8.5段分の効果のIS(中央は8.5段、周辺7.5段)

EOS R6 Mark IIIでは、ボディ内手ブレ補正において、対応のRFレンズとの組み合わせで最大8.5段分の手ブレ補正効果を実現しました。

EOS R6 Mark IIにおいては、対応するRFレンズとの協調補正を利用して、最大8段分と補正効果であったため、ボディ内手ブレ補正機構も進化した性能となります。

どれほどの違いが生じているかは、実写レビューの際に比較してご紹介しようかと考えています。

記録媒体にCFexpress対応

これまでEOS R6シリーズの記録媒体は、SDカードのダブルスロットのみでしたが、今回のEOS R6 Mark IIIでは、シリーズとしてはじめてダブルスロットのうちの1つCFexpressカードに対応させました。

直近のミラーレス一眼の流れとして、高画素であったり長時間の動画記録を行ったりする上で、より性能に優れたCFexpressカードを求める声も大きかっただけに、EOS R6シリーズでも待望の対応となります。

EOS R6 Mark III仕様表

モデル名 Canon EOS R6 Mark III
撮像画面サイズ フルサイズ(約35.9×23.9mm)
撮像素子型式 CMOSセンサー
映像エンジン DIGIC X
有効画素数 最大約3250万画素
オートフォーカス方式 デュアルピクセルCMOS AF
フォーカスポイント 最大6097ポジション(静止画)
常用ISO感度 ISO100~64000
シャッター速度 1/8000~30秒、バルブ(メカシャッター/電子先幕設定時)、1/16000~30秒、バルブ(電子シャッター設定時)
ボディ内手ブレ補正 中央8.5段、周辺7.5段
連続撮影速度 最高約40コマ/秒(電子シャッター) 、最大約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)
画面 バリアングル式3.0型/約162万ドット
ファインダー 0.5型/約369万ドット
Wi-Fi搭載
NFC搭載
Bluetooth搭載
大きさ 約138.4(幅)× 98.4(高さ)× 88.4(奥行)mm
質量(バッテリー等含む) 約699g

静止画も動画も極めたい方におすすめの1台に

早くも3代目となったEOS R6 Mark IIIの速報をご紹介してきましたが、既にEOS R6 Mark IIで静止画メインの方にとっても大きく満足できる仕上がりを実現していました。

今回のEOS R6 Mark IIIでは、動画性能にも注力され、まさに静止画、動画の両方で本格的な撮影を行う方におすすめできるモデルになっています。

逆に静止画メインの方にとっては、公式オンラインショップでの価格(429,000円)を考えると、高画素であること以外に特別なメリットは存在しないため、EOS R6 Mark IIで十分という見方もできるでしょう。

そんなEOS R6 Mark IIIは、2025年11月21日に発売となります。

気になるカメラはレンタルできる

今回ご紹介してきたEOS R6 Mark IIIは、11月21日に予定されている発売以降、Rentio(レンティオ)においてレンタルすることができます。

実際に自分に合っているかどうかは、実際に使ってみないとわかりません。

そこでお試しできるおすすめの手段は、カメラのレンタルサービスです。

Rentio(レンティオ)では、豊富なカメラやレンズのラインナップから自由に選んで最短3泊4日からレンタルすることが可能です。

従来のEOS R6 Mark IIもレンタルで使用することができるので、比較など気になっている方も是非活用してみてください。

[レンタル] CANON EOS R6 Mark II ボディ ミラーレス一眼 – Rentio[レンティオ]

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