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毎日手軽にぱぱっと掃除したい方におすすめのコードレススティック掃除機。
中でも、SHARPの「RACTIVE Air(ラクティブエアー)」シリーズは、軽さと扱いやすさが魅力のコードレス掃除機です。「ラクティブ」という名の通り毎日の掃除が楽になる機能が盛りだくさん。日本メーカーらしい細かいところまで工夫が凝らされた掃除機です。
今回は、SHARPコードレス掃除機の軽量モデル「RACTIVE Air EC-VR3S」を実際に使って詳しくレビューしました。気になる吸引力・音なども動画で検証、注意点や他機種との違いについても解説しています。
もくじ
RACTIVE Air(ラクティブエアー) EC-VR3S の特長
SHARP「RACTIVE Air EC-VR3S」は、軽さとパワーと使い勝手を兼ね備えたコードレススティック掃除機です。
「重くて疲れるスティック掃除機は嫌だけど、一台で家中掃除したいからパワーも機能も妥協したくない!」という方にちょうどいい一台です。
まずは、そんな「RACTIVE Air EC-VR3S」の特長について詳しく紹介します。
軽さとパワーを両立
「RACTIVE Air EC-VR3S」の最大の特長は、本体重量1.3kgという軽さです。
本体部品やモーターの軽量化により、業界最軽量クラスの軽さを実現しています。
さらに、軸がブレにくい本体と小回りの利く小型のヘッドで動きをコントロールしやすいので、掃除機がけの負担をかなり軽減してくれます。
もちろん、軽さだけでなく吸引力も十分。従来モデルと比べて約16%向上した約12.9kPaのパワーで、隅々まで吸い残しなく掃除します。
お掃除を楽にする機能
「RACTIVE Air EC-VR3S」は様々な便利機能を備えていて、各所にお掃除が楽になる工夫が凝らされています。
持ち手部分にはグリップセンサーが搭載されており、掃除中に手を離すだけで運転オフ状態に。スイッチ操作不要で、簡単に掃除の中断・再開ができます。
また、通常の掃除用ヘッドのほかに、かがまず着脱できるスグトルブラシや、ハンディノズル・すき間ノズルといった3種類のアタッチメントを付属。掃除場所に合わせて使い分けられます。
他にも、掃除の合間にちょっと立てかけられる「ちょいかけフック」や、ダストボックス・フィルターがすべて水洗いできるなど、細かい部分まで気が利いています。
着脱式バッテリー
「RACTIVE Air EC-VR3S」のバッテリーは簡単に取り外しできる仕様。
バッテリー1個あたり最長約32分稼働でき、本体からバッテリーを取り外し急速充電器で約80分で充電できます。
広いお家を一気に掃除したい方は、別売の予備バッテリーを用意しておけばバッテリー切れの心配がなく安心です。
「RACTIVE Air EC-VR3S」開封&外観レビュー
それでは、実際に「RACTIVE Air EC-VR3S」を開封して使っていきたいと思います。
外箱を開けると、こちらの付属品が同梱されています。
掃除機本体
本体は片手で振り回せるんじゃないかと感じるほど非常に軽くて驚きました。
手元には電源・モード選択ボタンが配置。日本語で操作もわかりやすいですね。
排気口は本体右側にあり、右手で操作しているときに顔に排気が当たらないようになっています。
ダストボックスは、ボタンで簡単に取り外しができます。
ダストボックスを取り外した本体内側には、お手入れ用のブラシが内蔵されています。
掃除用ヘッド
掃除用ヘッドは、コンパクトで自立するタイプ。
裏面には回転するブラシが配置されています。ブラシの毛は柔らかめの素材なので、畳などの床材でも安心して使えそうです。
こちらの動画のように、関節がかなり自由自在に動くので、掃除中も小回りが利きやすくなっています。
組み立て
最初はバラバラの状態になっているので、説明書に沿って組み立てていきます。
まずは本体にハンディノズルを取り付けます。
続いてパイプを接続。
パイプの先端にスグトルブラシを取り付け。
最後に掃除用ヘッドを取り付けて完成です。
バッテリーを充電
バッテリーは、初めて使う前に満充電にしておきましょう。
付属の急速充電器で充電します。
バッテリーは手元に差し込み口があるので、充電が完了したら取り付けます。
4種類の疑似ゴミで清掃テスト
それでは、実際に「RACTIVE Air EC-VR3S」で掃除をしてみます。
今回は、大きさや形状の異なる4種類の疑似ゴミを用意して清掃テストをしました。
- 毛(犬の毛をカットした際に出たもの)
- 紙くず(ティッシュペーパーをちぎったもの)
- 粉末(中挽きのコーヒー粉)
- 粒状のゴミ(直径7~8mmのドッグフード)
いずれもフルパワーモードでゆっくり一往復して吸引させてみました。
気になるRACTIVE Air EC-VR3Sの吸引力はどうなのでしょうか?
