初心者でもすぐ分かる「レンズマウント」の選び方。カメラボディとレンズの組み合わせの基本を徹底解説

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2020/06/07

初心者でもすぐ分かる「レンズマウント」の選び方。カメラボディとレンズの組み合わせの基本を徹底解説

更新日

一眼カメラを使用して撮影を行う上で、レンズとの組み合わせは最低限考える必要のあるところです。

カメラレンズは何でも組み合わせることができる訳ではなく、規格にあったレンズマウントを選ぶ必要があります。

しかし、カメラメーカーにおいてレンズマウントが複数存在するところもあり、正しいレンズの組み合わせというのは分かりにくいところもあります。

今回は、一眼カメラにおけるレンズマウントの種類や、正しいレンズの組み合わせについて解説していきます。

カメラボディに合ったレンズを組み合わせる

カメラ レンズマウント

冒頭でもご紹介した通り、一眼カメラで撮影する際にはレンズと組み合わせて使用しますが、カメラボディに対応したレンズを選ぶ必要があります。

カメラボディ側でマウントの規格が決められており、「Canon EFマウント」や「Nikon Fマウント」などの名称が付けられています。

事前にお持ちのカメラにおいて採用されているレンズマウントを確認し、使うことのできるレンズを探すようにしましょう。

[入門保存版]一眼レフ・ミラーレス一眼の基本!選び方、撮影設定、使える豆知識をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

代表的なカメラメーカー

最初に一眼カメラにおいける代表的なカメラメーカーをご紹介していきます。

日本で展開されている一眼カラメーカーは主に7社で、1つのメーカーの中でも一眼レフシリーズや、ミラーレス一眼シリーズなど、複数のラインナップが展開されていることが大半です。

  • Canon
  • Nikon
  • SONY
  • FUJIFILM
  • Panasonic
  • OLYMPUS
  • PENTAX

なお、それぞれのカメラにおけるラインナップの特徴や、メーカーによる違いを知りたい方は下記の記事をぜひご覧ください。

一眼カメラメーカー7社を徹底比較!初心者が知りたい各メーカーの特徴や違いを分かりやすく解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

レンズマウント解説

ここからは、実際に各カメラメーカーが展開しているレンズマウントをご紹介していきます。

対応しているモデルの一例も掲載しているので、ご自身のカメラがどのマウントに対応しているのか確認されてみてください。

Canon EFマウント

[2020最新]Canon(キヤノン)おすすめ一眼レフ10選。王道EOSシリーズから人気モデルをご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

主にキヤノンの一眼レフに採用されているマウントタイプです。

フィルム時代から共通したマウント規格であるため、デジタルカメラであってもフィルム時代に開発されたレンズをそのまま使用することもでき、対応レンズの幅は非常に広いと言えるでしょう。

キヤノンのレンズラインナップにはEF-Sレンズというのも存在しますが、こちらはAPS-C専用のレンズの区分であってEFマウントを採用したAPS-Cセンサー搭載モデルには使用することができます。(フルサイズセンサーモデルには非対応)

Canon EFマウントの例(カメラボディ)

Canon EFマウントの例(レンズ)

Canon EF-Mマウント

[2020最新]CANON(キヤノン)ミラーレス一眼全9モデルを徹底比較。おすすめEOS M、EOS Rシリーズの魅力を紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

主にキヤノンのミラーレス一眼で採用されているマウントタイプです。

キヤノンのミラーレス一眼には、後ほどご紹介するRFマウントも存在しますが、こちらのEF-Mマウントの方が古くから存在し、APS-Cセンサーを搭載したモデルで採用されています。

一眼レフであるEFマウントと比較するとレンズのラインナップは少なく、本格的にレンズ選びを行いたい方からすると物足りなさを感じることもあるでしょう。

EF-Mマウントを採用したカメラ自体は、どれも小型・軽量性が意識されているため、気軽に撮影を行いたい方にはおすすめできるマウントシリーズです。

Canon EF-Mマウントの例(カメラボディ)

Canon EF-Mマウントの例(レンズ)

Canon RFマウント

Canon EOS Rシリーズ徹底解説。現行3モデルの性能や特徴、価格を比較してご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

こちらもキヤノンのミラーレス一眼用のレンズマウントですが、2018年10月より実用化されたEOS Rシリーズ用のレンズマウントです。

キヤノンとしては全く新しい規格を採用し、それに伴って新たなレンズ開発も積極的に進められています。

時代の流れは既にミラーレス一眼へと移行しつつありますが、RFマウントは、キヤノンの次期エースとして注目の存在です。

Canon RFマウントの例(カメラボディ)

