本格派の低温調理器「BONIQ Pro (ボニークプロ)」使用レビュー!使い方や注意点,BONIQとの違いも解説

mari fukuen
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更新日2021/01/19

本格派の低温調理器「BONIQ Pro (ボニークプロ)」使用レビュー!使い方や注意点,BONIQとの違いも解説

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肉や魚をやわらかく美味しく調理することができる低温調理。温度や時間の管理が難しいイメージのある低温調理ですが、「低温調理器」があればお家でもボタン一つで簡単に低温調理が可能になります。

とくに最近人気の低温調理器が、日本メーカー製の「BONIQ (ボニーク)」シリーズです。
ハイパワーでたくさんの食材を一気調理可能。デザインや使い勝手など細部にもこだわった高品質な低温調理器です。

BONIQシリーズには、通常モデルの「BONIQ」と高機能モデルの「BONIQ Pro」がありますが、今回はボニークプロを実際に使ってその実力を検証してみたいと思います。

 

プロ仕様の低温調理器「BONIQ Pro (ボニークプロ)」

設定した温度・加熱時間を自動でキープしてくれる調理家電「低温調理器」の中でも、BONIQ Proは高機能なプロ仕様のモデルです。

5~95℃まで0.5℃刻みで温度設定可能。誤差±0.1℃で設定温度をキープしてくれるので、誰でもお家で本格的な低温調理を楽しめます。

1200Wのハイパワーで大量調理にも対応

BONIQ Pro最大の特徴が、1200Wのハイパワー

1200Wで一気に温度を上昇させるので、短時間で設定温度まで上昇。さらに、最大20Lまでの大きな鍋にも使えるので、大量の食材を一度に調理することができます。

からだづくりなどで毎日お肉を食べる方や、ホームパーティー用にたくさん料理を作りたい方にもぴったりですね。

スタイリッシュなデザイン

BONIQ Proは、スタイリッシュな本体デザインも魅力の一つ。

高さ31.5cm×直径5.3cmというスリムボディで、ボタンや無駄な装飾のないシンプルなデザイン。
固定用のクリップホルダーは着脱可能なので場所を取らず、縦置きでも引き出しでも収納しやすくなっています。

頑丈で高級感のあるマットなアルミ素材を使用しており、重さも1kgと比較的軽めなので持ち運びも楽々。友人宅やキャンプに持って行って仲間と一緒に楽しむのもいいですね。

使い勝手にも配慮

BONIQ Proは日本メーカー製ということもあり、使い勝手にもこだわりを感じます。

鍋への固定は、簡単に取り付けられるクリップ式ホルダーに加えて、底面ボトルキャップのマグネットでも固定可能。磁石がつく素材の鍋であれば、自立した状態で使用できて非常に手軽です。

また、本体はIPX7防水仕様で丸洗いOK。食器用洗剤で洗って衛生的に使い続けることができます。

さらに使いこなしたい方には、Wi-Fiでのスマホ連携も可能。高度な温度設定や外出先からの操作など便利に使えます。

「BONIQ Pro」と「BONIQ 2.0」「BONIQ」の違い

BONIQシリーズには、高機能な「BONIQ Pro」以外に通常モデルの「BONIQ 2.0」「BONIQ」がラインナップされています。

3機種の主な違いについて、こちらの比較表にまとめました。

BONIQ Pro BONIQ 2.0 BONIQ (初代)
消費電力 1200W 1000W 800W
対応水量 5〜20L 5〜15L 5〜15L
温度誤差 ±0.1℃ ±0.1℃ ±1%
防水 ○ IPX7 ○ IPX7
操作 タッチパネル タッチパネル タッチパネル+ホイール
取り付け クリップ・マグネット クリップ・マグネット クリップ
スマホ連携 ○ WiFi ○ WiFi
素材 アルミ プラスチック ステンレス+プラスチック
サイズ (高さ×幅×奥行cm) 31×5×10 31×5×10 37×10×11
重さ 1kg 1kg 1.2kg
国内保証 1年 (※飲食店OK) 1年 (※飲食店不可) 1年 (※飲食店不可)
Amazon税込価格 (※2021/1/12時点) ¥32,780 予約発売 (公式¥22,000) ¥21,780

BONIQ ProとBONIQ 2.0は見た目も機能も似ていて、主な違いはパワーと素材のみ。パワー重視の方にはBONIQ Pro、コスパ重視の方にはBONIQ 2.0がおすすめです。

