FUJIFILM(富士フイルム)ミラーレス一眼全23機種を徹底解説。全モデルを比較しておすすめモデルをご紹介
更新日2024/07/16
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日本のフィルムメーカーとしてトップシェアを持つ富士フイルムは、デジタル時代になった現在もフィルム類の製品を開発しながらデジタルカメラ部門にも力を入れています。
2024年7月現在で10種類のミラーレス一眼カメラを現行モデルとして販売しており、ユーザーのレベルに合わせた価格設定やモデル区分を行っています。
近年も精力的に新製品を発売し、デジタルカメラのメーカーとして着々と進化を遂げる富士フィルムのミラーレス一眼カメラをご紹介していきます。
もくじ
富士フイルムのミラーレス一眼カメララインナップ
富士フイルム(FUJIFILM)では現在10種類のミラーレス一眼カメラを現行モデルとして販売しています。
ほとんどのモデルのセンサーサイズはAPS-Cサイズとなっており、APS-Cセンサーでないモデルは中判サイズのとても大きいセンサーを搭載しています。
中判サイズのセンサーは富士フイルムが今なおフィルム時代の名残を残すべく開発した独自のイメージセンサーで、「G Format」という名が付けられています。
下記が2024年7月現在のラインナップです。
GFXシステム
- GFX100S II (2024年6月28日発売)
- GFX100 II (2023年9月28日発売)
- GFX 100 (2019年6月28日発売)
- GFX 100S (2021年2月25日発売)
- GFX 50S II (2021年9月29日発売)※生産終了
- GFX 50R (2018年11月29日発売)※生産終了
- GFX 50S (2017年2月28日発売)※生産終了
Xシステム
- X-H2S (2022年7月14日発売)
- X-H2 (2022年9月29日発売)
- X-H1 (2018年3月1日発売) ※生産終了
- X-Pro3 (2019年11月28日発売)
- X-Pro2 (2016年3月3日発売) ※生産終了
- X-T5 (2022年11月25日発売)
- X-T4 (2020年4月28日発売)※生産終了
- X-T3 (2018年9月20日発売)※生産終了
- X-S20 (2023年6月29日発売)
- X-S10 (2020年11月19日発売)
- X-T50 (2024年6月28日発売)
- X-T30 II (2021年11月25日)※生産終了
- X-T30 (2019年3月20日) ※生産終了
- X-T20 (2017年2月23日発売)※生産終了
- X-T200 (2020年2月27日発売)※生産終了
- X-T100 (2018年6月21日発売)※生産終了
- X-E4 (2021年2月25日発売)※生産終了
- X-E3 (2017年9月28日発売)※生産終了
- X-A7 (2019年10月25日発売)※生産終了
- X-A5 (2018年2月22日発売)※生産終了
富士フイルムのミラーレス一眼カメラの特長
フィルムメーカーだからこそ圧倒的な色へのこだわり
デジタルとフィルムでは色の出方は違います。しかしどちらにも共通していのは写真を撮影し、色彩を扱うということです。
富士フイルムは長年カメラ用フィルムを開発してきており、フィルムが大きく影響したデジタル以前の時代は色の出方も大きく変わりました。そこで色に大きくこだわっていた伝統を受け継ぎ、富士フイルムではデジタルカメラでも色の表現力に自信を持ちます。
独自機能の「フィルムシミュレーション」では、かつてフィルムで存在したかつての雰囲気をデジタルでも味わうことができます。
クラシカルなカメラデザイン
富士フイルムのミラーレス一眼カメラではチルト液晶やWi-Fi機能などの最新技術を搭載していますが、カメラの外観はクラシカルなイメージを持たせてくれます。
特にカメラの設定の際に使用する上部のダイヤル類は、ISO感度・シャッタースピードなどを調整できるダイヤルまで付いているレトロなイメージが表現されています。
カメラの性能を引き立てる優秀なレンズ群
富士フイルムではフジノンレンズという名で、Xマウント専用のカメラレンズも開発・製造を行っています。
それらのレンズによって仕上がる作品は、カメラの良さを更に引き立ててくれる調味料の様な存在です。
富士フイルムでは、単焦点レンズを中心にユーザーから長く伝統的に愛されるレンズも存在し、それらのレンズは「神レンズ」と呼ばれるほどです。
レンズが引き出す抜群のボケ味と解像感とカメラが生み出す美しく鮮やかな色表現は、富士フイルムにおける大きな特徴と言えるでしょう。
富士フイルムミラーレス一眼カメラ各モデル解説
FUJIFILM GFX100
これまで富士フイルムでは一眼カメラとしては最大級となる中判サイズのセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラ「GFX 50S」をラインナップとして展開してきましたが、2019年6月には更に性能を進化させたセンサーを搭載した「GFX100」が発売となりました。
35mmフルサイズセンサーよりも約1.7倍も大きいセンサーサイズで、大きなセンサーから生み出される画素数はなんと1億2百万画素。
これまで実現することのできなかった領域を再現する全く新しいコンセプトのカメラと言えるでしょう。
圧倒的画素数を誇るGFX100ですが、カメラとしての性能にも優れており、高画素機からは考えられないAF性能や連写速度も魅力の1つです。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 43.8mm×32.9mm (中判サイズ)
- 映像素子型式 : ベイヤ―CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約1億200万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 117点
- ISO感度 : ISO100~12800
- シャッター速度 : 1/16000~60分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約5.0コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約236万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 156.2×163.6×102.9mm(EVF装着時)
- 本体質量 : 約1,155g
- 価格帯 : 119万円~130万円程度
FUJIFILM GFX100 II
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 43.8mm×32.9mm
- 映像素子型式 : GFX 102MP CMOS II HSセンサー
- 有効画素数 : 約1億200万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 117点
