「Re・De Pot (リデポット)」電気圧力鍋 使用レビュー!機能性とデザインを兼ね備えたコ スパ抜群の1台
更新日2023/04/13
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ボタンひとつで簡単に美味しい料理が作れることで、近年電気圧力鍋の人気が高まってきています。
様々な機種が発売されていますが、今回ご紹介するのは、機能だけでなくデザイン性の高さでも人気の「Re・De Pot 電気圧力鍋」。
本格調理で、毎日の調理や食事を楽しくしてくれるRe・De Potを実際に使用し、特徴や使い方を詳しくレビューしていきます!
もくじ
「Re・De Pot (リデポット)」電気圧力鍋の特徴
Re・De Pot (リデポット)は、“たった25分で「毎日特別ごはん」”をテーマに、ボタンひとつで本格調理を実現してくれる電気圧力鍋として、2020年5月に発売されました。
まずはその特徴と基本的なスペックをご紹介していきます。
3つの調理機能
Re・De Potには、定番の圧力調理に加え、スロー調理・温め調理の計3つの調理機能が搭載されています。
圧力調理
メニューに合わせた調理時間がプリセットされているオートモードと、1分~1時間の間で加圧時間を設定するマニュアルモードがあります。
オートモードでは8種(炊飯、おかゆ、無水カレー、肉じゃが、クリームシチュー、さばの味噌煮、豚の角煮、りんごのコンポート)のメニューが搭載されており、ボタンで番号を選ぶだけですぐに調理がスタートできます。
さらに、オートモード内の「炊飯」と、マニュアルモードでは最大12時間までの予約調理も可能です。
スロー調理
40~100℃内で一定温度での加熱ができるモードで、低温調理や、ロールキャベツのような火加減調整の難しい料理も簡単になります。
温め調理
料理の温め直しができ、温め完了の後も1時間は自動で保温されます。
このように、メニューや用途によって3つの機能を使い分けることができます。
ふっくらご飯の炊き上げや無水調理を実現
ご飯も美味しく炊けるのが、Re・De Potの魅力のひとつです。
高温で一気に炊き上げ、高圧での吸水・蒸らしをすることにより、ムラなく粒立ちがしっかりしたふっくらご飯に仕上がります。
また、密閉構造により、食材のうま味や栄養を逃さない無水調理も実現します。
最大1.8気圧の高圧で調理時間を短縮
最大1.8気圧の高圧を保つことで、100℃以上の沸点で調理することができます。
そのため、かたい根菜や通常時間のかかる豚の角煮やスペアリブなども、短い調理時間でやわらかく仕上げられるのが魅力です。
製品スペック
詳細なスペック一覧は以下の通りです。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
調理容量 | 1.2L |
最大炊飯容量 | 0.8L(4合) |
呼び容量(満水容量) | 2.0L |
寸法:幅×奥行×高さ | 約28.8×22.2×24.4cm |
質量 | 約2.8kg |
定格圧力 | 83kPa |
定格電圧 | AC100V~ |
定格周波数 | 50/60Hz |
「Re・De Pot (リデポット)」電気圧力鍋の外観レビュー
美味しく仕上がり時短にもなる、魅力満載のRe・De Potを、早速レンタルして使用してみました。
まずはセット内容&本体外観からご紹介していきます!
セット内容
本体、電源コード、計量カップ、蒸し台、レシピブック、取扱説明書が付属しています。
正面
本体を正面から見た様子です。
黒を基調としたマットなボディに、持ち手の部分のゴールドが映えてとてもおしゃれなデザインです!
このようにディスプレイとボタンが配置されています。
とてもシンプルで直感的に操作できそうです。
背面
背面はこのようになっています。
電源コードの長さは約1.5m。取り外し可能で、このようにマグネット式となっています。
コンセントに挿し込むと、自動で電源がONになるしくみです。
天面
天面には、圧力切替弁と圧力表示ピンが付いています。
圧力切替弁には「密封」「排気」の機能があり、調理工程で使い分けるのですが、つまみを動かすことで切り替えることができます。
また、この切替弁は取り外しが可能です。
圧力表示ピンは、通常左のように下がった状態ですが、加圧中は右のように上がった状態になります。
調理開始後はここから熱い蒸気が噴出しますので、やけどには注意しましょう。
蓋の開け方
取っ手を掴み、蓋の▼が本体背面のOPENマークに合うまで時計回りにスライドさせると、蓋が開きます。
蓋は、本体から完全にはずせるようになっています。
内蓋はこのようになっており、こちらも取り外しが可能です。
内部
内がまは、食材などがこびりつきにくいようコーティングされています。
調理時の目安になるめもりも印字されており、一般的な炊飯器の内がまと比べてやや軽い印象です。
「Re・De Pot (リデポット)」で調理してみた
Re・De Potには3つの調理コースがありますが、どのコースでも、内がまに材料を入れ、蓋をセットし、電源を入れれば事前準備は完了です。
今回は、圧力調理のオートモードで、肉じゃが・炊飯・無水カレーをつくりました。
実際に調理工程を紹介しながら、その使い方をご説明していきます!
