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火を使わず安全に本格的な料理が作れる低温調理器が人気です。
テレビやSNSで話題のユニークな家電を販売しているサンコー株式会社が発売した「マスタースロークッカーS」。
様々なメーカーから低温調理器が発売されていますが、他の低温調理器とはどのような違いがあるのでしょうか?
実際の商品を使用して調理したので、レビューをご紹介します。
もくじ
サンコー マスタースロークッカーSの特徴
ユニークな家電を数多く販売しているサンコー株式会社。
サンコー株式会社ではなんと商品の企画会議にはアルバイトを含めた全社員が参加するそうです。
そのため、ECサイトにはユニークで便利な家電が揃っています。
このマスタースロークッカーSも他メーカーとはひと味違う特徴があります。
浅い鍋でも使える
他メーカ―の低温調理器に比べると、マスタースロークッカーSはサイズが小さいです。
そのため、浅めの鍋でも使用することが可能です。
通常、低温調理器は15cm~20cmほどの深さの鍋で使用しますが、マスタースロークッカーSは7cm以上の深さの鍋があれば使用できます。
タッチパネルで操作が簡単
本体上部についているタッチパネルで時間と温度を設定するだけの簡単操作です。
手前側に傾斜がついていて画面も見やすい設計です。
簡単に本格的な低温料理が作れる
材料の下ごしらえをして、時間と温度を設定しスタートすれば後は出来上がるのを待つのみ。コツはいりません。
ゆっくりと食材を加熱していくため、しっとりとした仕上がりの本格的な料理が作れます。
火を使用しないため安全なので、調理中にずっと見ておく必要はありません。その間、他の料理を作ったり家事をしたりと時間を有効に使えます。
小さなお子様いる家庭や忙しい共働き家庭にもぴったりの調理家電と言えます。
お手入れが簡単
簡単に取り外しができて、ヒーターカバーやフタは水洗いOKなのでお手入れが楽です。
お手入れに手間がかる調理家電だと使うことが億劫になりますが、マスタースロークッカーSはお手入れが簡単なのでその心配はいりません。
サンコー マスタースロークッカーSの実機レビュー
実際にマスタースロークッカーSをレンタルして使用したので、画像付きで紹介していきます。
同梱品
同梱品は下記の通りです。
- 本体
- 取扱説明書
サイズ
サイズは幅8.2cm×奥行9cm×高さ32cmと低温調理器としてはコンパクトなサイズ感です。
基本の操作
操作の手順を紹介します。
本体の固定クリップを鍋に挟んでセットします。
水量は本体のMIN~MAXの表示の間になるように水を入れてください。
MINより少ない水量だと警告音が鳴り、動作がストップするので注意が必要です。
お湯を入れた方が設定温度に達する時間を短縮できます。
操作方法はとてもシンプルです。
操作パネルの上部の数字は現在の水温です。
右横にあるホイールで温度と時間を設定します。
〇〇.〇の表記が温度です。ここでは60℃にセットしています。
設定したら右横のモードボタンで時間の設定に切り替えます。
〇:〇〇の表記に切り替わったら時間を設定します。
ここでは2時間にセットしています。
温度と時間を設定したらスタートボタンを押して調理開始です。
終了時間になったらアラームでお知らせしてくれるので、後は完成を待つだけ。
850Wのハイパワーで調理
850Wのハイパワーで水を一気に温めます。
本体底の羽根で水を循環させながら水温を上げていきます。
お手入れ方法
マスタースロークッカーSを使った後のお手入れは簡単です。
本体下部のプラスチックのフタは時計方向に回すと外れます。
その上のヒーターカバーは、固定クリップを浮かせてから、こちらは時計と反対方向に回すと外れます。
どちらも食器用洗剤で水洗いができて、ヒーターカバー内の電熱線も柔らかいスポンジを使えば、食器用洗剤の使用が可能です。
サンコー マスタースロークッカーSのレシピ
では実際にマスタースロークッカーSを使って調理してみましたので、レシピと使用した感想を紹介します。
鶏ハム
ヘルシーな低温調理のレシピの定番「鶏ハム」を作ってみました。
材料
- 鶏むね肉 1枚
- お好きな調味料 小さじ2
設定温度・調理時間
- 60℃
- 2時間
下ごしらえをする前に温度と調理時間を設定しスタートさせておくと時間が無駄になりません。
鶏むね肉にお好きな調味料で下味をつけます。
今回は色んな香辛料が入っているスパイスを鶏肉の両面にしっかりすり込みました。
耐熱の密封できる袋に入れて、設定温度になったら袋ごと食材を入れます。
すぐに食べない場合は粗熱を取って、冷蔵庫で冷やします。少し冷やしてからの方がカットしやすいです。
鶏の水分が逃げないのでしっとりとしていて、柔らかくとてもおいしいです。
下味の調味料をお好みのものに変えると様々なアレンジができます。
添加物や保存料も使用しないので安心して食べられますね。
温泉卵
温泉卵の火加減って難しいですよね。
低温調理器なら失敗はないのでしょうか?
