シロカ「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」を調理師が実 機レビュー!万能で最初の一台におすすめ
更新日2022/10/27
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使い勝手抜群なのに、お値段はリーズナブル。
そんな高コスパ家電を連発しているsiroca(シロカ)から、2022年4月に待望の新型ホームベーカリーが発売されました。
その名も「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」です。
前モデル「おうちベーカリー SB-1D151」は豊富なメニューとコンパクトなサイズ感、約1万円のお手頃価格が特長だった製品。
後継機である「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」は、前モデルの良さを残しつつメニュー数を充実させ、より手軽になっているのだそうです。
この記事ではシロカの「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」を実際に使い、使いやすさや魅力、注意点を徹底的にレビューしていきます。
パン作り初心者の方はもちろん、パン作りに慣れた方やいろいろな料理を楽しみたい方にもおすすめできる一台ですよ。ぜひ参考にしてみてください!
もくじ
シロカ「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」の特長
シンプルな機能と購入しやすい価格が特長的なシロカから発売された、最新ホームベーカリー「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」。
主な特長は、以下の3つです。
- 加水率90%の「高加水パン」&約1時間で完成する「超早焼きパン」に対応!
- 前モデルから大幅追加!30種類の多彩な自動メニュー
- 1.5斤焼きに対応!
それぞれの特長を詳しく紹介します。
加水率90%の「高加水パン」&約1時間で完成する「超早焼きパン」に対応!
「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」の最大の特長は、新たに追加された2つのパンメニューです。
1つ目は、「高加水パン」用のオートメニュー。
加水率80%以上から高加水パンと呼ばれるなか、加水率90%のパンがボタンひとつで手軽に作れます。
2つ目は、「超早焼きパン」メニュー。
前モデルに搭載されていた約2時間半の「早焼きパン」から時間を大幅に短縮し、約1時間の超スピードで白パンが完成します。
前モデルから大幅追加!30種類の多彩な自動メニュー
前述したふたつのパンメニュー以外にも、「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」には豊富なメニューが搭載されています。
その数なんと全30種類!一覧は以下のとおりです。
前モデルからは10種類のメニューが追加されています。(以下、追加メニュー一覧)
【追加されたメニュー】
- プレミアムパン
- 高加水パン
- 超早焼きパン
- ソフトパン
- 天然酵母高加水パン
- うどん・パスタ生地
- ジャム
- 生キャラメル
- 焼き芋
- フレッシュチーズ
1.5斤サイズのパンにも対応!
「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」は、1.5斤サイズのパンに対応しています。
そのため1斤サイズのコンパクトボディが特長だった、前モデルの「おうちベーカリーSB-1D151」と比べて高さが約4cm増。
しかし高さ以外のサイズ(幅と奥行き)は前モデルと変わらず、重量も約3.6kgのままなんです。
高ささえ確保できれば、前モデルから買い替えても問題なく設置できますよ。
前モデル(SB-1D151)とスペックを比較!
