Panasonic(パナソニック)LUMIXのミラーレス一眼カメラ徹底解説。特徴やおすすめモデルを紹介
更新日2024/01/02
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数多くの家電製品を販売しているパナソニック。デジタル家電、生活家電、美容製品すべてにおいてパナソニックという名前を一度は見たことがあると思います。
そんなパナソニックですが、実はミラーレス一眼をはじめて発売したメーカーというのをご存知でしょうか。
2008年10月のミラーレス一眼市場開拓以降、パイオニアメーカーとして現在もミラーレス一眼を開発し続けるパナソニック製品をご紹介していきます。
もくじ
パナソニックのミラーレス一眼
パナソニックでは、デジタルカメラ類を「LUMIX」というブランド名で統一しています。
現在販売されている16種類のミラーレス一眼カメラも「LUMIX」ブランドで統一されており、製品によってレベル分けがされています。
Sシリーズ以外は全てマイクロフォーサーズマウント
パナソニックのGシリーズにおけるミラーレス一眼は全てミラーレス一眼用に開発された「マイクロフォーサーズマウント」を採用しています。
マイクロフォーサーズは、ミラーレス一眼1号機となった2008年10月発売のDMC-G1で初搭載され、それ以降のGシリーズ全ての製品でマイクロフォーサーズマウントが採用されてきました。
しかし、2019年3月に発売となった最新シリーズであるLUMIX Sシリーズでフルサイズセンサーが採用されたことにより、フルサイズモデルとマイクロフォーサーズの2タイプとなりました。
5つのシリーズに分かれる
パナソニックのミラーレス一眼は大きく分けて5つのシリーズに分かれます。「Sシリーズ」「GHシリーズ」「Gシリーズ」「GXシリーズ」「GFシリーズ」が存在し、それぞれ位置づけが存在します。
Sシリーズ
2018年9月に開発が発表されたPanasonic LUMIXの最新シリーズである「Sシリーズ」。
パナソニックでは、これまでマイクロフォーサーズセンサーを搭載したカメラに限定してきましたが、今回はじめてフルサイズセンサーを搭載したモデルを開発し、激戦化するフルサイズミラーレス一眼市場へ参入を果たしました。
- DC-S1 (2019年3月23日)
- DC-S1R (2019年3月23日)
- DC-S1H (2019年8月29日)
- DC-S5M2 (2023年2月16日)
- DC-S5 (2020年9月25日)
- DC-BS1H (2021年12月16日)
GHシリーズ
現在ルミックス製品でハイエンドモデルシリーズとして販売されているのがGHシリーズです。
動画機能も強化されており、高性能であることが特長です。
Gシリーズ
パナソニックのミラーレス一眼はこちらのGHシリーズから始まりましたが、現在はハイエンドモデルのG9とスタンダードモデルのG99に分かれます。
GXシリーズ
GXシリーズは、小型軽量ボディにこだわったシリーズです。
高級を意識した造りながらも価格は比較的安価で、手の届きやすいシリーズです。
- DC-GX7MK3 (2018年3月15日発売)
GFシリーズ
GFシリーズは、ファインダーをなくし、小型軽量化を実現したエントリーモデルです。これからカメラを始められる方に向けた特設サイトも存在します。
- DC-GF10/GF90 (2018年2月22日発売)
- DC-GF9 (2017年1月19日発売)
BGHシリーズ
- DC-BGH1 (2020年11月19日発売)
パナソニック(LUMIX)の特長
パナソニックのLUMIXシリーズに存在するミラーレス一眼には、どのような特徴があるのか解説していきます。
今やミラーレス一眼は、デジタルカメラ市場における中心的存在になりましたが、パナソニック(LUMIX)を選ぶメリットについてご紹介していきます。
「生命力・生命美」に込められた絵作りへのこだわり
パナソニックでは、もともとビデオカメラ市場で映像分野の技術を培ってきました。スチールカメラの世界に参入したのは比較的遅い2001年でした。
それ以来様々なカメラを開発してきましたが、現在パナソニックがルミックスシリーズでこだわりを見せているのは絵作りです。
最低限の描写や解像度を性能として搭載することは当然とし、その先にある被写体の生命力を感じ取れる絵作りを意識した写真撮影を可能とします。
手ぶれ補正に自信
パナソニックのLUMIXシリーズでは、ボディ内に強力な手ブレ補正機能を搭載し、手持ち撮影によるブレをなくしてくれます。
また、レンズ内にも手ブレ補正機構を搭載し、組み合わせて使うことで更に強力な手ブレ補正を実現します。
パナソニック(LUMIX)ミラーレス一眼おすすめモデル紹介
ここからはパナソニック(LUMIX)におけるおすすめモデルをご紹介していきます。