- ISO感度 : ISO80~12800
- シャッター速度 : 1/32000秒~60分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約8.0コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約236万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 152.4×117.4×98.6mm(EVF装着時)
- 本体質量 : 約867g
FUJIFILM GFX100S II
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 43.8mm×32.9mm
- 映像素子型式 : GFX 102MP CMOS IIセンサー
- 有効画素数 : 約1億200万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 117点
- ISO感度 : ISO80~12800
- シャッター速度 : 1/16000秒~60分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約5.0コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約236万ドット
- 通信機能 : Bluetooth
- 大きさ : 150.0×104.2×87.2mm(EVF装着時)
- 本体質量 : 約約802g
FUJIFILM GFX 50R(※生産終了)
最新モデルGFX100より約半年前に発売され、同じく中判サイズのセンサーを搭載している「GFX 50R」。
基本的な撮影性能は先に発売されているGFX 50Sから大きな変化はありませんが、ファインダーが着脱式であったり、そもそものカメラボディデザインに少し違いがあります。
そして後発ながらGFX 50Sよりも低価格を実現しており、少しだけ中判カメラへのハードルが下げられた印象も受けます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 43.8mm×32.9mm (中判サイズ)
- 映像素子型式 : ベイヤ―CMOSセンサー
- 有効画素数 : 5140万画素
- オートフォーカス方式 : TTLコントラストAF
- 測距点 : 117点
- ISO感度 : ISO100~12800
- シャッター速度 : 1/16000~60分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 約3.0コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約236万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 160.7×96.5×66.4mm
- 本体質量 : 約690g
- 価格帯 : 51万円~60万円程度
FUJIFILM GFX 50S(※生産終了)
先ほどもご紹介した通り、中判サイズという巨大なセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラ「GFX 50S」。
一般的なデジタル一眼カメラに搭載されているイメージセンサーで最も大きくてフルサイズ(36mm×24mm)ですが、GFX 50Sに搭載されているセンサーは中判サイズ(43.8mm×32.9mm)と、とても大きいことが分かります。
その広大なセンサーで約5,140万画素の高画素を実現。高画素の実力を引き出す画像処理エンジンもとても優秀で、膨大なデータながら処理の時間を要さず圧倒的な高画質を実現します。
高感度耐性にも優れており、最大ISO感度は12800を実現。高画素機としてはとても優秀なISO感度性能を保有しています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 43.8mm×32.9mm (中判サイズ)
- 映像素子型式 : ベイヤ―CMOSセンサー
- 有効画素数 : 5140万画素
- オートフォーカス方式 : TTLコントラストAF
- 測距点 : 117点
- ISO感度 : ISO100~12800
- シャッター速度 : 1/4000~60秒、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 約3.0コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約236万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi
- 大きさ : 147.5×94.2×91.4mm
- 本体質量 : 約740g
- 価格帯 : 67万円~80万円程度
FUJIFILM X-H2S
Xシステム最上位モデルとなる「X-H2S」。
Xシリーズとして様々なポイントで史上最高性能を叶えた1台で、フラッグシップモデルとして注目を集める存在です。
最高性能を支えるイメージセンサーと画像処理エンジン
イメージセンサーには最新の「X-Trans™ CMOS 5 HS」を採用しており、従来までの裏面照射構造はそのままに、新たに積層型構造を採用したことで、信号読み出し速度も従来モデルで搭載されていた「X-Trans™ CMOS 4」より、約4倍の高速化を実現しています。
また、あらゆる画像処理における高速化を叶えるべく新開発の「X-Processor 5」画像処理エンジンを搭載。
これにより最速40コマ/秒のブラックアウトフリー高速連続撮影を可能とすることや、連写中においてもAF/AE追随を行うことができることで、動く被写体においても決定的瞬間を逃すことはありません。
AF性能についてもこの「X-Processor 5」センサーの能力は存分に発揮され、動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車をAIによって検出し、被写体に合わせたAF動作を叶えています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS 5 HSセンサー
- 有効画素数 : 約2,616万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 117点
- ISO感度 : ISO200~12800
- シャッター速度 : 1/32000~15分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約40コマ/秒(電子シャッター時)、最高約15コマ/秒(メカシャッター時)
- 画面 : 3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 136.3×92.9×84.6mm
- 本体質量 : 約660g
- 価格帯 : 27万8千円~34万円程度
FUJIFILM X-H2