Canon RFマウントの例(レンズ)

Nikon Fマウント

[2020最新]Nikon(ニコン)おすすめ一眼レフカメラ7選。人気モデルの特長や価格を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ニコンの一眼レフで採用されているFマウント。

キヤノンのEFマウント同様に長い歴史を保有し、伝統あるレンズマウントとして、対応しているレンズの種類も非常に豊富です。

ニコンでもミラーレス一眼カメラの開発を開始したものの、依然として一眼レフタイプのカメラ開発にも力を入れているため、まだまだ使用する機会が多くなりそうなマウントです。

Nikon Fマウントの例(カメラボディ)

Nikon Fマウントの例(レンズ)

Nikon Zマウント

Nikon Zシリーズ徹底解説。現行3モデルの特徴や性能、価格を比較しておすすめポイントをご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

世間のミラーレス一眼ブームに合わせるようにして開発されたNikon Zマウント。

キヤノンのRFマウントと同じように、全く新しい新規格での開発が行われ、今後レンズラインナップの拡充が期待されているマウントです。

キヤノンのEOS Rシリーズとは異なり、既にAPS-Cセンサーを搭載したモデルも誕生しており、この辺りメーカーの戦略が異なるところと言えるでしょう。

Nikon Zマウントの例(カメラボディ)

Nikon Zマウントの例(レンズ)

SONY Eマウント

[2020最新] SONY(ソニー)ミラーレス一眼カメラ徹底解説。全17機種の比較や特徴、おすすめモデルを紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ソニーでは他のカメラメーカーと比較して、早い段階からミラーレス一眼を中心とした開発を行ってきました。

Eマウントは、ソニーが展開するミラーレス一眼カメラで採用されているレンズマウントで、他社のミラーレス一眼カメラ用レンズと比較しても豊富なラインナップを誇ります。

ソニーのEマウントを採用したカメラにもフルサイズとAPS-Cでセンサーサイズが分かれますが、規格は同じで、APS-C専用レンズが稀に存在する程度です。

SONY Eマウントの例(カメラボディ)

SONY Eマウントの例(レンズ)

SONY Aマウント

商品一覧 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

ソニーが展開する一眼カメラのラインナップの中に、2モデルだけ一眼レフタイプが存在します。

α77 IIα99 IIの2モデルのみでAマウントが採用されており、Eマウントが主流となったソニーにおいて希少な存在です。

ソニー自身もEマウントにおけるカメラやレンズの開発を積極的に進めているため、Aマウントにおける未来はあまり明るいとは言えないため、これから購入を検討されている方は要注意です。

SONY Aマウントの例(カメラボディ)

SONY Aマウントの例(レンズ)

FUJIFILM Xマウント

FUJIFILM(富士フイルム)ミラーレス一眼全15機種を徹底解説。全モデルを比較しておすすめモデルをご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

富士フイルムでは、展開するカメラ全てでミラーレス一眼タイプが採用されており、大半のモデルがこちらのXマウント規格となっています。

富士フイルムでは、他のメーカーと異なったコンセプトのもとで開発されたモデルが多く存在しますが、レンズに関しても芸術性に優れたレンズラインナップが充実しており、Xマウントのレンズは人気を集めています。

FUJIFILM Xマウントの例(カメラボディ)

FUJIFILM Xマウントの例(レンズ)

FUJIFILM Gマウント

GFXシステム | 富士フイルム [日本]

富士フイルムのラインナップの中でも大型の中判サイズのセンサーを保有したモデルも存在します。

FUJIFUILM GFXシリーズの名で展開されており、こちらのGマウントがレンズマウント規格として採用されています。

今や中版サイズのカメラを開発するのは、富士フイルムとペンタックスに限られていると言えるため、非常に貴重な存在です。

FUJIFILM Gマウントの例(カメラボディ)

FUJIFILM Gマウントの例(レンズ)

PENTAX Kマウント

リコー(RICOH)でおすすめのカメラ8機種!一眼から360度カメラまで独自性豊かなラインナップを展開 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ペンタックスでは、今なお一眼レフタイプのカメラにこだわった開発を行っており、Kマウントと呼ばれるレンズマウント規格が採用されています。

現行モデルでは、のちにご紹介するPENTAX 645Z以外の全てのモデルでKマウントが採用されており、歴史のあるレンズラインナップも魅力的です。

かつてQマウントと呼ばれるミラーレス一眼用のマウント規格も存在しましたが、こちらはカメラボディの生産終了に伴って現在は開発が進められていない状況です。

PENTAX Kマウントの例(カメラボディ)

PENTAX Kマウントの例(レンズ)