製品名 | おうちベーカリー ベーシック プラス (SB-2D151) |
おうちベーカリー (SB-1D151) |
---|---|---|
対応斤数 | 1.5斤 | 1斤 |
消費電力 | 550W | 500W |
本体重量 | 3.6 kg | 3.6 kg |
サイズ | 幅 23.3×奥行 29.7×高さ29.4 cm | 幅 23.2×奥行 29.5×高さ25.3 cm |
オートメニュー数 | 30種類 | 20種類 |
おうちベーカリーSB-1D151の詳細レビューはこちら
シロカのホームベーカリーSB-1D151 レビュー!健康メニューも作れる小型&高コスパな一台 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
シロカ おうちベーカリー ベーシック プラスの本体&同梱物
今回はシロカ「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」の使い勝手を、レンタルで体験してみます。
レンタル品なので、開けるときは丁寧に……。
同梱物やホームベーカリー本体の外部・内部を詳しく紹介していきますね。
同梱の付属品
「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」の以下の付属品が同梱されています。
- ホームベーカリー本体
- パンケース
- パン羽根
- 計量スプーン
- 羽根取り棒
- 計量カップ
- ヨーグルト専用容器
- 取扱説明書
- レシピブック「おうちベーカリー ベーシック プラス おいしいレシピ」
最低限自分で用意しておくものは、以下の3つです。
- デジタルスケール(はかり)
- 鍋つかみや軍手(両手分)
- 網
そのほかにそろえておきたいものは、オリジナルレシピブックの3ページ目に記載されています。
ホームベーカリー本体(外部・サイズ感)
おうちベーカリー ベーシック プラスは、前モデルと比べて縦横幅と重量はそのまま。
1.5斤サイズに対応したことで、高さが約4センチ高くなっています。
若干スペースは取りますが、炊飯器と十分並べて置けるサイズ感です。
ホームベーカリー本体(内部・パンケース)
本体内部の底にはパンケースの取り付け・駆動部分があり、ぐるりと一周ヒーターが取り付けられています。
蓋接合部分の近くには、パンケースを取り付けるときに回す方向がイラストでわかりやすく描かれていますよ。
パンケースの内側は、ややざらつきのある質感。
パン生地や食材がこびりつかないような加工が施されているようです。
パンケースの底にあるのは、パンをこねるためのパン羽根を取り付ける軸。
パン羽根の穴とパン羽根取り付け軸は半円のような形になっているので、向きをよく見て差し込みましょう。
しっかり奥までパン羽根を差し込んだら……
パンケースを斜めにして、本体底面の駆動部分にしっかりはめ込みます。
時計回り(右)に回転させてパンケースを固定すれば、パンを焼く準備が完了です。
おうちベーカリー ベーシック プラスでパンを焼きまくる!
基本的な使い方がわかったところで、さっそく「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」使ってパンを焼いていきます!
今まで手ごねパンは何度か作ったことがあるものの、ホームベーカリーは初挑戦の筆者。
使い心地や完成したパンの味わいなどを、じっくり検証していきますよ。
基本の食パン|夏場は水温に注意……!
まずはホームベーカリーをレンタルした際、特典としてついてきた専用パンミックスを使い、食パン作りに挑戦してみます。
専用パンミックスは、パンミックスと水、ドライイーストがあれば食パンができる便利な商品。
合計6種類の専用パンミックスが販売されているので、パン作り初心者の方はまずこちらで挑戦してみるのもおすすめです。
パッケージ裏の説明書きどおりに、水→パンミックス→ドライイーストの順番でパンケースに入れ、「メニュー1.食パン」でスタートします。
手ごねのパンは作ったことがあるものの、ホームベーカリーは初挑戦の筆者。
ドキドキしながら、焼き上がりまで待機です。
約4時間14分後、焼き上がりのブザーが鳴りました!
いそいそとホームベーカリーの蓋を開けると……。おや?思ったより膨らみが控えめです。
取り出してみても、山食パンと呼ぶには少し不恰好。
説明書によれば、1斤分で焼いたときの高さの目安や約15cm。筆者が焼いたパンの高さは、約11cmしかありません。
原因はおそらく室温が高かったことによる過発酵。
「室温が25度以上の場合は5度の冷水を使ってください」という注意書きどおり、冷蔵庫で冷やした水を使ったのですが……冷たさが足りなかったようです。
氷水を使って食パンに再挑戦!
調理師としてあるまじき失敗をしてしまったので、氷水を使って食パンに再挑戦してみました。
レシピどおりに材料をはかったら、画像のように順番や位置に気をつけてパンケースの中に入れていきます。
再び約4時間……はたして今度こそ成功なるか!
ブザーが鳴って蓋を開けてみると、1回目よりも明らかにパンが膨らんでいます!
上部がぽこっとユニークな形に膨らんでいますが、これはご愛嬌。
高さも約14センチあり、理想的な焼き上がりです。
焼き立ては外がサクサク。
中はふんわりしつつ、弾力もしっかりあります。
今回は上品にパン切り包丁でカットしましたが、焼き立てを手で割って思い切り頬張りたくなるおいしさです!