先程のX-H2Sと似た名前で展開されているのが「X-H2」です。
X-H2Sでは、2000万画素台を採用していましたが、こちらのX-H2では、APS-Cセンサーとしては非常に画素数の多い高画素モデルとなっています。
Xシリーズ史上最高画質を体感するなら
新開発の裏面照射型約4020万画素を実現した「X-Trans™ CMOS 5 HR」センサーの搭載と画像処理アルゴリズムの刷新から優れた解像性能を実現しています。
高画素モデルだからこそ細部までの解像感にこだわっており、富士フイルムの色表現技術と合わせてXシリーズにおける史上最高画質を体感することができます。
また、X-H2S同様にディープラーニング技術を用いた被写体検出AFも特徴としており、動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車など特定の被写体もAIを用いることで被写体検出を行い、正確かつ高速なピント合わせを実現しています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS 5 HRセンサー
- 有効画素数 : 約4,020万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 最大425点
- ISO感度 : ISO125~12800
- シャッター速度 : 1/180000~15分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約20コマ/秒(電子シャッター時)、最高約15コマ/秒(メカシャッター時)
- 画面 : 3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 136.3×92.9×84.6mm
- 本体質量 : 約660g
- 価格帯 : 25万円~29万円程度
FUJIFILM X-H1(※生産終了)
Xシステムでは最上位モデルとなる「X-H1」。センサーサイズは先ほどご紹介した中判サイズのGFX 50Sよりも大幅に小さくなったAPS-Cセンサーを搭載していますが、他社モデルなどを見てもAPS-Cセンサーは一般的であるため、小さいセンサーというわけではありません。
ハイパフォーマンス化を実現した画像処理エンジン
公式サイトのページにも大きくされている撮影に関する数字はそれだけ同社がハイパフォーマンスに自信を持ったモデルであることが分かります。
AF最速 0.06秒、撮影間隔 0.17秒、レリーズタイムラグ 0.045秒、起動時間 約0.4秒、連写最速 14コマ/秒、EVFフレームレート 約100フレーム/秒といったハイパフォーマンスは数字上でも魅力を感じる性能です。
信頼できるボディ内5軸・5.5段手ブレ補正機能
シリーズ初となる最大5.5段のボディな5軸手ブレ補正機能を搭載。>撮影の悩みである手ブレを大幅に抑えてくれます。光量が少なくシャッタースピードが落ちやすい場面でも優秀な補正性能が手ブレを極限まで抑えてくれます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS IIIセンサー
- 有効画素数 : 約2,430万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 91点
- ISO感度 : ISO200~12800
- シャッター速度 : 1/32000~15分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約14コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 139.8×97.3×85.5mm
- 本体質量 : 約623g
- 価格帯 : 19万3千円~25万円程度
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FUJIFILM X-Pro3
従来モデル「X-Pro2」から独特の雰囲気を漂わせていましたが、最新モデルとなる「X-pro3」においてもその雰囲気は健在です。
X-Pro3では、富士フイルムらしさを存分に感じることができる、独自のこだわりが強く反映されたモデルです。
液晶画面はあくまで補助的
通常ミラーレス一眼カメラでは、カメラ本体の背面において液晶画面が配置されていることが大半ですが、こちらのX-Pro3ではあくまで補助的な役目として考えるべきでしょう。
X-Pro3では、液晶画面を使用する場合、チルト式液晶を開ける必要があり、閉じた状態では液晶画面が見えない構造になっています。
通常のカメラにおいて液晶画面が配置されている場所には小型のモニターが配置され、富士フイルム独自の「フィルムシミュレーション」の情報や、撮影設定の簡易的な確認を行うことができます。
X-Pro3は、基本的にファインダーを覗いた状態で撮影に関する設定や動作を完結することができるカメラなのです。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS IIIセンサー
- 有効画素数 : 約2,610万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 117点
- ISO感度 : ISO160~12800
- シャッター速度 : 1/32000~15分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 140.5×82.8×46.1mm
- 本体質量 : 約497g
- 価格帯 : 19万円~22万円程度
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FUJIFILM X-Pro2(※生産終了)
フィルム時代のカメラを彷彿とさせるようなデザインを採用した「X-Pro2」。
レトロで高級感にある外観はそのままに、デジタルカメラとして最高の性能を保有し、ハイパフォーマンスを実現しました。
フィルム製造で培った技術を
富士フイルムの歴史は長く、80年以上にわたりフィルム製造で「写真表現」にこだわり続け、培った技術をこのX-Pro2で活かされています。
特長の項目でもご紹介した通り、富士フイルムでは色再現に自信を持ち、解像力だけでは伝わらない、空気感や色表現性を強く意識しています。
長年の技術を活かした「フィルムシミュレーション」は、フィルム時代の色再現をデジタルでも表現する富士フイルム独自の機能です。
タフなシーンでも信頼して使える強靭ボディ
小型ボディを実現しているX-Pro2ですが、マグネシウム合金を採用した衝撃に強いボディになっています。
また、防塵・防滴・耐低温を実現しているため、過酷な環境でに撮影にも応えてくれるプロフェッショナルに適しているモデルです。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS IIIセンサー
- 有効画素数 : 約2,430万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 91点(ファームウェアVer2.00以上の場合)
