[2024最新] SONY(ソニー)のミラーレス一眼カメラを完全解説。全16機種の比較や特徴、おすすめモデルを紹介
更新日2024/10/22
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SONY(ソニー)というとウォークマンやXperia、液晶テレビなどが浮かぶ方が多いかと思います。
しかし、ソニーは2024年現在で最も多くのミラーレス一眼カメラを発売しているメーカーとして人気を集めているのはご存知でしょうか。
他社との違いはシリーズ内で新製品が出ても、旧製品も継続して現行モデル扱いとなっています。
メリットは性能から選びやすくなり、旧製品でも新品で最新モデルよりも安く購入できることがあげられます。
一体どのような製品があるのか、特長や性能をご紹介していきます。
もくじ
SONY(ソニー)のミラーレス一眼
ソニーでは2024年現在で16製品のミラーレス一眼カメラを販売しています。
その内の約2/3のモデルがフルサイズセンサー搭載と、フルサイズミラーレス一眼の開発に力を入れていることが分かります。
APS-Cサイズのセンサーを搭載した製品もありますが、他社は一般的なデジタル一眼レフカメラ形式でフルサイズ一眼レフカメラを開発する中、ソニーはミラーレス形式で勝負している一風変わったスタイルです。
現在発売されている現行モデルをフルサイズとAPS-Cに分けてご紹介します。
フルサイズセンサー搭載機
- α1 – 2021年3月19日発売
- α9 II – 2019年11月1日発売
- α9 – 2017年5月26日発売 (※生産終了)
- α7 IV – 2021年12月17日発売
- α7 III – 2018年3月23日発売
- α7R V – 2022年11月25日発売
- α7R IV – 2019年9月6日発売(※生産終了)
- α7R III – 2017年11月25日発売(※生産終了)
- α7S III – 2020年10月9日発売
- α7S II – 2015年10月16日発売 (※生産終了)
- α7R II – 2015年8月7日発売 (※生産終了)
- α7 II – 2014年12月5日発売 (※生産終了)
- α7S – 2014年6月20日発売 (※生産終了)
- α7 – 2013年11月15日発売 (※生産終了)
- α7C II – 2023年10月13日発売
- α7CR – 2023年10月13日発売
- α7C – 2020年10月23日発売
APS-Cセンサー搭載機
- α6700 – 2023年7月28日発売
- α6600 – 2019年11月1日発売(※生産終了)
- α6400 – 2019年2月22日発売
- α6100 – 2019年10月25日発売(※生産終了)
- α6000 – 2014年3月14日発売 (※生産終了)
- VLOGCAM ZV-E10/E10L – 2021年9月17日発売
SONY(ソニー)の特長
世界初にこだわる挑戦力
キヤノンやニコンなどの二大メーカーばかり注目されがちですが、ソニーはこれまで様々な世界初の機能を搭載したカメラを開発してきました。
実際フルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラは、ソニーが世界ではじめて製品化に成功しました。
ミラーレス市場は登場当初こそ苦戦を強いられましたが、近年では小型ボディや使いやすい操作性からエントリーユーザーを中心に人気を集めています。
将来的には、デジタル一眼レフとシェアが逆転すると予想するところもあり、ソニーの挑戦はミラーレス市場を活性化させたと言えるでしょう。
圧倒的カメラ性能
前述で挑戦力についてご紹介しましたが、その挑戦はしっかりと結果に結びついています。
後ほど詳しく各モデルの性能についてご紹介しますが、ソニーのミラーレス一眼カメラは常に先を進んでいる性能です。
例えば、世界初のフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラとなったα7では、2013年11月と古いモデルになりますが、500g以下の軽量ボディを維持しながら常用最大ISO感度25600や117点の測距点など、現代でも通用するカメラを当時発売しています。
当然モデルチェンジを重ねる毎に性能は向上しており、最新モデルでもこの先しばらく通用する性能を保有しています。
他社への提供も手掛ける自社開発のイメージセンサー
ソニーは、自社で独自に開発を行ったイメージセンサーも特徴の一つです。
ソニーが開発するイメージセンサーは、世界シェアでも50%を超えるほどで、一眼のみならず、スマートフォンなどのカメラにも搭載されていることが多いです。
また、同じく一眼カメラメーカーとして知られるニコンは、実のところソニー製のイメージセンサーを採用しており、独自開発が行われていません。
他社の主力製品でも使用されることの多い、ソニーのCMOSイメージセンサーは、ソニーにおける大きな強みと言えるでしょう。
気になったカメラは一度レンタルもおすすめ
ミラーレス一眼には様々な種類が存在し、おすすめも好みによって違いが生じてきます。
今回の記事などを参考にして気になったカメラがあった場合でも、購入前に一度レンタルしてみることもおすすめです。
カメラは特に写りや使い方など、好みに左右される存在であるため、一定期間実際に自分で使ってみて自分に合っているかを確認することで安心できます。
SONY αのレンタル・サブスク・お試し商品一覧|宅配レンタル・リースで借りる – Rentio[レンティオ]
SONY(ソニー)ミラーレス一眼カメラ製品一覧 (フルサイズ機)
α1
2021年3月19日に発売となったα1は、ソニーのミラーレス一眼の中でも「1」の称号を得た、正真正銘のフラッグシップとして新たに開発されました。
これまでソニーのミラーレス一眼で最上位モデルであったのは「α9シリーズ」でしたが、α1シリーズが今後は最上位モデルとして展開されていきます。
高画素と高性能を両立
α1では、有効画素数約5010万画素を採用し、高画素ながらも高い性能を実現すべく最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載しています。
高画素のカメラにおける技術力は、α7Rシリーズで培った経験を活かし、約5010万の画素数でもAF/AE追随で30コマ/秒の高速連写撮影を可能としています。
また、常用最高ISO感度32000を実現し、高画素機ながらもノイズの少ない仕上がりを叶えています。
プロフェッショナルの現場で活躍する信頼性
α1では、性能だけでなくプロフェッショナルの現場で活躍するための機能面の充実も図られています。
ファインダーには約944万ドットの高精細電子ビューファインダーを搭載し、より光学ファインダーに近い自然な映像を実現しています。
