アイリスオーヤマ ホームベーカリーIBM-020をレビュー！コスパ抜群で初心者におすすめ

自宅で手軽に焼き立てのパンを楽しめるホームベーカリー。まだ持っていない方でも一度は購入を検討したことがあるのではないでしょうか？

しかし、使い方が難しそう、お手入れがめんどくさそう、というイメージを持っていませんか？

低価格で高機能な製品を取り扱う「アイリスオーヤマ」から発売されているホームベーカリーは、操作が簡単で製品仕様もシンプルなのでお手入れも簡単です。

今回はアイリスオーヤマの「ホームベーカリー IBM-020」をレンタルして自宅で使用してみました。

実際に様々なメニューを使って、パンやピザを作って感じた魅力や注意点、お手入れの方法なども詳しく紹介していきます！

アイリスオーヤマ ホームベーカリー IBM-020の特徴

アイリスオーヤマから発売されているホームベーカリーはこの1機種のみ。

食パンは1斤、2斤を選べて、焼き色も選択可能、予約設定もできて必要な機能が十分備わっています。

価格がリーズナブルな割には初心者から上級者まで満足できるホームベーカリーです。

豊富なメニュー

パンだけでも10種類のメニューがあり、ピザ生地やもち、ジャムなどパン以外のメニューも充実。

全粒粉や米粉、ライ麦など様々な粉の種類もメニューに含まれているので、アレルギーがあり使える材料に制限がある方や、健康に気をつかっていて材料にこだわりがある方も使いやすい仕様です。