- ISO感度 : ISO200~12800
- シャッター速度 : 1/32000~15分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約8.0コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi
- 大きさ : 140.5×82.8×45.9mm
- 本体質量 : 約445g
- 価格帯 : 15万円~19万円程度
FUJIFILM X-T5
富士フイルムXシリーズにおいて、この「X-T」シリーズが一番更新が早く、既に5代目となる「X-T5」が2022年11月に発売となりました。
動画性能を強化するモデルも増えている中、このX-T5は、静止画撮影にこだわった機能性や性能を重視しています。
写真を愛する全てのユーザーに
X-T5では、自らを「写真機」と名乗るほど、静止画撮影に特化したカメラとして誕生しました。
最新の第五世代裏面照射型約4020万画素「X-Trans™ CMOS 5 HR」センサーおよび画像処理エンジン「X-Processor 5」を採用しており、写真のクオリティを大きく引き上げてくれる処理性能に優れたモデルです。
APS-Cセンサー搭載モデルとしては画素数の多い約4020万画素を採用しながらも、ディープラーニング技術を用いて開発が行われた被写体検出AFを搭載するなど、最新のイメージセンサーと画像処理エンジンの組み合わせだからこそ実現した高速撮影性能も特徴としています。
また、高性能ながらも持ち運びで苦にならない小型・軽量設計であることもX-T5における大きな魅力です。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.7mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS 5 HRセンサー
- 有効画素数 : 約4,020万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 425点
- ISO感度 : ISO125~12800
- シャッター速度 : 1/180000~15分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約20コマ/秒(電子シャッター時)、最高15コマ/秒(メカシャッター時)
- 画面 : 3.0型/約184万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 129.5×91.0×63.8mm
- 本体質量 : 約557g
- 価格帯 : 23万2千円~25万円程度
FUJIFILM X-T4(※生産終了)
従来モデルX-T3の発売から2年も経たずして最新モデルの発表となった「X-T4」。
同社が誇りとする「色」に関する表現はもちろん、一眼カメラとしての性能も最新の水準に合わせて向上させたモデルです。
選ばれ続ける理由に「フィルムシミュレーション」
富士フイルムそしてX-T4が選ばれる最大の理由として独自の「フィルムシミュレーション機能」があります。
富士フイルムのモデルでは、これまでもフィルムシミュレーションと搭載していましたが、X-T4では、伝統のプリセットを継承しつつ、新たなプリセットとして「ETERNA ブリーチバイパス」を追加しました。
富士フイルムのカメラだからこそ体感することのできる色表現技術をX-T4でも存分に体感することができます。
本格派の動画性能も搭載
近年では、一眼カメラを使用した動画撮影も盛んになってきており、X-T4では、動画撮影性能にも力を入れています。
最高4K/60Pの記録が可能となっており、時代に合わせたカメラ側の対応の幅広さを感じられるところでもあります。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS 4センサー
- 有効画素数 : 約2,610万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 117点
- ISO感度 : ISO160~12800
- シャッター速度 : 1/32000~15分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約30コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 134.6×92.8×63.8mm
- 本体質量 : 約607g
- 価格帯 : 18万7千円~20万2千円程度
FUJIFILM X-T3(※生産終了)
従来機X-T2の後継機として2018年9月20日発売となった「X-T3」。
従来機であるX-T2は、上位ミラーレス一眼カメラとして高性能が評価されたモデルでしたが、最新のX-T3では更に進化させた高性能カメラとして期待を集めています。
最新センサーとエンジンを搭載
今回のX-T3ではじめて採用された新開発のセンサーと画像処理エンジンを搭載し、あらゆる面で性能の進化を遂げています。
今回新開発となった「X-Trans CMOS 4」は、2610万画素の高画素を誇り、最新センサーの能力を引き出すエンジンでは、AF速度や連写速度など、あらゆる面で高速化を実現しています。
シックなデザインを伝承
デザイン性の面でも高く評価された従来機X-T2ですが、そのシックでおしゃれなデザインは、最新モデルであるX-T3にもしっかり受け継がれています。
さらにこれまで特別塗装色であった「グラファイトシルバー」を更にアレンジし、標準色としてラインナップに登場させました。
これまで通り、高性能で満足できるカメラだけでなく、デザイン性にも優れたカメラとして人気を集めることでしょう。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS 4センサー
- 有効画素数 : 約2,610万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 117点
- ISO感度 : ISO160~12800
- シャッター速度 : 1/32000~15分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約30コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 132.5×92.8×58.8mm
- 本体質量 : 約539g
- 価格帯 : 17万7千円~18万円程度
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FUJIFILM X-S10
ミドルクラスとして新たにラインナップに搭乗した「X-S10」。
2021年現在で、富士フイルムのラインナップの中でも最も新しいモデルとして、最新技術が取り入れられていることはもちろん、操作性の面も大幅に改善されています。
使いやすさが更に意識されたデザイン性