また、耐久性が意識された防塵・防滴を配慮したボディ設計が行われており、過酷な環境下でも問題なく使用することができます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.9×24.0mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor RS CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約5010万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 759点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約30コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約144万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC/Bluetooth
- 大きさ : 128.9×96.9×80.8mm
- 質量 : 約737g
- 価格帯 : 75万円~
SONY α1実写レビューはこちら
SONY α1実写レビュー。高画素と優れた携帯性を叶え誕生したSONY「α」のフラッグシップを徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
α9 II
2019年11月1日発売となった、上位モデルとなるα9 II。
初代α9から性能を大きく進化させ、プロフェッショナルの現場で使用されることを想定した、実用的なレベルの高さを実現しています。
意識されたスピード感
プロフェッショナルの現場において要求される撮影性能は、「高速性」が非常に重要視されています。
α9 IIでは、ミラーを撤廃したミラーレス一眼の利点を上手に利用してあらゆる高速撮影に貢献しています。
最高20コマ/秒の高速連続撮影や最大60回/秒の演算によるAF/AE追随、最高1/32000秒の高速シャッタースピードを叶え、動体の歪みを抑えてくれるアンチディストーションシャッターの搭載も実現しました。
α7シリーズでも活かされる最先端のAF性能
かつてはミラーレス一眼において難があると言われていたAF性能ですが、今やソニーのAF技術はトップクラスと言えるでしょう。
693点の像面位相差検出AFセンサーを搭載し、高速かつ高精度のピント合わせを実現します。
さらに人物や動物を撮影する際に使用する「リアルタイム瞳AF」も搭載しており、撮影において活躍する範囲は無限と言えるでしょう。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor RS CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 693点
- ISO感度 : ISO100~51200
- シャッター速度 : 1/32000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約20コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約144万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC/Bluetooth
- 大きさ : 128.9×96.4×77.5mm
- 質量 : 約678g
- 価格帯 : 47万円~60万円程度
α9(※生産終了)
2017年5月26日に発売となったソニーのミラーレス一眼カメラで当時の最上位モデルであるα9。
最上位モデルだけあって、プロフェッショナル機材として活躍するための驚くべき性能を保有しています。
最新フルサイズセンサー搭載で大幅な性能向上
最新フルサイズセンサーであるExmor RSを搭載し、高速処理と高画質化を実現しています。
新フルサイズセンサーで実現している高解像で低ノイズは、常用ISO100~51200と他社の同クラスカメラと比較しても高性能だということが分かります。
拡張にするとISO50~204800と、これまで撮れなかった世界まで簡単に撮影することができます。
最高20コマ/秒の高速連写を実現
高速処理を可能とした新CMOSセンサーであるExmor RSにより連写性能も大幅に向上しました。
最高20コマ/秒の高速連写はソニーミラーレス一眼の中でも高い性能となっています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor RS CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 693点
- ISO感度 : ISO100~51200
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約20コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約144万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC/Bluetooth
- 大きさ : 126.9×95.6×63.0mm
- 質量 : 約673g
- 価格帯 : 40万円~58万円程度
α7 IV
2021年12月17日に発売となったα7シリーズの最新モデル「α7 IV」。
従来機であるα7 IIIは、現在のフルサイズミラーレス一眼ブームの火付け役となった大ベストセラーモデルであり、大きな話題を呼んだモデルでした。
こちらのα7 IVは、後継機として誕生しましたが、大きな期待とともに約4年ぶりにリニューアルしたモデルとなります。
画素数を増加させながらも全体的に性能向上
α7 IVでは、約3300万画素のイメージセンサーを搭載し、従来モデルの約2420万画素から大幅に増加させました。画素数が増加したことで、高感度撮影などへの懸念が心配されましたが、α7 IVでは、最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」の優秀な性能によって高画素化ながらも基本性能が全体的に従来モデルよりも向上しています。
AF性能では、ソニーが誇るフラッグシップ「α1」から継承した性能を搭載しており、基本的なAF性能はもちろん、「リアルタイムトラッキング」や「リアルタイム瞳AF」などの独自機能も存分に活用することができます。
更に良くなった発色と新機能「クリエイティブルック」
α7 IVでは、センサーに新たなカラーフィルターを採用していることから、色表現性にも従来モデルと違いが生じています。
個人的な感覚ではありますが、α7 IVにおける色表現性は、大幅に改善している印象で、特に発色の難しい「青」の表現が安定的で大きく改善しています。
また、新たな色表現性を基に新機能「クリエイティブルック」を搭載し、写真の仕上がりを細かく調整することができます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.9×23.9mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor R CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約3300万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 759点
- ISO感度 : ISO100~51200