食パンは1斤と2斤のサイズが選択可能で、焼き色は「こい」、「ふつう」、「うすい」の3種類から選べます。

「こねる」、「発酵」、「焼く」の機能がそれぞれ分けて使えるのでパン作り上級者の方も納得の機能性となっています。

操作が簡単

材料をパン焼きケースに入れ、電源プラグをコンセントに接続したら後はメニューボタンを選択してスタートするだけ。

とてもシンプルな操作方法で初心者の方でも迷うことはありません。

価格がリーズナブル

公式サイトでは2022年4月現在で￥9,480（税込 ）と1万円以下のリーズナブルな価格で販売されていて初心者の方でも購入しやすい金額です。

実際の商品を試してから購入するかどうかを決めたい！という方はレンタルするのもおすすめです。

最長13時間後まで予約可能

パンの出来上がり時間を最長13時間後まで予約設定することが可能です。

朝ごはんに焼き立てパンを食べられるようにするには、前日の夜に予約セットしておくと良いですね。

アイリスオーヤマ ホームベーカリー 実機レビュー

製品を実際に自宅で使用した際の、サイズ感や同梱品、使い方について紹介します。

外観

大きさは幅24.9cm×奥行36.2cm×高さ29.4cm、重さは約4.2kgとコンパクトタイプのホームベーカリー。

500mlのペットボトルと比べるとよりそのサイズ感がわかりやすいと思います。

設置の際は、壁や他の機器から5cm以上空けて設置してください。

同梱品

ホームベーカリー IBM-020は必要最低限の付属品のみです。

他メーカーのホームベーカリーは計量カップやスプーンが付属されていることが多いですが、自宅にあるもので代用可能ですので特に不便を感じることはありませんでした。

基本的な使い方

食パンを焼く際の手順を紹介します。どのメニューでも基本的な使い方は同じとなります。

1.パンケースにパン羽根を付ける

2.パンケースに分量の水を入れる

3.小麦粉を入れる。水の上に覆い被せるような感じで投入し、水と混ざらないようにします。

その上にバター、砂糖、塩、スキムミルクをパン焼きケースの四隅に離して入れる。

4.小麦粉の中央にスプーンなどでくぼみを作って、ドライイーストを入れる。

5.パン焼きケースを本体にセット

6.電源を入れてメニューを選択してスタート。

以上が基本的なアイリスオーヤマ ホームベーカリー IBM-020の使い方となります。

操作パネルの使い方

操作パネルはパッと見た時に認識しやすく、直感的に使えるのが魅力。

メニュー選択は本体フタにメニュー名が書いてあるので迷わずに番号を選べます。

予約機能は、時計の機能が付いていないので何時間後に出来上がって欲しいのかを計算してセットします。

例）翌日の6時にパンが出来上がるように設定する場合

前日の20時だと10：00（10時間後）にセット　23時だと7：00（7時間後）にセット

という具合です。

お手入れ方法

製品の構造がシンプルなのでお手入れが簡単です。

パン焼きケースは使用後、お湯を入れてしばらく置きます。その後、中性洗剤とスポンジで水洗いします。

パン羽根も同じお手入れ方法です。

本体はよく絞ったふきんで拭きます。

アイリスオーヤマ ホームベーカリーを使って検証

実際に2種類の食パンとパン生地、ピザ生地を作ったので出来上がりや味についてレビューしていきます。

食パン

まずはベーシックな食パンを作ってみました。

材料を準備して、パン焼きケースに入れてスタートさせるまでは10分程度で完了します。

ホームベーカリーってなんだかめんどくさそう、と思っていましたが全くそんなことはありません。

焼き上がりまでの所要時間は約4時間、完成した食パンは焼き色がしっかりついて香ばしい香りがします。

パン焼きケースから取り出すと、パン羽根が食パンに埋もれていました。熱いので直接触らず、お箸などで取り出しましょう。

中はふわふわで甘味も感じられる食パンです。耳の部分はしっかり弾力があるタイプの食パンで、トーストしなくてもパリパリしていてとても美味しいです！

出来立てはトーストせずに食べるのがおすすめ。

1斤分をカットしてみたところ、数ヶ所に気泡が入ったような穴があります。

食パンの下の方はパン羽根が入っていた跡なので仕方ないのですが、上部は明らかに気泡が入っています。

こちら気になったので、「気泡が入らずにパンを焼くコツがあるのか」メーカーに確認してみました。

しかしアイリスオーヤマ ホームベーカリー IBM-020は元々空気が入りやすいようで、気泡を防ぐコツは特にないとのこと。

味には関係ないので気にしないようにします。

翌日の味も検証。

まだしっとり、フワフワしていて、生で食べてもおいしかったですがトーストを試してみました。

耳の部分が更にパリパリになってまた違った楽しみ方ができます。パン屋で売っている食パンと遜色ないです！

早焼きパン

通常の食パンが焼き上がりまで約4時間かかるのに対して、早焼きパンは約2時間50分ほど。

見た目も、出来立てすぐの味は通常の食パンと大差はありませんが、フワフワ感は普通の食パンには少し劣るような気がしました。

味に変化があったのは翌日でした。

通常の食パンメニューで作ったものは翌日もフワフワでしたが、早焼きパンは翌日食べたところ、硬くなっていました。

当日食べきってしまうのでしたら早焼きパンで問題ないですが、翌日以降も食べる場合は通常の食パンのメニューで作った方が良さそうです。

早焼きとはいえ、2時間50分かかるので朝にセットして朝食として食べるのは時間的に難しいので、予約機能を使って前日の夜に通常の食パンメニューをセットすることをおすすめします。

パン生地

パン生地にジャムを挟み込んで菓子パンを作ってみました。

パン生地も普通のパン作り同様、材料を入れてスタートさせるだけ。2時間で完成します。

二次発酵後、生地を伸ばしてりんごジャムを塗り手前から巻いてから8等分にカット。

オーブンで焼いて完成！

パン生地からのパン作りは難しいもの、と思っていましたが思いのほか簡単に出来上がりました。

発酵後に生地がふくらんで大きくなるのですが、焼き上げた後も更に大きくなります。

オーブンから取り出すとパン同士がくっついていました。

ソーセージパンやチョコレートを挟んだパンなどアレンジして楽しめますので、お子様と一緒に作ってみるのも楽しそうです。

ピザ生地

ピザ生地にも挑戦しました。

材料にオリーブオイルが入っています。生地は1時間40分で完成します。

丸く成形してから綿棒で伸ばして丸く伸ばします。

焼き上がりの生地はクリスピーというよりは、モチっと柔らかいです。

デリバリーのピザをオーダーすると1枚1000円以上しますが、自宅で作れば節約になります。

量もたくさん作れて、好きな具材を乗せられるのも魅力ですね。

家族や友人とのパーティーメニューにぴったりです。

出来上がった生地は冷凍も可能ですので、使いきれなかった分は保存しておきます。

実際に使ってみた感想

今回アイリスオーヤマ ホームベーカリー IBM-020を実際に使ってみて感じた魅力と注意点です。

〇操作が簡単

材料を投入したら、電源を入れてメニューを選択してスタートするだけ。

電化製品の難しい操作が苦手…という人でもパッと見ただけで使い方がわかりやすい操作パネルなので安心して使えます。

〇コスパ抜群

価格が1万円以下にも関わらず、パンの自動メニューが豊富で2斤の食パンまで作れます。

焼き色選択、予約機能、パン以外のメニューも充実していて、こねる、発酵、焼くの単独機能も付いているので初心者から上級者まで満足できるコスパの良い製品です。

△こねの際の動作音が気になる

スタートを押すとすぐに始まる「こね」の動作ですが、その際に動作音が鳴ります。

生活音のレベルなのでとても気になる、というわけではありませんが早朝にタイマーをセットする場合には、壁から離れた場所に置くなどして隣接している部屋への配慮が必要かもしれません。

△自動投入の機能はない

イーストやドライフルーツなどを自動で投入してくれる機能は付いていません。

イーストに関しては初めから入れますが、ドライフルーツやナッツを入れるパンを作りたい時には、1回目のブザー音の後に自分で投入します。

投入のタイミングを逃しそう、様々なこだわりのパンを作りたい、と思われる方は自動投入が付いているホームベーカリーを選ばれた方がいいかもしれません。

アイリスオーヤマのホームベーカリーで毎日できたてパンを楽しもう

「アイリスオーヤマ ホームベーカリー IBM-020」を使ってみて「パン作りってなんだかめんどくさそう」というイメージがなくなりました！

材料をパン焼きケースに入れてセットするだけ、この間わずか10分ほど。

夜に予約セットしておけば、朝には毎日おいしいできたてパンが楽しめます。

一度試してみると、色んな総菜パンや菓子パン、ピザ作りに挑戦してみたくなりますよ。

ホームベーカリーをレンタルして試してみよう

今回紹介したアイリスオーヤマ ホームベーカリー IBM-020やその他のホームベーカリーを購入前にレンタルして実際に使ってみることができます。

実際に自宅でパンを作って、味を確かめてから購入を検討してみてはいかがでしょうか？

ネットで家電をレンタルできるサービスRentio(レンティオ)では、各種ホームベーカリーを取り揃えていますので、手が出しにくい上位機種も手軽にレンタルで試せます。

レンタルして気に入ればそのまま購入も可能ですので、ぜひ活用してみてください。
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