富士フイルムのミラーレス一眼は、他社と比較すると操作性においても特徴的で、最初は戸惑うこともあるほどです。
こちらのX-S10では、ミドルクラスとして優れた性能を保有しながら、例えば他社から富士フイルムへと移られた方でもすぐ馴染むことのできる操作性が魅力的です。
ダイヤル類の使い分けが明確になり、豊富な機能類も迷うことなく使いこなすことができます。
また、新たに好みの撮影設定を記録・登録することができる4つの「カスタムポジション」が搭載されました。
新開発のボディ内防振ユニットを搭載
X-S10では、ボディ内に手ブレを抑制してくれる防振ユニットを搭載しており、夜間撮影などのシャッタースピードが低下しやすい場面で能力を発揮してくれます。
上位モデルで搭載されている防振ユニットと同様の性能を発揮しながら、ボディの小型化に対応すべく、防振ユニット自体もコンパクトになった新開発のユニットです。
最高5軸6段分の効果を発揮し、微妙なブレが生じやすい場面でもしっかりとブレを抑えてくれる性能を誇ります。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS 4センサー
- 有効画素数 : 約2,610万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 13×9/25×17エリア
- ISO感度 : ISO160~12800
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約8コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 126.0×85.1×65.4mm
- 本体質量 : 約465g
- 価格帯 : 11万円~13万円程度
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FUJIFILM X-S20
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS 4センサー
- 有効画素数 : 約2,610万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 13×9/25×17エリア
- ISO感度 : ISO160~12800
- シャッター速度 : 1/32000~30秒、バルブ最長60分
- 連写性能 : 最高約30コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約184万ドット
- 通信機能 : Bluetooth
- 大きさ : 127.7×85.1×65.4mm
- 本体質量 : 約410g
FUJIFILM X-T50
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.7mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS 5 HRセンサー
- 有効画素数 : 約4020万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 13×9/25×17エリア
- ISO感度 : ISO125~12800
- シャッター速度 : 1/180000~30秒、バルブ最長60分
- 連写性能 : 最高約20コマ/秒
- 画面 : 0.39型/約236万ドット
- 通信機能 : Bluetooth
- 大きさ : 123.8×84×48.8mm
- 本体質量 : 約389g
FUJIFILM X-T30(※生産終了)
これまで上位モデルを中心としてきた富士フイルムのミラーレス一眼カメラですが、ここからは少しずつレベルと価格が下がってきます。
X-T30は、中位モデルとして販売されているモデルですが、性能面で十分な能力を発揮してくれます。
上位モデルに迫る最高画質
X-T30では、現在のFUJIFILM XシリーズにおいてフラッグシップとなるX-T3に迫る最高画質を実現している最新の高性能ミラーレス一眼カメラです。
カメラ内部には、最新のイメージセンサー「X-Trans CMOS 4」と画像処理エンジン「X-Processor 4」と発売時点で最高クラスの性能を実現するためのシステムとなっています。
高速で正確なオートフォーカス
最新の画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載していることであらゆる性能に貢献していますが、中でもオートフォーカスの性能は従来モデルであるX-T20よりも大幅に進化しています。
AFエリアは画面全体へと拡大し、画像の四隅などに被写体が存在するなど、これまでオートフォーカスが難しかったシーンでも素早く、正確なピント合わせを実現しています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS 4センサー
- 有効画素数 : 約2,610万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 425点
- ISO感度 : ISO160~12800
- シャッター速度 : 1/32000~30秒、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約30コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 118.4×82.8×46.8mm
- 本体質量 : 約383g
- 価格帯 : 10万円程度
FUJIFILM X-T30の実写レビューはこちら
FUJIFILM X-T30実写レビュー。携帯性そのままに上位モデルの性能を体感できる最新ミラーレス一眼 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
FUJIFILM X-T20(※生産終了)
X-T20は、先ほどご紹介したX-T30の一世代前のモデルとして現在も現行モデルのラインナップに存在します。
従来モデルという扱いにはなるものの、比較的低価格で十分な性能を実現してくれます。
直感で設定できるダイヤル操作
近年販売されている一眼カメラの多くは、ISO感度や露出補正をディスプレイ上で設定するものです。しかし富士フイルムでは、多くのカメラでシャッタースピードと露出補正をダイヤルで調整できるカメラボディを採用しています。
数字が描かれたダイヤルは瞬時の切り替えも可能な直感操作を実現します。デジタルの中にアナログが存在する富士フイルムのミラーレス一眼カメラは、古き良さと最新技術を合わせたバランスの良いカメラです。
優秀なオートモード
カメラのダイヤル部にはオートモード切換レバーが存在し、AUTOに切り替えることで、さまざまな撮影シーンに合わせてカメラが状況を判断し、自動で撮影条件を設定してくれます。
カメラは58パターンのプリセットから設定されますが、これらのプリセットは任意で指定することも可能です。
露出が難しい場面などはオートモードの頼って、撮影後のデータで設定を勉強することも可能な便利機能です。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS IIIセンサー