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC/Bluetooth
- 大きさ : 131.3×96.4×79.8mm
- 質量 : 約658g
- 価格帯 : 29万6千円~33万円程度
SONY α7 IV実写レビューはこちら
α7 III
2018年3月23日にα7 IIの後継機として発売されたα7 III。
世界初フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラとして発売されたα7シリーズの3代目です。
従来機であるα7 IIでは、ボディ内手ブレ補正が話題を呼びましたが、今回はカメラの基本的性能で大きく進化を遂げています。
新開発のイメージセンサーと画像処理エンジンで魅せる描写力
新開発された35mmフルサイズ裏面照射型の有効約2420万画素「Exmor R」CMOSセンサーと新世代の画像処理エンジンBIONZ Xにより高速データ処理が可能になりました。
処理能力が高くなったため、カメラ内のさまざまな性能が向上しました。明暗差の大きい場所でも大きく広がったダイナミックレンジで、驚きの描写力を実現します。
高感度撮影時のノイズ処理性能も大幅に向上し、常用最高ISO感度は51200と従来機と変化はないものの、解像度とノイズ低減能力が大幅に向上しました。
これによって、従来機であるα7 IIと比較すると約1.5段分の画質向上を実現しました。
フルサイズミラーレス一眼カメラの王道
待望であったα7 IIIが発売されたことで、ソニーのフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼ラインナップは更に充実しました。
実際のところα7 IIIは、発売から注文が殺到し、驚くほどの人気を集めています。
性能と価格を考えても、これまでこのようなカメラはあまり存在せず、「ミラーレス一眼カメラに特化する」というソニーの戦略が大きく当たった印象があります。
キヤノンやニコンもこれまで一眼レフ市場中心だった戦略を転換し、ミラーレス一眼カメラ(フルサイズ機を含む)の開発に最近は力を入れています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 693点
- ISO感度 : ISO100~25600
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約92万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC
- 大きさ : 126.9×95.7×59.7mm
- 質量 : 約565g
- 価格帯 : 21万5千円~25万円程度
SONY α7 III実写レビューはこちら
SONY α7 III実写レビュー。今一番売れているフルサイズミラーレスを現役カメラマンが徹底紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
α7R V
2022年11月25日に発売となった高画素シリーズ「α7R」における5代目となった「α7R V」。
従来モデルの発売から3年以上が経過したため、ちょうど良いタイミングでの更新となりました。
従来同様約6100万画素を採用しながらシリーズ最高解像性能
α7R Vでは、従来モデルとなるα7R IVと同様の高画素有効約6100万画素を採用しており、シリーズのコンセプトである高画素を体現する画素数を実現しています。
高画素になることで、より精細な描写力が求められますが、α7R Vでは、イメージセンサーExmor Rと最新の画像処理エンジンBIONZ XRのリアルタイム処理、画像処理アルゴリズムの改善によってαシリーズ最高の解像性能を実現しました。
被写体認識が更に強化されたAF性能
α7R Vでは、これまでαシリーズの開発で培ってきた技術力を活かして進化したAF性能も体感することができます。
特に新開発のAIプロセッシングユニットによって被写体の認識力が強化され、より被写体毎の認識を行うことができる様になり、従来の「人物」「動物」「鳥」に加えて、新たに「昆虫」「車/列車」「飛行機」の認識に対応し、より精度が高く高速でのピント合わせを実現しています。
また、被写体を追いかけ続ける「リアルタイムトラッキング」機能も魅力的で、あらゆるシーンで理想的なAF動作を叶えてくれる性能を備えています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.7×23.8mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor R CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約6100万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 693点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約210万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 131.3×96.4×82.4mm
- 質量 : 約723g
- 価格帯 : 50万円~
SONY α7R V実写レビューはこちら
SONY α7R V実写レビュー。AF性能や手ブレ補正を強化し、更なる解像力を求めた高画素モデル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
α7R IV(※生産終了)
2019年7月15日に発表となったソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラ高画素モデルで最新となるα7R IV。
こちらは2019年9月6日に発売されました。
約6100万画素を実現した超高画素モデル
有効画素数で約6100万画素を実現。これまでの高画素の常識をも塗り替える最新モデルの誕生です。
従来モデルであるα7R IIIでも約4240万画素と高画素モデルとして人気を集めていましたが、今回のα7R IVの登場により、更なる進化を遂げました。
高画素ながら約10コマ/秒の高速連写
高画素になるほどカメラとしての機動性が落ちる傾向にあります。
決定的瞬間を撮影するシーンでは高速連続撮影の速度が問われるところですが、α7R IVではAF/AE追随でも最高約10コマ/秒に高速連続撮影を実現しています。
高画素モデルは画素以外は期待できないモデルではなく、画像としての質を求めつつ、基本性能も優れていることがα7R IVによって証明されつつあります。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.7×23.8mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor R CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約6100万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 567点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約144万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC
- 大きさ : 128.9×96.4×77.5mm
- 質量 : 約665g
- 価格帯 : 30万円~
SONY α7R IV実写レビューはこちら
SONY α7R IV実写レビュー。これまでの常識を覆した高性能高画素モデルの実力を検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
α7R III(※生産終了)
2017年11月25日発売となったα7R III。
ライバル機であるCanon EOS 5D markⅣやNikon D850に対抗する形で高画素化に力を入れたモデルです。
約4240万画素ながら常用最高ISO感度は32000と、高画素での高感度耐性の強化に成功しています。
小型軽量ボディに凝縮した最新技術
ミラーレス一眼カメラの特長はなんといっても小型軽量ボディ。
これまではボディが小さすぎるゆえに最新技術を全て取り入れることができないこともありました。
α7R IIIでは、その難題を克服し、これまでミラーレス一眼カメラでの実現が難しかった高解像での高感度耐性を強化しました。
小型軽量で他社の一眼レフカメラ上位機種級の性能を保有するα7R IIIは、常識を覆したモデルです。
性能が従来機最大2倍に向上したAF性能
最上位モデルであるα9に新搭載されたAF技術をα7R IIIでも最適化して搭載しています。
オートフォーカスでのAF判断ポイントとなる測距点も399点と非常に多くなっています。
また暗い場所でのAF性能となる低輝度限界はEV-3と、暗いシーンでも被写体をしっかり判断し、高精度なAFを実現しています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.9×24.0mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor R CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約4240万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 399点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約144万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC
- 大きさ : 126.9×95.6×73.3mm
- 質量 : 約657g
- 価格帯 : 35万円~40万円程度
α7S III
α7シリーズの中でも更新が遅く、約5年もの間最新モデルが誕生しなかったα7Sシリーズ。
待望の最新モデルとなったα7S IIIは、2020年10月9日に発売となりました。
伝統の高感度耐性と動画撮影性能への注力
α7Sシリーズは、優れた高感度耐性に特化したシリーズとして展開されていますが、α7S IIIでも伝統の優れた高感度耐性を継承しています。
シリーズを通じて、高感度での強さを優先するために画素数は大幅にカットされ、約1210万画素となっています。
α7S IIIでは、静止画撮影機としてもおすすめですが、大幅に動画撮影性能を向上させたことで、映像クリエイターにとっても良い選択肢になりました。
ボディ内では、5.5段分の手ブレ補正機構を搭載しており、動画撮影専用の「アクティブモード」も搭載されるなど、気軽にハイクオリティな動画作品を撮影することができるおすすめモデルです。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor R CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約1210万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 759点
- ISO感度 : ISO80~102400
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約144万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC
- 大きさ : 128.9×96.9×80.8mm
- 質量 : 約699g
- 価格帯 : 40万5千円~45万円程度
SONY α7S III実写レビューはこちら
SONY α7S III実写レビュー。動画撮影で能力を発揮する高感度シリーズの最新ミラーレス一眼カメラ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
α7S II(※生産終了)
2015年10月16日と発売から2018年で3年が経つ少々古いモデルです。こちらはα7Rシリーズと対照的に画素数を抑え、高感度耐性を極限まで優先したモデルになっています。
最大常用ISO感度102400の高感度耐性
現代のカメラでは高感度耐性が一つの注目すべき性能になっています。
ソニー製のカメラでは昔より高感度耐性に定評があり、他社製カメラを圧倒する常用ISO感度範囲をカメラに最新技術として投入していました。
画素数としては約1220万画素と少なめですが、その分高感度耐性と広いダイナミックレンジはソニーのカメラ製品の中でもトップクラスの性能です。
2020年10月には、先ほどご紹介したα7S IIIが約5年ぶりの最新モデルとして誕生しました。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約1220万画素
- オートフォーカス方式 : コントラスト検出方式
- 測距点 : 169点
- ISO感度 : ISO100~102400
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約5コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約122万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC
- 大きさ : 126.9×95.7×60.3mm
- 質量 : 約627g
- 価格帯 : 26万5千円~39万円程度
α7C II
コンパクトなフルサイズミラーレス一眼として人気を集めた初代「α7C」の発売から約3年。
待望の後継モデルとして2代目となる「α7C II」が発売になりました。
コンパクトさをそのままに堅実にアップデート
α7Cの最大の特徴であったコンパクトさをそのままに、α7C IIでは、堅実なアップデートが行われています。
従来のα7Cでは有効約2420万画素であったことに対して、α7C IIでは約3300万画素まで画素数を向上。
より描写力に優れたカメラとして、コンパクトなだけでなく作品撮りのため、実用的に活用することのできる1台として生まれ変わりました。
進化した被写体認識性能