みなさんが暑い日にパンを焼く場合は、しっかりと冷やした水(目安は5度)を使ってくださいね。
パン羽根を取り出すときは専用の棒が便利!
ホームベーカリーでパンを焼くと、パン羽根がパンの底に埋まってしまうことがありますよね。
そんなとき、付属品の「羽根取り棒」が大活躍するんです!
実は、他社のホームベーカリーに付属していないことも多い「羽根取り棒」。
使い方は、先が少し曲がっているほうをパン羽根の穴に差し込んで……
曲がった部分を引っ掛けて、ゆっくりとパン羽根を取り出すだけ。
穴が広がってしまうこともなく、きれいにパン羽根を取り除けますよ。
埋まっていたパン羽根はかなり熱いので、取り扱いには注意してくださいね。
高加水パン|加水率90%のもちもち食感!
続いて作るのは、加水率90%のレシピで作る「高加水パン」です。
「高加水パン」とは、生地に使う粉の総重量を100%としたとき、加える水分の重量が70%を超えるパンのこと。
バゲットやカンパーニュなどのハードパンは、高加水パンの代表的な存在ですよ。
手ごねで作ると、ベタベタして扱いにくい高加水パンの生地。
ホームベーカリーでどんな風に焼き上がるのか、ワクワクしながら「メニュー5.高加水パン」でスタートです!
しばらくすると粉落としブザーが鳴るので、パンケースの周りについた粉をゴムベラで落とし、生地に入れ込みます。
再び蓋をして、合計で約3時間16分後。お待ちかねの焼き上がりです!
実は、膨らみが弱く「失敗か!?」と思い、2回焼いた高加水パン。(上の写真は1回目)
しかし公式サイトやレシピブックの写真をみたところ、高加水パンは食パンよりは膨らみが控えめなようです。
パン切り包丁で切ってみると、外側はフランスパンのようにバリッとした質感。
内側はしっとりしており、断面が包丁に張り付いてしまうほどです。
断面に触れてみると、より一層水分量の多さを実感できます。
ぴたっと吸い付くような質感は、食パンとはまるで別物!
弾力があるもちもち食感で、市販のパンでは味わえないおいしさです。
材料は強力粉と砂糖、塩、ドライイースト、水のみ。
シンプルな材料だからこそ、小麦のうまみを存分に感じられますよ。
超早焼きホワイトパン|約1時間で完成!
おうちベーカリー ベーシック プラスで作れるパンのなかで、高加水パンと並ぶ目玉メニューなのが「超早焼きホワイトパン」です。
焼き時間は驚きの約1時間!
ご飯を炊くのとほぼ変わらない時間で、パンのこね→発酵→焼成まで完結するなんて……。
どんなパンが焼き上がるのか、期待に胸を膨らませながら作っていきます。
超早焼きホワイトパンの作り方は、少し特殊。
以下2つの手順が“超早焼き”できるポイントです。
- ドライイーストをぬるま湯で溶かしておく
- 強力粉、砂糖、塩をあらかじめ混ぜ合わせておく
ぬるま湯でイースト菌の働きを活発にさせることで、短時間でもパンがしっかり膨らんでくれるんですよ。
「メニュー7.超早焼きパン」でスタートして約1時間、あっという間に焼き上がりです。
全体的に焼き色が薄く、ややみっちりと詰まり気味な仕上がりですが、立派なパンが出来上がっていました!
早焼きパンにありがちな強いイースト臭もなく、1時間で焼き上がったとは思えない味わいですよ。
ただし発酵時間が短いぶん、翌日には食感が堅くなり、パサついてしまいます。
筆者はスライスした超早焼きパンを一口大に切ってラスクにアレンジしてみました。
ほかにもフレンチトーストやパンプディングなどにアレンジすると、食感が落ちたパンもおいしく食べられます。
超早焼きパンをその日のうちに食べきれなかった場合は、ぜひ試してみてくださいね。
生食パン|おうちで専門店の味!?