疑似ゴミその1 犬の毛
ふわふわした犬の毛は、完璧に吸い取ることができました。
犬の毛くらいの軽いゴミは、ヘッドが通過する前にすべて吸い込まれていきます。
実際に使っていても、毎回ペットの毛や人間の髪の毛がしっかりと取れていました。
疑似ゴミその2 紙くず
犬の毛と同様、紙ごみもすんなりとキレイになりました。
こちらも軽いゴミなので、ヘッドが近づくとすぐにダストボックス内に吸い込まれていきました。
紙くずやホコリなど、軽いゴミはなんなく掃除できそうですね。
疑似ゴミその3 コーヒー粉末
粉末状のゴミも、一往復でしっかりキレイに。
こちらはやや重さがあるのでヘッドがゴミの上を通過した際に吸引されました。
砂などを持ちこみやすいペットやお子さんのいるお家でも、しっかり活躍してくれそうです。
疑似ゴミその4 ドッグフードの粒
比較的大きめの粒状のゴミは、ヘッドが上を通過することができた部分は概ねキレイになりましたが、1粒が押し出されて残ってしまいました。
(残りの1粒は、2往復目でしっかりと吸引できました。)
このくらいの大きさの粒状のゴミは目視できるので、きちんと狙って吸い込めば十分に対応できると思います。
実際に「RACTIVE Air EC-VR3S」を使って掃除した感想
清掃テスト後、RACTIVE Air EC-VR3Sを1週間毎日使いこんでみました。
毎日使った感想を一言で表すと…「軽さは正義!!!」。圧倒的な軽さと細やかな心遣いに魅了されてしまいました。
実際に使ってわかったRACTIVE Air EC-VR3Sの魅力について、詳しくお話ししたいと思います。
とにかく軽い!
「本体重量1.3㎏」という軽さがセールスポイントのRACTIVE Air EC-VR3S。実際に手にしてみると、女性でも片手で持ち上げられるほどの軽さでした。
普段自宅で使っているコードレス掃除機の半分程度の重量なので、その軽さのありがたみを心の底から実感しました。
軽くて部屋から部屋への移動も楽々・スイスイ掃除できるので、面倒くさい掃除機がけのハードルが下がって掃除の頻度が高くなりました。
ヘッドの小回りがきいて隅々まで届く
ヘッドがコンパクトで取り回しが良いのも、掃除機がけを楽に感じるポイントでした。
家具の下やすき間などにも自由自在に入り込んで、部屋の隅々までキレイにしてくれました。
軽い・コンパクト・小回りが利くヘッドのRACTIVE Air EC-VR3Sは、狭くて物が多い我が家にぴったりの掃除機でした。
自動モードで十分な吸引力
RACTIVE Air EC-VR3Sには、自動・弱・強・フルパワーという4つのモードがあります。
4つのうち一番良く使っていたのは、自動でゴミの量に応じて吸引力を調整してくれる自動モード。食べこぼしや砂など気になるゴミがある場所だけ強モードに切り替えて使っていました。
自動モードでも吸引力は高く、掃除残しが気になるといったことはありませんでした。メイン機としても十分に活躍できるコードレス掃除機です。
スグトルヘッドが便利
かがまずにヘッドを着脱して使える「スグトルヘッド」。パイプ上部のレバーを引きながらヘッドを足でおさえて本体を持ち上げると、通常のヘッドを簡単に取り外すことができます。
これはかなり便利で、通常のヘッドが入れないすき間などの掃除に大活躍。
これまでかがんでヘッドを取り外すのが面倒で諦めていた細かい場所まで、ささっとキレイにできました。
掃除中に立て掛けておける
本体裏面についている「ちょいかけフック」も便利。
滑り止めのようなゴム素材なので、掃除の途中で近くの壁や家具にちょっと立て掛けておくことができます。
RACTIVE Airは自立しないのですが、ちょいかけフックがあるおかげで少し家具を動かす時などには立て掛けておけて便利でした。
バッテリーもちも十分
我が家がそこまで広くないということもあり、自動モードで使っているぶんには一度の掃除ではバッテリー切れにはなりませんでした。