α7C IIでは、α7R Vと同じAIプロセッシングユニットを搭載をしたことで、被写体の認識性能も大幅に向上しています。
従来の被写体認識性能では、「人物」「動物」が中心でしたが、新たに「鳥」「車」「列車」「飛行機」「昆虫」の被写体認識に対応し、それぞれ一番フォーカスを合わせて欲しい部分へとカメラがしっかりと認識し、追尾してくれる優秀な性能を備えています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.9×23.9mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor R CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約3300万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 759点
- ISO感度 : ISO100~51200
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 124.0×71.1×63.4mm
- 質量 : 約514g
- 価格帯 : 26万5千円~29万6千円程度
α7CR
α7シリーズではスタンダード、高画素、高感度の3タイプが展開されていますが、その流れはα7Cシリーズでも行われそうな様子です。
スタンダードモデルの2代目となるα7C IIと同時に発売となったこちらの「α7CR」は、α7Cシリーズにおける高画素モデルとして発売されました。
α7Cのコンパクトさそのまま高画素化
α7シリーズでは、高画素モデルとしてα7R Vを展開していますが、こちらのα7CRでは、α7Cシリーズらしいコンパクトさをそのままに高画素を実現した1台です。
有効画素数は、α7R Vと同じ6100万画素を実現し、圧巻の描写力を特徴としています。
基本性能としてはα7R Vとほぼ同等を叶えながら手のひらサイズのコンパクトさは機動力を活かした撮影に最適で、より持ち運びで軽さを重視する方におすすめの1台です。
高画素機における心配は無用
高画素機となると、スタンダードモデルと比較して、所々で性能低下が気になることもあると思います。
特に連写速度や高感度耐性においては、これまでの常識だと高画素になるほど性能が劣る部分でしたが、近年の技術力の進歩もあってその心配は無用でしょう。
もちろんα7C IIと全く同じ水準という訳ではありませんが、最高8コマ/秒の高速連写と最高常用ISO32000は、かつての高画素モデルでは考えられない仕様で、高画素だから妥協しなければいけない性能というのは存在しないと言えるでしょう。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.7×23.8mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor R CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約6100万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 693点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約8コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 124.0×71.1×63.4mm
- 質量 : 約515g
- 価格帯 : 40万5千円~45万円程度
α7C
これまでα7シリーズは、上位モデルとして、本格派が意識されたラインナップが展開されていましたが、こちらのα7Cは、気軽にフルサイズ一眼の実力を体感することができるをコンセプトで開発されたモデルとして、発売当初一世を風靡しました。
まるでAPS-Cモデルのようなコンパクトさ
他のα7シリーズのモデルと比較しても、α7Cは、圧倒的に小型・軽量で、APS-Cモデルような携帯性を実現しました。
フルサイズ一眼は、仕上がる写真こそ優れた描写を叶えてくれるものの、持ち運びには少々ハードな携帯性が難点でした。
しかし、α7Cでは、フルサイズセンサーを搭載しながら、小型・軽量化を行ったサイズ感によって気軽に使うことのできるフルサイズ一眼を実現しました。
妥協のない撮影性能
携帯性を意識したモデルですが、撮影性能に関しても妥協のない、優れた能力を保有しています。
最新モデルらしく、優秀なイメージセンサーと画像処理エンジンを搭載し、描写力だけでなく、ソニーが誇る最新のAF技術も体感することができます。
更に暗い撮影環境などで効果が発揮される約5段分のボディ内手ブレ補正機構も搭載し、一眼カメラとしての完成度も高いモデルとなっています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor R CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 693点
- ISO感度 : ISO100~51200
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約92万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC
- 大きさ : 124.0×71.1×59.7mm
- 質量 : 約509g
- 価格帯 : 20万円~21万円程度
SONY α7C実写レビューはこちら
SONY α7C実写レビュー。フルサイズの描写力をそのままに驚異的な携帯性を実現した最新ミラーレス一眼 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
SONY(ソニー)ミラーレス一眼カメラ製品一覧 (APS-C機)
α6700
ソニーでは、フルサイズミラーレス一眼の開発にここ数年で注力した影響もあり、なかなかAPS-Cセンサーを搭載したモデルの発売がありませんでした。
従来モデルのα6600の発売から3年半以上の年月を経て、ついに最新モデルとして2023年7月28日に発売されるのがα6700となります。
あらゆる性能でα6600より進化
約3年半もの期間は、カメラにおいては技術力で大きな変化が生まれています。
α6700では、有効約2600万画素のAPS-C裏面照射型のイメージセンサーを搭載しており、従来よりも画素数が増加しており、画像処理エンジンにおいても最新のBIONZ XRが採用され、中身から全く新しいカメラとなっています。
カメラとしての性能を向上させながらも、携帯性については従来から変わることのないコンパクトさを特徴としており、α6000シリーズのユーザーにとっては待望の存在と言えるでしょう。
特に進化を見せた次世代のAFシステム
α6600が登場した際にも進化したAF性能は大きな話題となりましたが、α6700は更にそれを上回る驚きの性能を搭載しています。
フルサイズ機かつ高画素モデルであるα7R Vに搭載されている「AIプロセッシングユニット」をα6700でも搭載しており、人物の骨格や姿勢などの情報に基づいて、より精度の高い被写体認識が可能となり、ピント合わせのクオリティの高さを感じることができます。