初代BONIQだけは発売時期が古いこともあって、パワー・サイズ・素材・防水性能・スマホ連携など、他の2機種との性能差が大きいモデルです。

なお、一般ユーザーはすべての機種に1年保証がついていますが、飲食店で使う場合はBONIQ Proのみ保証対象となるので注意しましょう。

BONIQ Proを実際に調理しながら使い方を解説

今回BONIQ Proを2週間レンタルして使用しました。ここからは、実際にBONIQ Proで低温調理しながら使い方を解説していきます。

BONIQ公式レシピサイトを参考に、鶏むね肉を60℃1時間50分で低温調理後に塩で味付けをします。

材料の下準備

まずは下準備として、鶏むね肉を耐熱ジップ袋に入れ、水に沈めながら水圧で空気を抜いて真空状態にしておきます。

鍋に適量のお湯を入れる

続いて、鍋を用意し適量のお湯を入れます

用意する鍋は5~20LまでOKですが、ある程度の深さが無いと下限水位に達しないため使えません。
写真上の空気穴(約13.5cm)が水位の上限・下の水流噴出口(約8cm)が水位の下限になるので、このラインの間の水位で使える鍋を用意する必要があります。

我が家にある深さ10cm程度の鍋だとギリギリだったため、深さ12~13cm以上ある鍋だと安心だと思います。

今回はちょうどいい深い鍋が無かったため、5合炊き炊飯器の内釜を使います

鍋に入れるのは、40℃程度の蛇口から出るお湯がおすすめです。冷たい水から加熱しようとするとかなり時間がかかってしまいます。

また、食材を入れると水かさがかなり増えるので、一度ここで食材を入れた状態での水位も確認しておくと安心です。

クリップホルダーまたはマグネットで固定する

BONIQ Proをクリップホルダーまたは底面のマグネットで鍋に固定します。

クリップホルダーを使う場合は、電源コードの付け根部分にホルダーを差し込み、しっかりはまるまでグッと押し込みます

クリップは大きく開くので、比較的厚みのある容器でも使うことが可能です。

底面のマグネットを使う場合、クリップホルダーは不要。まっすぐ倒れないよう鍋に入れるだけで固定されます。

タッチパネル操作で温度とタイマーを設定

上面のタッチパネルを操作し、温度とタイマー時間を設定します。

  1. 右下の赤い「START」ボタンで設定開始
  2. 左右の「+」「-」ボタンで温度を設定(長押しで早送り)
  3. 左下の「℃/時間」ボタンで切り替え
  4. 「+」「-」ボタンでタイマー時間を設定(長押しで早送り)
  5. 「℃/時間」ボタンで切り替え
  6. 「+」「-」ボタンでタイマー分を設定(長押しで早送り)
  7. 右下の「START」ボタンで加熱開始

「℃/時間」ボタンを押すと、「温度→時間→分」の順番でくり返し設定できるようになるので、間違えたら最初からやり直しましょう。

設定温度に達したら食材を入れる

設定温度に達したらアラームでお知らせしてくれます。今回40℃前後のお湯を60℃まで予熱しましたが、だいたい5分程度かかりました。

食材をゆっくりと投入し、全体がお湯に浸かるようにしっかりと沈めます

あとは放置するだけ!とても簡単ですね。

アラームがなったら取り出して完成!

タイマー時間が終了するとアラームが1分間なって自動で停止するので、食材をすぐに取り出し塩を入れて約30分味をなじませます。

すぐに食べない場合は、氷水で粗熱を取ってから冷蔵庫に入れて保存しましょう。

完成した鶏むね肉がこちら!

包丁を入れるたびに水分がじんわり滲んできて、しっとり感がよくわかります

実際に食べてみてもパサパサな食感にはなっておらず、しっとり柔らかい仕上がり

もはやコンビニのサラダチキンを超える美味しさ…!毎日食べたくなる本格的な一品になりました。

ボニークプロで実際に作ってみたレシピ

鶏むね肉以外にも、牛肉、豚肉、魚、野菜まで、あらゆる食材を美味しく仕上げてくれる低温調理

BONIQ公式レシピサイトを参考に、ボニークプロで色々なメニューにチャレンジしてみました。

牛肩ロース肉のステーキ

牛肩ロース肉に塩コショウで下味をつけて、58℃2時間半で低温調理。火が中まで入らないように表面だけを焼き上げました。

中はピンクでやわらかくジューシー。家では焼き加減が難しく硬くなりがちなステーキも、失敗せず完璧な状態に焼き上がります

ニンニクたっぷりのソースを絡めれば、家庭では味わえないような本格的な味に仕上がりました。

サーモンのミキュイ

「ミキュイ」はフランス語で「半生」という意味だそうでフランス料理では定番らしいのですが、私は初めて出会う料理でした。

生食用のサーモンに塩コショウとオリーブオイルで味付けして、49℃で20分低温調理

崩れないよう慎重にお皿に盛り付けたら、お好みの味付けをして完成です。なんというおしゃれ料理…!