通常ヘッドを使用した時の稼働時間の目安は、弱モードで約30分・自動モードで約20分・強モードで約8分。毎回充電しておけば、バッテリーは1個で十分でした。
お家が広い方や強モードで掃除したい方は、バッテリーが2個あると安心ですね。
お手入れも簡単&水洗いOKが嬉しい
RACTIVE Airの吸引性能を維持するため、掃除後に毎回ゴミ捨てが必要なのですが、ダストボックスはボタンを押しながら簡単に取り外しができます。毎回のことなのでお手入れが簡単なのはありがたいですね。
また、ダストボックスはしばらく使っていると細かいチリが溜まって薄汚れてくるので、ダストボックス・フィルターすべてが水洗いできるのも衛生的で良いなと思いました。
コードレス掃除機は一度買ったら長く使うものなので、お手入れのしやすさも重要なポイントですね。
使ってわかった「RACTIVE Air EC-VR3S」の気になる注意点
今回RACTIVE Air EC-VR3Sを使ってみて、若干気になる部分もありました。
人によってはデメリットに感じてしまうかもしれないので、購入前にこちらのポイントは確認しておきましょう。
稼働音は強だとそれなりにうるさい
赤ちゃんのいるお家や夜に掃除機がけをするお家など、掃除機の稼働音が気になる方は多いのではないでしょうか。
RACTIVE Air EC-VR3Sの稼働音は、弱だとそれほど気にならないのですが強以上ではそれなりにうるさく感じます。
実際の稼働音を騒音計で計測したところ、弱モードでは70~72dB、強モードだと80~82dB、フルパワーモードで81~83dBといった結果になりました。
強モードはそれだけパワフルということだと思いますが、音を気にするお家では弱モードで使用した方がいいかもしれません。
グリップセンサーが慣れるまでは使いづらい
RACTIVE Air EC-VR3Sでは、手元のハンドル部分にグリップセンサーが搭載されており、手を離すと一時運転停止することができます。
ですが、この機能に慣れないうちは掃除中に誤ってセンサーから手を外してしまい、思わぬタイミングで停止してしまうことが何度かありました。
使い続けていくうちに慣れてくるのですが、どうしても使いづらいと感じる方は設定でグリップセンサー機能をオフにもできます。
布製品の掃除には別売ヘッドが必要
ふとんやマットレス、ソファなど、布製品にも掃除機をかけたい場合、標準付属の細いアタッチメントでは掃除しづらいと感じるかもしれません。
RACTIVE Air EC-VR3Sを布製品の掃除にも使うなら、別売のふとん掃除ヘッドを用意したほうがいいでしょう。
自立しないので収納場所は要検討
RACTIVE Air EC-VR3Sは、自立しないコードレス掃除機です。
「ちょいかけフック」で引っかけて収納できるちょうどいい場所があればいいのですが、壁に立て掛けて保管しておくのは少し不安です。誤ってぶつかって倒してしまうかもしれません。
別売の専用スタンドも販売されていますので、収納場所に困ったらスタンドを用意すると良さそうです。
すき間ノズルの置き場所問題
標準付属しているアタッチメント「すき間ノズル」は本体に取り付けておくことができません。そのため、置き場所に困るという現象が起こりました。
コードレス掃除機や急速充電器の近くに置いておくと邪魔になりそうですし、他の場所に収納するとうっかり無くしてしまいそうです。
専用スタンドにも取り付けられる場所は無いので、すき間ノズル置き場所問題の解決はなかなか難しそうです。
他のRACTIVE Airとの違いを比較
RACTIVE Airシリーズには似たような型番のコードレス掃除機が複数ラインナップしているので、どれを選べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか?