人物だけでなく、様々な動物や乗り物などもカメラ側で認識することができ、狙いたい被写体を逃すことなく、正確かつ高速なピント合わせを実現します。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5×15.5mm(APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor R CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2600万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 795点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ(メカシャッター)
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 122.0×69.0×75.1mm
- 質量 : 約493g
- 価格帯 : 19万7千円~22万円程度
SONY α6700の実写レビューはこちら
SONY α6700実写レビュー。フルサイズ機の技術力が存分に活かされた待望のAPS-C新モデルの登場 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
α6600(※生産終了)
ソニーではフルサイズ機に力を入れている印象ですが、APS-Cセンサーを搭載するミラーレス一眼カメラも製品としてしっかり存在します。
α6000シリーズがその代表的存在で、2019年11月1日発売のα6600はAPS-C搭載機の最上位モデルとして販売されています。
5軸ボディ内手ブレ補正を最新α6000シリーズで唯一搭載
最新モデルα6000シリーズ(α6600/α6400/α6100)の中でも唯一ボディ内手ブレ補正機構を搭載しているのはこちらのα6600のみです。
フルサイズ機で採用されている光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構をAPS-Cセンサー用手ブレ補正ユニットとして搭載。
光量が少なくシャッタースピードが低下しやすい場面でも、強力な補正効果で手ブレを抑制します。
フルサイズカメラで培った技術を活かした最新のAF性能
従来モデルであるα6500の発売から約3年。
その間に、ソニーではフルサイズセンサーを搭載したα7シリーズやα9などを開発し、撮影性能における技術力を大きく進化させました。
その中の一つであるAF性能は、フルサイズカメラで培った動体予測アルゴリズムを継承し、高密度425点全面位相差検出AFセンサーと世界最速の0.02秒高速レスポンス、高密度AF追従テクノロジーの搭載で、激しく動く被写体や、予測の難しい被写体に対しても高精度かつ高速で被写体へのAFを捉え続けます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5×15.6mm(APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 425点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 画面 : ワイド3.0型/約92万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC
- 大きさ : 120.0×66.9×69.3mm
- 質量 : 約503g
- 価格帯 : 15万5千円~18万円程度
SONY α6600の実写レビューはこちら
SONY α6600実写レビュー。強力なボディ内手ブレ補正を搭載したAPS-Cセンサー搭載最上位モデルの実力 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
α6400
2019年2月に登場したソニーのエントリー向け最新ミラーレス一眼カメラである「α6400」。
ソニーから久々に開発されたAPS-Cセンサーを搭載したお手軽ミラーレス一眼であることから、大きな注目を集めています。
最上位モデルα9でも搭載された最高クラスのAF性能
α6400は従来モデルα6300の後継機として誕生したモデルですが、その性能は全く異なるものと言えるでしょう。
特にピント合わせを行うためのオートフォーカス性能は、ソニーのミラーレス一眼カメララインナップにおいて最上級であるα9で実現した能力が搭載されています。
AI機能を利用することで、動体撮影時などの被写体追従性能が大幅に進化。驚くべきAF速度とAF精度を実現しています。
高性能のままコンパクトボディを実現
あらゆる面で撮影に関する性能の高さを実現していますが、エントリー向けのミラーレス一眼カメラとしてコンパクトな携帯性も実現しています。
ソニーのα5000/α6000シリーズに共通している手のひらサイズを伝承し、持ち運びにも最適なカメラとなっています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5×15.6mm(APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 425点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 画面 : ワイド3.0型/約92万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC/Bluetooth
- 大きさ : 120.0×66.9×59.7mm
- 質量 : 約403g
- 価格帯 : 10万7千円~12万円程度
SONY α6400の実写レビューはこちら
SONY α6400実写レビュー。上級機に匹敵するAF性能や新機能を実際に使って徹底解剖 – RentioPress
α6100(※生産終了)
現行モデル(※現在生産終了)として存在するソニーのミラーレス一眼カメラでは最もエントリー向けモデルとして販売されている「α6100」。
かつてはα6000シリーズの下にα5000シリーズが存在しましたが、既にソニーストアでの販売は終了されており、こちらのα6100が最廉価モデルとなっています。
最廉価とは思えない高性能モデル
α6100は、ラインナップ上においても最廉価モデルで初心者向けとされていますが、他社製の初心者向けモデルと比較すると非常に高性能であることが分かります。
最近のソニーのカメラにおける特徴の一つになっている高精度・高速のAF性能を筆頭に、近年ソニーがフルサイズカメラの開発で培った技術力が存分に活かされています。
また、最新の画像処理エンジンBIONZ Xによって高感度撮影における解像感も改善されました。
ムービーカメラとしてもおすすめ
静止画だけでなく動画撮影を中心に行われる方にもおすすめできる1台です。
全画素読み出しによる高解像4K動画記録をはじめとする、動画撮影で役立つ性能や機能が充実しています。