ミキュイを人生で初めて食べましたが、生のような焼いてあるような絶妙な食感。口の中でホロリとほどけて…美味しい!!

低温調理器を買ったらぜひ一度試してほしいレシピです。

親子丼

親子丼のような普通の鍋で作れる料理も、低温調理することでワンランクアップします。

薄く切った玉ねぎと調味料を火にかけて煮詰め、食べやすい大きさに切った鶏もも肉と一緒に耐熱ジップ袋に入れます。

65℃1時間で低温調理した後に、溶き卵を加えてさらに85℃10分で加熱

たまごはふわとろ半熟で、もも肉もやわらかくジューシーな親子丼が完成しました。

手間と時間はかかるのですが、低温調理をすることで通常よりもやわらかくふわふわに仕上がります。

温泉卵

そのまま食べても丼もののトッピングにも使える温泉卵。低温調理器があれば、家でかんたんに作ることができます。

鍋に直接卵を入れて、68℃30分で低温調理するだけでOK。とろとろの温泉卵が出来上がりました!

丼ぶりに温泉卵を乗せるだけで、一気に贅沢な気分を味わえますよね

使って実感したボニークプロの魅力

今回鶏むね肉以外にも、ローストビーフやステーキ、温泉卵など色々な料理をBONIQ Proで作ってみました

実際に使って実感したBONIQ Proの魅力についてご紹介します。

美味しくヘルシーでおしゃれな料理が作れる

BONIQ Proを使って感じた最大の魅力が、低温調理で作る料理の味です。

これまで炊飯器を使ってローストビーフやサラダチキンを作ったことはありましたが、細かい時間や温度の設定ができないため、味や仕上がりにバラつきが出てしまっていました。

それがBONIQ Proなら毎回高いクオリティでお店のような美味しい料理が作れるので、自宅で色々な低温調理に挑戦するのが楽しくなってきました。

公式レシピサイトも充実していておしゃれで美味しそうなレシピばかりなので、ますます低温調理の世界が広がりますね。

BONIQ(ボニーク)公式低温調理レシピサイト

安心で失敗がない

低温調理で怖いのが、加熱不足による食中毒のリスクですよね。
私も炊飯器で鶏むね肉の低温調理をしていたときは、中が生っぽくなってしまい電子レンジで追加加熱して結局パサパサに…という失敗を何度も経験しました

低温調理での食中毒リスクを下げるためには、食材の中心部まで安全な温度と時間で加熱することが重要。お湯の温度ではなく、食材が中までしっかり温まってからの時間がポイントなので要注意です。

温度と時間の管理が重要な低温調理ですが、BONIQ proがあればボタン一つで放置するだけ。誰でも簡単に安全で美味しい低温調理が楽しめるのは嬉しいですね。

食材の種類と厚さによって加熱時間が異なるので、こちらの公式レシピサイトの加熱時間の目安を参考にするのがおすすめです。

低温調理のルール 〜6つのポイント〜 | BONIQ(ボニーク)公式低温調理レシピサイト

おしゃれな見た目で収納もしやすい

BONIQ proはシンプルなデザインで、クリップを外せばスリムな円柱型になります。

コードをきれいに巻き付ければ、キッチンカウンターに立てて見せる収納にも良し。スリムなので引き出し収納でもぴったり収まります

なによりおしゃれで洗練されたデザインの家電は、使っていて気持ちがいい…!ワクワク感を演出して、料理のモチベーションを高めてくれます

マグネット固定が便利

個人的には地味にポイントが高かったのが、底面のマグネット固定
クリップ無しで固定できる低温調理器はほとんどないので、鍋の側面にわざわざ固定する必要がないマグネット固定はじつは画期的なんです。