- 有効画素数 : 約2,430万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 91点
- ISO感度 : ISO200~12800
- シャッター速度 : 1/32000~30秒、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約14コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi
- 大きさ : 118.4×82.8×41.4mm
- 本体質量 : 約333g
- 価格帯 : 7万9千円~8万8千円程度
FUJIFILM X-T200(※生産終了)
2020年2月27日に発売となった「X-T200」。
こちらもX-T4と並んで2年も経たずに新製品の発売となりましたが、それだけ人気のシリーズとして期待されている製品なのです。
下位モデルながら優れたAF性能
X-T200は、レベル的には初心者もしくは一眼カメラに慣れてきたくらいの方が使用するのにおすすめのモデルですが、AF性能に関しては上位モデルに匹敵する能力を保有しています。
瞳AF機能も搭載していることから、細かなピント合わせも得意としており、高速かつ高い精度で失敗のない撮影を叶えます。
富士フイルムが伝統としているフィルムシミュレーションももちろん搭載しており、バランスが良く手軽に使えるモデルとしておすすめです。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.7mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : 銅配線正方画素CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2,424万画素
- ISO感度 : ISO200~12800
- シャッター速度 : 1/32000~30秒、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約8.0コマ/秒
- 画面 : 3.5型/約276万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 121.0×83.7×55.1mm
- 本体質量 : 約370g
- 価格帯 : 6万5千円~9万円程度(レンズキットのみ販売)
FUJIFILM X-T200の実写レビューはこちら
FUJIFILM X-T200実写レビュー。大型モニター搭載、撮りたい瞬間を逃さない「顔・瞳AF」を備えた最新ミラーレス一眼 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
FUJIFILM X-T100(※生産終了)
2018年6月21日に発売された最新ミラーレス一眼カメラ「X-T100」。
富士フイルムのミラーレス一眼カメラの中でも比較的新しいモデルとして、注目を集めています。
レベルとしては上位エントリーモデルの辺りと思われます。性能や価格を見ると現在大ヒット中のキヤノンEOS kissシリーズ初のミラーレス一眼カメラ「EOS Kiss M」を強く意識しているように見えます。
エントリーモデルにもしっかり搭載される富士フイルムらしさ
エントリーモデルということで、これまでご紹介してきたモデルと比較すると独自性というのは少し薄れています。
しかしその中でも富士フイルムらしさをしっかり感じることができる「フィルムシミュレーション」は、X-T100にもしっかり搭載されています。
フィルム製造を長年行ってきた富士フイルムだからこそできる「色表現」は、富士フイルムのカメラを選ぶ大きなメリットとなるでしょう。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.7mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : ベイヤ―CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2,424万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 91点
- ISO感度 : ISO200~12800
- シャッター速度 : 1/32000~30秒、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約6.0コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi
- 大きさ : 121.0×83.0×47.4mm
- 本体質量 : 約399g
- 価格帯 : 7万2千円~7万7千円程度
FUJIFILM X-T100の実写レビューはこちら
FUJIFILM X-T100実写レビュー。初心者向けながらワンランク上の実力を保有したエントリーモデル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
FUJIFILM X-E3(※生産終了)
中級向けながら小型・軽量を実現したミラーレス一眼カメラ「X-E3」。
コンパクト性に優れたこのX-E3は、旅先やちょっとしたお出かけにおすすめです。
また、中級機として撮影に関する性能でもエントリーモデルより高い能力を誇り、画質の良い写真を残すことができます。
タッチパネルで直感操作
これまでも富士フイルムのミラーレス一眼カメラでは、タッチパネルディスプレイを採用しているモデルが存在しましたが、X-E3では、さらに追加機能としてフリック操作により事前に割り当てられた機能を呼び出すことのできる「タッチファンクション」を新搭載。
これまで以上にディスプレイ上を指で操作し、お好みの設定を実現する直感操作を実現しています。
写真をスマホにすぐ転送
X-E3には通信機能としてWi-Fiの他にBluetoothも搭載。専用アプリである「FUJIFILM Camera Remote」をスマートフォンやタブレットにインストールすることでリモート撮影やスマートフォンなどのデバイスへ転送することができます。
また富士フイルムの代表商品である「スマホ de チェキ instax SHARE」に接続して直接チェキとしてプリントすることもできます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : X-Trans CMOS IIIセンサー
- 有効画素数 : 約2,430万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 91点
- ISO感度 : ISO200~12800
- シャッター速度 : 1/32000~15分、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約14コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 121.3×73.9×42.7mm