材料
- 卵 4個
設定温度・調理時間
- 65℃
- 30分
温度設定が完了したら卵をそのまま鍋に投入するだけで出来上がります。
かなり柔らかめのゆるい温泉卵でトロッとした仕上がりです。
出来たての温泉卵は温かくて卵の旨味が凝縮されています。
固めがお好みの場合は調理時間をもう少し長めにしてみてください。
すぐに食べない場合は予熱で固まりすぎないように氷水に浸して冷ましてから、冷蔵庫で保管します。
煮魚
鯖のみそ煮を調理しました。
材料
- 鯖 半身2枚
調味料
- 味噌 大さじ2
- 酒 小さじ2
- みりん 小さじ2
- 砂糖 小さじ2
- しょうゆ 小さじ2
- しょうがチューブ 2cmほど
設定温度・調理時間
- 65℃
- 1時間20分
鯖を熱湯でさっと湯がいて臭みをとり、氷水につけた後、水気を取ります。
臭みのある魚を低温調理で仕上げる場合は、下ごしらえはしっかりとしておいた方が良いでしょう。
密封袋に調味料を入れてもみ込み、鯖も袋に入れます。
子供やお酒が弱い方が食べる場合には、酒とみりんは煮切っておきましょう。
最初から最後まで低温のため、アルコールが残ってしまいます。
設定温度になったら袋を入れるだけでOKです。
袋の中で調理が完成するので、煮崩れすることがなくきれいな仕上がりになりました。
低温で調理しているので熱が入り過ぎず柔らかいです。
調理が密封袋の中で完結するので、洗い物はお湯を入れていた鍋を洗うのみ。
後片付けが楽なのも低温調理器の魅力ですね。
サンコー マスタースロークッカーSの魅力と注意点
実際に使用してみて感じたサンコー マスタースロークッカーSの魅力と注意点です。
〇鍋を選ばない
高さが7cm以上の鍋があれば使用できます。
深い鍋を持っていなくて低温調理器の購入を諦めていた方も、マスタースロークッカーSなら使えるという方も多いのではないでしょうか。
〇操作が簡単
電源を入れて、温度と調理時間を設定するだけ。
簡単な操作で調理がスタートできます。
〇コツいらずで本格的な低温調理
材料を準備し下ごしらえをしたら、お湯に浸けるだけで後は調理終了の合図が鳴るまで放っておくだけ。
火加減の調整も不要で本格的な低温調理ができます。
△調理中にエラーになりやすい
調理中に水流の影響で密封袋が本体に近づきすぎると、本体が目詰まりと感知して警告音が鳴ります。
その際には画像のように袋を鍋のフチにクリップで留めて袋が動かないように固定して調理してください。
△レシピブックが付属されていない
サンコーのマスタースロークッカーSにはレシピブックは付属されていませんので自分でレシピを探さなければいけません。
今回作った料理もネットで調べました。
低温調理器は材料や手順に加えて、温度と調理時間によって仕上がりが変わってきます。
自分好みのレシピを探してみるのも楽しみの1つかもしれません。
誰でも本格的な低温調理が可能に
マスタースロークッカーSはコンパクトサイズで浅めの鍋でも使用できるので、低温調理器を試してみたかった!という初心者の方におすすめです。
操作も簡単で、コツいらずで本格的な料理が完成します。
低温調理器を検討されている方はぜひ試してみてくださいね。
サンコー マスタースロークッカーSはレンタルで試せる
「購入してみたものの、あまり使用する機会がなかった。」
このようにせっかく買ったものの、収納されたままになるのはもったいないですよね。
気になる家電がある場合、まずはレンタルしてみるのはいかがでしょうか。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、サンコー マスタースロークッカーSなどの低温調理器をレンタルして試すことができます。
実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取ることも可能です。
ぜひレンタルで試してから検討してみてくださいね。
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