業務用の深い鍋などでは使えませんが、家庭用程度の深さの鍋ならマグネット固定で十分。クリップのひと手間が減るだけで、かなり使いやすさが向上しています。

常にクリップを外しておけるので、収納時にかさばらないのも便利でした。

丸洗いOKが嬉しい

BONIQ Proは上から下まですべて防水なので、丸洗いOK。使用中に汚してしまっても、洗剤で洗って衛生的に使い続けることができます

低温調理器はお湯に浸けて使うので基本的に汚れにくい調理家電ではあるものの、キッチンで使うのでどうしても汚れてしまうことはあります

実際に使っていても、生肉を触ったままの手でうっかりBONIQをつかんでしまうことが何度かありましたが、食器用洗剤で洗えたので安心して次も使うことができました。

拭き掃除だけでなく丸洗いができるほうがやっぱり安心ですよね。

購入前に知っておきたいボニークプロの注意点

実際にボニークプロを使ってみると、いくつか購入前に注意しておきたいポイントに気づきました。

人によってはデメリットに感じてしまうかもしれないので、こちらのポイントは事前に確認しておきましょう。

深くて大きめの鍋が必要

BONIQ Proを使う際には、自分で適切な大きさの鍋を用意する必要があります

実際に測ってみた目安としては深さ12~13cm以上なのですが、我が家にはその深さの鍋が無かったため5合炊き炊飯器の内鍋を使うことになってしまいました。

炊飯器の内鍋は深さは十分だったのですがやや狭く、大きめのかたまり肉や複数の鶏むね肉の調理には使いづらいと感じました。

せっかく20Lまで調理できるパワーがあるので、低温調理専用のコンテナや大鍋を用意してまとめて調理するのがおすすめです。

アプリの使い勝手が悪い

BONIQ ProにはWi-Fi機能が搭載されていて、スマホアプリから操作することができます。

途中で温度を変える設定や、外出先から予熱を始める設定、レシピ検索など様々な機能が使えるのですが、アプリがあまりに使いづらすぎてほとんど使いませんでした

アプリの初期設定に手間がかかるうえに、電源コードを抜くたびに毎回初期設定が必要になります。本体操作で設定したほうが時間もかからず効率的。
調理終了時のタイマー通知機能も無いので、あまりアプリのメリットを感じられませんでした。

アプリ機能に期待してBONIQ Proを購入すると、ガッカリするかもしれません。

【参考】BONIQアプリ 初期設定の流れ

1.STARTを押してユーザー登録とログイン

2.BONIQの機器登録(失敗しがち)

電源コードをつないだら、本体を水に浸けて・電源OFF状態で左下のボタンを約3秒長押しします。この2つの条件で失敗しがちなので要注意です。

3.BONIQとWi-Fiを接続(失敗しがち)

スマホを2.4GHz帯のWi-Fiに接続してから、パスワードを入力しBONIQとWi-Fiを接続します。5GHz帯のWi-Fiに接続していると失敗します。

4.接続完了!


HOME画面が表示されようやく機能が使えるようになります。

これを毎回コードを抜くたびにしなければならないのは面倒ですよね…。せめてレシピ検索だけでも初期設定無しで使えるようになるといいなぁと思いました。

タイマー終了で自動停止

BONIQ Proは、設定した調理時間が終了するとアラームが1分間なったあとに自動で停止する仕様となっています。

うっかり食材を取り出し忘れて長時間放置してしまうと、水温が下がって傷みやすくなってしまうので使用時には注意が必要です。

つい忘れてしまいがちな人には、自動停止機能がない低温調理器のほうが向いています。加熱し過ぎにはなってしまいますが、放置してしまっても食中毒のリスクは避けられます。
初代BONIQは自動停止機能のないタイプなので、忘れっぽい方にはこちらがおすすめです。

BONIQ Proで本格的な低温調理を手軽に楽しもう

本格派も満足なプロ仕様の低温調理器「BONIQ Pro (ボニークプロ)」

実際に使ってみて、デザイン・機能性・使い勝手すべてが高水準の低温調理器だと実感しました。

長く愛用できる低温調理器を探している方に、ぜひ一度使って頂きたいおすすめの一台です。

とはいえ、BONIQ Proは3万円以上と低温調理器の中でも高価な機種。それだけの価値があるのか迷う方も多いのではないでしょうか。

そんなとき役立つのが、家電のレンタルサービスです。購入前にBONIQ Proをレンタルして家で使ってみることで、自信を持って購入に踏み切れます。

ネットで家電をレンタルできるRentioでは、BONIQ Proをはじめとした低温調理器をレンタル可能

気に入ればそのまま買い取りもできるので、購入前のお試しに一度レンタルしてみてはいかがでしょうか?

[レンタル] 低温調理器 BONIQ ボニーク Pro コスモブラック BNQ-04B – Rentio[レンティオ]
[レンタル] IH調理器・電気調理器・低温調理器 一覧 – Rentio[レンティオ]

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