Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM実写レビュー。はじめての超広角におすすめできるお手軽レンズ
更新日2024/07/17
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広範囲が1枚に写し出された写真を見かけることもあると思います。
広角レンズで撮影された写真は、芸術性を生み出すことで最適とされ、一風変わった作品へと変化を加えてくれる1つのアイテムです。
そして初心者カメラのキットレンズなどに付属された標準レンズでは撮影できない画角となります。
今回ご紹介するCanon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、超広角の入門として人気を集めるレンズです。
もくじ
お手軽超広角ズームレンズ
これから詳しくご紹介していくCanon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、超広角レンズの中でも安価で購入することができる、お手軽レンズです。
というのも通常超広角レンズというのは、一般的に高価なレンズが多く、カメラ初心者にはとても手の届かない高級なモデルが多い印象です。
Canon EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、純正レンズながら初心者でも気軽に超広角の世界を味わうことができる唯一の存在として重宝されています。
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35mm換算16mmから26mmをカバー
レンズ自体には焦点距離10mmから18mmの幅が記されていますが、こちらのCanon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、EF-SマウントとしてAPS-Cセンサーを搭載したカメラ専用のレンズとなります。
APS-C専用レンズとしてAPS-C専用
そのため実際に写し出される画角は焦点距離×1.6となり、この数値は35mm換算という表記で統一され、一眼カメラにおける焦点距離の基準となります。
Canon EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMの場合、35mm換算で16mmから26mmをカバーする広角レンズとなります。
写せる角度は最大約97°
正直なところ焦点距離の数値だけ見ても一体どのくらい広範囲を写すことができるのか想像できないと思います。
どのくらい広く写すことができるかの数値として角度は良い参考材料になりますが、Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMでは水平基準で最大約97°の画角を1度に写すことが可能です。
キットレンズであるEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS IIでは水平基準で最大約64°であることから、写すことのできる画角に大きな違いがあることが分かります。
風景の撮影に最適なレンズ
広く写すことができるため、風景写真の撮影に最適なレンズといえるでしょう。
基本的に風景は、広角レンズを使ってより壮大に魅せるために使用されますが、Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、まさに表現するのに最適なレンズといえるでしょう。
こちらは標準レンズと広角レンズの画角を比較写真ですが、広角レンズの方が写真として魅力あるものに仕上がっていると思いませんか?
いつも目で見ている画角よりも広い範囲を幻想的に写してくれるため、見慣れない光景ということで注目を集めるポイントにもなります。
小型・軽量で持ち運びにも最適
Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、初心者におすすめできるレンズとして小型・軽量化も実現しています。
手のひらに収まるサイズ感は、収納時も困ることがない携帯性を実現しています。
レンズとしての重さも約240gと、非常に軽量化を実現し、必ず持ち歩きたくなるような、描写性能以外にも大きなメリットとなっています。
超広角の入門に最適
今回ご紹介したCanon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、まさに超広角レンズの入門として最適といえるでしょう。
いつもと違った写真が撮影したい場合や、構図のバリエーションを増やしたいときなど、カメラにより写真撮影は時間が経過するとともに撮影したいアイデアが出てくるものです。
そんなときにCanon EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、違いを生み出すレンズとして大きな力を発揮することでしょう。
はじめはキットレンズで撮影されていた方にも、ステップアップの1本としておすすめのレンズです。
被写体に近づいた撮影も
見える景色を広範囲に写すことに目が行きがちですが、被写体に近づいた撮影もCanon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMでは可能としています。
Canon EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMでは、最短撮影距離を0.22mとしており、わずか20cm程度離れるだけで撮影することができ、背景ではボケ味を表現することができます。
EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMで写す冬の終わり
製品仕様表
モデル名 | Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM |
---|---|
焦点距離 | 10-18mm |
開放絞り値 | F4.5-5.6 |
レンズ構成 | 11群14枚 |
最短撮影距離 | 22cm |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
最大径 | φ74.6mm |
長さ | 72mm |
質量 | 約240g |
絞り羽根 | 7枚 |
最初絞り | F22~29 |
手ぶれ補正効果 | 〇(4.0段分) |
あなたの作品が変化する
いつも使っているレンズでの写真撮影に飽きてしまったときや、思うように写真撮影がうまくいかないとき、使用するレンズを変えることで違った何かが見えてくることは多々あります。
今回ご紹介してきたCanon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、まさに変化を加えてくれるレンズとしてカメラ初心者がステップアップしていく上で非常におすすめのレンズとなります。
世の中には様々なレンズが存在しますが、先ほどもご紹介した通り、超広角レンズというのは少数派で高価なものが多いです。
そんな中でもCanon EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、初心者でも気軽に購入できるほどの価格設定と、携帯性に優れたサイズ感が採用された唯一無二の存在なのです。
気になったらまずはレンタル
カメラレンズというのは実際に撮影してみないとわからない部分が多々あります。
買ってから後悔しないように、まずはレンタルサービスでお試しすることもおすすめです。
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、今回ご紹介してきたCanon EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMをはじめ、人気レンズやカメラを豊富なラインナップから選んでレンタルすることが可能です。
ぜひこの機会にRentioで購入前のレンズのお試しとしてレンタルされてみてください。
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