様々なラインナップが存在するLUMIXにおけるミラーレス一眼ですが、8モデルを厳選してご紹介していきます。
DC-S1
2019年3月23日発売、パナソニックのミラーレス一眼カメラとしてはじめてフルサイズセンサーが搭載されたモデルです。
激戦化するフルサイズミラーレス一眼市場へ参入
これまでほぼソニーの独壇場であったフルサイズミラーレス一眼市場ですが、2018年に入りカメラ大手であるキヤノンとニコンも参入しました。
その流れに乗り遅れることなく、パナソニックもLUMIXにて最新シリーズとしてSシリーズの開発を決行しました。
最初のモデルとして、あらゆる撮影性能においてどの項目でも高い水準をクリアし、LUMIXらしく動画性能にも力を入れた次世代の主力モデルとなっています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : フルサイズ
- 映像素子型式 : 35mmフルサイズ(35.6mm×23.8mm)CMOSセンサー
- 有効画素数 : 2420万画素
- オートフォーカス方式 : コントラストAF
- 測距点 : 225点
- ISO感度 : IS100~51200
- シャッター速度 : 1/8000~60秒
- 連写性能 : 最高約9コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約210万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 148.9×110.0×96.7mm
- 質量 : 約1017g
- 価格帯 : 30万6千円~34万円程度
LUMIX DC-S1の実写レビューはこちら
Panasonic LUMIX DC-S1実写レビュー。パナソニック初となったフルサイズミラーレス一眼の実力を徹底検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
DC-S1R
初のフルサイズセンサー搭載モデルとして開発されたSシリーズでスタンダードモデルであるDC-S1と同時発売となったDC-S1R。
高画素に特化したフルサイズミラーレス一眼モデル
LUMIXのSシリーズのスタンダードモデルはDC-S1ですが、こちらは高画素に特化したモデルとして販売されています。
このようなモデル分けは各メーカーで行われており、よりフルサイズセンサーの繊細な描写を活かすことができ、高画質を実現するカメラとして選ばれています。
有効画素数は約4730万画素を実現し、あらゆる撮影シーンにおいて解像感の高い仕上がりを実現します。また、高画素ながらスタンダードモデルと変わらない連写性能を保有しているところもポイントの一つです。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : フルサイズ
- 映像素子型式 : 35mmフルサイズ(36.0mm×24.0mm)CMOSセンサー
- 有効画素数 : 4730万画素
- オートフォーカス方式 : コントラストAF
- 測距点 : 225点
- ISO感度 : IS100~25600
- シャッター速度 : 1/8000~60秒
- 連写性能 : 最高約9コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約210万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 148.9×110.0×96.7mm
- 質量 : 約1016g
- 価格帯 : 45万1千円~50万円程度
DC-S5M2
小型・軽量でフルサイズの入門機として人気を集めた従来モデルとなるLUMIX DC-S5の後継機としてLUMIX DC-S5M2が2023年2月16日に発売となりました。
小型・軽量を維持しながら使いやすさも重視
LUMIX DC-S5M2では、従来モデルLUMIX DC-S5と同様に持ち運びで負担にならない小型・軽量ボディを維持しています。
その上で、操作性が意識されたボタン・ダイヤル配置、屋外でも見やすさが配慮された液晶モニター、自然な映りを叶えた電子ビューファインダーの実装があります。
LUMIX初の像面位相差AFを採用
LUMIX DC-S5M2における最大の進化点は、AFシステムにおいてLUMIX史上初となる像面位相差AFを採用したことでしょう。
従来のコントラストAFで測距点が315点だったことに対して、像面位相差AFを採用したことで測距点は779点へと大幅に増加しています。
被写体までの距離の演算が更に高速化し、高い精度も実現していることから、動く被写体に対しても粘り強く精度を保ったままピントを合わせ続けてくれるカメラとして大きな進化を遂げています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : フルサイズ