「高級食パン」として、一世を風靡している生食パン。
ホームベーカリーを使えば、なんとおうちで出来たての生食パンが食べられるんです!
普通の食パンは、粉に水を加えてこねるのが一般的な作り方。
しかし生食パンに加える水分は、すべて牛乳と生クリーム。
生食パン特有のしっとりふわふわ食感は、牛乳と生クリームがポイントなんです。
焼き上がったパンはきめ細かくてふわふわ。
指で押しても元に戻るほど弾力があるにもかかわらず、しっとりして口溶けがよく、自然と2枚目に手が伸びるほど絶品です!
全粒粉パン|素朴な風味がクセになる
お店ではなかなか売っていない全粒粉入りのパンも、材料さえ揃えればスイッチひとつで簡単に作れます。
素朴で香ばしい風味がクセになりますよ。
ブリオッシュ|部屋中に広がるバターの香り
菓子パン生地のように甘く、リッチな味わいのブリオッシュ。
バターをたっぷり加えるため、手ごねで作ると生地の扱いが大変なんですよね……。
しかしそんなブリオッシュも、おうちベーカリー ベーシック プラスならお手の物!
ほんのり甘くてふわっふわの食感で、ひとくちかじればバターの風味が口いっぱいに広がります。
トーストするとバターの香りが一層引き立って、たまらないおいしさですよ!
おうちベーカリー ベーシック プラスはパン以外のメニューが魅力的!
パン以外のメニューが豊富な「おうちベーカリー ベーシック プラス」。
全メニューを試作したいところですが、今回は筆者が特に注目した4メニューを実際に作ってみました。
フレッシュチーズ|まるでホイップのような軽さ
まず作ってみたのはフレッシュチーズです。
牛乳と生クリームをパンケースに入れ、「メニュー28.フレッシュチーズ」でスタート。
ブザーが鳴ったらパンケースを取り出し、レモン汁を加えてかき混ぜます。
ドロッとしてきたら、ザルとキッチンペーパーをのせたボウルで一晩〜丸一日水切りして完成です。
丸一日水切りしたものがこちら。
ギリシャヨーグルトと裏ごしカッテージチーズの中間のような質感です。
完成したものをゴムベラで混ぜると、ふんわりしつつも滑らかで、なんとも言えない絶妙な食感に。
たっぷりとパンに塗り、はちみつと黒こしょうをかけると……あっという間にパンが1枚消えてしまいました。
ほどよい酸味とミルキーな風味、ピリッとした胡椒のアクセントがやみつきになるので、食べ過ぎにはご注意くださいね。(カロリー的な意味で)
もち(トッポギ)|手作りならではのもちもち感
続いて作るのは、筆者の大好物「トッポギ」。
もち米ではなくうるち米が原材料なので、普段ご飯として食べているお米を使えば簡単に作れますよ。
浸水させたお米と分量の水をパンケースに入れ、「メニュー22.もちつき」でスタート。
ブザーが鳴ったらもちを取り出し、熱いうちに細く伸ばしてお好みの長さにカットします。
包丁を水で濡らすと、くっつかず綺麗に切れますよ。
出来上がったお餅を、野菜やさつま揚げと一緒にコチュジャンベースの汁で煮込めば、韓国の軽食「トッポギ」の完成。
お米の甘みとうるち米ならではの弾力、市販のトッポギにはない柔らかさが絶妙なおいしさです。
気づけば、約2合分のお米で作ったお餅をあっという間に完食していました……!
焼きいも|ポイントは芋のサイズ選び
芋好きな筆者。
おうちベーカリー ベーシック プラスのオートメニューを見て、焼きいもを試さずにはいられませんでした。
用意するさつまいもは直径5cm、長さ18〜20cmのもの。
説明書では2本入れて焼くとのことでしたが、筆者が用意したものは若干短めだったので、4本入れて焼いてみます。
洗ったさつまいもをアルミホイルで包んだら、パンケースに立てて入れ「メニュー30.焼きいも」でスタート!
