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肉や魚を簡単に柔らかく調理できる低温調理器。
そんな低温調理器ですが、今までの機種とは違った袋型タイプの製品がアイリスオーヤマより発売されました。
今回はアイリスオーヤマの袋型低温調理器「Pocket Chef(ポケットシェフ)」を実際に使用し、その使い方や特徴、使用感をレビューしていきたいと思います。
もくじ
アイリスオーヤマ「Pocket Chef(ポケットシェフ)」
ポケットシェフは今までの機種とはビジュアルも使用方法も異なる点が多い、新しい低温調理器。
まずは注目すべき特徴を紹介していきます。
袋型のデザイン
一般的な低温調理器は棒状の物が多く、低温調理器を使用したことがある方は特にポケットシェフの袋型の形状に驚くのではないでしょうか。
袋部分のサイズは縦24cm×横23cm×厚み1cmと非常にコンパクト。
収納面でも便利なサイズ感となっています。
シンプルな操作性
操作部分は本体とコードで繋がっている一体型。他の付属部品などは無くシンプルな作りとなっています。
操作も非常に簡単で、温度と時間を設定してスタートボタンを押すだけ。
低温調理器は少しハードルが高いなと感じられている方でも始めやすい印象です。
新しい加熱方法
ファスナー付きの袋は内側がヒーターとなっており、こちらに食材を入れて加熱する仕組み。
今までの低温調理器とは異なり、鍋や水を用意する必要はありません。
準備する物が少なく後片付けも簡単なのは、日常使いしやすく嬉しいポイントですね。
製品仕様
アイリスオーヤマ「Pocket Chef(ポケットシェフ)」の製品仕様をご紹介します。
項目 | 詳細 |
---|---|
定格電圧 | AC100V |
定格消費電力 | 90W |
設定可能温度 | 40〜80℃(5℃刻み) |
設定可能時間 | 1分〜9時間 (1〜10分:1分単位 10〜120分:5分単位 120〜540分:30分単位) |
商品寸法(mm) | 本体:幅230×奥行240×高さ10mm 操作部:幅90×奥行60×高さ38mm |
重量(g) | 約240g |
電源コードの長さ | 1.0m |
ポケットシェフを使って実際の調理手順や使い方を紹介
ポケットシェフ公式レシピを参考に、実際に調理をしてみました。
使い方も解説しながら紹介していきます。
まずは食材の準備
低温調理の定番、サラダチキンに挑戦。
耐熱のジップ袋に皮を取り除いた鶏むね肉を、下味用の調味料と一緒に入れます。
食材をポケットシェフへ
そのままジップ袋を少し折り曲げ、ポケットシェフに入れてファスナーを閉めます。
レシピにも記載がありますが、調理物が本体の3分の2の位置を超えないよう、しっかりと奥まで入れる必要があります。
温度と時間を設定し加熱スタート
ポケットシェフをコンセントに繋ぎ、操作部分で温度と時間を設定します。
操作方法は非常に簡単で、矢印ボタンを押してレシピに合った温度・時間を設定するだけ。
今回のサラダチキンは80℃ 120分になります。
最後にスタートボタンを押して、加熱開始です。
アラームが鳴ったら完成です!