また、カメラ本体に搭載された180度チルト可動式液晶モニターによって、YouTuberなどが多用する自分撮りに記録も行うことができます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5×15.6mm(APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 425点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約92万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC
- 大きさ : 120.0×66.9×59.4mm
- 質量 : 約396g
- 価格帯 : 8万9千円~10万円程度
SONY α6100の実写レビューはこちら
SONY α6100実写レビュー。最廉価ながらソニーの最新技術を体感できる待望のエントリークラス最新モデル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
VLOGCAM ZV-E10/E10L
ソニーでは、動画ユーザーへの配慮も欠かすことがなくYouTuberなど、映像を専門とするクリエイター向けに「VLOGCAM」シリーズも展開しています。
2021年9月17日には、VLOGCAMシリーズとして初のレンズ交換式のミラーレス一眼として「VLOGCAM ZV-E10/E10L」が発売となりました。
レンズ交換が可能なメリットを活かして
これまで動画ユーザー向けのカメラは、コンパクトデジカメかビデオカメラでの撮影が一般的で、カメラ内蔵のレンズで画角などが制限されるものでした。
こちらのVLOGCAM ZV-E10/E10Lは、レンズ交換が可能な一眼カメラであることから、SONY Eマウント用のレンズを使用できるため、レンズの種類が豊富で表現の幅も大きく広がります。
αシリーズが培った性能は動画でも
ソニーでは、静止画撮影向けのミラーレス一眼カメラの開発を長年に渡って続けてきましたが、その技術力は動画撮影においても活躍します。
自撮り時などに活躍する「リアルタイム瞳AF」や、「リアルタイムトラッキング」にも対応しており、動画撮影時にもピントが外れることなく、シーンを選ぶことのない気軽で正確な撮影を叶えています。
また、動画向けのモデルとして専用の内蔵マイクも搭載しており、まさにVLOGに最適なカメラとして誕生しました。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 23.5×15.6mm(APS-Cサイズ)
- 映像素子型式 :Exmor CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : ファストハイブリッドAF
- 測距点 : 425点
- ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約92万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 115.2×64.2×44.8mm
- 質量 : 約343g
- 価格帯 : 7万5千円~8万1千円程度(パワーズームレンズキット)
SONY(ソニー)ミラーレス一眼カメラ製品仕様比較表
モデル名 | α1 | α9 II | α9(※生産終了) | α7 III | α7R IV(※生産終了) | α7R III(※生産終了) | α7S III | α7S II(※生産終了) | α7R II(※生産終了) | α7 II(※生産終了) | α7S(※生産終了) | α7(※生産終了) | α7C | α6700 | α6600(※生産終了) | α6500(※生産終了) | α6300(※生産終了) | α6400 | α6100(※生産終了) | α6000(※生産終了) | α5100(※生産終了) |
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価格帯 | 74万~88万円 | 47万~60万円 | 40万~58万円 | 21万5千円~25万円 | 33万円~40万円 | 35万~40万円 | 40万5千~45万円 | 26万5千~39万円 | 26万~39万円 | 12万3千~17万8千円 | 19万~26万円 | 12万2千~16万円 | 19万8千~20万9千円 | 19万4千~22万円 | 15万~17万5千円 | 9万5千~15万5千円 | 12万2千~16万円 | 10万7千~12万円 | 8万5千~9万5千円 | 8万6千~14万円 | 4万5千~6万円 |
発売時期 | 2021年3月19日 | 2019年11月1日 | 2017年5月6日 | 2018年3月23日 | 2019年9月6日 | 2017年11月25日 | 2020年10月9日 | 2015年10月16日 | 2015年8月7日 | 2014年12月5日 | 2014年6月20日 | 2013年11月15日 | 2020年10月23日 | 2023年7月28日 | 2019年11月1日 | 2013年11月15日 | 2016年12月2日 | 2019年2月22日 | 2019年10月25日 | 2016年3月11日 | 2014年9月5日 |
撮像画面サイズ | 35.9×24.0mm (35mmフルサイズ) | 35.6×23.8mm (35mmフルサイズ) | 35.6×23.8mm (35mmフルサイズ) | 35.6×23.8mm (35mmフルサイズ) | 35.7×23.8mm (35mmフルサイズ) | 35.9×24.0mm(35mmフルサイズ) | 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ) | 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ) | 35.9×24.0mm (35mmフルサイズ) | 35.8×23.9mm(35mmフルサイズ) | 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ) | 35.8×23.9mm (35mmフルサイズ) | 35.6×23.8mm (35mmフルサイズ) | 23.3×15.5mm (APS-Cサイズ) | 23.5×15.6mm (APS-Cサイズ) | 23.5×15.6mm (APS-Cサイズ) | 23.5×15.6mm (APS-Cサイズ) | 23.5×15.6mm (APS-Cサイズ) | 23.5×15.6mm (APS-Cサイズ) | 23.5×15.6mm (APS-Cサイズ) | 23.5×15.6mm (APS-Cサイズ) |
映像素子型式 | Exmor RS CMOSセンサー | Exmor RS CMOSセンサー | Exmor RS CMOSセンサー | ExmorR CMOSセンサー | ExmorR CMOSセンサー | ExmorR CMOSセンサー | ExmorR CMOSセンサー | Exmor CMOSセンサー | ExmorR CMOSセンサー | Exmor CMOSセンサー | ExmorR CMOSセンサー | ExmorR CMOSセンサー | Exmor CMOSセンサー | Exmor APS HD CMOSセンサー | Exmor CMOSセンサー | ||||||