「RACTIVE Air EC-VR3S」と他機種との違いを比較し解説しますので、機種選びの参考にしてみてください。
EC-VR3SXとの違い
「EC-VR3S」と一番名前が似ているのが、「EC-VR3SX」。
実はこの2機種、本体はまったく同じ。違いは付属するバッテリーの数だけなんです。
予備バッテリーを用意しておきたい方には「EC-VR3SX」のほうがおすすめです。
機種名 | EC-VR3S | EC-VR3SX |
---|---|---|
付属品 | スグトルブラシ、すき間ノズル、ハンディノズル、充電器、バッテリー | スグトルブラシ、すき間ノズル、ハンディノズル、充電器、バッテリー(2個) |
EC-AR3S/AR3SXとの違い
「EC-AR3S/AR3SX」は、「EC-VR3S」と同じスタンダードモデル。
吸引力がやや弱い約11.2kPa・グリップセンサーがない・掃除用ヘッドの違い・やや重い1.5kgなど、ほぼ同クラスの性能ではあるものの細かな部分に違いがあります。
どちらを選んでも満足できるかと思いますが、「EC-AR3S/AR3SX」のほうが低価格な場合が多いので、コスパ重視の方におすすめです。
機種名 | EC-VR3S | EC-AR3S/AR3SX |
---|---|---|
吸引力 | 約12.9kPa | 約11.2kPa |
掃除用ヘッド | コンパクトスリムヘッド | 新シャッター構造、ラグ越え機能 |
グリップセンサー | ○ | × |
重さ | 1.3kg | 1.5kg |
サイズ(幅×奥行×高さ㎜) | 210×150×985 | 223×220×980 |
付属品 | スグトルブラシ、すき間ノズル、ハンディノズル、充電器、バッテリー | スグトルブラシ、はたきノズル、すき間ノズル、ハンディノズル、充電器、バッテリー(AR3SXのみ:コンパクトふとん掃除ヘッド、タテヨコ曲がるすき間ノズル、予備バッテリー) |
EC-SR3S/SR3SXとの違い
「EC-SR3S/SR3SX」は、RACTIVE Airシリーズの高機能モデル。
約13.4kPaと吸引力が高いパワフルな掃除機ですが、そのぶん本体重量は重めで価格帯も上がります。
パワーを重視する方におすすめの機種です。
機種名 | EC-VR3S | EC-SR3S/SR3SX |
---|---|---|
吸引力 | 約12.9kPa | 約13.4kPa |
掃除用ヘッド | コンパクトスリムヘッド | スミワザ機能、ラグ越え機能 |
グリップセンサー | ○ | × |
運転時間 | 32分/20分/8分 | 60分/30分/12分 |
重さ | 1.3kg | 1.9kg |
サイズ(幅×奥行×高さ㎜) | 210×150×985 | 243×240×1055 |
集じん容量 | 130ml | 200ml |
付属品 | スグトルブラシ、すき間ノズル、ハンディノズル、充電器、バッテリー | スグトルブラシ、すき間ノズル、ベンリブラシ、スタンド台、充電器、バッテリー(AR3SXのみ:コンパクトふとん掃除ヘッド、延長ホース、はたきノズル、予備バッテリー) |
SHARP RACTIVE Airシリーズ全機種比較はこちら
[最新] SHARPコードレススティック掃除機を比較!選び方とおすすめのRACTIVE Airを紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
軽い「RACTIVE Air EC-VR3S」なら、掃除の負担も軽くなる
力に自信のない方でも楽々使える軽さとどんな家でも扱いやすい便利さを兼ね備えたコードレス掃除機「SHARP RACTIVE Air EC-VR3S」。
実際に使っていても軽くて気軽に使えるので、掃除機がけの心理的な負担が減って掃除の頻度が上がりました。
「重い掃除機をわざわざ出して使うのは面倒」「取り回しの良い掃除機がいい」という方におすすめのコードレス掃除機です。
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