加熱時間が終了すると、アラームが鳴りお知らせしてくれます。
食材を取り出し、粗熱を取ったら完成です。
完成したサラダチキンがこちら。
中までしっかり火が通っていますが、非常に柔らかく美味しい本格的な仕上がりに。
今回のサラダチキンは、ブロッコリーと卵と和えてサラダにしてみました。
いろいろなレシピに挑戦してみた
ポケットシェフ公式レシピを参考に、サラダチキン以外にもいろいろなレシピに挑戦してみました。
ローストビーフ
ローストビーフも低温調理の定番ですよね。
下味をつけて80℃で150分。一般的なローストビーフよりは、やや赤みが少なめでしっかりとした歯ごたえに。
温度や時間の設定次第で好みに調整することもできそうです。
ローストビーフ丼にしていただきました。
家ではなかなか食べることができないレシピで嬉しいですね。
サーモンのコンフィ
続いてお魚のレシピ。
「コンフィ」というのは初耳だったのですが、低温でじっくり煮た料理を指すそうです。
まずは下味用の調味料・水に浸け、冷蔵庫で1時間浸けます。
1時間経ったら冷蔵庫から取り出し、オリーブオイルと一緒に70℃ 60分で加熱スタート。
加熱が終わったらジップ袋の中に残った煮汁をマスタードなどと一緒にフライパンで煮詰め、ソースを作ります。
コンフィという料理は初めて食べたのですが、焼き魚と生魚の中間のような口当たりで感動的な美味しさでした。
かぼちゃのサラダ
野菜のレシピにも挑戦しました。
かぼちゃを5mm幅に切り、80℃ 90分で加熱スタート。
加熱が終わったらジップ袋の上から粗くつぶし、クリームチーズやマヨネーズと混ぜ合わせて完成です。
固い部分などは残っておらず、しっとり柔らかく美味しい仕上がりに。
食卓のおかずを1品増やしたいときなど、便利に使えそうですね。
ピクルス
最後にピクルスを作りました。
野菜をひとくちサイズに切り、調味料と合わせて75℃ 60分で加熱スタート。
加熱が終わったら冷蔵庫に入れて味を馴染ませます。
ピクルスは以前、加熱せず冷蔵庫で調味料に浸ける方法で作ったことがあるのですが、それよりも味に深みがあり美味しく感じました。
使用してみてわかったポケットシェフの魅力
今回、公式レシピを参考に、ポケットシェフを使用しいろいろな料理に挑戦してみました。
実際に使用してみて実感したポケットシェフの魅力について紹介していきます。
簡単に美味しく調理ができる
料理において、火加減や加熱時間などは仕上がりを左右するひとつのハードルだと思います。
しかし、ポケットシェフの低温調理は食材の準備だけ行い、あとは決まった温度と加熱時間を設定しスタートボタンを押すだけ。
味にバラつきが出にくく、料理初心者でも失敗しにくいという点は大きな魅力だと感じました。
収納しやすい
一般的な棒状の低温調理器と比べ、薄い袋状のデザインは引き出しにもサッと入れやすく収納面でも便利でした。
調理器具を増やすことに抵抗がある方にも、おすすめできる製品だと感じました。
後片付けが簡単
ポケットシェフは水や鍋を使わないという点が最大の特徴でもあり、それによって後片付けも非常に簡単でした。
ポケットシェフ本体が水に濡れる事も無いので、使い終わったらそのまま引き出しなどにしまっておくだけ。
料理において、片付けが簡単というのはやはり嬉しいポイントです。
購入前に知っておきたいポケットシェフの注意点
実際にポケットシェフを使用してみたところ、購入前に注意しておきたいポイントにも気付きました。
一度にたくさんの量は作れない
ポケットシェフは鍋を使わず、コンパクトな袋状の器具で加熱できる点が魅力です。
しかし、それによってたくさんの量を一度に作ることは難しいものとなっていました。
1~2人暮らしに丁度良いくらいの量が作れるものとなっており、一度にたくさんの量を作りたい方にとっては、デメリットと感じてしまうかもしれません。
調理にはある程度の時間がかかる
こちらは低温調理器全般に当てはまる内容でもありますが、操作や準備が簡単な反面、やはり加熱時間はある程度長く必要になります。
そのため、お仕事から帰宅後に調理を開始する場合は、食べ始められるまで長く時間がかかってしまう事も。
個人的には、日中に自宅で時間を確保できる方や、休日の料理用として使いたい方におすすめの調理法だと感じました。
ポケットシェフはお試しレンタルできます!
ポケットシェフは低温調理にハードルを感じている方、いつもとひと味違った料理を楽しみたい方には非常におすすめできる商品だと感じました。
レンティオでは、ポケットシェフをはじめとした様々な低温調理器がお試しレンタル可能です。
気に入ればそのまま購入も可能となっておりますので、一度お試しレンタルしてみてはいかがでしょうか。
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