- 映像素子型式 : 35mmフルサイズ(35.6mm×23.8mm)CMOSセンサー
- 有効画素数 : 2420万画素
- オートフォーカス方式 : 映像検出によるTTL方式(像面位相差AF/コントラストAF)
- 測距点 : 779点
- ISO感度 : ISO100~25600
- シャッター速度 : 1/8000~60秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約9コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約194万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 134.3×102.3×90.1mm
- 質量 : 約740g
- 価格帯 : 25万円程度
LUMIX DC-S5M2の実写レビューはこちら
Panasonic LUMIX DC-S5M2実写レビュー。新開発センサー、LUMIX初像面位相差AF搭載など見所満載の後継機 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
DC-S5
Panasonic LUMIXシリーズにおいてもフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼が続々と展開されていますが、エントリー層にも気軽に使ってもらうことが考えられたのが「DC-S5」です。
小型・軽量が意識されたことで身近な存在に
フルサイズミラーレス一眼としての優れた描写能力はもちろん、DC-S5では、小型・軽量のボディサイズを実現したことで、機動性を活かした撮影も可能となりました。
単純に携帯性に優れていることで、持ち運びに負担にならないことから日常的に使用するカメラとしてもおすすめです。
充実の基本性能
ターゲットとするユーザー層は、LUMIX S1などの上位モデルよりもエントリー向けとしていますが、性能に関しては上位モデルに引けを取らない優れた能力を保有しています。
LUMIX S1から継承する優秀なイメージセンサーを搭載し、人物や動物にも強いオートフォーカス性能を保有しており、LUMIX Sシリーズが誇る最新技術を体感することができます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : フルサイズ
- 映像素子型式 : 35mmフルサイズ(35.6mm×23.8mm)CMOSセンサー
- 有効画素数 : 2420万画素
- オートフォーカス方式 : コントラストAF
- 測距点 : 225点
- ISO感度 : ISO100~51200
- シャッター速度 : 1/8000~60秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約7コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約184万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 132.6×97.1×81.9mm
- 質量 : 約714g
- 価格帯 : 25万円~27万円程度
LUMIX DC-S5の実写レビューはこちら
Panasonic LUMIX DC-S5実写レビュー。フルサイズの恩恵をコンパクトなサイズ感で体感できる1台 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
DC-GH6
2022年3月25日に発売となった、LUMIXが展開するマイクロフォーサーズセンサー搭載モデルの中で最上位モデル。
画素数を増加させ充実の基本性能
従来モデルよりも画素数を大幅に増加させた2521万画素を採用。
画素数が増加しながらも、最新のLive MOSセンサーやヴィーナスエンジンを搭載していることで、高速処理性能に優れており、全体的に高性能を実現しています。
また、ボディ内手ブレ補正においても約7.5段分という驚異的な効果を発揮するモデルで、静止画以外にも動画撮影機としても活用されます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : マイクロフォーサーズ
- 映像素子型式 : 4/3型Live MOS センサー
- 有効画素数 : 2521万画素
- オートフォーカス方式 : 映像検出によるTTL方式
- 測距点 : 315点
- ISO感度 : ISO100~25600
- シャッター速度 : 1/8000~60秒