肉じゃが
まずは、オートモードにもプリセットされている、家庭料理の定番の肉じゃがを作ってみました。
内がまに食材を入れる
まず、内がまに、しらたき、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、お肉を入れ、その上から調味料を回しかけます。
蓋を閉め圧力切替弁を「密封」にする
内蓋やパッキンが正しく装着されていることを確認したら蓋を閉め、圧力切替弁のつまみを「密封」側にします。
ボタン操作し調理をスタートする
電源コードを差し込み電源をONにします。操作パネルのボタンを押し、メニュー番号を設定します。
今回の肉じゃがでは、オートモードの3番にセットし、スタートボタンを押しました。
調理完了を待つ
スタートボタンを押すと、加熱→加圧調理→減圧という流れで調理が進みます。
加圧まで完了すると終了音(ピーという音が3回)鳴るので、一見調理完了に思えますが、ここから「減圧」という工程に入ります。
そのため、ここで焦って蓋を開けてしまわないように注意しましょう!
調理によって異なりますが、5~30分かけて減圧が行われ、減圧完了後は写真のように圧力表示ピンが下がります。
この段階で、調理は完了です!
圧力切替弁を「排気」にし蓋を開ける
天面の圧力切替弁を「排気」に切り替え、内部の蒸気を完全に排出したら蓋を開けます。
開けてみると、このようにお肉に熱が通っているのがわかりますね!軽くかき混ぜると…
しっかり煮えて透き通ったたまねぎに、煮崩れずしっかり形の残ったじゃがいもが現れました!
お肉の油も汁にしっかり溶け込んでいてとても美味しそう…!これをお皿に盛りつけて、完成です。
あまりにしっかりとじゃがいもの形が残っているので、ちゃんと煮えてるのか?と心配になりましたが、箸を通してみると、
スッと箸が通り、このようにホックホクに仕上がっていました。
硬くなりがちなお肉や、火の通りにくいにんじんも丁度良い柔らかさに煮えていました。
鍋で煮込むと、食材によって、どうしても煮崩れてしまったり、逆に火の通りが甘くなったりしがちなのでこのバランスの良い仕上がりは本当に感動です。
炊飯
次に、炊飯を試してみました。
まずは通常の炊飯器を使う際のように、お米を研ぎ、内がまの目盛りを参考にお水を入れ、蓋を閉めます。
操作パネルで、番号を炊飯の1番に合わせ、スタートボタンを押します。
先程の肉じゃがの調理と同じように、加熱→加圧→減圧という流れで炊飯が行われていきます。
ボタンを押してから、約25分で圧力表示ピンが下がり調理が完了しました。
蓋を開けてみると…
しっかり炊けています!!一粒一粒がしっかりし、ツヤツヤしているのがわかりますでしょうか。
粒立ちがしっかりとしていながらほどよいもちもち感があり、とても美味しく仕上がりました。
無水カレー
最後に、「無水カレー」にも挑戦したのでご紹介していきます。
内がまに、たまねぎ、じゃがいも、にんじん、トマト、鶏肉を入れ、上からコンソメとローリエを入れます。
ボタン操作で、オートモードの4番にセットし、スタートボタンを押します。
今回も減圧完了まで待ち、蓋を開けてみると、
お水を入れていないのに、密閉構造での圧力調理により、食材からの水分がこんなにしっかりと出ています!!
ここにお好みのカレールーを入れ、混ぜながら溶かしていきます。
お皿に盛りつけて完成です!
野菜の美味しさをしっかり味わえるのはもちろん、鶏肉がとてもジューシーに柔らかく仕上がっていて感動です!