約2時間で焼き上がりです。
中心までしっかり火が通り、ほくほく食感の焼きいもが完成しました。
焼きいもを作るとき「オーブンだと持て余すけれど、トースターや魚焼きグリルだと小さいんだよな……」と日頃から感じていた筆者。
“ホームベーカリーで焼く”という新たな選択肢ができ、視界が開けたような感覚です。
生キャラメル|放置で完成!とろける絶品スイーツ
おうちベーカリー ベーシック プラスのメニューのなかで、筆者が「え、こんなものも作れるの!?」と驚いてしまったレシピ。
それが「生キャラメル」です。
鍋に付きっきりで材料を煮詰めたり、煮詰め具合の見極めが難しかったりする生キャラメル。
本当においしく作れるのでしょうか……?
パン羽根を取り付けたパンケースに材料を入れたら、
中身が飛び散らないよう、アルミホイルで内蓋をします。
内蓋を忘れると、ホームベーカリー内部がキャラメルだらけになってしまうので要注意です!
本体の蓋を閉めたら「メニュー25.生キャラメル」でスタート。約1時間半後に完成です。
出来上がった生キャラメルは、おいしそうなカラメル色。
ラップを敷いた耐熱容器に流しいれ、粗熱を取ったあと冷蔵庫で冷やし固めます。
取り出す際はパンケースと中身がかなり熱くなっているので、やけどに注意してくださいね。
また内蓋をしても若干中身が跳ねる場合がありますが、本体が冷めたあとに濡れぶきんで拭くと綺麗に落ちますよ。
冷え固まった生キャラメルは、かろうじて切り分けられるくらいの柔らかさ。
口に含むと体温であっという間にとろけて、極上のおいしさです!
シロカ おうちベーカリー ベーシック プラスを使って感じた5つの魅力
「シロカ おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」を実際に使ってみて、特に魅力を感じたポイントを5つご紹介します。
1. 据え置きしやすい本体サイズ
ホームベーカリーに初めて触れた筆者にとって、思った以上に場所を取らないサイズだったことは何よりも魅力的でした。
縦横幅は炊飯器とほぼ同じ。本体のホワイトカラーのおかげで圧迫感もありません。
使わなくなってしまいがちなホームベーカリーも、目に付く場所にあればきっと日々活躍してくれるはず!
2. 毎日使っても飽きない豊富なメニューとレシピ
“ホームベーカリー=パンを焼くもの”というイメージを打ちこわしてくれた、シロカの「おうちベーカリー ベーシック プラス」。
うどんやパスタ、餅などの定番メニューはもちろん、本機種から追加されたフレッシュチーズや焼きいもなど、メニューはかなり豊富です。
全30種類のオートメニューと109のレシピのおかげで、毎日使っても飽きるどころか「今日はどれを作ろうか」と悩んでしまうほどでした。
3. トレンドを押さえたパンメニュー
料理好きな筆者の心をくすぐったのが、トレンドを押さえたパンメニュー。
高加水パンやバターたっぷりのブリオッシュ、話題の生食パンなど、作ってみたいけどなかなか手を出せていないレシピを気軽に試せるのは、非常に魅力的でした。
どのパンも絶品なので、きっと何度も繰り返し作りたくなりますよ。
4. 汚れが落ちやすい本体&パンケース
どれだけ手軽においしいパンが焼けたとしても、お手入れや後片付けが面倒だと、それだけで使う気が削がれてしまいませんか?