- 本体質量 : 約287g
- 価格帯 : 8万2千円~9万円程度
FUJIFILM X-E3の実写レビューはこちら
FUJIFILM X-E3実写レビュー。作品を撮るために理想を表現できるミラーレス一眼カメラ – RentioPress
FUJIFILM X-A7(※生産終了)
下でご紹介している従来モデルX-A5の後継モデルとして2019年10月下旬に発売が予定されているX-A7。
より初心者への配慮が施されており、はじめてのミラーレス一眼カメラとして最適なモデルとして期待されています。
基本的な撮影性能も向上
新開発のAPS-Cセンサーを採用し、エントリーモデルながら高画質で、富士フイルムらしい美しい発色を体感することができます。
また、高感度撮影時の画質も向上し、常用ISO感度や拡張感度に関しては数値に変化はないものの、それぞれの高感度撮影において従来モデルよりもノイズが少なく、実用的な撮影を行うことができます。
超大型ディスプレイの採用と楽な直感操作
3.5インチと、この世に存在するミラーレス一眼カメラの中でも非常に大きなディスプレイが採用された背面液晶モニター。
更に快適な撮影をサポートする「タッチメニュー」を採用し、撮影設定に関する明るさ、ボケ味、フィルムシミュレーションの効果などを画面上にてタッチ操作を行う、直感操作性にも優れています。
また、背面液晶モニターでは、シリーズ初となるバリアングル液晶が採用され、これにより従来よりもハイアングルやローアングルでの撮影はもちろん、扱いやすい液晶画面から自分撮りにも最適なカメラです。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.7mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : 銅配線正方画素CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2,424万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : (発表次第追加)
- ISO感度 : ISO200~12800
- シャッター速度 : 1/32000~30秒、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約6.0コマ/秒
- 画面 : 3.5型/約276万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 119×67.7×41.1mm
- 本体質量 : 約320g
- 価格帯 : 8万2千円~(レンズキットのみの販売)
FUJIFILM X-A7の実写レビューはこちら
FUJIFILM X-A7実写レビュー。超大型液晶モニターで誰でも簡単に直感操作で写真撮影 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
FUJIFILM X-A5(※生産終了)
富士フイルムのミラーレス一眼カメラでエントリーモデルとして2018年2月15日(レンズキットが先行販売)に発売されたX-A5。従来機であるX-A3をパワーアップさせた新入門機として人気を集めています。
持ち歩きに最適な小型軽量ボディ、ファッション性の高いデザイン
旅行やちょっとした街歩きに最適な小型軽量ボディは荷物として負担にはなりません。いつでもバッグなどに入れておくことができ、取り出しも簡単なサイズはお手軽撮影にピッタリです。
また、ブラウン・ピンク・シルバーの3色から選ぶことができるカラーバリエーションは、自分好みのデザインを実現するファッション性の高いカメラとしておすすめです。
180°回転して簡単セルフィー「チルト液晶」
「自分撮り」を簡単に実現してくれる180°反転「チルト液晶」は、撮影の大きな助けとなるでしょう。
反転した液晶はセルフィー時のフレーミング確認も簡単。あとはシャッターボタンを押すだけで高画質の美しい、スマートフォンでは実現できない美しい自分撮りを実現します。
片手でも十分安定するコンパクトなボディはここでも実力を発揮します。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5mm×15.7mm (APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 : ベイヤ―CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2,424万画素
- オートフォーカス方式 : インテリジェントハイブリッドAF
- 測距点 : 91点
- ISO感度 : ISO200~12800
- シャッター速度 : 1/32000~30秒、バルブ(最長60分)
- 連写性能 : 最高約6.0コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 116.9×66.7×40.4mm
- 本体質量 : 約311g
- 価格帯 : 3万6千円~5万円程度
FUJIFILM X-A5の実写レビューはこちら
FUJIFILM X-A5を実写レビュー!初心者にやさしい操作性と色表現力に自信あり | RentioPress
同シリーズその他のモデル
2016年11月10日発売。簡単自分撮り撮影を実現したX-A5の前モデル。
X-A5ではX-A3を更にパワーアップさせたモデルであるため、X-A3を今購入するメリットはあまりないと言えるでしょう。おそらく在庫品がなくなり次第、生産終了品として扱われると思われます。
富士フイルムミラーレス一眼カメラ現行モデル製品仕様比較表
モデル名 | GFX100 | GFX 50S(※生産終了) | X-H1(※生産終了) | X-Pro3 | X-Pro2(※生産終了) | X-T3(※生産終了) | X-S10 | X-T30(※生産終了) | X-T20(※生産終了) | X-T100(※生産終了) | X-E3(※生産終了) | X-A5(※生産終了) | X-A3(※生産終了) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格帯 | 119万円~130万円 | 67万円~80万円 | 19万3千円~25万円 | 19万円~22万円 | 15万円~19万円 | 17万7千円~18万円 | 11万円~13万円 | 10万円程度 | 7万9千円~8万8千円 | 7万2千円~7万7千円 | 8万2千円~9万円 | 3万6千円~5万円 | 4万9千~7万円(レンズキットのみ) |
発売時期 | 2019年6月28日 | 2017年2月28日 | 2018年3月1日 | 2019年11月28日 | 2016年3月3日 | 2018年9月20日 | 2020年11月19日 | 2019年3月20日 | 2017年2月23日 | 2018年6月21日 | 2017年9月28日 | 2018年2月22日 | 2016年11月10日 |