無水調理で、野菜の栄養がしっかり採れるのもうれしいですね。
「Re・De Pot (リデポット)」電気圧力鍋を使用してわかった注意点
ここまで、実際にRe・De Potを使用し、その特徴や使い方を紹介してきました。
ボタンひとつで美味しく仕上がるRe・De Potは魅力満載の電気圧力鍋ですが、実際に使用して「少し気になるな」と感じた部分もありましたので、そちらもご紹介していきます。
作り置きや大量調理には向かない
Re・De Potは容量がコンパクトなので、作り置きをしたい場合や、食べ盛りのお子さんがいるような家庭の場合、少し物足りない可能性があります。
私は二人暮らしをしていますが、今回作ったカレーや肉じゃがも、ふたりで丁度一回の食事で食べきれるくらいの量でした。
そのため、一人暮らしや二人暮らし、また作り置きではなくその日食べるだけの量を作りたい、というニーズ向けであると感じました。
パッキンや内がまにニオイがつきやすい
こちらはRe・De Potに限らず電気圧力鍋全般に言えることではありますが、しっかりとお手入れを行っていても、ある程度パッキンや内蓋、内がまにニオイが付いてしまいます。
内蓋やパッキンは取り外し可能でお手入れ自体はカンタンなので、少しでもニオイの付着を防ぐため、調理後本体が冷めたらなるべくすぐに洗うようにしましょう。
ちなみに、内がま、パッキン、内蓋は、メーカーサイトで単体の追加購入が可能なので、どうしてもニオイの付着が気になる場合や破損してしまった場合などは交換も可能です。
予約調理できるモードが限られている
Re・De Potでは最大12時間までの予約調理が可能ですが、対応するのはオートモードの「炊飯」と加圧調理のマニュアルモードのみとなっています。
すべてのモードで予約調理が出来るわけではないため、注意が必要です。
また、調理完了後は自動で保温に切り替わる仕様ですが、保温は1時間までとなっており、1時間経過すると自動的に保温がオフになってしまいます…。
そういった点でも、帰宅時間が読めないようなときの調理予約にはあまり向かないと感じました。
「Re・De Pot (リデポット)」を使用して感じた魅力
以上、気になる点を紹介していきましたが、Re・De Potに限らず圧力鍋全般に言える部分もあるので、個人的には許容範囲であると感じました。
デメリットを上回るRe・De Potならでは魅力もたくさん感じたので、改めてご紹介していきます。
「時短」と「美味しい」が両方叶う
何といっても、材料を入れてボタンを押すだけなのに、出来上がりの料理がとても美味しいのは最大の魅力だと思います!
高温調理と密閉構造で、食材のうま味や栄養をしっかりと味わえるのがとても嬉しいですよね。
また、一般的に電気圧力鍋では、加圧時間自体は短くてもその前後の加熱・減圧に時間を要し、トータルの調理時間に1時間くらいかかるというものもあります。
ただ、Re・De Potはトータルの時間もかなり短く、今回作成したカレーや肉じゃがも30分強程、炊飯も25分程で完成しました。
忙しい中でも美味しいごはんを作りたい!というニーズにも適する、まさに「毎日特別ごはん」が叶う電気圧力鍋であると感じました!
シンプル機能で高コスパ
Re・De Potに搭載されているのは、圧力調理・スロー調理・温め調理というシンプルな機能ではありますが、その分操作もわかりやすく、毎日使いたい基本的な機能がしっかり備わっていると感じました。
メーカー販売価格も1万円台(2021年8月現在)でコスパも良いため、「電気圧力鍋は初めて!」という方や、お料理初心者の方にもおすすめできる圧力鍋だと思います。
コンパクトで扱いやすい
写真のように、3合炊き炊飯器とほぼ同等くらいの大きさでありとてもコンパクトなので、キッチンでの置き場にも困りません。
また、重量は2.8kgととても軽量のため、鍋をそのまま食卓に出す際の持ち運びもまったく苦ではありませんでした。
先程、コンパクトゆえに大量調理には向かないと述べましたが、少人数のご家庭やキッチンの場所が限られているという場合には、コンパクトに収納できたり、扱いやすいのはやはり大きなメリットと言えると思います。
蒸気や稼働音はほとんど気にならない
調理中は圧力表示ピンの部分から熱い蒸気が排出されます。
その際に、一時的にシューシューといった音が鳴りますが、そこまで大きな音ではないので、テレビを見たり会話をしながら仕上がりを待っていてもほとんど気になりませんでした。
炊飯器でも炊飯中に音がすると思いますが、個人的にはそれよりやや大きいくらいの印象です。
ただ、蒸気が噴出す際の蒸気口は高温になりますので、やけどを防ぐため、調理中は触れないようにするなど使い方はしっかり守るようにしましょう。
デザインがおしゃれ
機能だけでなく、おしゃれでシンプルなデザインも、Re・De Potの大きな魅力です。
今回ご紹介したブラック以外にも、レッド・ネイビー・ホワイトというカラーバリエーションがありますが、どれも落ち着いた色味で食卓やキッチンにもスッと馴染みます。
塗装もマットな仕上がりで、家電製品というよりもおしゃれなインテリアのひとつのように見えるので、デザインにこだわりたいという方にもおすすめです!
「Re・De Pot 電気圧力鍋」で毎日のごはんを楽しもう!
実際に使用してみて、ボタンひとつでこんなにもかんたんに美味しい料理ができることに感激しました。
おうちでご飯を食べる機会も増える昨今、「今日はRe・De Potで何を作ろうかな?」と、毎日のごはん作りが楽しくなるような頼もしい助っ人になってくれると思います。
シンプルな機能と洗練されたデザインで、はじめての電気圧力鍋にもおすすめの一台です!
電気圧力鍋はお試しレンタルもできる
とはいえ実際購入するとなると、機能やサイズ感、自身のライフスタイルに合うかなど、気になる部分はたくさんありますよね…。
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