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数あるミラーレス一眼の中でも、SONY(ソニー)の存在感は抜群です。
カメラボディでも多くの製品が展開されていますが、それに伴ったEマウント用のレンズも数多く展開されています。
今回は、ソニーのEマウントにおいて、乗り物撮影やスポーツ撮影、動物撮影などで活躍することの多い「望遠レンズ」に特化して、おすすめのモデルをご紹介していきます。
もくじ
ミラーレス一眼のマウントの中でも歴史のあるEマウント
近年、様々なカメラメーカーがミラーレス一眼を主力製品として展開するようになりました。
この流れのきっかけを作ったのは間違いなくソニーの存在であり、Eマウントにおける成功が他のカメラメーカーへと大きな刺激を与えました。
まさにミラーレス一眼ブームの火付け役であることから、他のカメラメーカーよりもマウント対応のレンズが多いことも特徴的です。
展開されているレンズの数が多いことから、様々な選択肢からレンズを選べるため、より自分に合ったレンズを見つけやすいと言えるでしょう。
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ユーザーに期待に応える進化を続ける望遠レンズ
数あるレンズジャンルの中でも望遠レンズは、レンズによって大きく性能差が出て、時代毎の技術の進歩も感じやすいジャンルです。
そして乗り物や動物、スポーツなどユーザーの多い撮影ジャンルで人気のあるレンズだけに、メーカーも積極的に開発を進めているジャンルです。
SONY Eマウントにおいては、価格や性能に合わせて開発された豊富な選択肢を誇る純正レンズの他、シグマやタムロンといったサードパーティーレンズメーカーも参入していることから、望遠レンズにおいても他のミラーレス一眼マウントよりも選択肢が多いことが特徴的です。
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SONY Eマウントでおすすめの望遠レンズ8選
ここからはSONY Eマウントでおすすめの望遠レンズを厳選してご紹介していきます。
実際にRentio PRESSでレビュー記事を展開してきたレンズに関しては、リンクも繋げているので是非ご覧ください。
1. FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ソニー純正レンズにおいて超望遠レンズの定番となるのが、こちらのFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSです。
各社で採用されることの多い100mmから400mmまでの焦点距離域を有しており、スポーツ撮影や乗り物撮影、動物撮影を中心にして活躍する1本です。
ソニーのレンズブランドとして展開される中でも最上位の「G Master」に属するレンズでもあり、品質においてもこだわり抜かれたハイクオリティな1本となっています。
私自身も、Eマウントの望遠レンズで自由に使えるとすれば、進んで選びたいレンズの1つです。
- レンズ構成:16群22枚
- 最小絞り:F32-40
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.98m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:93.9mm×205mm
- 重さ:約1395g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約280,000円~320,000円
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの実写レビューはこちら
2. FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
望遠レンズにおいても定番の焦点距離域と開放絞り値を組み合わせたレンズの種類は多く、中でも「70-200mm F2.8」は、「大三元レンズ」の1つとしても親しまれるほど、歴史があり、各メーカーが必ずといっていいほど開発するレンズです。
ソニーでもこの70-200mm F2.8の開発を当然ながら行っており、Eマウントの70-200mm F2.8としては早くも2代目が登場しています。
こちらのFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIが、2023年8月現在においてソニーの純正70-200mm F2.8レンズの最新モデルとなっており、最上位G Masterにも属するレンズとなっています。
G Masterレンズとして抜群の解像力を発揮することはもちろん、開放F2.8が魅せるボケ味も魅力的な1本で、スナップ撮影やポートレート撮影にもおすすめできるレンズです。
- レンズ構成:14群17枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.4m(W)-0.82m(T)
- 絞り羽根枚数:11枚
- 最大径×全長:88mm×200mm
- 重さ:約1045g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約315,000円~363,000円
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの実写レビューはこちら
SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II (SEL70200GM)実写レビュー。2代目となった王道大三元レンズの実力を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
3. FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
70-200mmの中でも大三元レンズとなるF2.8通しレンズと、小三元レンズとなるF4通しレンズが存在します。
こちらのFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIがまさにEマウントにおける望遠の小三元レンズに該当し、F2.8通しモデル同様に2代目が既に誕生している形となります。
従来モデルから小型・軽量化を実現しており、全長は26mmほど短縮され、重量も約46g軽くなるなど、携帯性の面でも大きな改善が見られます。
また、近接撮影能力にも優れていることからマクロ撮影も行うことができるレンズでもあります。
レンズブランドとしては最上位G Masterには属さず、1ランク下のGシリーズのレンズとなりますが、それでも優れた解像力やボケ味が持ち味の70-200mmレンズの中でも携帯性を優先したい方におすすめのレンズです。
- レンズ構成:13群19枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:72mm
- 最短撮影距離:0.26m(W)-0.42m(T)
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:82.2mm×149.0mm
- 重さ:約794g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約206,000円~249,700円
4. FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
冒頭で超望遠の定番としてご紹介したFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSとは別に、更に超望遠に特化したレンズとしてFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSが存在します。
広角端200mmから望遠側600mmまでカバーする非常に幅広い焦点距離域を特徴としており、ソニーが展開する望遠ズームレンズの中でも望遠域に長けたレンズとなっています。
そしてFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSは、最上位G Masterではなく、ワンランク下のGシリーズのレンズであることから、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSよりも低価格で購入することができることも魅力的です。
超望遠レンズであることから必然的に大きく、重いレンズになりますが、手持ち撮影でも対応できるレベルのサイズ感で、3つのモードの手ブレ補正機能を搭載していることから、600mmの超望遠域においても手ブレも抑えた撮影を実現します。
- レンズ構成:17群24枚
- 最小絞り:F32-36
- フィルターサイズ:95mm
- 最短撮影距離:2.4m
- 絞り羽根枚数:11枚
- 最大径×全長:111.5mm×318mm
- 重さ:約2115g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約248,000円~291,500円
5. FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
これまでご紹介してきた望遠レンズは、超望遠または大三元、小三元レンズという本格派のモデルでしたが、より気軽に使える望遠レンズとしてFE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSをご紹介していきます。
レンズ自体は2016年発売と、数あるEマウントのレンズの中でもだいぶ古い1本となりますが、70mmから300mmという程良い焦点距離域をカバーしていることが特徴的です。
70-200mmよりも望遠側で有利になり、100-400mmなどの超望遠レンズよりも小型軽量なサイズ感がおすすめポイントで、望遠レンズの中でもバランスの取れた1本と言えます。
先述の通り、発売からだいぶ時間が経った製品ですが、今なお人気を集めているほど、基本性能がしっかりしているベストセラー商品であるという信頼感もFE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSにおけるおすすめポイントです。
- レンズ構成:13群16枚
- 最小絞り:F22-29
- フィルターサイズ:72mm
- 最短撮影距離:0.9m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:84mm×143.5mm
- 重さ:約854g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約158,000円~189,200円
6. TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD
SONY Eマウントのメリットとして、他のマウントよりもサードパーティーレンズメーカーによる製品が数多く存在していることです。
特に望遠レンズのジャンルにおいては、他のマウントにおいてサードパーティーレンズの選択肢が現状乏しく、SONY Eマウントが圧倒的に有利な状況となっています。
こちらのTAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDを開発するタムロンでも、Eマウント用の望遠レンズだけで複数のラインナップが存在します。
TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDは、広角側50mmから望遠側400mmまで1本でカバーする万能レンズで、幅広い焦点距離域ながらズーム全域で安定感のある優れた解像力を感じることができます。
400mmまで有するレンズは他にも存在しますが、広角側の余裕は実際に使ってみると想像以上に便利で、携帯性を考えた際にもおすすめの1本となります。
- レンズ構成:18群24枚
- 最小絞り:F22-32