- 連写性能 : 最高約75コマ/秒(電子シャッター時)、最高14コマ/秒(メカシャッター時)
- 画面 : 3.0型/約184万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 138.4×100.3×99.6mm
- 質量 : 約823g
- 価格帯 : 26万3千円~29万円程度
LUMIX DC-GH6の実写レビューはこちら
Panasonic LUMIX DC-GH6実写レビュー。卓越した描写力を誇る最新マイクロフォーサーズミラーレス一眼 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
DC-GH5
2017年3月23日に発売されたハイエンドモデルであるDC-GH5。
高画質を追求した従来フラッグシップ
パナソニック ルミックス製品で最上位モデルとして位置付けされているDC-GH5。新開発のLive MOSセンサーやヴィーナスエンジンを搭載し、処理能力の向上を活かした性能アップを実現しました。
静止画での解像度向上や連写性能向上はもちろんですが、動画撮影において4K/60p画質を実現とした画質において圧倒的な力を発揮します。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : マイクロフォーサーズ
- 映像素子型式 : 4/3型Live MOS センサー
- 有効画素数 : 2033万画素
- オートフォーカス方式 : コントラストAF
- 測距点 : 225点
- ISO感度 : ISO200~25600
- シャッター速度 : 1/16000~60秒
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 138.5×98.1×87.4mm
- 質量 : 約725g
- 価格帯 : 19万5千円~25万円程度
DC-GH5S
ルミックス最上位シリーズの最新モデルであるDC-GH5S。高感度耐性を強化したモデルとして2018年1月25日に発売されました。
LUMIX史上最高の高感度画質
既にフラッグシップモデルとして販売されているDC-GH5との違いは高感度での撮影時に大きく現れます。
DC-GH5Sでは、高感度で発生するノイズ処理に極限までこだわり、最新イメージセンサーや高性能ヴィーナスエンジンを搭載し、高感度耐性にとても強いカメラとして開発されました。
常用ISO感度の数値を見ても最大ISO51200まで対応可能と、大きく進化しました。低ノイズを望む高感度撮影に最適なモデルです。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : マイクロフォーサーズ
- 映像素子型式 : 4/3型Live MOS センサー
- 有効画素数 : 1028万画素
- オートフォーカス方式 : コントラストAF
- 測距点 : 225点
- ISO感度 : ISO200~51200
- シャッター速度 : 1/16000~60秒
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒
- 画面 : 3.2型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 約62.0×104.0×98.0mm
- 質量 : 約435g
- 価格帯 : 29万1千円~38万円程度
DC-G9
パナソニックのミラーレス一眼の元祖シリーズであるGシリーズの最新モデルとして2018年1月25日に発売されたDC-G9。ハイエンド・ミラーレス一眼として人気を集めています。
従来モデルDMC-G8では、スタンダードモデルとして販売されていましたが、DC-G9よりハイエンドモデルへと引き上げられました。
世界最高の手ブレ補正機能を搭載
LUMIX製品の特長の一つである手ブレ補正は更に強化されました。
「撮像センサー」「ジャイロセンサー」「加速度センサー」の3つからそれぞれブレの情報の取得し、世界最高のシャッター速度6.5段分の手ブレ補正性能を実現しています。
また、同社ではレンズ内の手ブレ補正も保有し、連動した手ブレ補正を実現します。Dual I.S.2に対応したレンズでは、望遠域までシャッター速度6.5段分の補正効果を実現します。
例えレンズ側の手ブレ補正が非搭載でも、ボディ内の手ブレ補正のみでブレを軽減することができます。
充実の動画撮影
LUMIXシリーズでは動画撮影にも力を入れており、ミラーレス一眼ながら動画撮影機として十分な能力を発揮してくれます。
4K/60pを実現した動画撮影は、これまでパナソニックが培ってきたビデオカメラでの技術が最大限に活かされています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : マイクロフォーサーズ