有効画素数 | 約5010万画素 | 約2420万画素 | 約2420万画素 | 約2420万画素 | 約6100万画素 | 約4240万画素 | 約1210万画素 | 約1220万画素 | 約4240万画素 | 約2430万画素 | 約1220万画素 | 約2430万画素 | 約2420万画素 | 約2600万画素 | 約2420万画素 | 約2430万画素 | |||||
ファインダー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
オートフォーカス方式 | ファストハイブリッドAF | コントラスト検出方式 | ファストハイブリッドAF | コントラスト検出方式 | ファストハイブリッドAF | ||||||||||||||||
測距点 | 759点 | 693点 | 693点 | 567点 | 399点 | 759点 | 169点 | 339点 | 117点 | 25点 | 117点 | 693点 | 759点 | 425点 | 179点 | ||||||
常用ISO感度 | ISO100~32000 | ISO100~51200 | ISO100~32000 | ISO80~102400 | ISO100~102400 | ISO100~25600 | ISO100~102400 | ISO100~25600 | ISO100~51200 | ISO100~32000 | ISO100~32000 | ISO100~25600 | ISO100~32000 | ISO100~25600 | |||||||
シャッター速度 | 1/32000~30秒、バルブ | 1/8000~30秒、バルブ | 1/4000~30秒、バルブ | ||||||||||||||||||
連続撮影速度 | 最高約30コマ/秒 | 最高約20コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 | 最高約11コマ/秒 | 最高約11コマ/秒 | 最高約6コマ/秒7 | |||||||||||||
画面 | 7.5cm(3.0型) TFT駆動 | 7.5cm(3.0型)ワイド TFT駆動 | |||||||||||||||||||
Wi-Fi搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Bluetooth搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 〇 | × | 〇 | × | 〇 | × | × | × |
大きさ | 約128.9×96.9×80.8mm | 約128.9×96.4×77.5mm | 約126.9×95.6×63.0mm | 約126.9×95.7×59.7mm | 約128.9×96.4×77.5mm | 約126.9×95.6×73.3mm | 約128.9×96.9×80.8mm | 約126.9×95.7×60.3mm | 約126.9×95.7×60.3mm | 約126.9×95.7×59.7mm | 約126.9×94.4×54.8mm | 約126.9×94.4×54.8mm | 約124.0×71.1×59.7mm | 約122.0×69.0×75.1mm | 約120.0×66.9×69.3mm | 約120.0×66.9×53.3mm | 約120.0×66.9×48.8mm | 約120.0×66.9×59.7mm | 約120.0×66.9×59.4mm | 約120.0×66.9×45.1mm | 約109.6×62.8×35.7mm |
質量 | 約737g | 約678g | 約673g | 約565g | 約665g | 約657g | 約699g | 約627g | 約625g | 約599g | 約489g | 約474g | 約509g | 約493g | 約503g | 約453g | 約404g | 約403g | 約396g | 約344g | 約283g |
SONY(ソニー)のミラーレス一眼で撮影した作例
フルサイズミラーレスのパイオニアとして注目を浴びるソニーですが、実際にこれまで実写レビューを展開してきたモデルの作例を少しご紹介していきます。
近年では、メーカーによる大きな仕上がりの違いなどはないものの、色味やレンズレパートリーに差があるため、機材の組み合わせなども参考にしてみて下さい。
SONY(ソニー)ミラーレス一眼カメラまとめ
性能や価格から選びやすい豊富なレパートリー
ソニーの良さの一つはレパートリーの多さにあると思います。
ソニーでは旧モデルも現行モデルとして販売されるため、価格や性能のバランスを見て選択肢が増えるメリットがあります。
近年では、更にシリーズの拡充を行っており、α7シリーズにおける「スタンダード」「高画素」「高感度」に特化したラインナップはもちろん、プロフェッショナル向けのα1も誕生し、他社よりもラインナップの充実具合で一歩リードしている印象です。
SONY(ソニー)おすすめレンズ10選。人気Eマウントで人気の厳選モデルをジャンル毎にご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
ミラーレスで上位機種に挑戦している
ソニーではエントリー向けのミラーレス一眼も存在しますが、ミラーレスで上位機種を中心に販売していることが特徴的です。
実際に先ほどご紹介したα7では、世界初のフルサイズミラーレス一眼を発売するなど、「ミラーレス一眼カメラ」という分野を重要視しています。
その一方で一眼レフカメラ市場にはあまり力を入れておらず、わずか2製品にとどまっています。
将来性を考えると躍進が期待される
近年ではミラーレス市場が急激に成長を見せ、注目が増している状況です。
これまでミラーレス市場にはあまり力を入れてこなかったキヤノンやニコンも2018年から本格的にミラーレス市場に参入しました。
大手二社が参入することにより、予想通りミラーレス市場は激戦状態となりましたが、既に高級機路線でミラーレスを採用しているソニーでは、パイオニアとして一歩リードした状態で製品開発を進めることができます。
そしてこのミラーレスの流行は、ソニーの読みが当たったとも言えるでしょう。
迷ったときはレンタル
カメラ購入で壁となるのが価格だと思います。一度に何万円、何十万円を必要とするカメラ購入だけに恐怖を感じるのは必然的だと思います。
そんなときにおすすめしたいのがレンタルサービスです。
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、多数のミラーレス一眼カメラのレンタルを行っています。
Rentioでは、ソニーのミラーレス一眼ボディからレンズまで豊富なラインナップを特徴としており、最短3泊4日から気軽にレンタルすることができます。
ソニー製品以外のミラーレス一眼カメラを取り揃えているので、是非サイトにてチェックしてみてくださいね。
カメラ、家電、ガジェットのレンタルサービス – Rentio[レンティオ]
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