OPPO Reno3 Aを実機レビュー!スペックやカメラの性能を検証してみました
更新日2022/10/27
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世界で5本の指に入るスマホメーカーであり、最近は指原莉乃さんや木梨憲武さんを起用したテレビCMでも注目を集めた「OPPO」。
OPPOのスマホは高品質ながら手頃な価格で手に入れられるので格安simユーザーにも人気があります。
そこで、この記事では2020年6月に登場したミドルレンジスマートフォンOPPO Reno3 Aの特徴と実機レビューをまとめました。
カメラ性能に魅力のあるスマホなので、カメラ重視のスマホへ機種変更を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
もくじ
OPPO Reno3 Aの特長
「日本オリジナルモデルとして開発されたOPPO Reno A」の後継機として改良されたスマホが「OPPO Reno3 A」です。
3.5万円前後の端末価格(2020年10月現在)ながら性能や機能はハイエンドモデル機に迫る性能や機能性を有しており、コストパフォーマンスの高さに魅力のある製品です。
ここでは「OPPO Reno3 A」の特長として7つ紹介します。
- フルハイビジョンのディスプレイ
- 多彩なカメラ機能
- スタイリッシュなデザイン
- デュアルSIMスロット
- 急速充電対応
- おサイフケータイが使える
- IPX68規格の防水防塵に対応
フルハイビジョンのディスプレイ
「OPPO Reno3 A」は約6.44インチの有機ELディスプレイで、フルハイビジョン(FHD,2,400×1,080)のディスプレイ解像度になります。
画面占有率が89.9%と表示領域が広いので、映像コンテンツやゲームを隅々まで楽しめるのは嬉しいポイントです。
製品自体のサイズは縦160.9mm×横74.1mm×厚さ8.2mmで重さは約175gほどになります。
ディスプレイで指紋認証も可能
「OPPO Reno3 A」は「顔認証」と「指紋認証」に対応しています。
ホームボタンはありませんがディスプレイ埋め込み型指紋認証を採用しており、事前に登録済みの指を画面に押し当てるとロックが解除されます。
指紋認証時は写真のようなアニメーション付きです。アニメーションスタイル8種類用意されておりますので、指紋登録時に設定することが可能です。
多彩なカメラ機能
「OPPO Reno3 A」のメインカメラは4つのカメラを搭載しており、、撮影時にAIシーン認識によって最適な設定(「料理」「ポートレート」「室内」etc.)してくれるサポート補助もあります。なお、望遠カメラは搭載されておらず、10倍のデジタルズームに対応しています。
1,600万画素のインカメラには美顔補正機能(AIビューティー)が自動適用されるようになっており、自撮りにもおすすめです。(実際のカメラレビュー→)
メインカメラ | 広角カメラ | 4,800万画素,F/1.7 |
---|---|---|
超広角 | 800万画素,F/2.28 | |
ポートレート | 200万画素 | |
モノクロ | 200万画素 | |
インカメラ | 1,600万画素,F/2.0 |
スタイリッシュなデザイン
「OPPO Reno3 A」は軽くて片手でも持ちやすく、人間工学に基づいた曲面デザインが施されたスタイリッシュな薄型ボディも特長です。
カラーバリエーションも2色展開されており、特に青と白のグラデーションホワイトは他のスマホメーカーではあまり見かけることがないカラーリングです。
3万円台のお手頃スマホでありながら、高級感のあるプロダクトデザインは大きな強みの1つだと言えるでしょう。
デュアルSIMスロット
「OPPO Reno3 A」にはnanoSIMのデュアルSIMスロットがあるため、2つの回線と契約して使い分けることが可能です。
SIMを使い分けて料金を節約することもできますし、私用と仕事用で回線を分けることも可能です。
なお、デュアルSIMスロットはmicroSDXCメモリーカードスロットと排他利用になっておりますので、外部ストレージを使う方は注意してください。
急速充電に対応
「OPPO Reno3 A」はQuick Charge 2.0の急速充電に対応しており、約120分でのフル充電が可能です。
バッテリー容量もiPhoneやXperiaと比べても多く、4,025mAhの長時間使えるバッテリーのが特長です。
PowerIQ 3.0対応のAnkerのモバイルバッテリーであれば外出先でも急速充電ができますので、合わせて購入するのもおすすめです。
Anker PowerCore III Elite 25600 60Wの実機レビュー!ノートパソコンの充電におすすめ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
おサイフケータイが使える
「OPPO Reno3 A」はFelicaのスマホ決済に対応しています。
改札や街なかでモバイルSuica・おサイフケータイ・Google Pay(iD/QUICPay)が使えるので、キャッシュレス化が進む日本でも便利に使うことができます。
IPX68規格の防水防塵に対応
「OPPO Reno3 A」はIP68の防水・防じん性能があるので、雨やバスルームなどのちょっとした水濡れにも強い耐久性を有します。
目安までにIP68の定義も記しておきます。
- IP6X:直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に8時間入れて撹拌させ、取り出したときに内部に塵埃が侵入しない機能を有すること
- IPX8:常温で水道水の水深1.5mのところに沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有すること
製品スペック