- 映像素子型式 : 4/3型Live MOS センサー
- 有効画素数 : 2033万画素
- オートフォーカス方式 : コントラストAF
- 測距点 : 225点
- ISO感度 : ISO200~51200
- シャッター速度 : 1/32000~60秒
- 連写性能 : 最高約60コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 136.9×97.3×91.6mm
- 質量 : 約658g
- 価格帯 : 20万4千円~27万5千円程度
LUMIX DC-G9の製品レビューはこちら
Panasonic LUMIX DC-G9実写レビュー。動体撮影と4K動画で違いを魅せるハイエンドミラーレス一眼 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
同シリーズその他の現行モデル
- DMC-G8
2016年10月21日発売の前モデルです。現在の価格はDC-G9の半分以下の価格で購入することができるお得なカメラです。
DC-G99
2019年5月23日に発売されたLUMIXシリーズの中では中位モデルとなるDC-G99。
人気モデルであるDC-G9 PROの絵作り思想や描写力を継承しながら機動性が強く意識された小型・軽量一眼です。
「フィールド一眼」というコンセプト
LUMIXシリーズが伝統としている「生命力・生命美」をしっかり体現したモデルで、風景写真においても自然が写りこむシーンでの使用に向いているカメラと言えるでしょう。
DC-G99でもマイクロフォーサーズセンサーが採用されており、LUMIXが自信とするローパスフィルターレスの20.3M Live MOSセンサーが高い描写性を叶えます。
機動力を意識した小型・軽量性
DC-G99は、一眼カメラとしてのホールド感が意識されたデザイン性を採用しながら、小型・軽量化も実現したことで機動性に優れたモデルとなっています。
アウトドアシーンでの撮影にも最適化するように持ち運びに適したサイズ感と、過酷な環境下でも使用することが想定された防塵・防滴設計も施されており、あらゆる撮影シーンで活躍する一台と言えるでしょう。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : マイクロフォーサーズ
- 映像素子型式 : 4/3型Live MOS センサー
- 有効画素数 : 2030万画素
- オートフォーカス方式 : コントラストAF
- 測距点 : 49点
- ISO感度 : ISO200~25600
- シャッター速度 : 1/16000~60秒
- 連写性能 : 最高約9コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約124万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 130.4×93.5×77.4mm
- 質量 : 約536g
- 価格帯 : 8万49千円~13万円程度
DMC-GX7MK3
2018年3月15日に発売したLUMIX最新モデルであるDMC-GX7MK3。
「ストーリーフォト」というコンセプトを基に日常生活に寄り添った機能が搭載されています。
表現力を高める進化した性能
これまでもパナソニックでは写し出す情景の描写を意識した絵作りを重要視してきましたが、GX7MK3でもこれまでの技術を基に更に進化した描写力を発揮します。
従来機であるGX7MK2より画素数をアップさせた20M Live MOSセンサーとヴィーナスエンジンの組み合わせで実現した高解像・高画質は、作品をより魅力的に仕上げる助けになるでしょう。
スマートフォンとの連携をより簡単に
GX7MK3では、Bluetooth通信に対応したことで、カメラ本体とスマホやタブレットのペアリングがスムーズで楽になりました。
カメラ本体とペアリングした機器は近くにいる間は常時接続しているので、カメラを鞄などに入れた状態でもカメラ本体の操作をすることなく、撮影データの確認などが行えます。
また、事前に設定しておくことで撮影したデータを自動でスマートフォンなどの機器へ転送することが可能です。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : マイクロフォーサーズ
- 映像素子型式 : 4/3型Live MOS センサー
- 有効画素数 : 2030万画素
- オートフォーカス方式 : コントラストAF
- 測距点 : 49点
- ISO感度 : ISO200~25600
- シャッター速度 : 1/16000~60秒
- 連写性能 : 最高約9コマ/秒