- フィルターサイズ:φ67mm
- 最短撮影距離:0.25m(W)-1.5m(T)
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ88.5mm×183.4mm
- 重さ:約1155g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約129,000円~165,000円
TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDの実写レビューはこちら
7. TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD
タムロンが開発する望遠レンズの中でも、ポートレート撮影に特におすすめなのがTAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDです。
ポートレート撮影に最適な35mmから望遠側150mmまでをカバーし、開放絞りは広角側でF2、望遠側でF2.8と非常に明るいレンズであることが特徴的で、ボケ味を活かした撮影を得意とします。
ピントが合った部分は、解像感溢れる繊細な描写を叶え、ボケの部分は柔らかく被写体を包み込む様な表現力を感じられます。
また、優れたコーティングが施されていることから、ポートレートの撮影シーンの一つである逆光撮影においても、フレア・ゴーストが抑えられることも大きなメリットです。
- レンズ構成:15群21枚
- 最小絞り:F16-22
- フィルターサイズ:φ82mm
- 最短撮影距離:0.33m(W)-0.85m(T)
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ89.2mm×158mm
- 重さ:約1165g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約170,000円~183,500円
TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの実写レビューはこちら
TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD実写レビュー。ポートレートを愛する全てのフォトグラファーに捧げる究極の1本 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
8. SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS
タムロンと同じくサードパーティーレンズメーカーとして人気を集めるシグマもSONY Eマウントにおける望遠レンズを展開しています。
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OSは、元々一眼レフ用として発売されていたことから、幅広い焦点距離域と圧巻の解像力から人気のある1本でしたが、ミラーレス一眼用として再設計され、更に性能を向上させたモデルとして誕生しました。
広角側60mmから望遠側600mmまでの10倍ズームは、あらゆる被写体に対応する幅の広さで、これだけ高倍率でありながらズーム全域で想像以上の解像力を叶えています。
それだけにレンズ自体は大型で重くなっていますが、それでもこれだけの利便性と画質を両立させるモデルは他に存在しないため、機動力よりも性能を重視される方にとっては最適な1本になるでしょう。
- レンズ構成:19群27枚
- 最小絞り:F22-32
- フィルターサイズ:φ105mm
- 最短撮影距離:45-260cm
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ119.4mm×281.2mm
- 重さ:約2485g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約260,000円~300,000円
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OSの実写レビューはこちら
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS Sports実写レビュー。驚愕の性能を有する超望遠レンズがミラーレス用として誕生 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
幅広い選択肢から選べるSONY Eマウントの望遠レンズ
今回ご紹介してきたSONY Eマウントの望遠レンズですが、正直なところ絞るのが難しいと感じるほど、様々なレンズが存在するジャンルです。
その中でもやはり王道の純正G Masterレンズの存在感や品質は突出しているところがありますが、そこまでの性能を必要としない、もしくは低価格に抑えたいといったユーザーの希望も応えるようなラインナップも展開されています。
そして、他のレンズマウントではまだ数が少ないサードパーティーレンズメーカーによる製品も充実してきており、より自分が理想とするレンズが見つけやすいマウントとも言えるでしょう。
SONY Eマウントの望遠レンズをレンタル
今回ご紹介してきたSONY Eマウントの望遠レンズは、決して安いものではありません。
どのレンズを選ぶかというのは、長く愛用していく上で重要な選択となりますが、そんなときはカメラのレンタルサービスを利用して購入前にお試ししてみるのもおすすめです。
また、レンタルサービスは購入前の検討だけでなく、例えば単焦点レンズをこのイベントで使ってみたいという短期利用シーンでも活用することができます。
Rentioでは、豊富なラインナップから自由に選んで最短3泊4日から気になるカメラやレンズを気軽にレンタルすることができます。
是非この機会にレンズ選びの参考や一時的な利用でRentioを活用してみてはいかがでしょうか。
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