PENTAX 645マウント

PENTAX 645Zを実写レビュー 。デジタルカメラ史上最高画質の実力に迫る – Rentio PRESS[レンティオプレス]

FUJIFILM Gマウント同様に、PENTAXでも中判サイズのセンサーを搭載したシリーズとして645シリーズが存在します。

PENTAX 645マウントは、現行モデルではPENTAX 645Zのみに対応しており、展開されているレンズラインナップも少なく、極めて限定的なレンズマウントと言えるでしょう。

PENTAX 645マウントの例(カメラボディ)

PENTAX 645マウントの例(レンズ)

LUMIX Lマウント

Sシリーズ フルサイズ一眼カメラ | 商品一覧 | デジタルカメラ LUMIX(ルミックス) | Panasonic

パナソニックが展開するデジタルカメラシリーズ「LUMIX」でも、ミラーレス一眼シリーズの開発を進めており、LUMIX Sシリーズも各社が競って開発するフルサイズミラーレス一眼を中心としたシリーズとして、新しいレンズマウント規格を採用しました。

Canon RFマウントやNikon Zマウントと同様に、まだ歴史の浅いマウントであるため、対応のカメラやレンズは少ないですが、今後ラインナップの拡充が期待されるマウントです。

LUMIX Lマウントの例(カメラボディ)

LUMIX Lマウントの例(レンズ)

マイクロフォーサーズマウント

Panasonic(パナソニック)のミラーレス一眼カメラ徹底解説!特徴やおすすめモデルを紹介[2020年版] – Rentio PRESS[レンティオプレス]

OLUMPUS(オリンパス)ミラーレス一眼全7種を徹底比較。性能や特長からおすすめモデルをご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

これまでご紹介してきたレンズマウントには基本的にカメラメーカーの名前も含まれていましたが、こちらのマイクロフォーサーズマウントは少し特異な存在と言えるでしょう。

主にPanasonic LUMIXにおけるSマウント以外のミラーレス一眼カメラや、オリンパスのミラーレス一眼カメラで採用されているマウント規格です。

そのため、LUMIXとオリンパスの両社のミラーレス一眼で使用することができるマウントであるため、1つのレンズで2つのメーカーのカメラを使用することができる珍しいマウントになっています。

マイクロフォーサーズマウントの例(カメラボディ)

マイクロフォーサーズマウントの例(レンズ)

レンズマウント早見表

マウント名 カメラタイプ センサーサイズ マウント径
Canon EF 一眼レフ フルサイズ
APS-C
54mm
Canon EF-M ミラーレス APS-C 47mm
Canon RF ミラーレス フルサイズ 54mm
Nikon F 一眼レフ フルサイズ
APS-C
47mm
Nikon Z ミラーレス フルサイズ
APS-C
55mm
SONY E ミラーレス フルサイズ
APS-C
46mm
SONY A 一眼レフ フルサイズ
APS-C
50mm
FUJIFILM X ミラーレス APS-C 43.5mm
FUJIFILM G ミラーレス 中判 65mm
PENTAX K 一眼レフ フルサイズ
APS-C
45mm
PENTAX 645 一眼レフ 中判 72mm
LUMIX L ミラーレス フルサイズ 51.6mm
マイクロフォーサーズ ミラーレス マイクロフォーサーズ 40mm

間違いのないレンズ選びを

レンズマウント 解説

一眼カメラにおいてレンズを購入するとき、レンズマウントの確認は必ず行うようにしましょう。

これまでご紹介してきた通り、同じカメラメーカーにおいても、複数のレンズマウントが存在するケースが多いため、メーカーだけで判断してしまうと間違える可能性があります。

センサーサイズや一眼レフ、ミラーレス一眼などの種類によっても変わってくるため、ややこしいところではありますが、上でご紹介した早見表なども参考にしていただき、正しいレンズ選びに役立つことができれば幸いです。

気になるレンズはレンタルでお試し

レンズを選ぶ上で、気になるレンズが出てくると思います。

いくつか気になるレンズがある中で、全てを購入することはなかなか難しい問題です。

そんな時に全てのレンズをお得に試すことができるのがカメラのレンタルサービスです。

Rentioでは、一眼カメラにおける王道からマイナーなレンズまで、豊富なラインナップから自由に選んでレンタルすることができるサービスです。

ぜひこの機会にRentioで、気になるカメラレンズをレンタルして、後悔しないレンズ選びに役立ててください。

[レンタル] 一眼カメラ 一覧 – Rentio[レンティオ]

よく読まれている記事一眼カメラカテゴリのランキング

ピックアップ記事