- 画面 : 3.20型/約124万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 124.0×72.1×46.8mm
- 質量 : 約450g
- 価格帯 : 9万4千円~10万3千円程度
DC-GF10/GF90
2018年2月22日発売のGFシリーズの最新モデルであるDC-GF10/GF90。
一見すると2つ種類があるように思えますが、こちらは両品番においてスペックの差異はありません。
おしゃれで上質なデザイン
DC-GF10/GF90は、これからカメラを始める方や、女性の方にも優しい魅力が詰まっているカメラです。
カメラを選ぶ際、デザインも重要になると思います。DC-GF10/GF90では、従来機GF9よりカラーのバリエーションを増やし、お好みに合わせたカメラ選びを可能としています。
女性におすすめの「ホワイト×ローズゴールド」、GF9から人気の「オレンジ×シルバー」、落ち着きのある「ブラック」の3色は、それぞれイメージが異なるタイプで、選びやすいでしょう。
初心者に優しい小型軽量、レンズ付
女性でも使いやすいようにコンパクトなボディを意識して開発されました。小さな手にも収まりやすく、フィット感のあるサイズは初めてのカメラにも最適でしょう。
また、GF10/GF90はカメラボディ単体での販売は行っておらず、ダブルレンズキットのみの販売となります。
便利なズームレンズである「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」とボケを活かした撮影が楽しめる単焦点レンズ「LUMIX G 25mm/F1.7 APSH.」が付属され、買ってすぐに撮影を楽しむことができます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : マイクロフォーサーズ
- 映像素子型式 : 4/3型Live MOS センサー
- 有効画素数 : 1600万画素
- オートフォーカス方式 : コントラストAF
- 測距点 : 49点
- ISO感度 : ISO200~25600
- シャッター速度 : 1/16000~60秒
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi、Bluetooth
- 大きさ : 106.5×64.6×33.3mm
- 質量 : 約270g
- 価格帯 : 8万2千円~8万4千円程度
LUMIX DC-GF10/GF90の製品レビューはこちら
Panasonic LUMIX DC-GF10を実写レビュー!初心者でも使いやすいシンプルミラーレス一眼 | RentioPress
同シリーズその他の現行モデル
- DC-GF9
2017年1月19日発売。エントリー向けモデルとして展開されているDC-GF9だけに、デザインを意識した造りはこのころから既に始まっていました。
現在ではレンズキットで6万円代など、低価格モデルとしても人気です。
パナソニック(LUMIX)ミラーレス一眼現行モデルリスト
モデル名 | DC-S1 | DC-S1R | DC-S5 | DC-GH5 | DC-GH5S | DC-G9 | DC-G99 | DMC-GX8 | DC-GX7MK3 | DMC-GX7MK2 | DMC-G8 | DC-GF10/GF90 | DC-GF9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格帯 | 30万6千円~34万円 | 45万1千円~50万円 | 25万円~27万円 | 19万5千~25万円 | 29万1千~38万円 | 20万4千~27万5千円 | 8万9千~13万円 | 9万4千~10万3千円 | 5万4千~6万9千円 | 8万2千~8万4千円 | 6万4千~7万1千円 | ||
発売時期 | 2019年3月23日 | 2019年3月23日 | 2020年9月25日 | 2017年3月23日 | 2018年1月25日 | 2018年1月25日 | 2019年5月23日 | 2018年3月中旬 | 2016年5月18日 | 2018年2月22日 | 2017年1月19日 | ||
撮像画面サイズ | フルサイズ | マイクロフォーサーズ | |||||||||||
映像素子型式 | 35mmフルサイズ(35.6mm×23.8mm)CMOSセンサー | 35mmフルサイズ(36.0mm×24.0mm)CMOSセンサー | 35mmフルサイズ(35.6mm×23.8mm)CMOSセンサー | 4/3型Live MOSセンサー | |||||||||
有効画素数 | 約2420万画素 | 約4730万画素 | 約2420万画素 | 約2033万画素 | 約1028万画素 | 約2033万画素 | 約2030万画素 | 約1600万画素 | |||||