撮像画面サイズ | 中判サイズ | APS-Cサイズ | |||||||||||
映像素子型式 | ベイヤ―CMOSセンサー | X-Trans CMOS IIIセンサー | X-Trans CMOS 4センサー | X-Trans CMOS IIIセンサー | X-Trans CMOS 4センサー | X-Trans CMOS 4センサー | X-Trans CMOS 4センサー | X-Trans CMOS IIIセンサー | ベイヤ―CMOSセンサー | X-Trans CMOS IIIセンサー | 正方画素CMOSセンサー | ベイヤ―CMOSセンサー | |
有効画素数 | 約1億200万画素 | 約5140万画素 | 約2430万画素 | 約2610万画素 | 約2430万画素 | 約2610万画素 | 約2610万画素 | 約2610万画素 | 約2430万画素 | 約2424万画素 | 約2430万画素 | 約2424万画素 | 約2420万画素 |
ファインダー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
オートフォーカス方式 | インテリジェントハイブリッドAF | TTLコントラストAF | インテリジェントハイブリッドAF | ||||||||||
測距点 | 117 | 91 | 117 | 91 | 117 | 117 | 117 | 91 | 77 | ||||
常用ISO感度 | ISO100~12800 | ISO160~12800 | ISO200~12800 | ISO160~12800 | ISO160~12800 | ISO160~12800 | ISO200~12800 | ISO200~6400 | |||||
シャッター速度 | 1/16000~60分 | 1/4000~60秒 | 1/32000~15分 | 1/32000~30秒 | 1/32000~15分 | 1/32000~30秒 | |||||||
連続撮影速度 | 最高約5.0コマ/秒 | 最高約3.0コマ/秒 | 最高約14コマ/秒 | 最高約11コマ/秒 | 最高約8.0コマ/秒 | 最高約30コマ/秒 | 最高約8コマ/秒 | 最高約30コマ/秒 | 最高約14コマ/秒 | 最高約6.0コマ/秒 | 最高約14コマ/秒 | 最高約6.0コマ/秒 | |
画面 | 3.2型タッチパネル式3方向チルトTFTカラー液晶モニター | 3.2型タッチパネル式3方向チルトTFTカラー液晶モニター | 3.0型3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター | 3.0型180度チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター | 3.0型TFTカラー液晶モニター | 3.0型3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター | 3.0型バリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター | 3.0型3方向チルト式TFTカラー液晶モニター | 3.0型タッチパネル式TFTカラー液晶モニター | 3.0型3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター | 3.0型タッチパネル式TFTカラー液晶モニター | 3.0型タッチパネル付きチルト式TFTカラー液晶モニター | |
Wi-Fi搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
NFC搭載 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × |
Bluetooth搭載 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | × |
大きさ | 約156.2×163.6×102.9mm | 約147.5×94.2×91.4mm | 約139.8×97.3×85.5mm | 約140.5×82.8×46.1mm | 約140.5×82.8×45.9mm | 約132.5×92.8×58.8mm | 約126.0×85.1×65.4mm | 約118.4×82.8×46.8mm | 約118.4×82.8×41.4mm | 約121.0×83.0×47.4mm | 約121.3×73.9×42.7mm | 約116.9×66.7×40.4mm | 約116.9×66.9×40.4mm |
質量 | 約1,155g | 約740g | 約623g | 約497g | 約445g | 約539g | 約465g | 約383g | 約333g | 約399g | 約287g | 約311g | 約290g |
富士フイルムのミラーレス一眼カメラで撮影した作例
富士フイルムでは、色の表現力に定評があるとご紹介しましたが、実際に作例を見て頂けるとその美しさが良く分かると思います。
ここからは少しだけこれまで各モデルのレビュー記事でご紹介してきた作例をご覧ください。
富士フイルムミラーレス一眼カメラまとめ
色表現へのこだわりはトップクラス
各メーカー、色の表現というのはこだわる部分ですが、富士フイルムはフィルム製造時代から色表現へこだわり続けているため、この分野のこだわりに関しては他メーカーを圧倒する能力があります。
フィルムらしい色合いと質感を表現する富士フイルムのミラーレス一眼カメラは、フィルム独特の雰囲気や空気感が好きな方にとてもおすすめできるカメラです。
全モデルでレトロなデザインを採用
各メーカー、レトロ路線を狙ったモデルを出すパターンも目立ちますが、富士フイルムのミラーレス一眼カメラは、すべてのモデルにおいてレトロ感を感じるデザインを採用しています。
しかしレトロ感というのは決して“古臭い”というイメージではなく、“オシャレ”という認識が広がっています。
これらのカメラはフィルムカメラ時代から写真を趣味にされていた方はもちろん、おしゃれなファッションの一部として若い世代にも人気を集めています。
シェアランキングで上位を狙う
残念ながら富士フイルムのミラーレス一眼カメラは、シェアでまだ上位に入れていない状況です。
しかし新製品を続々と登場させる姿勢はシェア獲得を狙った意気込みを感じます。実際にX-T100では、現在デジタルカメラシェアNo.1であるキヤノンの最新ミラーレス一眼カメラ「EOS Kiss M」のライバルを強く意識したモデルになっており、勝負を仕掛けてきた印象があります。
富士フイルムのミラーレス一眼カメラをレンタル
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、富士フイルムのミラーレス一眼のレンタルを最短3泊4日から行っています。
最新モデルはもちろん、同社が展開するレンズラインナップから幅広く取り揃えており、お気に入りの組み合わせを購入するよりもお得に使用することができます。
是非Rentioで富士フイルムのミラーレス一眼カメラを使ってみてください。