シロカの「おうちベーカリー ベーシック プラス」は、お手入れや後片付けが簡単。
使ったあとはパンケースとパン羽根を洗い、本体は汚れたときだけ濡れぶきんで拭き取るだけでいいんです。
パンケースとパン羽根は汚れが取れやすいように表面が加工されているので、洗い物もストレスフリー。
日々使うものとして、この上ないメリットですよね。
5. シンプルな操作感
シロカの「おうちベーカリー ベーシック プラス」は、シンプルな操作感も魅力のひとつです。
本体の部品はパンケースとパン羽根のみ。
ボタン操作も、基本的にはメニューを選んでスタートを押すだけ。
筆者のようにホームベーカリー初体験にもかかわらず、説明書を熟読せずなんとなく使い始めてもパンが焼けてしまうほど簡単です。
機械が苦手な方も、きっと無理なく使いこなせますよ。
(皆さんはある程度説明書を読んでくださいね……!)
買う前に要チェック!シロカ おうちベーカリー ベーシック プラスの注意点3つ
魅力的なポイントが多いシロカの「おうちベーカリー ベーシック プラス」ですが、購入前に知っておきたい注意点もいくつかあります。
人によってはデメリットにもなりうる部分なので、しっかりと確認しておきましょう。
1. こねの駆動音はやや大きめ
ホームベーカリー初体験の筆者でしたが、パン生地をこねるときの駆動音はやや大きいなと感じました。
我が家は賃貸アパートで、LDKは約12畳。
ホームベーカリーを稼働させながらテレビを見ると、普段の音量ではテレビの音がほとんど聞こえません。
タイマーをセットして就寝中にホームベーカリーを稼働させる場合、間取りによっては駆動音で目が覚めてしまう可能性があります。
また、こねの動作は一定時間置いて、複数回おこなわれることもあります。
こね終わったと思ったら急に動き始めて驚く、ということが2〜3回あったので、驚きやすい方は注意してくださいね。
2. 材料を入れる順番や温度は自分で調整
シロカの「おうちベーカリー ベーシック プラス」には、イースト・具入れケースがついていません。
そのため材料を入れる順番を工夫したり、具材の投入タイミングを自分で調整したりする必要があります。
また夏場や冬場は時間通りに生地を発酵させるため、水温調整が必須です。
「すべてをホームベーカリーに任せたい!」という方にとって、おうちベーカリー ベーシック プラスはやや不向きかもしれません。
3. パンケースの外側は水濡れ厳禁!
筆者もうっかり見落としていたのが、パンケースの扱いに関する注意点。
パンケースの外側や底面は、駆動部の腐食やサビの原因になるため、水濡れ厳禁になっています。
うっかり洗うときに外側や底面を濡らしてしまったため、慌ててキッチンペーパーやふきんを使い、よく水気を拭き取りました。
ガシガシ丸洗いできないのは少し不便ですが、故障を防ぐためにも十分注意して扱いましょう。
ちなみにパンケースが劣化してしまった場合には、公式サイトでパンケースのみを購入できますよ。
シロカ「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」は初心者〜中級者におすすめの一台!
今まで気になってはいたけれど、なんとなく手を出せていなかったホームベーカリー。
今回シロカの「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」を使ってみて、手軽さとメニューの豊富さに圧倒されっぱなしでした。
パン作りを全くしたことがない方はもちろん、筆者のように
- パン作りをしたことがある
- 料理が好き
- トレンドの食べ物が気になる
という方にもぜひおすすめしたい一台です。
ホームベーカリーを買おうかどうか迷っているならば、「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」を最初の一台に選んで損はありませんよ。
ホームベーカリーは購入前にお試しレンタルを!
とても便利で魅力的なホームベーカリーですが、
「我が家のスペースに置けるのかな?」
「実際に使ってみて、合わなかったらどうしよう」
と不安を感じる方もいらっしゃいますよね。
そんなときは、購入前にホームベーカリーをレンタルで試してみませんか?
家電レンタルのレンティオ(Rentio)なら、シロカ「おうちベーカリー ベーシック プラス SB-2D151」を短期間でお試し可能。
月額料金を支払ってじっくりレンタルし、気に入った場合は差額を支払ってそのまま購入もできます。
ホームベーカリーの購入に不安や迷いがある方は、ぜひ一度レンタルを試してみてください。
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