ファインダー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | ||
オートフォーカス方式 | コントラストAF | ||||||||||||
測距点 | 225 | 49 | |||||||||||
常用ISO感度 | ISO100~51200 | ISO100~25600 | ISO100~51200 | ISO200~25600 | ISO200~51200 | ISO200~25600 | |||||||
シャッター速度 | 1/8000~60秒 | 1/16000~60秒 | 1/32000~60秒 | ||||||||||
連続撮影速度 | 最高約9コマ/秒 | 最高約7コマ/秒 | 最高約12コマ/秒 | 最高約60コマ/秒 | 最高約9コマ/秒 | 最高約9コマ/秒 | 最高約40コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 | |||||
画面 | 3.2型静電容量方式タッチパネル | 3.0型静電容量方式タッチパネル | 3.2型静電容量方式タッチパネル | 3.0型静電容量方式タッチパネル | |||||||||
Wi-Fi搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
NFC搭載 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ||
Bluetooth搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | ||
大きさ | 約148.9×110.0×96.7mm | 約148.9×110.0×96.7mm | 約132.6×97.1×81.9mm | 約138.5×98.1×87.4mm | 約62.0×104.0×98.0mm | 約136.9×97.3×91.6mm | 約130.4×93.5×77.4mm | 約124.0×72.1×46.8mm | 約122.0×70.6×43.9mm | 約106.5×64.6×33.3mm | 約106.5×64.6×33.3mm | ||
質量 | 約1017g | 約1016g | 約714g | 約725g | 約435g | 約658g | 約536g | 約450g | 約426g | 約270g | 約269g |
これから登場が期待されるモデル
4つのシリーズに分かれているパナソニックのミラーレス一眼ですが、各シリーズともに最新モデルは2018年以降に発売しているため、どれも最新の状態にあると言えるでしょう。
昨年の段階ではGXシリーズやGシリーズなど更新が期待される声も多かったのですが、無事その期待に応える形で新製品を続々と発売しました。
しばらくはカメラ本体における新製品の発表はなさそうですが、レンズなどの関連機材は今後もアップデートが続くと思われるため、今後もチェックが必要です。
パナソニック(LUMIX)ミラーレス一眼まとめ
偏りのない安定した製品
パナソニック製のカメラはそれぞれ得意とする部分は保有しているものの、極端な偏りのない印象を受けます。
それぞれのカメラは現代のカメラにおける最低限のスペックを搭載し、誰が使っても使いやすく、満足する操作感を意識したカメラとなっています。
こだわりの強い色味、描写力
「生命力・生命美」と掲げるように、絵作りに強いこだわりを持つLUMIXシリーズ。
拡大してみてわかるのは少しの差かもしれません。そこにこだわったパナソニックのLUMIXは、日本企業としての意地を感じるところでもあります。
そしてプロフェッショナルほど、この細かさを求めるため、描写される「表現力」というのを実感できるこだわりぬいたカメラたちと言えるでしょう。
本格的な動画撮影にも使える
GH5Sのように写真撮影というよりも、高感度撮影に対応した動画撮影に特化したミラーレス一眼が販売されるほどです。
4K/60pや超スーパースロー撮影を可能としたFull HD/240fpsを搭載するなど、動画機能の充実が特長です。また、スチール向けと動画向けとカメラ自体もしっかりジャンル分けがされており、目的に合わせたカメラ選びが可能です。
パナソニック(LUMIX)製品をレンタル
これまでご紹介してきたパナソニック(LUMIX)の商品は、家電レンタルRentioで3泊4日からレンタルすることも可能です。
他社メーカーの一眼カメラも豊富に取り揃えているため、色々なカメラを検討されている方にもまずはお試しという形で大変おすすめです。
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