「OPPO Reno3 A」の詳細な製品スペックを一覧にまとめました。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
ディスプレイ | 6.44インチ有機EL Corning®Gorilla®Glass 5 |
ディスプレイ解像度 | FHD 2400×1080 |
アウトカメラ | 約4800万画素(f/1.7) + 約800万画素(f/2.2) + 約200万画素(f/2.4) + 約200万画素(f/2.4) |
インカメラ | 約1600万画素(f/2.0) |
OS | ColorOS 7.1 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™665 |
バッテリー容量 | 4025mAh |
ストレージ容量 | 128GB(最大256GB micro SD対応) |
SIMカード | 排他的デュアルSIMスロット (nanoSIM+nanoSIM / microSD) |
Bluetooth | 5.0 |
Wi-Fi | 2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac |
NFC | 対応(FeliCa対応) |
サイズ | 縦160.9mm×横74.1mm×厚さ8.2mm |
重さ | 約175g |
カラー | ホワイト/ブラック |
同梱物 | ACアダプター×1/USB Type-C™ データケーブル×1/イヤホン×1/SIMカードスロット用ピン×1/保護ケース×1/保護フィルム(貼付済み)×1/クイックガイド×1/安全ガイド×1 |
OPPO Reno3 Aのカメラ性能レビュー
「OPPO Reno3 A」の最も魅力ある特長がクアッドカメラにありますので、メインカメラを使って撮影した静止画の作例を紹介したいと思います。
基本的に初期設定のままで撮影モードをいくつか切り替えて行ってみましたので参考にしてください。
標準カメラ
こちらの写真が初期設定のまま撮影した、4:3の広角カメラ撮影になります。猫の毛並みまでキレイに撮影できています。
フレームを「FULL」に変更すれば、20:9の写真の横長写真を撮影することもできます。(他に1:1のフレームも選択可)
ダズルカラー撮影
「OPPO Reno3 A」のダズルカラーモードをオンにすると、コントラストの強い色鮮やかな自動補正がされます。
超広角撮影
超広角カメラ(800万画素,F/2.28)なら画角119°のワイド撮影が可能です。
写りの範囲が広がるので、ダイナミックな映え写真を撮影したい時におすすめです。
ポートレート撮影
200万画素のポートレートカメラはソフトウェアのフィルター効果と合わせて、被写体を際立たせる絶妙なボケ具合を演出してくれます。
モノクロ撮影
モノクロ撮影もソフトウェアのフィルター効果との組み合わせになります。
あまりコントラストが高くない、グレースケールに近いような写真になりました。
カメラメニューの右上にある3色の円マークをタップすればフィルターが10種類表示されますので、R6を選ぶとモノクロ撮影になります。
夜景撮影
「OPPO Reno3 A」の夜景撮影にはAIシーン認識によるものとウルトラナイトモードの2種類があります。上の写真は同じ場所から撮影したものです。
ウルトラナイトモードは数秒カメラを固定して光を取り込むのですが、シャッタースピードを遅くして撮影するのとは異なり、ブレなく明るい写真を撮影することができました。
OPPO Reno3 Aを使って気になるポイント
カメラ機能やスタイリッシュなデザインに特長のある「OPPO Reno3 A」ですが、実際に使い続けてみると気になることがいくつか分かってきました。
ここでは中でも不満の大きい2つのポイントについて紹介します。
動作がカクつく
こちらの動画は「OPPO Reno3 A」でRentio公式Twitterのタイムラインをスクロールした映像ですが、ところどころカクつくのが分かると思います。
リフレッシュレートの調整とタッチサンプルレートの最適化(タッチパネルの遅延調整)をしてくれる「ゲームブースト 2.0」が搭載されているとはいえ、実際に「ポケモンGO」で遊んでみると遅延が大きいためモンスターボールでの捕獲が難しく、ゲームにはパワー不足は否めないと思います。
試しにAnTuTu Benchmarkを使って検証してみたところスコアは「174752」になりました。
「OPPO Reno3 A」が採用するCPUはオクタコアの「Qualcomm Snapdragon 665」なので、前機種「OPPO Reno A」の「Qualcomm® Snapdragon 710」よりスペックダウンはしておりますが、ミドルレンジのスマホとしては可もなく不可もなくといったところでしょう。
片手操作に不向き
写真の一般的な男性の手のサイズになりますが、片手利用には難しい長さと幅です。
厚みが約8.2mmと確かに持ちやすいスマホだとは思いますが、「OPPO Reno3 A」を使うときは基本的に両手で使うことになります。
OPPO Reno3 Aはコスパ抜群のミドルレンジスマホ
「OPPO Reno3 A」はカメラ・デザイン・おサイフケータイと日本人のニーズを満たすスマホであることは間違いありません。
そんなスマホを3.5万円前後のお手頃価格で手に入れられるのは高コスパと言わざるをえません。
できるだけ予算を抑えながら十分な機能を兼ね備えるスマホを探している方は、「OPPO Reno3 A」は選択肢から決して外せない製品です。
スマホはレンタルがお得
機種変更までの代替え機としての利用はもちろん、必要な期間だけスマホを使いたいならお試しレンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では14泊15日〜の短期レンタルや月額レンタル(3ヶ月〜)で借りられるスマホを用意していますのでぜひ試してみてください。